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Yamareco

記録ID: 1060061
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地西部

今年初、雪の深入山に登る

2017年02月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
kariogaryu その他1人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:39
距離
4.6km
登り
370m
下り
356m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:28
休憩
0:03
合計
3:31
11:58
12:00
55
12:58
12:59
6
13:05
13:05
20
14:17
ゴール地点
天候 予報では晴れのち曇りだったが終日快晴
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南登山口手前の国道191号線脇に車5〜6台停められる駐車スペースあり。
コース状況/
危険箇所等
今年初 雪の深入山に登る

期日:2017年2月4日(土)
天気:快晴 積雪:多い所で60cm位? ただし所々地肌現れる
コース:蔵座高原(南登山口)〜深入山〜林間コース〜西尾根休憩小屋〜西登山口手前の南     登山口分岐〜西尾根休憩小屋からの合流点〜南登山口
メンバー:2人

 予報では晴れ後曇り。幸いとくに予定が入っていなかったので山に登ることにする。どこの山に登るか、いろいろ考えるが十方山か恐羅漢山が候補として挙がる。ところが寝床に入っていると県境尾根の続きで畳山から猪子山に出かけてみようかと気が変わったものの、考えてみると連れのものが付いてくるかどいうか不安になりご破算とした。
 十方にしても恐羅漢にしても車でのアプローチも長すぎるし何回も登っている。もう少し新鮮な所と思って最終的には高岳に的を絞って出かけるが、なにせ自宅を出るのが遅すぎた。結局、その途中にあって気軽に登れ、しかも写真が期待できる深入山となってしまった。
 深入山は雪のある時だけでも10回以上は登っているが、何回登ってもいい山だ。それでもいったん暴れると手に負えなくなるので安心は禁物。

 ここ数年前から国道191号線脇の南登山口入口にも除雪するようになったので車5〜6台位が駐車出来るようになった(それまでは除雪されていなかったので積雪期にはいこいの村のある東登山口から登るより他はなかた)。

 好天の土曜日であるにも関わらず駐車スペースにはたった1台の車が止まっていただけ。えらい少ないなあーと思いながら10時45分出発。例年ならこの時期全山真っ白だが、珍しく夏道には所々地肌が見えている。そのため取っ付きは雪の多い左手の小尾根を選ぶ。雪の無い時はススキなどのブッシュに覆われて歩けな所だ。小さなコブを乗り越えて次のコブに向かうが直登はきつすぎるので右によけながらより緩い斜面を登る。するとかつて牧柵があったと思われる場所に出くわし、牧柵に並行しながら登った(昨年だったかこの辺りから直登するとかなりの急斜で苦々しい思いをしたことがあった)。ちょうど夏道の一番急な上りを避けた感じで意外と楽に登れた。その後わずかばかりジグザグを繰り返すと南東に伸びる小尾根に出た。

 すると枯れた松?が一本立つ場所に辿りついたので写真撮影を兼ねて一休み。ここからは深入山の山頂が見え、しかも向かいの尾根には東登山口(いこいの村)から登ってくる登山者を捉えることが出来る絶好の撮影スポット。我々が休みだすと入れ替わるように出ていた男女3人パーティ。彼らが山頂を背景に木と木の間を歩いて行くのを待ち構えるが、待つ身としては意外と長く感じる。5分位経ってようやっと期待の場所に現れたが、思いの外、人物は小さい。それに所々地肌が出てるのが気になる。そう言えば向かいの尾根にも登山者が歩いている。これも絵になりそうだがあまりにも人物が小さすぎる。風景を強調すれば人物は小さくなり、逆に人物を強調すれが風景が生きてこない、なかなか思うように行かないものである。

 その後先行者の踏み跡を辿って東登山口からの合流点に達した。いよいよここから上が草木の無い雪原の登りである。雪の無い時は10分足らず、果たして今日はどれ位かかるだろうか?そんな思いを抱きながら先行者の踏み跡を辿ったり新しく踏み跡をつけながらジグザグに登るとほぼ夏道と変わらない時間で山頂に到着。

 山頂は例年なら風で吹き飛ばされて雪は少ないものの、それでも白一色の世界。ところが今日ばかりはあちこちで地肌が出ているではないか。やはり今年は雪が少ない。そうは言っても山頂からの展望は県下でももっとも優れたものの一つ。360度山また山でこれほどまで山が見渡せる山はないのではないかと思われる位。今日は残念ながら三瓶山までは見えなかったが、展望としては90点以上。風も少なかったのでスノーシューを外して昼食とする。そのうち男女5人パーティがやって来た。聞けば北九州から朝6時に出発してやって来たとそして明日は宮島の弥山に登るとのことだが、残念ながら予報では雨。いずれにして遠路はるばるご苦労なことである。

 下山は裏側の林間コースを使う。北に面しているため雪はそれなりにあった。西尾根小屋手前から滅多と使うことのない西登山口に向かって下る。今まであった踏み跡もなく気分は爽快。登山口まで200m手前で左に折れて1.1卆茲瞭酖仍蓋に向かう。多少上りがあったと思っていたがほぼ水平道で快適そのものだった。14時17分駐車場所到着。出発時には1台しか駐車していなかったが、到着時には自分の車を含め7台だった。また午後からの予報は外れて終日快晴だった。深入山は何回登っても楽しい山だ。今日は天気が良かっただけにとくにそう思った。

(参考タイム)

 上り  南登山口入口〜深入山  約1時間15分
 下り  深入山〜西登山口手前分岐〜南登山口入口 約1時間40分

    ただし雪山の場合、雪の状態によって大きく異なる。
山頂を目指して雪解けの夏道を登る。山頂手前の展望岩にも数人の登山者がいる。この写真を撮るため5分以上待った。
2017年02月04日 11:44撮影 by  SLT-A65V, SONY
2
2/4 11:44
山頂を目指して雪解けの夏道を登る。山頂手前の展望岩にも数人の登山者がいる。この写真を撮るため5分以上待った。
雪解けの向かいの尾根には東登山口から登って来た登山者がいた。この時期、例年なら真っ白だが。
2017年02月04日 11:46撮影 by  SLT-A65V, SONY
1
2/4 11:46
雪解けの向かいの尾根には東登山口から登って来た登山者がいた。この時期、例年なら真っ白だが。
雪原状の最後の登り。後ろに見えているのは広島と島根の最高峰、恐羅漢山(1346m)。
2017年02月04日 12:09撮影 by  SLT-A65V, SONY
2
2/4 12:09
雪原状の最後の登り。後ろに見えているのは広島と島根の最高峰、恐羅漢山(1346m)。
ほぼ同じ場所から撮影。天気がよく恐羅漢山がくっきり浮かぶ。
2017年02月04日 12:11撮影 by  SLT-A65V, SONY
2
2/4 12:11
ほぼ同じ場所から撮影。天気がよく恐羅漢山がくっきり浮かぶ。
右は恐羅漢山そして左に見えるのが十方山に連なる奥三ツ倉と丸子頭か。両社に挟まれた谷に流れるのが横川川(よこごうがわ)。この辺りは川をごうと呼んでいる。
2017年02月04日 12:11撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:11
右は恐羅漢山そして左に見えるのが十方山に連なる奥三ツ倉と丸子頭か。両社に挟まれた谷に流れるのが横川川(よこごうがわ)。この辺りは川をごうと呼んでいる。
山頂からの展望。目の前が女子大生が殺害され遺体が遺棄された臥竜山。その右手が県下一の規模を誇る芸北国際スキー場のある掛頭(かけず)山。そして右端の白く小さく見えている山が雲月(うづつき)山。
2017年02月04日 12:14撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:14
山頂からの展望。目の前が女子大生が殺害され遺体が遺棄された臥竜山。その右手が県下一の規模を誇る芸北国際スキー場のある掛頭(かけず)山。そして右端の白く小さく見えている山が雲月(うづつき)山。
中央奥に見えているのが天狗石山に続く稜線(平坦な稜線)と才乙(さいおと)のスキー場がある高杉山(天狗石山はこの山に隠れて見えないと思う)。
2017年02月04日 12:15撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:15
中央奥に見えているのが天狗石山に続く稜線(平坦な稜線)と才乙(さいおと)のスキー場がある高杉山(天狗石山はこの山に隠れて見えないと思う)。
右は恐羅漢山で横川川を挟んで左は十方山のような気もするが位置的には奥三ツ倉と丸子頭ではないかと思う(十方山はこれらの山の奥で隠れていると思う)。
2017年02月04日 12:16撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:16
右は恐羅漢山で横川川を挟んで左は十方山のような気もするが位置的には奥三ツ倉と丸子頭ではないかと思う(十方山はこれらの山の奥で隠れていると思う)。
聖(比尻)山と高岳に連なる稜線。数十年前はヤブだらけで歩けなかったが今は立派な縦走路がついている。
2017年02月04日 12:16撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:16
聖(比尻)山と高岳に連なる稜線。数十年前はヤブだらけで歩けなかったが今は立派な縦走路がついている。
中央の山が高岳。左に進むと聖山に至る。手前は凍結している聖湖(樽床ダム)。
2017年02月04日 12:16撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:16
中央の山が高岳。左に進むと聖山に至る。手前は凍結している聖湖(樽床ダム)。
山頂付近から9合目の休憩小屋を見下ろす。手前の斜面は雪が融けて茅が顔を出している。
2017年02月04日 12:49撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 12:49
山頂付近から9合目の休憩小屋を見下ろす。手前の斜面は雪が融けて茅が顔を出している。
南登山口にある管理棟と食堂(右)。ともに冬期は休業。
2017年02月04日 14:08撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 14:08
南登山口にある管理棟と食堂(右)。ともに冬期は休業。
南登山口から見る深入山。あちこちで地肌が現れている。中央のくの字型に走っているのが夏山登山道。始めは雪に覆われているがそのうち地肌が現れている。今回はこれを避けて左手(写真では見えない)の尾根に取っ付いた。雪山ならでの楽しみだ。
2017年02月04日 14:12撮影 by  SLT-A65V, SONY
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2/4 14:12
南登山口から見る深入山。あちこちで地肌が現れている。中央のくの字型に走っているのが夏山登山道。始めは雪に覆われているがそのうち地肌が現れている。今回はこれを避けて左手(写真では見えない)の尾根に取っ付いた。雪山ならでの楽しみだ。
撮影機器:

感想

例年になく雪が少なく部分的に地肌現れる。そのため歩きやすく登山中の時間は無雪期とそれほど変わらなかった。

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