赤岳(県界尾根〜真教寺尾根)
- GPS
- 07:11
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
7:10 小天狗
8:10 大天狗
10:00 赤岳山頂
12:00 牛首山
13:10 登山口
天候 | ・・・曇り? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県界尾根は、下部尾根歩きは特に問題ない、トレースも残っていた。 岩場を過ぎるとまだかなり残雪がある、トレースはほとんどわからない。急斜面、慎重に。 真教寺尾根は、山頂下部の岩場が核心。尾根は、冬場は良いと思うが残雪時期はあまりお勧めできないかも。 |
写真
感想
ゴールデンウィークというのになんだかモチベーションが上がらないまま4日まで過ぎてしまった。
せっかく休みだったのに、と後悔しそうなので、連休最終日の今日、ようやく重い腰を上げて出掛けてきた。
行先は、ほんとはもう少し早い時期に行きたかった県界尾根からの赤岳にした。
東面から登る八ヶ岳はなぜか初めてなので、期待と不安の入り混じったような感じである。
どうせ行くならと、帰りは真教寺尾根で下りてくることにした。
天気は、晴れの予報であったが、この連休は晴れといってもどうもはっきりしない天気が続いている。今日も朝からどんよりした天気だったが、まあ降ることは無いか、と登山口をあとにした。
歩きだしてしばらくすると空がぱあっと明るくなり、赤岳の山頂まで綺麗に見えた。しかしそれも長続きはせず、すぐにまた厚い雲の中に消えてしまった。
小天狗まで登るとあとはなだらかな尾根が続く、しかし、コース自体は単調な訳でもなく、退屈せずに歩ける。これで視界が良ければなかなか楽しめるコースだと思う。
大天狗の軽い登りをこなし、しばらくすると雰囲気は一転し、岩場を含めた急勾配に変わる。
コースはここから急勾配のまま一気に赤岳山頂まで突き上げる。最初、鎖の一部と梯子が見えていた。そこから上は厚い雲に覆われ全く様子をうかがうことはできなかったが、登っている最中もかなりの急斜面だったのでかえって見えなかったほうが良かったかもしれない。
この時期になると雪も緩んできているため、アイゼンをしっかり蹴りこまないと表面の雪ごと滑り落ちてしまう、あとアイゼンのスノープレートは必須である。
雪でルートがわからないので登りやすそうな斜面を適当に登っていると突然目の前に山頂小屋が現れた。とても嬉しかった。
県界尾根は登ってみると予想していたよりかなり短く感じた。
山頂からは西側斜面方向は、東側とは打って変わり、綺麗に見えていた。
北アルプスも綺麗に見ることができた。
山頂には、連休最終日ということもあってか、2人ほどが休んでいるだけであった。
帰路の真教寺尾根は相変わらずぶ厚い雲の中で、少し憂鬱ではあったが、取りつきの急斜面を下る。ところどころ岩が露出しているうえに雪も腐っていて、かなり歩きにくい。慎重に岩場の下りをこなすと、あとは長大な緩い尾根歩きであった。
緩んだ雪の尾根歩きは嫌になるほど長かった。ようやく牛首山まで辿り着くと平坦な尾根歩きも終わる。
スキー場は観光運転のためかリフトが動いていた。係員に一声かけて、すっかり雪の無くなったゲレンデを歩かせてもらって車まで戻った。
県界尾根は冬にもう一度登ってみたい尾根だった。
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