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Yamareco

記録ID: 1066633
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

養老山地(笙ヶ岳手前,小倉山,養老山,多芸ノ台(多藝ノ台)バリエーションルート)

2017年02月16日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:48
距離
17.5km
登り
1,144m
下り
1,144m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:36
休憩
1:12
合計
9:48
7:42
31
8:13
8:13
14
8:27
8:28
13
8:41
8:41
43
9:24
9:26
41
10:07
10:18
10
10:28
10:30
88
11:58
11:59
18
12:17
12:51
35
13:26
13:41
70
14:51
14:57
153
17:30
17:30
0
17:30
ゴール地点
※コースタイムは,ほぼ全ルートラッセル状態であること,及び慎重に進路を確認しながらのバリエーションルートでの下山であることにより,長時間となっています。無雪期であれば,多芸ノ台までは,これの3割から5割減の時間で足りると思われます。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自転車
行き:宿泊地→【レンタサイクル】→養老駅(養老鉄道)
帰り:行きと逆ルート
コース状況/
危険箇所等
 1 登山口付近の養老の滝駐車場の受付で登山届が提出できる。

 2 もみじ峠から笙ヶ岳までは,トレースなし。無雪期でも道迷いしやすいルートのようであり,トレースのない状況では,引き返した方が無難。

 3 笹原峠から養老山までは,よく踏まれている。楽しい雪山ハイキングが可能。

 4 養老山から南への縦走路は,ほぼトレースなし。今期については,多藝ノ台(及び後述する下山路)まで,私がつぼ足ラッセルをしたので,積雪がない限り,踏み跡は明瞭。

 5 多芸ノ台から北東に伸びる尾根(若宮という地域に下りるルート)
 (1) 完全なバリエーションルートである。道標なし,踏み跡不明瞭であり,十分なルートファインディング能力が必要。
 (2) 特に,742.1m三角点においては,東(直進方向)への尾根が肉眼上明瞭であるところ,地形図記載の破線路を行くには,北方向の尾根(木々に覆われ目立たない。)に進むべきであることに注意。
 (3) さらに,400m付近から下山口までの古道のような区間は,道のような形状がいくつも分かれており,進路を誤りやすい。また,地形図の破線路から脱線する。幸い,マーキングテープが頻繁に施されているので,これをある程度参考にすると良い(一部不適切なテープがあった)。

 6 全体としていえることは,この山域は,低山の割に,積雪が多い。ワカンやスノーシューがあったほうが良い。
JR東京駅
これから出発。
2017年02月15日 10:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/15 10:17
JR東京駅
これから出発。
新幹線の車窓より
西丹沢の山々と富士山が見える。
2017年02月15日 11:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/15 11:10
新幹線の車窓より
西丹沢の山々と富士山が見える。
新幹線の車窓より
新富士駅付近。今日は,すそ野まで見える。
2017年02月15日 11:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/15 11:31
新幹線の車窓より
新富士駅付近。今日は,すそ野まで見える。
JR名古屋駅に到着
東海道線に乗り換え,JR大垣駅に向かう。
2017年02月15日 12:26撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/15 12:26
JR名古屋駅に到着
東海道線に乗り換え,JR大垣駅に向かう。
JR大垣駅から養老鉄道(桑名行き)に乗り換える。
2017年02月15日 13:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/15 13:09
JR大垣駅から養老鉄道(桑名行き)に乗り換える。
山行当日。今回登る山々。
外見では,積雪状況が分からない。
2017年02月16日 06:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 6:56
山行当日。今回登る山々。
外見では,積雪状況が分からない。
養老駅
ここからGPS記録及び歩行を始める。
2017年02月16日 07:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 7:42
養老駅
ここからGPS記録及び歩行を始める。
養老の滝を目指す。
4名のグループのハイカーと出会う。
2017年02月16日 08:20撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:20
養老の滝を目指す。
4名のグループのハイカーと出会う。
養老の滝。養老駅から徒歩約50分。
2017年02月16日 08:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 8:31
養老の滝。養老駅から徒歩約50分。
養老の滝から階段を上ると,駐車場がある。ここを駐車場受付方面に直進。
2017年02月16日 08:36撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:36
養老の滝から階段を上ると,駐車場がある。ここを駐車場受付方面に直進。
受付
登山届が提出できる。
先ほど出会ったハイカーは,登山届を書いていた。私は,スルーした。
2017年02月16日 08:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:37
受付
登山届が提出できる。
先ほど出会ったハイカーは,登山届を書いていた。私は,スルーした。
受付を出て少し坂を上ると,登山道入口の看板。
2017年02月16日 08:39撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:39
受付を出て少し坂を上ると,登山道入口の看板。
登山届を出した方が良かったか・・・。
2017年02月16日 08:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:40
登山届を出した方が良かったか・・・。
道標にも記されているが,ここを左に行くと小倉山,養老山の一般ハイキングコース,右(直進)に行くと,長い林道があり,笙ヶ岳方面のルートとなる。
私は,直進。
2017年02月16日 08:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:43
道標にも記されているが,ここを左に行くと小倉山,養老山の一般ハイキングコース,右(直進)に行くと,長い林道があり,笙ヶ岳方面のルートとなる。
私は,直進。
道標
2017年02月16日 08:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:43
道標
さらに,こんな案内も。
2017年02月16日 08:44撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:44
さらに,こんな案内も。
林道をしばらく歩くと,神社がある。ここで登山の無事を祈願。
2017年02月16日 08:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 8:49
林道をしばらく歩くと,神社がある。ここで登山の無事を祈願。
徐々に深くなる雪。地味な林道歩きは疲れる。
2017年02月16日 09:16撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 9:16
徐々に深くなる雪。地味な林道歩きは疲れる。
分岐道標。左(林道沿い)を進むより,この旧道(登山道)を歩いた方が距離的に近い。ショートカット。
2017年02月16日 09:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 9:51
分岐道標。左(林道沿い)を進むより,この旧道(登山道)を歩いた方が距離的に近い。ショートカット。
分岐道標。左(林道沿い)を進むより,この旧道(登山道)を歩いた方が距離的に近い。ショートカット。
2017年02月16日 09:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 9:51
分岐道標。左(林道沿い)を進むより,この旧道(登山道)を歩いた方が距離的に近い。ショートカット。
旧道に入ると,急に積雪量が増えた。
2017年02月16日 09:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 9:57
旧道に入ると,急に積雪量が増えた。
神経を使うトラバース路。
2017年02月16日 10:05撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:05
神経を使うトラバース路。
笙ヶ岳が見えてきた。
2017年02月16日 10:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:08
笙ヶ岳が見えてきた。
もみじ峠
・・・。トレースがない。
この付近で,既に膝近くまでの積雪量であり,ラッセルしながら,不明瞭な道を進む気が起きなかったので,笙ヶ岳登頂は断念。左に進み,養老山方面に向かう。
2017年02月16日 10:14撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:14
もみじ峠
・・・。トレースがない。
この付近で,既に膝近くまでの積雪量であり,ラッセルしながら,不明瞭な道を進む気が起きなかったので,笙ヶ岳登頂は断念。左に進み,養老山方面に向かう。
トレースがあったりなかったり。つぼ足ラッセルの始まり。
2017年02月16日 10:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:17
トレースがあったりなかったり。つぼ足ラッセルの始まり。
見た目はきれい。
2017年02月16日 10:23撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:23
見た目はきれい。
旧牧場分岐
2017年02月16日 10:32撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:32
旧牧場分岐
旧牧場
2017年02月16日 10:33撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:33
旧牧場
この辺は,歩きやすい。
2017年02月16日 10:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:40
この辺は,歩きやすい。
深さは,この位。
2017年02月16日 10:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:42
深さは,この位。
青空をバックに,枯れ木に真っ白な綿のような雪が付いており,中々美しい。
2017年02月16日 10:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:43
青空をバックに,枯れ木に真っ白な綿のような雪が付いており,中々美しい。
休憩所。吸殻入れのようだが,この辺は,「火気厳禁」の看板が多い。
2017年02月16日 10:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:45
休憩所。吸殻入れのようだが,この辺は,「火気厳禁」の看板が多い。
熊棚!?
2017年02月16日 10:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:46
熊棚!?
スノーシューかワカンの踏み跡しかない。つぼ足は私だけ?
2017年02月16日 10:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 10:46
スノーシューかワカンの踏み跡しかない。つぼ足は私だけ?
濃尾平野が広がる。ちょっとかすんでいるのが残念。
2017年02月16日 11:05撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 11:05
濃尾平野が広がる。ちょっとかすんでいるのが残念。
左に三方山か?
2017年02月16日 11:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 11:08
左に三方山か?
たった800mを40分かけて歩いた。
2017年02月16日 11:13撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 11:13
たった800mを40分かけて歩いた。
美しいが,ラッセルは辛い。
2017年02月16日 11:16撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 11:16
美しいが,ラッセルは辛い。
断念した笙ヶ岳
2017年02月16日 11:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 11:22
断念した笙ヶ岳
笹原峠
ここからは,一般ハイキングコース。
2017年02月16日 12:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 12:00
笹原峠
ここからは,一般ハイキングコース。
たくさん踏まれている。歩きやすい。
2017年02月16日 12:04撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 12:04
たくさん踏まれている。歩きやすい。
小倉山が見えてきた。
2017年02月16日 12:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 12:06
小倉山が見えてきた。
山頂でハイカーが休憩しているのが見えた。
2017年02月16日 12:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 12:09
山頂でハイカーが休憩しているのが見えた。
この後,すれ違ったハイカーと会話したところ,かすんでいなければ,白山,恵那山,御嶽山,アルプスなどが見えるとのこと。
また,名古屋の街並みも見える。
2017年02月16日 12:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 12:10
この後,すれ違ったハイカーと会話したところ,かすんでいなければ,白山,恵那山,御嶽山,アルプスなどが見えるとのこと。
また,名古屋の街並みも見える。
やや右下に見える崩れかかった山は,金生山。大垣市である。
金生山は,化石が多く発掘され,また石灰石が豊富であり,かなり採掘で崩されてしまっている。武甲山といい,一登山者としては,残念である。
2017年02月16日 12:15撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 12:15
やや右下に見える崩れかかった山は,金生山。大垣市である。
金生山は,化石が多く発掘され,また石灰石が豊富であり,かなり採掘で崩されてしまっている。武甲山といい,一登山者としては,残念である。
小倉山山頂より
広々として,美しい景色が堪能できる。ここが841mの山とは到底思えない。
2017年02月16日 12:21撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
2/16 12:21
小倉山山頂より
広々として,美しい景色が堪能できる。ここが841mの山とは到底思えない。
小倉山山頂より
滋賀県の山々。霊仙山と思われる。
2017年02月16日 12:23撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4
2/16 12:23
小倉山山頂より
滋賀県の山々。霊仙山と思われる。
またもや,笙ヶ岳。後方は,関ヶ原。
2017年02月16日 12:23撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 12:23
またもや,笙ヶ岳。後方は,関ヶ原。
小倉山山頂より
この東屋で,昼食。
2017年02月16日 12:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 12:24
小倉山山頂より
この東屋で,昼食。
非常に目立たない所に,山名標識。
この後,他のハイカーとしばらく歓談。
2017年02月16日 12:40撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 12:40
非常に目立たない所に,山名標識。
この後,他のハイカーとしばらく歓談。
養老山に向かう。
2017年02月16日 13:02撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:02
養老山に向かう。
きれいなフォルム
2017年02月16日 13:03撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 13:03
きれいなフォルム
よく踏まれているが,ペースは上がらない。
ここで,養老の滝付近で出会ったハイカーとすれ違う。しばらく,歓談。
2017年02月16日 13:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:08
よく踏まれているが,ペースは上がらない。
ここで,養老の滝付近で出会ったハイカーとすれ違う。しばらく,歓談。
濃尾平野
揖斐川が見える。
2017年02月16日 13:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:10
濃尾平野
揖斐川が見える。
中央に,わずかに伊吹山が見える。
2017年02月16日 13:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:12
中央に,わずかに伊吹山が見える。
左は下山路。ここを直進。
2017年02月16日 13:18撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:18
左は下山路。ここを直進。
養老山頂直下に分岐が。いったんここを通り過ぎ,後で検討。
2017年02月16日 13:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:27
養老山頂直下に分岐が。いったんここを通り過ぎ,後で検討。
養老山頂直下。木々に覆われている。
2017年02月16日 13:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:27
養老山頂直下。木々に覆われている。
養老山頂。展望はない。
2017年02月16日 13:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:29
養老山頂。展望はない。
山名標識
一等三角点がある。
2017年02月16日 13:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 13:29
山名標識
一等三角点がある。
山名標識の裏側
2017年02月16日 13:30撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:30
山名標識の裏側
先ほどいったん通り過ぎた分岐地点が,養老山から更に南へ縦走するルートの入口であることが分かった(養老山頂を巻くトラバース路)。
ここで引き返すか否か考え,行けるだけ行ってみようと進む。
2017年02月16日 13:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:43
先ほどいったん通り過ぎた分岐地点が,養老山から更に南へ縦走するルートの入口であることが分かった(養老山頂を巻くトラバース路)。
ここで引き返すか否か考え,行けるだけ行ってみようと進む。
薄い踏み跡
2017年02月16日 13:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:46
薄い踏み跡
1人分と思われる薄い(古い)踏み跡がある。ここからは,ラッセルである。
2017年02月16日 13:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 13:54
1人分と思われる薄い(古い)踏み跡がある。ここからは,ラッセルである。
休憩所は,雪に埋もれており,使用できない。
2017年02月16日 14:01撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:01
休憩所は,雪に埋もれており,使用できない。
ここが岐阜県と三重県の県境。右に進むと三重県側に進む。
私は,当然,左を進む。
2017年02月16日 14:18撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:18
ここが岐阜県と三重県の県境。右に進むと三重県側に進む。
私は,当然,左を進む。
どこを歩けば良いのやら・・・。
2017年02月16日 14:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:47
どこを歩けば良いのやら・・・。
避難小屋の手前で下山しようと思う。
2017年02月16日 14:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:52
避難小屋の手前で下山しようと思う。
急に開けた所に到着。地形図を確認。
北東の尾根から下山したいので,どうか踏み跡もそちら側にあってほしいと願う。
2017年02月16日 14:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:54
急に開けた所に到着。地形図を確認。
北東の尾根から下山したいので,どうか踏み跡もそちら側にあってほしいと願う。
願いはかなわず,踏み跡は,更に南の縦走路に向かっていた。
2017年02月16日 14:55撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:55
願いはかなわず,踏み跡は,更に南の縦走路に向かっていた。
ここは,「多藝ノ台」(多芸ノ台)という所らしい。
自宅に帰ってネットで調べよう。
2017年02月16日 14:55撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 14:55
ここは,「多藝ノ台」(多芸ノ台)という所らしい。
自宅に帰ってネットで調べよう。
多芸ノ台
2017年02月16日 14:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 14:56
多芸ノ台
多芸ノ台からの景色。中々良い所。
2017年02月16日 14:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 14:56
多芸ノ台からの景色。中々良い所。
来た道を戻ろうかや更に南に縦走しようかなどと考えたが,意を決して,ノートレースのバリエーションルート(名称不明。多芸ノ台北東尾根と呼んでおく。)を進む。
入った途端,腰まで雪が及んだ。先行き不安である。
2017年02月16日 14:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 14:56
来た道を戻ろうかや更に南に縦走しようかなどと考えたが,意を決して,ノートレースのバリエーションルート(名称不明。多芸ノ台北東尾根と呼んでおく。)を進む。
入った途端,腰まで雪が及んだ。先行き不安である。
松林が現れる。
2017年02月16日 15:02撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 15:02
松林が現れる。
雪崩が起きたら大変。
2017年02月16日 15:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 15:06
雪崩が起きたら大変。
結構深い。
2017年02月16日 15:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 15:06
結構深い。
742.1三角点の地点
ここは,尾根を間違えやすい。明瞭でない方(北側)の尾根を進む。
2017年02月16日 15:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 15:10
742.1三角点の地点
ここは,尾根を間違えやすい。明瞭でない方(北側)の尾根を進む。
尾根を外さないことを中心に,ラッセル苦行。
2017年02月16日 15:35撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 15:35
尾根を外さないことを中心に,ラッセル苦行。
この日歩いてきた山が見える。
2017年02月16日 15:35撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
2/16 15:35
この日歩いてきた山が見える。
ある程度標高を下げると,動物の足跡が目立つ。これは,鹿だろう。
2017年02月16日 15:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 15:47
ある程度標高を下げると,動物の足跡が目立つ。これは,鹿だろう。
433.8m三角点
2017年02月16日 16:02撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
2/16 16:02
433.8m三角点
大分積雪量が減ってきたように思われる。ただ,写真のとおり,凹凸のある形状の道(古道と思われる。)となり,どちら側を歩けば良いか考えながらの歩行となる。
2017年02月16日 16:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 16:08
大分積雪量が減ってきたように思われる。ただ,写真のとおり,凹凸のある形状の道(古道と思われる。)となり,どちら側を歩けば良いか考えながらの歩行となる。
荒れた道。雪の下は,倒木だらけ。
2017年02月16日 16:11撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 16:11
荒れた道。雪の下は,倒木だらけ。
この辺は,地形図の破線路から脱線しており,かつ,多くの分岐があるので,ルートファインディング能力が試される。
2017年02月16日 16:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/16 16:24
この辺は,地形図の破線路から脱線しており,かつ,多くの分岐があるので,ルートファインディング能力が試される。
しばらく,谷のようなへこんだ部分を歩く。
2017年02月16日 16:26撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/16 16:26
しばらく,谷のようなへこんだ部分を歩く。
振り返った所。かなり,寂れた場所である。
2017年02月16日 16:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/16 16:29
振り返った所。かなり,寂れた場所である。
ここは,やや迷った。直感で,右に進路を変えた。
2017年02月16日 16:32撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ここは,やや迷った。直感で,右に進路を変えた。
昔の林業の作業場のような所に出る。
2017年02月16日 16:38撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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昔の林業の作業場のような所に出る。
ふもとは近いようで遠い。
2017年02月16日 16:38撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ふもとは近いようで遠い。
ここは高さがあるのでどうやって降りようかと思って近づいたら,はしごが出現!進路の正しさを実感した。
2017年02月16日 16:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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2/16 16:43
ここは高さがあるのでどうやって降りようかと思って近づいたら,はしごが出現!進路の正しさを実感した。
ただ,はしごは使い物にならず,木にしがみつきながらシリセードで降りた。
2017年02月16日 16:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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ただ,はしごは使い物にならず,木にしがみつきながらシリセードで降りた。
おー。林道だ。もう安心。
2017年02月16日 16:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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おー。林道だ。もう安心。
コンクリートの道に出た。無事下山。
2017年02月16日 16:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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コンクリートの道に出た。無事下山。
若宮地区。予定どおりの場所に下りた。
2017年02月16日 16:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 16:50
若宮地区。予定どおりの場所に下りた。
周辺は,森になっており,罠が仕掛けられている。
2017年02月16日 16:51撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 16:51
周辺は,森になっており,罠が仕掛けられている。
正面の山から下りてきた。
2017年02月16日 16:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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正面の山から下りてきた。
国道から,今回登ってきた養老山地を眺める。
2017年02月16日 17:12撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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国道から,今回登ってきた養老山地を眺める。
養老駅到着
2017年02月16日 17:33撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/16 17:33
養老駅到着
翌日。帰りの新幹線。
2017年02月17日 10:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/17 10:57
翌日。帰りの新幹線。
平日なのに(だから?)割と多くの人が乗っている。
2017年02月17日 11:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2/17 11:07
平日なのに(だから?)割と多くの人が乗っている。
撮影機器:

装備

個人装備
防寒着 長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 地図(地形図25000分の1及び12500分の1拡大版) コンパス 計画書 ヘッドランプ 懐中電灯 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ アイゼン 熊鈴
備考 1 一般ハイキングコース以外は,地形図及びコンパス又はGPSが必須。
2 ワカン又はスノーシューがあると良い。
3 スパッツを忘れた・・・。

感想

 今回は,遠方に足を運び,岐阜県の養老山地を山行した。予定としては,笙ヶ岳を登り,養老山南部に縦走するコースである。笙ヶ岳については,当日の積雪状況により,登頂を見合わせることとしていた。

 まず,今回の山行全体の所感を簡単に述べると,とてもとても低山(概ね800m台)とは思えない本格雪山であり,スケール感も大きく,開放的であり,景色も優れており,大変素晴しく充実した雪山登山であった。同時に,膝から腰に及ぶほどの深い雪の中での相当時間のラッセルや複雑な道型のバリエーションルートでのルートファインディングの練習にもなり,行楽以外の部分でも充実した。

 養老山地については,Wikipédiaなどに詳述されているところ,この辺りは,関ヶ原,伊吹山などの豪雪地帯の影響もあってか,低山でも,多くの積雪がある。そして,東側は,広大な濃尾平野によりはるか遠方まで見渡すことができ,西側は,滋賀県の様々な山を眺めることができ,これもまた,低山でも,展望に優れている。ふもとからは想像のつかない魅力的な山域である。

 まず,前日に養老入りし,ふもと近くの旅館に宿泊した。早朝,レンタサイクルで養老駅に向かい,ここから歩行を始めた。養老の滝までタクシーで行こうかと思ったが,積雪により,運転手に断られた。

 徒歩約50分で養老の滝に到着。4人組のハイカーと出会う。皆,スノーシューやワカンを持参している。積雪量を心配した。

 その後,登山口に入り,蛇行する林道をひたすら歩く。旧道分岐から山に入り,トレースを踏みながらもみじ峠(笙ヶ岳分岐)に向かう。しかし,積雪量は次第に増し,一時膝上に達するほどになった。その上,もみじ峠から笙ヶ岳方面は,ノートレースとなっていた。ここで引き返したような踏み跡も確認された。左折すると,養老山登山道に遠回りする形で出られる。私は,冒頭に述べたとおり,計画の範囲内でもあることから,今回の笙ヶ岳登頂は見合わせた。

 笹原峠までの2時間弱は,ほとんどつぼ足ラッセル状態で歩行。しんどいものの,青空を背景に枯れ木に真っ白の着雪の美しさ,徐々に開けてくる展望で心が和んだ。

 笹原峠からは,よく踏まれた雪道で快適である。小倉山に近づくと,大変開放的(丹沢でも中々ないだろう。)な登山道となり,かすんでいたものの広大な濃尾平野,滋賀の山々(霊仙山など。)が見えた。

 小倉山山頂は,広々とした公園である。ここで昼食とした。他のハイカーと山談義を楽しみ,養老山地について色々教えてもらった。かすんでいなければ,濃尾平野の向こうの御嶽山,白山,恵那山などが見えるとのこと。名古屋の街並みも見られる。

 その後,養老山に向かう。距離は短い。ここで朝のハイカーに出会った。笙ヶ岳を断念したことを告げると,「この時期の雪山であれば,その方(断念)が良い。」とアドバイスを受けた。

 養老山山頂は,木々に覆われ展望はない。地味な山頂である。一等三角点があるが,雪に覆われていた。

 その後,どうするか。これが,今回の一番の問題であり,ここまでにすれ違った何組かのハイカー全員が,養老山から南へは行ったことがなく,歩く人もいないだろうと言っていた。ここで三方山経由で下山すれば,一般ハイキングコースである。そこで,養老山の南への尾根を見ると,うっすらと踏み跡がある。おそらく1人分の踏み跡である。しばらく考え,進行することとした。

 案の定,かなりの深雪ラッセル状態となり,心が折れそうになる。最悪三重県側に下山して,ひたすら林道を歩くことも視野に,進めるだけ進んだ。そして,地形図を見ると,岐阜県と三重県の県境に入りしばらく歩いた地点から破線がついている。等高線もきれいな尾根を示しており,下山できそうである。

 このうすい踏み跡がその尾根に向かっていれば分かりやすいと期待していたが,縦走路と当該尾根との分岐地点である「多芸ノ台」(多藝ノ台)において,踏み跡は,縦走路の方に向かっていた。すなわち,当該尾根は,ノートレースである。「どうせノートレースを歩くなら,笙ヶ岳を歩けば良かった・・・。」,「縦走路を更に進み,避難小屋か川原峠から下山できるのでは。」などの気持ちも若干あったが,最終的に,当該尾根をラッセルすることとした。

 この尾根の名称は,何だろうか。どんな人が歩いているのだろうか。完全なバリエーションルートである。雑木をかき分けて尾根に入った途端,腰まで雪に浸かった。深い。もちろん,木の真下などは雪が浅いところがあるが,道に凹凸があり,あまり自由に歩行場所を選択できない。ここからは,GPS及び地形図と実際の風景との視線の往復である。ルートの状況に関して詳しくは,写真の説明のとおりであるが,特に顕著であるのが,〆能蕕了鯵囘澄742.1m)の地点で別の尾根に入ってしまいかねない危険と古道のような道に入った(433m)後の複雑な道型のルート選択である。どちらも,基本的なルートファインディング能力があれば問題ないものの,深雪の環境であると,細かく認識することができない。特に△蓮い茲蟠くいえる。ただし,マーキングテープが随所にあったので,多少安心はできる。

 ともあれ,何とか下山し,帰路につくことができた。

 また,この山域を山行したい。伊吹山とセットも視野に。

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コメント

マイナールート
初めまして、2014年の10月に多芸ノ台から下山しました、ご指摘の通り南側の尾根に入りかけました(笑)。自分もマイナールートや夜間登山に興味があるので、親近感を覚えました。
2017/2/19 12:09
Re: マイナールート
 初めまして。コメントありがとうございます。
 やはり,あの地点は,間違いやすいようですね。誘導テープがあると良いかもしれませんが,登山道ではないので,付ける人もいないのでしょう。地形図要確認ですね。
 関東エリアばかりの山行ですが,今後も,機会があれば,東海エリアにも足を運びたいと思います。
2017/2/19 18:41
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体力レベル
2/5

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