高尾山・小仏城山/日影沢から周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 561m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この先に、トイレと駐車場を設けた日影沢キャンプ場があるが、駐車場はキャンプ場利用者専用のようである。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日影沢キャンプ場から「いろはの森」コースを登って高尾山頂上へ。頂上から裏高尾縦走路で小仏城山まで行き、ここから東尾根を降りて元に戻る。 小仏城山までは過剰なまでに整備された道。 小仏城山の東尾根には道標が無いが、道は良く踏まれていて迷うこともないだろう。 |
写真
感想
神奈川の桜はもう散り始めた。
山に行けば、まだまだ桜を愛でることができるのではないか、ということで、家内と一緒に高尾山に登った。
高尾山から小仏城山へ縦走する途中の一丁平は、千本桜と呼ばれて桜の名所とのこと。そこで、ここを目指すことにした。
裏高尾の日影沢林道から「いろはの森」コースを登り、高尾山頂上から一丁平を通って小仏城山まで行き、ここから東尾根を降りて元に戻る周回ルートを選んだ。
それにしても高尾山は凄い人気だ。昼時、頂上広場は人出で溢れている。ミシュランご推薦の効果なのかしら。その上に、複数の学校から来たらしい遠足の子供達があちこちにシートを敷いて座り込んでいるので、水場に行くのもままならない。子供達だけでも百人は下らないだろう。
これらの人出を安全に通すためなのか、登山道は過剰なまでに整備されている。
今回、上りに使った「いろはの森」コースは。途中までは普通の山道だったが、4号路と合流した先から木の階段。メインストリートの1号路に合流すると、頂上まで舗装。登山道というより、観光地の遊歩道だ。
裏高尾縦走路に入って、少しは混み具合が緩んだけど、登山道に対する過剰な手入れは同じ。ちょっとした坂では階段が組まれ、緩やかな道には砂利が敷き詰められている。ロープが張られているので脇を歩くことはご法度。9割方は土の上を歩くことがない。
なんで、ここまでする必要があるのだろうか?
これに比べると、小仏城山の東尾根は自然のままだ。登山地図にこのルートは記載されていないので、踏跡程度、と思われがちだが、良く踏まれた立派な登山道だ。ただし、道標はない。
十年ほど前、東丹沢で、家内と植林帯中の踏跡を降りてきた時、枝打ちした小枝が散乱していて歩きにかった。結局、踏跡を抜け切るまで家内のブーイング。それ以来、家内と一緒の時には、登山地図に載っていない踏跡程度の道は避けている。
しかし、小仏城山の東尾根は昨年10月に一度通っており、歩き易い登山道であることを確認してある。そこで、林道よりむしろ時間はかかるが、今回も東尾根を下ることにしたが、家内からは何の不満も出なかった。ヤレヤレである。
むしろ、日影沢林道を延々と歩くより、この東尾根の山道の方が、たっぷりと自然の中に浸っている、といった感じが強く、好評だった。
高尾山から城山まで階段や砂利道といった人工的道路にうんざりしていたから、さらに舗装された林道は歩きたくない、という思いが強かったのかもしれない。
東尾根は途中で山仕事の二人組に会っただけで、高尾山の喧騒がうそのように静かだった。
いつまでも、この自然と静けさを保っていて欲しいものだ。
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