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Yamareco

記録ID: 1056201
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ハイキング
丹沢

屏風岩山から権現山へ周回

2017年01月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
9.3km
登り
1,093m
下り
1,080m

コースタイム

出発7:25−南東尾根取付き7:40−467m峰8:05−669m地点9:05〜9:35−東峰11:05−屏風岩山頂上11:15〜11:55−961m峰12:30−二本杉峠13:00〜13:10−権現山頂上14:05〜14:40−766m峰15:25〜15:45−県道16:35−ゴール16:50
天候 無風快晴
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道76号で丹沢湖を通って中川方面へ。中川橋の先、上ノ原地区に駐車。
コース状況/
危険箇所等
屏風岩山から上ノ原地区に伸びている南東尾根を登る。道標は無いがテープが点在し、取付きから頂上まで明瞭な踏跡が続いている。
屏風岩山から二本杉峠を経て権現山へ縦走した。登山地図には峠まで破線で示されているが、道は良く踏まれて明瞭だ。テープも豊富で、さらに小さな案内板が3ヶ所ほど木に括り付けられていた。
二本杉峠から権現山までは一般登山道。道標も多く、道も良く整備されている。
権現山からは上ノ原地区へ伸びている尾根を降りる。まず南東に少し下り、丹沢湖を指す道標までは踏跡があるので楽。この道標の裏から、テープも踏跡もない尾根を降りるので、高度の地図読みが要求される。特に755m峰への分岐、490m圏コブへの分岐が難しい。私は後者に失敗して、植林帯の急斜面を強引に降りて県道に出た。
屏風岩山南東尾根に取付く。笹子沢バンガローを抜けると、1m丈の笹原となるが、踏跡が通っているので藪漕ぎは不要
2017年01月28日 07:43撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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屏風岩山南東尾根に取付く。笹子沢バンガローを抜けると、1m丈の笹原となるが、踏跡が通っているので藪漕ぎは不要
明瞭な踏跡が続くので、これを辿れば良い
2017年01月28日 08:10撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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明瞭な踏跡が続くので、これを辿れば良い
右側の鹿除け柵の際を登って行くと、左からも柵が現れて袋小路。網にあいている穴をくぐりぬける。同じ状況がこの先にもあった
2017年01月28日 08:38撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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右側の鹿除け柵の際を登って行くと、左からも柵が現れて袋小路。網にあいている穴をくぐりぬける。同じ状況がこの先にもあった
痩せ尾根となるが、苔むした丸太で歩道が縁取られていた
2017年01月28日 09:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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痩せ尾根となるが、苔むした丸太で歩道が縁取られていた
植林帯の急登が続く。ミツマタの群落を見かけるが、開花にはまだ早い
2017年01月28日 10:15撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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植林帯の急登が続く。ミツマタの群落を見かけるが、開花にはまだ早い
崩落地の縁を通過する。後ほど歩く主稜線の上に、富士山が顔を出していた
2017年01月28日 10:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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崩落地の縁を通過する。後ほど歩く主稜線の上に、富士山が顔を出していた
気持ち良い冬枯れの林を進む
2017年01月28日 10:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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気持ち良い冬枯れの林を進む
標高1000m近くから雪が現れる
2017年01月28日 11:00撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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標高1000m近くから雪が現れる
屏風岩山の東峰に着いた
2017年01月28日 11:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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屏風岩山の東峰に着いた
一旦下ってから登り返すと屏風岩山の頂上。山名板は無く、大滝峠・畦ヶ丸を指す案内板に(屏風岩山)と小さく書かれているだけ
2017年01月28日 11:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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一旦下ってから登り返すと屏風岩山の頂上。山名板は無く、大滝峠・畦ヶ丸を指す案内板に(屏風岩山)と小さく書かれているだけ
頂上にある1051.3mの三角点
2017年01月28日 11:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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頂上にある1051.3mの三角点
展望は利かず、木の間越しに富士山が見える程度
2017年01月28日 11:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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展望は利かず、木の間越しに富士山が見える程度
ここから権現山へ向けて縦走する。薄い雪を踏むこともあるが、ほんの一部だけ
2017年01月28日 12:03撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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ここから権現山へ向けて縦走する。薄い雪を踏むこともあるが、ほんの一部だけ
しっかりした踏跡が続くし、テープ類も多い
2017年01月28日 12:14撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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しっかりした踏跡が続くし、テープ類も多い
3ヶ所ほど木に括り付けられた案内板を見かけた
2017年01月28日 12:18撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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3ヶ所ほど木に括り付けられた案内板を見かけた
二本杉峠の一つ手前の鞍部に急下降。足場が悪い上に落ち葉で滑るので気が抜けない
2017年01月28日 12:50撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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二本杉峠の一つ手前の鞍部に急下降。足場が悪い上に落ち葉で滑るので気が抜けない
急下降が続く。ざらざら道で滑り易い
2017年01月28日 12:56撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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急下降が続く。ざらざら道で滑り易い
降り立った鞍部から二本杉峠まで西側を巻く。狭い踏跡に落ち葉が積もっているので緊張する
2017年01月28日 12:58撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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降り立った鞍部から二本杉峠まで西側を巻く。狭い踏跡に落ち葉が積もっているので緊張する
二本杉峠に着いた。通って来た道は(踏跡不明瞭)と注意書きされている
2017年01月28日 13:11撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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二本杉峠に着いた。通って来た道は(踏跡不明瞭)と注意書きされている
権現山へは峠からいきなり急登となる。階段が続くが、だいぶ傷んでいる
2017年01月28日 13:13撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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権現山へは峠からいきなり急登となる。階段が続くが、だいぶ傷んでいる
東側がガレた痩尾根を通る
2017年01月28日 13:35撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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東側がガレた痩尾根を通る
ガレ場の上は北東方面の眺望が良い。右:蛭ヶ岳、中央奥:檜洞丸。1月下旬なのに雪が少ない。右下に中川温泉が見える
2017年01月28日 13:36撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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ガレ場の上は北東方面の眺望が良い。右:蛭ヶ岳、中央奥:檜洞丸。1月下旬なのに雪が少ない。右下に中川温泉が見える
落ち葉を踏みしめながら登る
2017年01月28日 13:57撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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落ち葉を踏みしめながら登る
頂上稜線に着く。ミツバ岳への分岐点にはテーブルが備えられていた
2017年01月28日 14:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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頂上稜線に着く。ミツバ岳への分岐点にはテーブルが備えられていた
頂上の直前に「この先踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」と注意板。頂上の先に設置すれば良いのに
2017年01月28日 14:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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頂上の直前に「この先踏跡不明瞭、初心者の通行不向き」と注意板。頂上の先に設置すれば良いのに
権現山頂上の山名柱。頂上は木に囲まれて展望が利かない
2017年01月28日 14:07撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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権現山頂上の山名柱。頂上は木に囲まれて展望が利かない
頂上からは、まず登山地図に破線で示されている南東方向の道を下る。明瞭な踏跡が続く
2017年01月28日 14:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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頂上からは、まず登山地図に破線で示されている南東方向の道を下る。明瞭な踏跡が続く
緩やかに300m程降りて行くと、丹沢湖への案内道標が立っていた。浅瀬バス停に降りられるらしい
2017年01月28日 14:47撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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緩やかに300m程降りて行くと、丹沢湖への案内道標が立っていた。浅瀬バス停に降りられるらしい
上ノ原地区へ降りるためには、この道標の裏から東に伸びる尾根を下る。しばらく踏跡もテープも無い
2017年01月28日 14:48撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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上ノ原地区へ降りるためには、この道標の裏から東に伸びる尾根を下る。しばらく踏跡もテープも無い
幅の広い尾根が続く。藪漕ぎはほとんどない
2017年01月28日 14:53撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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幅の広い尾根が続く。藪漕ぎはほとんどない
標高870m辺りで東側に植林帯が現れると、755m峰のある尾根への分岐点になる
2017年01月28日 15:02撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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標高870m辺りで東側に植林帯が現れると、755m峰のある尾根への分岐点になる
丹沢湖を見下ろしながら、755m峰を目指して植林帯の際を下る
2017年01月28日 15:04撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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丹沢湖を見下ろしながら、755m峰を目指して植林帯の際を下る
降り始めると忽然と踏跡が現れたのでこれを辿る。乾燥したざらざら道で砂ホコリがひどい
2017年01月28日 15:06撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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降り始めると忽然と踏跡が現れたのでこれを辿る。乾燥したざらざら道で砂ホコリがひどい
755m峰が近づいて来た。枯れた茅場に一筋の踏跡が見える
2017年01月28日 15:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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755m峰が近づいて来た。枯れた茅場に一筋の踏跡が見える
755m峰に着いた。見晴らしが良い。蛭ヶ岳と檜洞丸に再会。昨年1月に登った石棚山が檜洞丸を隠す程に堂々としている
2017年01月28日 15:27撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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755m峰に着いた。見晴らしが良い。蛭ヶ岳と檜洞丸に再会。昨年1月に登った石棚山が檜洞丸を隠す程に堂々としている
写真中央が屏風岩山。右側の東峰から右手前に落ちている尾根を登った。左側の主峰から左に伸びている主稜線を歩いてここまで来た。奥は加入道山
2017年01月28日 15:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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写真中央が屏風岩山。右側の東峰から右手前に落ちている尾根を登った。左側の主峰から左に伸びている主稜線を歩いてここまで来た。奥は加入道山
ここ権現山から5kmほど北に、全く同じ名前の権現山がある。ずんぐりした奇怪な山容だ。登山道は無いが5年前に登った。後ろは大室山
2017年01月28日 15:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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ここ権現山から5kmほど北に、全く同じ名前の権現山がある。ずんぐりした奇怪な山容だ。登山道は無いが5年前に登った。後ろは大室山
755m峰の上にはアンテナが林立している
2017年01月28日 15:45撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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755m峰の上にはアンテナが林立している
755m峰から東北東に伸びる尾根を降りる。ここまで続いた踏跡は焼津バス停へ向かっているらしく、この先は踏跡もテープも無い
2017年01月28日 15:49撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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755m峰から東北東に伸びる尾根を降りる。ここまで続いた踏跡は焼津バス停へ向かっているらしく、この先は踏跡もテープも無い
標高600m付近から植林帯の急斜面を降りる。どこでも歩けるが、枝打ちされた小枝が邪魔だ
2017年01月28日 16:16撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
1/28 16:16
標高600m付近から植林帯の急斜面を降りる。どこでも歩けるが、枝打ちされた小枝が邪魔だ
490m圏コブがある尾根に乗るのに失敗。東側の植林帯を強引に下降すると、下に県道が見えて来た
2017年01月28日 16:31撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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490m圏コブがある尾根に乗るのに失敗。東側の植林帯を強引に下降すると、下に県道が見えて来た
植林帯を抜けて階段を降りると、県道76号に出た。北に1kmほど歩けばゴール
2017年01月28日 16:34撮影 by  Canon PowerShot D30, Canon
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植林帯を抜けて階段を降りると、県道76号に出た。北に1kmほど歩けばゴール
撮影機器:

感想

丹沢湖の北西岸に権現山があり、ここから尾根続きで2.5km北に屏風岩山がある。権現山には14年前の還暦の歳に、屏風岩山には4年前の古希の歳にそれぞれ登ったが、今回は両者を結んで周回することにした。
まず上ノ原地区から南東尾根を詰めて屏風岩山に立ち、二本杉峠を経て権現山まで縦走する。ここまでは簡単に決まったが、この先の下山ルートが思案の為所だ。南側に降りて丹沢湖岸に出るルートが2本あるが、下山後の車道歩きがあまりにも長い。そこで東側に降り、755m峰を経て出発点に戻るショートカットコースを採ることにした。

権現山までは順調だった。無風快晴の下、周りの展望を楽しみながら歩みを進めた。権現山からの下山でも、755m峰まではルート探索を楽しめた。
755m峰で最後の眺望を堪能してから、490m圏コブがある尾根を目指して下り始めた。これに乗れれば上ノ原地区へ直接降り立ち、県道歩きはごく僅かで済む。ただし、ここから先は地形図を読んで、これなら降りられる、と勝手に判断しただけで、抜けられる保証はない。

標高600m辺りから520mまで尾根はドーム状となり、植林帯の中、どの方向に降りても同じ傾斜の急斜面。降りている途中で東に寄り過ぎた、と気が付いた。このままでは490m圏コブの尾根に乗れない。そこで、北にトラバースして予定の尾根に乗り移ろうとした。しかし、地形図を読み直し、無理して予定の尾根に乗るよりも、このまま降りて県道に出た方が楽そうだ、と判断。そのまま東斜面を強引に急下降して、無事に県道に降り立った。予定より4, 500m程南寄りであった。

先月、同じ丹沢の鳥ノ胸山で、下山時にミスコースした。しばらくの間、ミスコースしたことすら気が付かず、予定のルートを探し求めて山の中をウロウロし、時間も体力も浪費した。今回またまたミスコースを繰り返してしまった。残念。でも、今回は早めに気が付いて、それなりに修正したので良しとしよう。

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