はじめに
シュリンゲ(スリング)を自作するときにダブルフィッシャーマンを普通使います。
しかしながら、ダブルフィッシャーマンを間違って覚えている人が案外と多いのです。
ネット上でも見られます。
万一、それが原因ですっぽ抜けたり切断してしまうと大きな事故に結び付きます。
正しい、ダブルフィッシャーマンズノットを覚えましょう!
結び自体の間違いのポイントは二つあります。巻く向きと方向です。
また、末端を長めにしておくことと、全体重をかけて結び目を固めておくことが事故防止になります。
しかしながら、ダブルフィッシャーマンを間違って覚えている人が案外と多いのです。
ネット上でも見られます。
万一、それが原因ですっぽ抜けたり切断してしまうと大きな事故に結び付きます。
正しい、ダブルフィッシャーマンズノットを覚えましょう!
結び自体の間違いのポイントは二つあります。巻く向きと方向です。
また、末端を長めにしておくことと、全体重をかけて結び目を固めておくことが事故防止になります。
正しい結びと間違った結び(その1)
正しい結びは、「端を外から内に巻き、中に通して外に抜ける」ことを覚えましょう!
間違った結びは、端を内から外に巻き、大外から内に持ってきて中に通して外に抜ける場合がほとんどです。
間違った結びは、端を内から外に巻き、大外から内に持ってきて中に通して外に抜ける場合がほとんどです。
・正しい結び方
・間違った結び方
・マチガイと正しいダブルフィッシャーマン
正しいダブルフィッシャーマンと間違った巻き方(その1) - YouTube
間違ったダブルフィッシャーマンの人が案外と多い。
正しい結びと間違った結び(その2)
ダブルフィッシャーマンには巻く方向があります。
正しい結びは、右と左の巻き方が正しい方向に巻かれています。
言葉で説明するのは案外と難しいので、写真と動画で見てください。
正しい結びは、右と左の巻き方が正しい方向に巻かれています。
言葉で説明するのは案外と難しいので、写真と動画で見てください。
正しいダブルフィッシャーマンと間違った巻き方(その2) - YouTube
ダブルフィッシャーマンは巻く方向があります。巻く方向性にも間違いが発生します。
ちなみに、上の動画では末端が短いですし、結ぶのに力を加えておりませんのでそのあたりも注意してください。
ちなみに、上の動画では末端が短いですし、結ぶのに力を加えておりませんのでそのあたりも注意してください。
正しく巻くには左右反対にして巻くとよい
左側を巻くのを基準として動画のように左右を反対にすれば同じ基準の結びでOK
これは間違い防止のためのとても良い方法です。
これは間違い防止のためのとても良い方法です。
左右反対にして作るダブルフィッシャーマンノット - YouTube
ダブルフィッシャーマンの巻き方の間違いを防止するには左右を入れ替えると良い。
ちなみに、上の動画は末端が少し短いですし、力が加えてありませんのでそこらあたりも注意してください。
ちなみに、上の動画は末端が少し短いですし、力が加えてありませんのでそこらあたりも注意してください。
末端は、ロープの直径の10倍以上出しておく
しっかりと体重を掛けておくこと
自作のシュリンゲ(スリング)作りで最も大事なことは、しっかりと体重を掛けておくことです。
自宅に鉄棒などが無い場合は、昼間、公園の鉄棒にぶら下がってガンガンと体重を掛けてください。夜だと、ロープを持った大人が公園にいるのは怪しまれますので。
自宅に鉄棒などが無い場合は、昼間、公園の鉄棒にぶら下がってガンガンと体重を掛けてください。夜だと、ロープを持った大人が公園にいるのは怪しまれますので。
シュリンゲ作りで一番大切なのは体重をかけておくこと。 - YouTube
ガンガンと体重をかけて結び目を固めておくことが大切。
最後に
ダブルフィッシャーマンズノットでロープシュリンゲ(スリング)を作る場合、最も重要なことは体重を掛けて結び目を固めておくことです。変な話、間違った結びでも結びがしっかりと固まっておれば実用上は深刻な問題にはなりません。しかしながら、結び目がゆるいと末端が移動して末端が短いと簡単にすっぽ抜けます。実際に死亡事故も多く発生しています。
ダブルフィッシャーマンズノットは正しくしっかりと覚えなければいけない結びの一つです。
さらに付け加えますが、シングルのフィッシャーマンの場合は鉄棒で体重をかければ結び目は固まりますが、ダブルの場合は力が加わらない末端側がゆるむ場合があります。そういう場合は、末端を傷つけないようにペンチのようなもので末端を挟んで全体重をかけてぶら下がって固めます。それくらい念入りに結びを固めてください。
ダブルフィッシャーマンズノットは正しくしっかりと覚えなければいけない結びの一つです。
さらに付け加えますが、シングルのフィッシャーマンの場合は鉄棒で体重をかければ結び目は固まりますが、ダブルの場合は力が加わらない末端側がゆるむ場合があります。そういう場合は、末端を傷つけないようにペンチのようなもので末端を挟んで全体重をかけてぶら下がって固めます。それくらい念入りに結びを固めてください。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
さんの記事一覧
- シャントをバックアップに使った懸垂下降の方法(事故防止) 305 更新日:2014年08月28日
- 北アルプスの週間天気予報(Mountain forecast.comによる) 560 更新日:2014年08月16日
- ミニロースターを自作してみました!! 146 更新日:2014年08月17日
※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。
ぜひご協力ください!
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する