山岳レスキュー 最前線 Official sotaikyo
長野県山岳遭難防止対策協会による公式の情報を公開するページです。
「信州 山のグレーディング」を改訂しました。
長野県及び長野県山岳遭難防止対策協会では、「登る山」と「登る人の実力」のミスマッチを防ぐため、県内の123ルートの難易度を評価しました。 「自分に合った山選び」により、登山を安全に楽しみましょう。
↓クリックするとPDFファイルで開きます。
【目的】
- 県内の主要登山ルートの難易度を情報提供し、登山者が「自分の力量にあった山選び」をすることにより、山岳遭難事故の防止に役立てるものです。
【グレーディングの内容と使い方】
- 登山ルート(123)の固有の地形的な特徴に基づいて体力度と技術的な難易度で評価しました。
- 縦軸に1〜10段階の必要な体力度のグレーディング、横軸にA〜Eの5段階の難易度のグレーディングをしています。
- 使用に当たっては、自分の調べたい山を、「信州 山のグレーディング一覧表(50音順)」から見つけ、必要な体力度と難易度を確認して下さい。
- 遭難の多い中高年の方は、現在の体力や能力・技術に応じた「山選び」をして下さい。 そのためにも過去に登った山のグレーディングが参考になりますが、「過去の体力や能力・技術はあくまでも過去のもの」であることを十分認識して下さい。
- 初心者の方はグレーディングの左下のルートから徐々に右上のルートの方に経験を積み重ねていって下さい。
- 高尾山に登る2ルートについてもグレーディングし、掲載してあります。
【他県の山のグレーディング】
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新潟県、山梨県、静岡県では平成27年5月に、岐阜県では平成28年3月に、群馬県では平成28年8月に、栃木県では平成29年7月、山形県と石鎚山系では平成30年4月にそれぞれの県・山系の山のグレーディングを公表しています。
各県のホームページから見ることができますので、参考にして下さい。