雲取山（鴨沢〜雲取山〜雲取山荘〜奥多摩駅）

2017年03月18日(土) ~ 2017年03月19日(日)

• GPS: 30:13
• 距離: 32.4km
• 登り: 2,332m
• 下り: 2,538m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:00

9:32 鴨沢バス停
9:59 10:00 丹波山村村営駐車場
10:04 10:05 小袖緑道あがり
11:21 11:24 堂所
12:13 12:15 七ッ石小屋下分岐
12:30 13:13 七ツ石小屋
13:31 13:32 七ッ石小屋上分岐
13:44 13:45 斧手石
13:56 14:04 七ツ石山
14:17 14:18 ブナ坂
14:54 14:55 奥多摩小屋
14:58 14:59 ヨモギノ頭
15:29 15:30 小雲取山
15:49 15:58 雲取山避難小屋
16:03 16:16 雲取山
16:32 雲取山荘

2日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:36

6:10 雲取山荘
6:41 6:48 雲取山
6:51 6:52 雲取山避難小屋
7:06 7:06 小雲取山
7:22 7:22 ヨモギノ頭
7:48 7:48 ブナ坂
8:07 8:12 七ツ石山
8:19 8:19 斧手石
8:39 8:43 千本ツツジ
9:50 9:55 鷹巣山避難小屋
10:24 11:07 鷹ノ巣山
11:33 11:33 水根山(金佐ノ頭)
11:55 11:55 城山（奥多摩町）
12:02 12:13 カラ沢ノ頭
12:27 12:27 将門馬場(馬責場)
12:50 12:51 六ッ石山分岐
12:56 13:15 六ツ石山
13:20 13:21 六ッ石山分岐
15:46 奥多摩駅

天候

晴れ（霞）

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：奥多摩駅〜鴨沢バス停
帰り：奥多摩駅〜

コース状況／危険箇所等

【1日目】
鴨沢〜七ッ石山：特に危険なし。1000m超えると若干の積雪あり。
七ッ石山〜雲取山：泥濘地帯
雲取山〜雲取山荘：積雪あり。アイゼン必要
【2日目】
雲取山荘〜雲取山：積雪＋凍結。アイゼン必要
雲取山〜七ッ石山：昨日の泥濘地帯、朝方は凍結しているため歩きやすい
七ッ石山〜鷹ノ巣山：高丸山、日陰名栗山の巻道も積雪、凍結があるためアイゼン必要
鷹ノ巣山〜六ッ石山：六ッ石山直前の北斜面トラバースは積雪があるため、アイゼンを付けていたほうが良い
六ッ石山〜奥多摩駅：六ッ石山以降は積雪なし。アイゼン不要。途中より石尾根を外れ三ノ木戸コースで下山。三ノ木戸コースは斜面崩落箇所が多く、慎重を要する箇所が多い。

その他周辺情報

河辺駅：河辺温泉梅の湯

写真

3/18 5:41

三連休初日、出発の朝。オール組の喧騒が残るなか、初百名山の旅にでかけます

3/18 5:42

日の出の時刻。ご来光はビルの影

3/18 6:28

これから始まる旅路

3/18 6:28

終着駅

3/18 6:31

奥多摩へ

3/18 7:21

奥多摩駅到着

3/18 7:25

猫さん、お早うございます。。。

3/18 7:27

静粛につつまれた奥多摩の街

3/18 7:30

東京最西端のコンビニへ

3/18 7:30

この地域では薪を売っているのをよく見かけます

3/18 8:00

再び奥多摩駅

3/18 8:03

駅で登山届

3/18 8:02

臨時バスも待機中

3/18 7:57

バスに乗って鴨沢へ

3/18 9:29

都県境を超え鴨沢バス停へ(540m)。ここは山梨県丹波山村

3/18 9:29

バス停の目の前が登山口。横にトイレがありますが大混雑します

3/18 9:40

立派な標識の登山口から、ほんの少しの車道歩いて山道へ

3/18 9:57

30分程歩くと小袖乗越駐車場(735m)。満車

3/18 10:03

駐車場を少し過ぎると本格的な登山道に入ります

3/18 10:18

平坦に見える道をひたすら歩き、七ッ石山分岐(1510m)まで約700mほど高度を上げていきます。道の見た目以上に体に負荷を感じました

3/18 11:21

堂所(1250m)。バリエーションの登り尾根ルートとの合流地点で小休止。ここで行動食を補給。堂所までに3箇所ほど休憩場があります

3/18 11:36

堂所を過ぎると雪が残っています。まだアイゼンは不要

3/18 11:45

七ッ石山分岐(1510m)。巻かずに七ッ石山を目指します

3/18 12:12

富士山が見えてきました

3/18 12:28

七ッ石小屋(1590m)へ到着。お昼のご飯はこちらで頂きました

3/18 12:29

古くなった山頂標。七ツ石小屋にて三山を一気に制覇？

3/18 12:30

富士山方面展望。天気は生憎です

3/18 12:30

富士と雁ヶ腹摺山

3/18 13:40

小屋を後にし、石尾根に到達

3/18 13:41

石尾根はまだ積雪があります。この段階でアイゼンは使用しませんでした

3/18 13:42

大きな石が見えてくると

3/18 13:48

七ッ石神社。倒壊しそうです。鴨沢からの登山道はこの神社の表参道だそうです

3/18 13:50

さらに大きなな石がたくさん見えてくると

3/18 13:54

七ッ石山山頂(1757m)

3/18 13:54

七ツ石山の山頂から雲取山が

3/18 13:56

七ツ石山の山頂より雲取山方面の山々

3/18 13:56

ブナ坂。この道を歩いて雲取山へ

3/18 14:08

七ッ石山を降ります。アイゼンを使った方が良かったかも

3/18 14:15

ブナ板(1650m)。唐松峠、ブナダワとも言うそうです。唐松谷林道コース、七ツ石山巻道の合流地点

3/18 14:22

気持ちのよい道、景色ですが泥濘でドロドロ。。。この季節はゲイターが必要ですね

3/18 14:34

大月、都留市方面と富士山。秀麗富嶽十二景の雁ヶ腹摺山、三つ峠山が見えました

3/18 14:45

五十人平ヘリポート。土俵みたいな感じ

3/18 14:46

奥多摩小屋のテント場

3/18 14:50

奥多摩小屋

3/18 15:42

小雲取山到着。雲取山山頂まであと少し。奥多摩小屋から小雲取山までの登りでシャリバテ状態となり一番キツかった。。。小雲取山山頂まで全く写真を撮っていなかった模様。

3/18 15:42

多くの人たちが山頂を目指しています

3/18 15:44

最後のひと踏ん張り

3/18 15:42

写真を撮りつつ休憩…。甲武信ヶ岳が見えますね

3/18 15:46

あと少し…

3/18 15:51

山頂…？と思ったら山梨県側の山頂でした。雲取山で三都県の境界になっているわけではなく、山梨側の境界は少し南にあるようです。

3/18 15:53

山梨側の山頂から、ほんの少し歩けば本当の山頂へ

3/18 16:00

時刻は16:00、だけど山頂は多くの人で賑わっています

3/18 16:04

西暦二千十七年記念碑。今年2017年限定設置との情報もあり

3/18 16:11

雲取山山頂(2017.1m)
初めての百名山。初めての2000m超え。
物心がつく前、北アルプスの名峰立山を登っている写真を見たけどだけど、記憶に無いかな・・・

3/18 16:31

時間も時間なので山荘まで急ぎます。トレランモードで山荘までダッシュ🏃。CT25のところ15分で到着。雲取山〜雲取山荘は北斜面のため積雪がかなり残っています。ここで初めてのアイゼン装着。サクサクと気持ちが良くて雪山に行きたくなります

3/18 16:32

雲取山荘が見えてきました。奥に見える山は芋木ノドッケ。いつか長沢背稜の縦走もチャレンジしたい

3/18 16:32

田部重治氏のレリーフ。同郷(富山)の大先輩となります

3/18 16:33

雲取山荘(1843m)到着

3/18 16:33

初めての山小屋泊。さすが三連休、多くの人で賑わっていました

3/18 16:35

初めてのアイゼン。楽しかった

3/18 17:30

5:30、夕食。大変美味しく頂きました

3/19 5:52

翌朝。朝食後に御来光を待ちます

3/19 5:53

3/19 5:53

3/19 5:54

3/19 6:08

3/19 6:09

朝日に照らされた雪だるま

3/19 6:13

6:13。再び雲取山頂へ

3/19 6:25

雲取山から山荘への下りでは発見できなかったレリーフ。登りで発見

3/19 6:25

鎌仙人こと富田治三郎氏のレリーフ

3/19 6:39

6:40。再び雲取山山頂

3/19 6:41

春霞によるものか昨日より眺望が悪かった。なんとか富士山が見えました

3/19 6:42

眺望はまた今度かな

3/19 6:45

さよなら雲取山

3/19 6:54

下って見返り雲取

3/19 6:59

大菩薩嶺と飛龍山

3/19 7:05

昨日写真を撮り忘れた小雲取山山頂(1937m)

3/19 7:09

登りがキツかった小雲取山への道を振返り

3/19 7:28

テント場からさらに振返り。酷かった泥濘地帯も早朝は凍結し歩きやすい

3/19 7:48

朝のブナ坂は積雪と凍結のためアイゼンがあったほうが良い。この先鷹ノ巣山までアイゼン装着でした

3/19 7:49

再びブナ板分岐。体調は万全。鴨沢にエスケープせず、これより石尾根を通って奥多摩駅へ向かいます

3/19 7:57

本日も七ッ石山へ。主要ピークは踏んで行きたい

3/19 8:06

朝の七ッ石山山頂。ほとんど人はいません。山頂は風が強く寒いので早々に退散します

3/19 8:33

鷹巣避難小屋まではピークを踏まず巻道へ。日が高くなるについれて霞も濃くなってきました

3/19 8:34

地面はまだ凍結。霜柱もたくさん

3/19 8:48

七ツ石山の次のピーク、千本ツツジは巻くルートを選択。しばらくしてピークを踏む稜線ルート、巻道が合流

3/19 8:49

合流地点に鹿がいました。2頭

3/19 8:49

暫くするともう1頭やってきて3頭に。写真左の彼はずっとこちらを警戒中

3/19 9:30

千本ツツジから鷹巣避難小屋へ。高丸山、日陰名栗山を巻くルートを選択。途中でかなり古そうな空き缶を発見。錆果てて自然に帰ろうとしてます

3/19 9:44

稜線ルート、巻道ルートの合流地点、鷹ノ巣避難小屋(1570m)

3/19 9:53

さすがにこの時間は誰もいませんでした

3/19 9:47

地図を確認。鷹ノ巣山、登るか？巻くか？

3/19 9:48

登れといってます

3/19 10:10

鷹ノ巣山へ。約170mほど登ります

3/19 10:23

鷹ノ巣山山頂(1736m)

3/19 10:33

まだお昼前ですが雲取山荘で頂いた昼食を食べます。すでに朝食から5時間以上たっており、行動食を食べてもお腹がグーグー状態。非常に美味しくいただきました

3/19 10:44

空の青さが薄くなって春の到来の予感

3/19 10:47

何かの動物の足跡

3/19 10:48

山頂北斜面となる稲村岩尾根方面はまだ積雪があります

3/19 10:50

山頂付近は泥濘地帯になってました。ここでアイゼンの装備を解除。この先となる六ッ石山手前で必要な箇所があり少し後悔…

3/19 12:01

大休止後、再び石尾根を通って奥多摩駅を目指します

3/19 12:03

鷹ノ巣山から1時間ほど歩いたところにあるカラ沢ノ頭で小休止。ロープが張ってある場所から先はバリエーションルート(ネズミサス尾根)。日原方面へ降りることができるようです

3/19 12:07

稲村岩が少し見えました。かなりの大きいです

3/19 12:16

カラ沢ノ頭より石尾根へ復帰。この場所はこの尾根最高の高度感を感じる急坂。写真では高度感が出せないですね

3/19 12:47

六ッ石山直前、北斜面のトラバース路。左は切れ落ちており、道は凍結。アイゼンを外したのを後悔…
本日のビビリポイント��

3/19 12:49

六ッ石山への分岐

3/19 12:50

5分ほどで山頂へ到着するようです。とりあえず登ります

3/19 12:54

六ッ石山山頂(1478.8m)

3/19 13:31

六ッ石山から石尾根へ復帰し奥多摩駅へ。ここからは雪はありません

3/19 13:38

途中、石尾根を外れ三ノ木戸(さぬきど)コースへ。あとで判ったがマイナーコースで、みんなの足跡を見てもほとんど通られていないルートのようです

3/19 13:53

三ノ木戸(さぬきど)コースは杉の中。花粉症の方、要注意

3/19 14:11

作業道も多く分岐がたくさんあります。GPSで現在地とルートを確認しながら進みますが、場所により標識もあります

3/19 14:14

このルート、斜面が崩壊している箇所が多い
本日のビビリポイント��

3/19 14:19

大木。側に祠がありました

3/19 14:19

杉の植林地帯が突然終わり、自然林に

3/19 14:21

ここでモノレールが登場

3/19 14:21

登山道としばらく並走

3/19 14:22

実際モノレールが通ると登山道が狭くなりそうです

3/19 14:26

木橋。結構揺れます

3/19 14:33

モノレール駅。周りは駐車場となっており、これより林道歩き

3/19 14:33

標識もあります

3/19 14:33

3/19 14:34

3/19 14:34

御岳山方面が見えてきます

3/19 14:39

モノレール駅そばの駐車場。林道終点でもあります。ここからしばらく林道歩き

3/19 14:53

林道から再び山道へ。地図では旧道と書いてある道を進みます

3/19 14:57

いろいろ分岐があってわかりずらいですが、

3/19 14:56

手作りの標識があるので見落とさないように…

3/19 15:03

こんな道を通って

3/19 15:12

再び林道へ

3/19 15:17

林道を進むと遠回りになるので林道を少し登り返し羽黒三田神社の裏に出る山道へ

3/19 15:23

羽黒三田神社。無事下山のお礼をしました

3/19 15:29

神社からも少し山道を降ります

3/19 15:29

標識もありました。ここから奥多摩駅が迷いやすい…結局ここからは林道を歩きました

3/19 15:35

愛宕山と鋸尾根。愛宕神社は急傾斜の階段で有名ですね

3/19 15:35

愛宕山と梅

3/19 15:36

本仁田山も見えました

3/19 15:45

無事、奥多摩駅到着

3/19 15:48

青梅線に乗って帰ります。長かった山旅もこれで終了。あとは河辺の梅の湯に立ち寄り長旅の疲れを癒します。その後は焼肉屋で打ち上げ

3/19 21:55

そういえば山荘でバッジ頂きました。まだ在庫があるようです

撮影機器：

D7000 ニコン

iPhone SE Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 保険証 携帯 タオル カメラ

感想

hironod

初百名山、初2000m越え、初山荘宿泊等々、初めのづくしの今回の山旅。また2日で30kmを超えるルート、非常時用具等を詰め込みザックの重量が10kgを超えたためかなりの不安があったが、特に問題もなく乗り切ることができた。次回につながる課題改善点として行動食の補給タイミングや自身のフィジカル問題を見つけることができたので大変有意義であった。唯一の心残りは眺望が残念であったこと。また登る機会を楽しみにしたい。