記録ID: 1127102
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【蝶ヶ岳・常念岳 常念小屋幕営】テント担いで絶景の稜線歩き(三股起点周回)
2017年05月03日(水) ~
2017年05月04日(木)
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体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 16:20
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,758m
- 下り
- 2,747m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 10:04
2日目
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:12
※ログはスマホアプリのヤマレコmapで取得しています。
天候 | 晴れ時々曇り 時折爽やかな涼風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
到着した3AM時点でほぼ満車でした。 下山した際には手前の路肩も含めてスペースは一杯。GWですしね。 でも少し下った所にも作られている駐車場には余裕があるようでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 登山口の小屋(?)にあります。 5/3朝は遭対協と思われる方が登山届の確認をされていましたので持参した登山届をお渡ししました。早朝から有難うございます。 ■幕営地 常念小屋 幕営料1,000円/人です。その中に外のトイレの使用料の含まれます。ユニット式のトイレは恐らくヘリでの移送でしょう。設備の維持に感謝です。 水は小屋で200円/lを払ってでタンクの蛇口から頂きます。 ■コース状況 全体的によく踏まれており、指導票やペンキによる案内も豊富で危険と思える箇所はありませんでした。以下に雪の状況を。 ・三股〜蝶ヶ岳 下部は夏道、まめうち平付近から上部は雪道。 前日に大雨だったそうで、腐った雪が夜間に固まった状態でアイゼンの歯がよく効きました。日中、気温が上がると緩んで歩きにくそう。 ・蝶ヶ岳〜蝶槍 完全に土の夏道でした(^_^; ・蝶槍〜常念岳 腐った後に固まった雪。 常念岳への登りは岩と土と雪のミックス ・常念岳〜前常念への分岐 上質の固まった雪面 ・分岐〜常念小屋 基本は岩と土、時折固まった雪のミックス ・前常念への分岐〜前常念岳 雪 ・前常念〜樹林帯 岩、時々雪 ・樹林帯 上部腐って固まり緩み始めた雪 下部土の夏道 |
その他周辺情報 | ■温泉・食事 最寄りの「ほりでーゆー 四季の郷」で汗を流しました。 食事もこちらに併設のレストランで頂きました。 公式ページは下記の通りです。 http://www.holiday-you.co.jp/ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
さてテント場も含めてLTEが完璧に入っていたのですが、この立派な中継アンテナのおかげのようです。
年中稼働している訳ではなさそうですので、厳冬期に電波が入るかは不明。以前、常念小屋のtwitterで、冬期は稼働していないと書かれていたような記憶が。
年中稼働している訳ではなさそうですので、厳冬期に電波が入るかは不明。以前、常念小屋のtwitterで、冬期は稼働していないと書かれていたような記憶が。
撮影機器:
装備
個人装備 |
アウターシェル上
防水透湿パンツ
フリース上
バラクラバ
薄手タッチパネル対応インナーグローブ
ウールミッドグロープ
アウターシェルグローブ
ポーラーテックタッチパネル対応グローブ
帽子(キャップ)
帽子(ニットビーニー)
サングラス
12本爪アイゼン
チェーンスパイク
ピッケル
ストック
ゲイター
厚手ウール靴下予備
地図(昭文社山と高原地図)
地図(地理院地形図)
コンパス
ヘッドライト
コンパクトデジカメ
ミニ三脚
GPS
スマホ
ガラケー
USB予備電池
ノート
鉛筆
日焼け止め
リップクリーム
マルチプライヤー
水筒
ハイドレーション(2l)
テルモス
健康保険証
免許証
現金
小銭
クレジットカード
チタン二層カップ
インスタントコーヒー
ジェットボイル
予備カートリッジ
箸
ゴアライトテント
ショベル
冬用寝袋
マット
テント中敷
LEDランタン
歯ブラシ
ブランデー入りスキットル
チョコレート)
普通の食べ物
非常食
アミノサプリ
芍薬天草湯
ツェルト
補助ロープ
救急セット
予備靴ひも
ロウソク
ライター
ロールペーパー
IDホイッスル
時計
|
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感想
GW後半の内、前2日が好天とのこと。1泊2日予備日1日の想定で行き先を検討しました。もちろん、GWでも個室(?)で寝られるテント泊前提。
奥穂高は前日の吹雪などの影響で表層雪崩の危険性が高そう。五竜や唐松、西穂も魅力的だけれど下部のゴンドラ利用で大行列ができそう。。。など迷い続け、テント装備での登山が1年半ぶりで体力面で若干不安がある為、以前同じくテント泊で歩いて勝手知ったる今回のコースを選択しました。
そうそう、ずっとプロフィール写真にしているのが、4年前のGWの常念岳です。この時は蝶ヶ岳ヒュッテ横に幕営でした。
当初は今回もお気に入りの蝶ヶ岳ヒュッテ横に幕営する予定でした。体調、体力次第ではそのまま常念に向かわずに三股に帰るサブプランも想定。
ただ、蝶ヶ岳への到着時間が比較的早く、槍穂の大絶景が望める好天に常念小屋幕営地まで足を延ばすことにしました。
結果的に皆さんが稜線を歩かれるより1日早く歩くこととなり、GW中にも関わらず山頂と幕営地を除いて殆ど人と合わない静かな山旅を堪能することができました。
最終日は大天井、燕と歩いて中房温泉に下山することも考えましたが、三股に車を回収しに行くのが大変と思い断念しました。
とは言え蝶ヶ岳、常念岳、前常念岳では相変わらずの絶景の稜線歩きが楽しめ大満足の山行となりました。山の神様に感謝。
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