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Yamareco

記録ID: 1076965
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

【白毛門】ラッセル三昧で大岩壁の絶景を堪能

2017年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:11
距離
8.5km
登り
1,227m
下り
1,215m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:04
休憩
1:05
合計
10:09
4:14
26
4:55
4:55
274
9:29
9:34
100
11:14
12:07
29
12:36
12:36
85
14:01
14:02
5
14:07
14:07
16
14:23
※ログはヤマレコmapで取得しています。
※樹林帯のログが3ヶ所暴れていたので補正しています。
天候 快晴 山頂で下山開始時に風が出始めるまではほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駅前の駐車スペースにとめさせて頂きました
夜間も点灯されトイレも開放されており感謝
駅舎内に登山届けポストもありました
コース状況/
危険箇所等
降雪後の初トレースだったものの重い湿雪。厳冬期の雪質とは異なります。
部分的に腰ラッセルとなるものの、雪下に埋もれた古いトレースを探れば大部分は膝ラッセル。
雪庇では雪下に大きなクラックが隠れているので注意が必要。
白毛門直下ではクラストした斜面。
多くの方が登ってこられたので下山時は遊歩道状態でしたが、一晩の降雪で全て消えるのでご参考程度に。尚、下山時は気温上昇でかなり雪が緩んで春の残雪状態になってました。下部樹林帯は踏みぬきだらけ。
その他周辺情報 近くのお気に入りの温泉である「鈴森の湯」が路上にまで車が溢れていたのでスルー。少し遠いもののお気に入りの猿ヶ京温泉「まんてん星の湯」で汗を流し、食事も頂きました。広々して綺麗で素敵な施設です。
詳細はこちらのWebサイトをご参照ください。
http://www.mantenboshinoyu.com/
4時頃には土合駅を出発したのに、土合橋を越えて行き過ぎてしまい。戻っても登山口が分からずウロウロ(^_^;
無雪期の記憶と地図とヤマレコmapのGPS情報を確認して登り口を特定。
2017年03月04日 04:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:44
4時頃には土合駅を出発したのに、土合橋を越えて行き過ぎてしまい。戻っても登山口が分からずウロウロ(^_^;
無雪期の記憶と地図とヤマレコmapのGPS情報を確認して登り口を特定。
車道脇で早々にアイゼン装着。
結局5時前になってしまった。。。
2017年03月04日 04:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:43
車道脇で早々にアイゼン装着。
結局5時前になってしまった。。。
白毛門登山口駐車場付近の自身のトレースを振り返る。降雪後は初トレースの模様。雪質はかなりの湿雪。
2017年03月04日 04:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:47
白毛門登山口駐車場付近の自身のトレースを振り返る。降雪後は初トレースの模様。雪質はかなりの湿雪。
登山ポストは埋もれています。
2017年03月04日 04:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:53
登山ポストは埋もれています。
掘り起こして登山届提出。
でもこの状態の登山ポストに投函して届け出たことになるのか。。(^_^;
下山後に分かったのですが土合駅の駅舎内に登山ポストがあるのでそちらで提出する方が良いでしょう。
2017年03月04日 04:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:55
掘り起こして登山届提出。
でもこの状態の登山ポストに投函して届け出たことになるのか。。(^_^;
下山後に分かったのですが土合駅の駅舎内に登山ポストがあるのでそちらで提出する方が良いでしょう。
橋の上には動物の足跡のみ。
無垢の雪面にトレースをつけていけそうです。
ちなみにこの黄色系のヘッドライトはmilestoneのもの。雪山では雪の起伏が分かり易い暖色のLEDを愛用しています。
2017年03月04日 04:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 4:56
橋の上には動物の足跡のみ。
無垢の雪面にトレースをつけていけそうです。
ちなみにこの黄色系のヘッドライトはmilestoneのもの。雪山では雪の起伏が分かり易い暖色のLEDを愛用しています。
橋を渡って尾根に取りついた辺りまでは埋もれたトレース痕が分かったのでそれを辿りました。尾根に乗ってからはこんな感じの無垢な雪面なので、雪下の踏み跡を足で探りつつトレースをつけて行きます。
2017年03月04日 05:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 5:01
橋を渡って尾根に取りついた辺りまでは埋もれたトレース痕が分かったのでそれを辿りました。尾根に乗ってからはこんな感じの無垢な雪面なので、雪下の踏み跡を足で探りつつトレースをつけて行きます。
さて何とか夜明け前に谷川岳、一ノ倉岳が見える場所まで高度を上げられました。
2017年03月04日 05:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 5:55
さて何とか夜明け前に谷川岳、一ノ倉岳が見える場所まで高度を上げられました。
取りあえずは行ける所までつぼ足で進む。
2017年03月04日 05:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 5:55
取りあえずは行ける所までつぼ足で進む。
狭い尾根なのでルートを見失うリスクは少ないです。
樹林帯でも雪庇ができてますね。
2017年03月04日 06:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:04
狭い尾根なのでルートを見失うリスクは少ないです。
樹林帯でも雪庇ができてますね。
夜明け時刻を過ぎて後、少し焼けました。
2017年03月04日 06:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:20
夜明け時刻を過ぎて後、少し焼けました。
アップ。
2017年03月04日 06:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:22
アップ。
大岩壁の色の変化を楽しむ。
快晴ですね。
このルートはこの大岩壁が見えないと魅力が大きく損なわれます。
2017年03月04日 06:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:38
大岩壁の色の変化を楽しむ。
快晴ですね。
このルートはこの大岩壁が見えないと魅力が大きく損なわれます。
綺麗な雪面です。
2017年03月04日 06:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:38
綺麗な雪面です。
まだつぼ足。脛〜膝程度の深さ。
2017年03月04日 06:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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まだつぼ足。脛〜膝程度の深さ。
輝く西黒尾根。昨年1月の単独ラッセルの良き思い出が蘇ります。今日も山頂まで単独ラッセルができるかな?
2017年03月04日 06:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:38
輝く西黒尾根。昨年1月の単独ラッセルの良き思い出が蘇ります。今日も山頂まで単独ラッセルができるかな?
こちらの尾根にもようやく光が射します。
2017年03月04日 06:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:47
こちらの尾根にもようやく光が射します。
光射す美しい無垢の雪面。
この雪面にトレースをつけたくて早くスタートしたのです。
まぁ、登山口捜索でかなりタイムロスをしたのですが(^_^;
2017年03月04日 06:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 6:50
光射す美しい無垢の雪面。
この雪面にトレースをつけたくて早くスタートしたのです。
まぁ、登山口捜索でかなりタイムロスをしたのですが(^_^;
自身のトレースを眺めるのも楽しみ。
この辺りは膝上。まだつぼ足。
2017年03月04日 07:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:06
自身のトレースを眺めるのも楽しみ。
この辺りは膝上。まだつぼ足。
何度も同じような写真を撮ってしまいます。
2017年03月04日 07:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:15
何度も同じような写真を撮ってしまいます。
改めて朝日射す西黒尾根。大好きな尾根です。
今日もこちらに行くか迷ったのですが、下山先の天神平でスノーボードの大会があるようでしたので回避しました。
2017年03月04日 07:19撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:19
改めて朝日射す西黒尾根。大好きな尾根です。
今日もこちらに行くか迷ったのですが、下山先の天神平でスノーボードの大会があるようでしたので回避しました。
樹林帯を抜けると目指す白毛門が望めます。
立派な雪庇。風が強いのですね。
2017年03月04日 07:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:20
樹林帯を抜けると目指す白毛門が望めます。
立派な雪庇。風が強いのですね。
風紋も美しいです。
2017年03月04日 07:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:27
風紋も美しいです。
しかしこの辺りから吹き溜まりで腹ラッセルとなるところも。
2017年03月04日 07:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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しかしこの辺りから吹き溜まりで腹ラッセルとなるところも。
つぼ足を断念してワカン装着。今シーズンは初です。
2017年03月04日 07:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:47
つぼ足を断念してワカン装着。今シーズンは初です。
しかしこんな綺麗な雪面に最初に足を踏み入れられるのは、やはり早起きは三文の得。
2017年03月04日 07:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:51
しかしこんな綺麗な雪面に最初に足を踏み入れられるのは、やはり早起きは三文の得。
雪面のうねりを乗り越える際に雪庇に寄り過ぎてしまい、雪面下に隠れたクラックに転落。写真はよじ登ってから後続の方に分かるように雪を落としたもの。クラック下から青空を見上げたのは初めての経験でした。恥ずべき大失態。
2017年03月04日 07:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:53
雪面のうねりを乗り越える際に雪庇に寄り過ぎてしまい、雪面下に隠れたクラックに転落。写真はよじ登ってから後続の方に分かるように雪を落としたもの。クラック下から青空を見上げたのは初めての経験でした。恥ずべき大失態。
こうして見るとかなり雪庇寄りの場所と分かります。恥ずかしい。。
2017年03月04日 07:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 7:54
こうして見るとかなり雪庇寄りの場所と分かります。恥ずかしい。。
振り返った転落ポイント。急斜面を登り上げた場所で、登っている際は雪庇に見えなかったのでした。言い訳です。雪下のクラックは予想できたはずだし、雪庇踏みぬきは最も警戒しなければならないのに。。
2017年03月04日 07:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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振り返った転落ポイント。急斜面を登り上げた場所で、登っている際は雪庇に見えなかったのでした。言い訳です。雪下のクラックは予想できたはずだし、雪庇踏みぬきは最も警戒しなければならないのに。。
気持ちを切り替え、とは言え、十二分に雪下のクラックを警戒して登山再開。
2017年03月04日 08:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 8:04
気持ちを切り替え、とは言え、十二分に雪下のクラックを警戒して登山再開。
かなり樹林帯側にルートを取ります。
2017年03月04日 08:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 8:16
かなり樹林帯側にルートを取ります。
しかしこの美しい雪面に失態で落ちた気分が再び盛り上がります。
2017年03月04日 08:23撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 8:23
しかしこの美しい雪面に失態で落ちた気分が再び盛り上がります。
樹間のルートでも風上寄りにルートを取っている自身のトレース。
2017年03月04日 08:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 8:39
樹間のルートでも風上寄りにルートを取っている自身のトレース。
ここはやや急斜面だったので腹ラッセル。膝で雪面を押し下げて、そこに足を乗せると言う動作が入るので、楽しいのですが一気にペースダウン。。胸ラッセルだと横にしたピッケルで雪面を崩すという動作が入ってさらに遅くなるのでまだマシですけれど。
2017年03月04日 08:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ここはやや急斜面だったので腹ラッセル。膝で雪面を押し下げて、そこに足を乗せると言う動作が入るので、楽しいのですが一気にペースダウン。。胸ラッセルだと横にしたピッケルで雪面を崩すという動作が入ってさらに遅くなるのでまだマシですけれど。
角度はこんな感じ。
2017年03月04日 08:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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角度はこんな感じ。
でも気持ち良いです。
2017年03月04日 09:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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でも気持ち良いです。
この美しい風紋に足跡をつけていける楽しさ。
2017年03月04日 09:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:24
この美しい風紋に足跡をつけていける楽しさ。
しかしさすがに大幅ペースダウンで、後続の方が追いついて来られました。
2017年03月04日 09:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:25
しかしさすがに大幅ペースダウンで、後続の方が追いついて来られました。
遅すぎて我慢が出来なくなったら前に出て下さいとお声掛けして、先頭ラッセルを続けさせて頂きます。この美しい雪面に足跡をつける楽しさをまだ味わいたい。
2017年03月04日 09:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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遅すぎて我慢が出来なくなったら前に出て下さいとお声掛けして、先頭ラッセルを続けさせて頂きます。この美しい雪面に足跡をつける楽しさをまだ味わいたい。
しかしジジ岩、ババ岩の辺りは大きなクラックが多数入ってますね。ルートは左に大きく迂回するしかないかなと思案しながら登ります。
2017年03月04日 09:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:27
しかしジジ岩、ババ岩の辺りは大きなクラックが多数入ってますね。ルートは左に大きく迂回するしかないかなと思案しながら登ります。
左にはこの絶景。
世界で一番多くの方が亡くなっている岸壁。
荒々しく妖しくも美しい。
2017年03月04日 09:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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左にはこの絶景。
世界で一番多くの方が亡くなっている岸壁。
荒々しく妖しくも美しい。
先ほどのような雪下のクラックを警戒して樹林帯との境界ギリギリにルートを取ります。
2017年03月04日 09:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:30
先ほどのような雪下のクラックを警戒して樹林帯との境界ギリギリにルートを取ります。
松の木沢の頭の看板は何とか露出していました。
ここでしばしスマホ操作している間に、追いつかれた方が先行されます。
2017年03月04日 09:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:31
松の木沢の頭の看板は何とか露出していました。
ここでしばしスマホ操作している間に、追いつかれた方が先行されます。
しかし初心者とのことですので、すぐに先頭交代。
まぁ、自身で無垢の雪面に足跡をつけたいという我儘でもあります(^_^;
2017年03月04日 09:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 9:45
しかし初心者とのことですので、すぐに先頭交代。
まぁ、自身で無垢の雪面に足跡をつけたいという我儘でもあります(^_^;
クラックだらけの斜面。先ほどのように雪下にもクラック。樹林帯の境界ギリギリにトレースを伸ばしていきます。
2017年03月04日 09:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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クラックだらけの斜面。先ほどのように雪下にもクラック。樹林帯の境界ギリギリにトレースを伸ばしていきます。
とは言え鈍足ですので続々と後続の方が追いついて来られるのが望めます。
2017年03月04日 10:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 10:10
とは言え鈍足ですので続々と後続の方が追いついて来られるのが望めます。
ようやくジジ岩、ババ岩の白毛の門の高さまで到達。
2017年03月04日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 10:12
ようやくジジ岩、ババ岩の白毛の門の高さまで到達。
クラックを避け、湿雪雪崩を避けるには直登は不可。今日は後続の方もいらっしゃるので、結構真剣に取るべきルートを探ります。
2017年03月04日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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クラックを避け、湿雪雪崩を避けるには直登は不可。今日は後続の方もいらっしゃるので、結構真剣に取るべきルートを探ります。
いつ雪崩れてもおかしくないですよね。
2017年03月04日 10:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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いつ雪崩れてもおかしくないですよね。
なお左には引き続きこの大絶景!
2017年03月04日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 10:27
なお左には引き続きこの大絶景!
何度も写真を撮ります。
2017年03月04日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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何度も写真を撮ります。
天神尾根方面。
2017年03月04日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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天神尾根方面。
一ノ倉沢拡大。
2017年03月04日 10:28撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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一ノ倉沢拡大。
同じような写真を大量に取ってる間に後続の方が続々と追いついて来られます。
2017年03月04日 10:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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同じような写真を大量に取ってる間に後続の方が続々と追いついて来られます。
でもまだ何とか先頭でこの雪面にトレースをつけさせて頂きます。ストックで隠れクラックが無いか探り、クラックがあれば、後続の方に分かるように雪を落としながら進みます。
2017年03月04日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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でもまだ何とか先頭でこの雪面にトレースをつけさせて頂きます。ストックで隠れクラックが無いか探り、クラックがあれば、後続の方に分かるように雪を落としながら進みます。
先頭を続けたくて行動食摂取の時間を惜しんだのでハンガーノックとなりつつある。。(^_^;
2017年03月04日 10:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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先頭を続けたくて行動食摂取の時間を惜しんだのでハンガーノックとなりつつある。。(^_^;
このクラスト斜面は結構固く、本来はワカンを外して確実にアイゼンの前爪で雪面を捉えるべきなのですが、そのままワカンの先を蹴り込んでいたので一気に足に来ました。。
2017年03月04日 11:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 11:01
このクラスト斜面は結構固く、本来はワカンを外して確実にアイゼンの前爪で雪面を捉えるべきなのですが、そのままワカンの先を蹴り込んでいたので一気に足に来ました。。
頂上はあと少し。でも右の方で雪が崩れた音が聞こえたりしていて、雪下クラックを警戒しつつ歩きます。
2017年03月04日 11:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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頂上はあと少し。でも右の方で雪が崩れた音が聞こえたりしていて、雪下クラックを警戒しつつ歩きます。
後少しですが、先程の蹴り込みで足が終わりつつあり、ハンガーノックもあり思うように進めない。。ので追いつかれた方をお待たせする訳にもいかず先行して頂きます。
2017年03月04日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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後少しですが、先程の蹴り込みで足が終わりつつあり、ハンガーノックもあり思うように進めない。。ので追いつかれた方をお待たせする訳にもいかず先行して頂きます。
美しいたおやかな朝日岳が迎えてくれます。
2017年03月04日 11:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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美しいたおやかな朝日岳が迎えてくれます。
そして先行された方がヘロヘロの私を待ってて下さったり、ここまでのラッセルの功労に報いると白毛門一番乗りの栄誉を譲って下さります。感謝!
2017年03月04日 11:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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そして先行された方がヘロヘロの私を待ってて下さったり、ここまでのラッセルの功労に報いると白毛門一番乗りの栄誉を譲って下さります。感謝!
かすかに木の看板が頭を覗かせていた場所がピークだったのですが、もうひとつ先の盛り上がりの方が高そうに見えたので少し進みます。
2017年03月04日 11:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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かすかに木の看板が頭を覗かせていた場所がピークだったのですが、もうひとつ先の盛り上がりの方が高そうに見えたので少し進みます。
疲労困憊、ヨレヨレ感が露骨に分かる姿を撮って頂きました(^_^;
続々と追いつかれた方が皆さん先頭ラッセルのお礼を言って下さるので、有難いやら、嬉しいやら、気恥ずかしいやら。。
無垢の雪面に自身でトレースをつけるというご褒美が欲しかっただけなのです(^_^)
2017年03月04日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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疲労困憊、ヨレヨレ感が露骨に分かる姿を撮って頂きました(^_^;
続々と追いつかれた方が皆さん先頭ラッセルのお礼を言って下さるので、有難いやら、嬉しいやら、気恥ずかしいやら。。
無垢の雪面に自身でトレースをつけるというご褒美が欲しかっただけなのです(^_^)
twitterなどのSNSに写真を上げたりしつつ、食事を摂り、エネルギーが身体に行き渡り、身体が少しでも回復するのを待つ大休止をした後、下山します。大勢の方が登頂、下山され、道がしっかりできたのでワカンは外しました。
2017年03月04日 12:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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twitterなどのSNSに写真を上げたりしつつ、食事を摂り、エネルギーが身体に行き渡り、身体が少しでも回復するのを待つ大休止をした後、下山します。大勢の方が登頂、下山され、道がしっかりできたのでワカンは外しました。
大絶景に向かって下山していきます。
2017年03月04日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 12:10
大絶景に向かって下山していきます。
道ができています。
2017年03月04日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 12:10
道ができています。
足のダメージは回復しきらずヨタヨタとではありますが、恵まれた天気の下、気持ち良く歩を進めます。
2017年03月04日 12:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 12:10
足のダメージは回復しきらずヨタヨタとではありますが、恵まれた天気の下、気持ち良く歩を進めます。
美しい。。
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3/4 12:15
美しい。。
すっかり踏み固められた道となっていますが、気温の上昇により雪質は急速に劣化中。
2017年03月04日 12:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 12:15
すっかり踏み固められた道となっていますが、気温の上昇により雪質は急速に劣化中。
ようやく少し雲が出来てました。
2017年03月04日 12:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ようやく少し雲が出来てました。
往路での落下ポイント。。。
2017年03月04日 13:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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往路での落下ポイント。。。
途中、インスタントコーヒーを飲んだりしつつ余韻を楽しみつつ。。実はプルプルしている足を騙しつつ下山。最後は往路とは異なる尾根上のルートにトレースをつけてみました。
2017年03月04日 13:57撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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途中、インスタントコーヒーを飲んだりしつつ余韻を楽しみつつ。。実はプルプルしている足を騙しつつ下山。最後は往路とは異なる尾根上のルートにトレースをつけてみました。
橋まで帰還。すっかり踏み固められています。30名くらい登られたのかな?
2017年03月04日 14:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 14:06
橋まで帰還。すっかり踏み固められています。30名くらい登られたのかな?
美しいせせらぎにまったり。
2017年03月04日 14:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 14:06
美しいせせらぎにまったり。
そして下山。結局最後までアイゼンはつけたままでした。
2017年03月04日 14:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 14:15
そして下山。結局最後までアイゼンはつけたままでした。
大満足の雪山納めとなりました。
山の神様に感謝。
2017年03月04日 14:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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3/4 14:27
大満足の雪山納めとなりました。
山の神様に感謝。

装備

個人装備
アウターシェル上(1) アウターシェルパンツ(1) フリース上(1) バラクラバ(2) ネックゲイター(2) 薄手タッチパネル対応インナーグローブ(2) ウールミッドグロープ(1) アウターシェルグローブ(1) アウター/ミッドセットグローブ(1) ポーラーテックタッチパネル対応グローブ(1) 帽子(キャップ)(1) 帽子(ニットビーニー)(1) サングラス(1) ゴーグル(1) 12本爪アイゼン(1) チェーンスパイク(1) ピッケル(1) ワカン(1) ストック(1) ゲイター(1) 厚手ウール靴下予備(1) 地図(昭文社山と高原地図)(1) 地図(地理院地形図)(1) コンパス(1) ヘッドライト(2) コンパクトデジカメ(1) ミニ三脚(1) GPS(1) スマホ(1) ガラケー(1) USB予備電池(1) ノート(1) 鉛筆(1) 日焼け止め(1) リップクリーム(1) マルチプライヤー(1) 水筒(3l) 予備水(プラティパス)(1) テルモス(1) 健康保険証(1) 免許証(1) 現金(1) 小銭(1) クレジットカード(1) チタン二層カップ(1) インスタントコーヒー(1) ジェットボイル(1) 予備カートリッジ(1) 箸(1) チョコレート(10) 普通の食べ物(1) 非常食(2) アミノサプリ(3) 芍薬天草湯(2) ツェルト(1) 補助ロープ(1) 救急セット(1) 予備靴ひも(1) ロウソク(1) ライター(2) ロールペーパー(1) IDホイッスル(1) 時計(1)

感想

ぐんぐん気温が上昇して春を迎える時期、もう一度雪山を登りたく、前週に雪山納めをしたいと考えていました。候補はここ白毛門、遠見尾根、唐松岳、阿弥陀岳北稜など。結果、白毛門に決めていたのですが、前週はあまり山の天気が思わしく無く、谷川岳や一ノ倉岳は望めない可能性が高いと思われたので見送りました。ここは大岩壁の展望台。それが望めないと魅力が無いと思われましたので。一週間先延ばしにした結果は写真の通り大正解でした。

白毛門は2015年10月に時計回りで馬蹄型縦走をした時以来。積雪期に登るのは初めてでした。
雪質は厳冬期と比べると湿雪ではありましたが、それでも綺麗な雪面。さすが日本海側気候の影響を受ける豪雪地帯、2,000mに満たない山なのにたっぷりの雪。
快晴の下、下山時に少し微風が吹いた以外は無風という天候にも恵まれ、ほぼ先頭ラッセル完遂という充実した山行となりました。
GWに残雪期登山をするとは思いますが、まずは雪山登山はこれにて締め。今シーズン雪山納めの完了です。

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コメント

お疲れさまでした トレースありがとうございました
山頂直下あたりで合流させていただいた ノッポです

登山口からのフルラッセルお疲れさまでした、途中で目視できた辺りからペースを上げラッセルに参加しようと思いましたが、なかなか差が詰まらずsunyouseeさんの健脚ぶりに驚かされました。

今日は谷川岳の雄姿が目に焼きついていていい感じです、これからも安全登山で楽しみましょう。

行動範囲が被ってる部分もあるようですので またどこかで!
2017/3/5 13:17
Re: お疲れさまでした トレースありがとうございました
ノッポさん コメントを有り難うございます。昨日はお疲れ様でした。天候に恵まれ絶景を堪能でき良かったですよね(^_^)
またどこかのお山で(^_^)/
2017/3/5 14:34
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