開聞岳 -南九州一人旅-
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 871m
コースタイム
7:45開聞駅 発 〜〈しばらく周りを散策〉〜 8:26指宿市開聞庁舎前 〜 8:35一合目 〜 8:45二合目(開聞岳登山口) 〜 8:57 2.5合目 〜 9:01三合目 〜 9:11四合目 〜 9:23五合目(救助第四ポイント) 着 -(休憩)- 9:30 発 〜 9:41六合目 〜 9:54七合目 〜 10:01救助第三ポイント 〜 10:05仙人洞 〜 10:10八合目 〜 10:28九合目 〜 10:30救助第二ポイント 〜 10:38救助第一ポイント 〜 10:47開聞岳山頂 着
-(昼食)-
11:30 発 〜 11:46救助第二ポイント 〜 11:47九合目 〜 12:00八合目 〜 12:04仙人洞 〜 12:13七合目 〜 12:23六合目 〜 12:34五合目 〜 12:42四合目 〜 12:52三合目 〜 12:55 2.5合目 〜 13:02二合目 〜 13:14一合目 〜 13:20指宿市開聞庁舎前 〜 13:29開聞駅 着
【13:45開聞駅 発 〜{指宿枕崎線枕崎行}〜 】
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・指宿枕崎線開聞駅で下車 開聞岳登山口(2合目)まで徒歩30〜40分 ・往復とも鉄道だけを利用するのは難しい 行きか帰りのどちらかは、バスを利用するのが現実的 ・鹿児島中央〜開聞間 運賃:片道1250円 所要時間:90〜120分 運行本数:特に山川〜開聞間は8往復 昼ごろは4〜5時間列車のない時間帯がある 要確認 ◆バス ・鹿児島交通の開聞駅前/開聞口/開聞支所/開聞登山口のいずれかの停留所で下車 開聞岳登山口(2合目)まで徒歩30〜40分 ・なのはな館〜指宿駅前〜山川駅前〜開聞口〜東大川 運行本数:7往復(土日祝日は4往復) 所要時間:37分(指宿駅前〜開聞口) 27分(山川駅前〜開聞口) ・山川〜山川駅前〜長崎鼻〜開聞山麓〜開聞駅前 運行本数:5往復(土日祝日は1往復) 所要時間:32分(山川駅前〜開聞駅) ・指宿駅前〜今和泉〜池田〜池田湖〜開聞駅前 運行本数:3往復半(指宿駅前行が4便) 所要時間:48分(指宿駅前〜開聞駅前) ・エコキャンプ場(知林ヶ島入口)〜指宿駅前〜山川駅前〜長崎鼻〜開聞駅前〜池田湖 運行本数:12往復 所要時間:50分(指宿駅前〜開聞駅前) 38分(山川駅前〜開聞駅前) ※指宿枕崎線鹿児島中央〜指宿〜山川間は列車の運行本数も多いし、鹿児島中央〜指宿駅前〜山川駅前にはバスの運行があるので指宿、山川までは比較的アクセス容易 ※時刻・運賃の検索は、『九州のバス時刻表』HPから(http://qbus.jp/time/default.htm) ◆車 ・開聞岳登山口(2合目)手前の開聞山麓ふれあい公園の駐車場(無料、200台駐車可能)利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース状況 ・開聞山麓ふれあい公園にて登山証明書の発行が行われている 駐車場の他、コインロッカー、オートキャンプ場有り(『いぶすき☆観光☆ネット』HPより) ・コース上にトイレがあるのは開聞山麓ふれあい公園のみ ・2合目までは舗装された道 開聞支所からはほぼ一本道 ・2合目からはいわゆる山道 2〜5合目は展望は全くなく、森林の中を進む 石があってたまに歩きにくいところがある ・5合目は長崎鼻の景色が良 ベンチもあって休憩に最適 ・5〜7合目は先ほどよりは明るいが、再び森の中... 木の階段が現れる 5〜6合目は小石が多く、下りは特に滑りやすい 6〜7合目は所々で大きな岩がごろごろしている ・七合目〜仙人洞間は眺望が良い 空気が澄んでいれば屋久島まで望める ただし、大きな岩がごろごろしているので、景色に気を取られ過ぎないように... ・九合目を過ぎた後の救助第2ポイントから山頂の手前までは、主に山の西側(薩摩半島西側)〜池田湖が見える ・そのあと、はしごを登る 角度はほぼ直角だが、岩にへばりつくように設置されているので、恐怖感はさほどない ・一〜五合目より、五合目〜山頂間のほうが距離も長く感じ、時間もかかる ・山頂は思ったほど広くない 展望も薩摩半島全体は見えるが、太平洋(南側)はほとんど見えない |
写真
感想
弟が鹿児島に行く予定をしてたのに、なんやかんやで自分の所に鹿児島行の航空券が回ってきたのが事の始まり
南九州をぐるぐる回るついでに開聞岳にも登ることに決めた 百名山やしね! 霧島連山はムリやしね!!
早速、ジュンク堂に山と高原地図を買いに出掛けたけど、驚いたことに『58 霧島・開聞岳』だけが売り切れていた... 次に1/25000地形図「開聞岳」を探したが、その周りの地形図はあるのに、やはり「開聞岳」の地形図だけなかった!!
そごうの紀伊国屋書店にも行ってみたけど、やはりやはり山と高原地図『58 霧島・開聞岳』は売っていなかった......
近くにはもう1軒大きなジュンク堂があるのだが、「今日のおれはついてへんかったんや...」 「きっと新燃岳の噴火で霧島連山には登れんから、発売されてへんのや...けど、開聞岳は登れるやん!昭○社さん?!」 「どーせ、登山道一本道で迷わんやろから地図なんかいらんし!!」......
と、自分を納得させて(?)(言い訳??)、何も買わずに帰った
かなり前置きが長くなったけど、結局、実家に持って帰ってきてた『日本百名山地図帳』(山と溪谷社編)を出発前に見ておいた
28日に神戸空港から鹿児島空港までスカイマークで飛ぶ 料金は何と9800円!! やっぱり安いなあ!!
移動はもちろん青春18きっぷで!!
28日は空港から串木野→鹿児島→都城と回って宮崎まで
29日は宮崎→飫肥→(徒歩・バス)→油津→志布志(折り返し)→青島→宮崎→都城→鹿児島
をぶらぶらした後、30日にいよいよ開聞岳に登る予定の日になった
指宿枕崎線の始発列車に乗って開聞岳を目指した もちろんがらがら
指宿で乗り換えた後、大山駅でいったん下車した 理由は開聞岳をバックに指宿枕崎線が走っている写真を撮るためだ 今回あ世話になっている青春18きっぷのポスターにも使われたことのある場所で、開聞岳に行く機会があれば是非行っときたい場所だった そして、その時撮ったのが山行記録の1枚目にある写真
そして、ハイテンションのまま隣の西大山駅まで歩いた 続いて、この西大山駅は「“JR”日本最南端の駅」だからだ 指宿駅での乗り換え時間に西大山駅の記念入場券もちゃんと買っておいた 2003年に沖縄都市モノレール線(ゆいレール)が開業して、それまでの「日本最南端の駅」を赤嶺駅に譲ってしまったけどとても感動した!! 思えば遠くへ来たもんだ〜
西大山駅から列車に乗り、ようやく開聞岳の登山口・開聞駅へ このあと、駅の周りをさらにうろうろした それでもまだ8時半...自分の前を中学生が部活の練習に行くために歩いてる...そんな時間 早起きすると本当に、午前ってこんなに長かったけ?と感じる
登山口の手前では、すでに桜が満開だった これが今年1回目の満開の桜...(2回目は神戸、3回目は仙台、4回目は角館で...) 登山口からは一転、木々が繁茂する森の中 森は普段登っている山とは違い、“南の森”っ!!て感じがした 快調に登って五合目に到達 七合目から上は景色がよく見え始め、テンションが上がっていった でも、残念ながら屋久島までは見えなかった 五合目から山頂までは、五合目までよりも長くしんどく感じた 山頂からの眺めは最高だった 列車の時間まで余裕があったので、山頂でのんびりした 帰りは景色を見つつ、時間を少し気にしながら下った 普通の靴だったのでかなりすべった
(こんなに感想書いといて、山の感想こんだけ?? と思わんで下さい....)
この後は枕崎と指宿を訪れて終了
31日は肥薩線に乗り、日本三大車窓を眺め、ループ線とスイッチバックの駅・大畑駅で3時間のんびりしたりした
そのあと、「面白そう!」と思って球泉洞駅で下車 送迎車を電話で呼び、九州本土最長の球泉洞へ 石柱、石筍、フローストーン、洞穴さんご、ヘリクタイトとヘリグマイトなどが次々と現れて、地学系を専攻している自分は興奮 見学できる距離も比較的長く、人も少なく、けっこう暗くて最高に面白かった
また、追加料金を払って「ファミリー探検コース」なるものに参加した...が、子供など一人もおらず、ガイドの人ともう一人の計3人という構成... とりあえず、ヘルメットとカンテラと長靴を装着して、一般公開されていない奥の洞窟へ... むっちゃ最高!!テンションMAXになった 梯子のような階段があるものの、50mくらいほぼ垂直に下った後、“地中の”滝を見て、多雨な時期には冠水するという洞窟を進んだ 水たまりのような場所には目の退化した透明なエビも見た そして一番奥にはつらら石と石筍が作り出した魅力的な光景があった
ここで「次の列車の時間が迫っている」とガイドに伝えると、一人でもと来た道を帰ってくださいと言う... テキトーやなぁと半ば感心しつつも、一人で洞窟の中を戻る これがまたスリルがあってさらにテンション↑↑ 今回の一人旅で一番思い出に残る体験だった!!
今夜の宿泊地・熊本では、ネットカフェ探しに疲れて結局、自分御用達の東横インにin!
最終日4月1日はほぼ延々と神戸へと帰る普通電車の中... 途中、電車の中にメモリーカードを忘れる事件があったが、なんとか無事に解決 ちょこちょこ寄り道したものの、およそ18時間かけて神戸の実家に帰宅
さすがにそのあとの2、3日はしんどかったけど、それ以上の思い出と充実感でいっぱいだった
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