屁ノ玉洞-イネゴ岳-栗ノ木洞(丹沢/バリルート)
- GPS
- 03:27
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 677m
- 下り
- 677m
コースタイム
『寄(やどろぎ)バス停(標高296m/8:47/登山開始)-稲郷(9:09)-
寄大橋&寄水源林B路入口(9:21/10分休憩)-
栗ノ木洞へのバリルート取付地点(9:42)-屁ノ玉洞(標高620m/10:11)-
イネゴ岳(標高845m/10:48)-標識332(10:59)-
栗ノ木洞(標高908m/11:01/15分休憩)-櫟山(標高810m/11:25)-
土佐原茶畑(11:57)-寄バス停(標高296m/12:14/登山終了)』
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ゝ王線130円区間 ⊃圭-新松田(小田急線/750円) 新松田駅-寄(やどろぎ)(富士急湘南バス/520円) 【★復路★】 ヾ(やどろぎ)-新松田駅(富士急湘南バス/520円) ⊃珪湘-下北沢(小田急線/700円) 5王線120円区間 【●往路詳細●】 京王線130円区間-6:35新宿6:51-8:13新松田8:25-8:45寄 (京王線・小田急線・富士急湘南バス) 【●復路詳細●】 寄12:25-12:50新松田12:53-14:10下北沢14:15-京王線120円区間 (富士急湘南バス・小田急線・京王線) 富士急湘南バス(新松田駅-寄(やどろぎ)/日曜) http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosen_time/time03_h.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
ヾ鵐丱皇筺全鸞膓&寄水源林B路入口:一般林道 寄水源林B路入口〜屁ノ玉洞のバリルート:道形やや明瞭(赤テープ有) Uノ玉洞〜イネゴ岳のバリルート:道形明瞭(赤テープ少ない) ぅぅ優干戞膳ノ木洞のバリルート:道形不明瞭(赤テープ少ない) シノ木洞〜櫟山〜寄バス停の赤線登山道:道形明瞭(道標完備) ※◆銑い隆躙渦媾:とくに無し。下り使用は道迷いの危険性あり。 |
写真
感想
【★感想と解説★】
今回は戦前の丹沢の稲郷沢の古地図の『屁ノ玉洞(へのたまどう)』と云う名前の奇妙な山名が気になりましたので登りに行きました。この山の名前は現在の地図からは消えてしまっております。『屁ノ玉』とは「泉がポコポコと湧き出てる」と云う意味や「イヌガヤの木」と云う意味がありますが、今回の屁ノ玉洞はどちらの意味かは不明です。ちなみに「洞(どう)」とは場所と云う意味で、元来は栗ノ木洞も『栗ノ木ドウ』と表記されていて、屁ノ玉洞も『屁の玉ドウ』と表記されておりました。そして「ドウ」を「洞」などの漢字に宛てたと云う推測も出来ます。したがって栗ノ木洞は『栗の木が茂っている場所』と云う意味で、屁ノ玉洞は『泉がポコポコと湧き出ている場所』もしくは『イヌガヤの木々が茂っている場所』と云う意味に解釈する事が出来ます。
まず初めに寄(やどろぎ)バス停から稲郷の集落を経由して寄大橋の近所の寄水源林の管理棟の脇のB路へ入ります。B路をひたすら登るとB路とA路を示す道標とベンチがありますので、その道標の裏側から屁ノ玉洞への尾根に取り付きます。杉の植林帯に造られた林業用仕事道の急斜面を登ると屁ノ玉洞直下の小規模な天平(でんでえろ)状態の場所に出ます。ここから目の前の杉林を登って鹿柵を越えると屁ノ玉洞(標高620m)の頂上です。屁ノ玉洞の頂上は一面が杉の植林帯で鬱蒼とした場所でした。辺りを見回すと『泉がポコポコと湧き出ている場所』の雰囲気が無いので、おそらく杉を植林する前は『イヌガヤの木々が茂っている場所』だったのではないかと思いました。屁ノ玉洞からは鹿柵を1回くぐって杉の植林帯の鬱蒼とした林業用仕事道の急斜面をひたすら登るとイネゴ岳(標高845m)に着きます。
イネゴ岳は杉林と自然林の中規模な天平(でんでえろ)で栗ノ木洞付近まで天平が続いておりました。ここから鹿柵を2回くぐると標識332号へ出て栗ノ木洞への赤線登山道へ合流します。栗ノ木洞(標高908m)は鬱蒼とした杉の植林帯で頂上はやや広いですが、隣の櫟山(標高810m)は草原状の山頂で秦野方面の眺望が抜群でした。ここから寄バス停までは下り一辺倒で途中、土佐原集落上部の懐古的な茶畑を通って寄バス停までは40分程の行程です。今回の総括は古地図の奇妙な名前の山である屁ノ玉洞のピークを踏めた事で満足しております。
コメント
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>屁ノ玉』とは「泉がポコポコと湧き出てる」と云う意味や「イヌガヤの木」
山男さんの日記を見てイブガヤを丁度調べていたところです。
私としては、先週の飯山観音の白山で、山頂の「屁の玉」を見てとても満足しております。何故こんなピークに池と多分メタンガスのポコポコが、の疑問は残りますが。
おそらくこの場所が泉の屁ノ玉ならば白山神社のような泉の跡があるはずですが、ここには跡らしき物が見られないので、イヌガヤ説の方が有力ではないかと思います
メタンガスだとすれば狐火ですかね
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