大持山・小持山/わざわざこの山を目指す人は少ないの?
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 875m
- 下り
- 869m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大神楽集落から大持山に登り、小持山まで縦走してから武士平集落に降りる周回ルートを採った。 まず、大神楽集落の南にある614m峰の東側コルを目指して小さな涸沢を詰める。踏跡は無いが、途中から送電線巡視路を利用できる。 コルから東に尾根筋を辿っていけば、標高920m付近で大持山西尾根と合流する。西尾根には明瞭な踏跡があり、テープも点在する。 大持山から先は一般登山道で、分岐ごとに道標が建てられていて安心。 小持山までは良く踏まれた道だが、岩場が多いので通過に注意。その先、武甲山への道と分かれると、途端に踏跡程度になる。しかし、道筋は明瞭であり、分岐ごとの道標も完備されている。 |
写真
感想
大持山と小持山は武甲山から南に伸びる尾根上にある。大持山の標高は1294.1m。武甲山は1295.4m。武甲山は人気が高いが、僅か1.3m低いだけなのに、大持山はあまり目立つ存在ではない。
この大持山と小持山だけ目指して登ろう、という人は少ないだろう。多くの人は武甲山を目指し、その通りがかりにこの山に登っている。いわば、縦走路の一通過地点に過ぎない、といった認識のようだ。
昼食を取りながら大持山の頂上に40分程いた。平日だったが、この間に6人の登山者が頂上に来た。でも、ほとんどの人は、ちょっと水を飲んだら、さっさと出発。荷物も降ろさずに、ちょっと立ち止まり、山名板を写真に収めたら、そそくさと歩き出した人もいた。まさに、縦走中の一通過地点に過ぎないようだ。
今回は、わざわざ、この不人気の大持山と小持山だけを目指して登った。酔狂な輩と言えるかな。まあ、武甲山も、近くの武川岳も既に登ったから、そこまで足を延ばす気がなかったこともあるが。
どうせなら周回ルートを採りたい。
大持山の西尾根(実際は南南西の方角に降りている)がバリエーションルートとして紹介されている。これを上って大持山から小持山を回って武士平に下りれば周回できる。
でも、これでは車道歩きが随分長い。そこで地形図を読んで、大神楽集落南の614m峰から東に上って行けば、標高920mで西尾根と合流する。これを使えば西尾根の下部をショートカットでき、車道歩きが大幅に短くなる。
結果として、選んだルートは、踏跡こそ無いが、藪漕ぎも露岩等の悪場も全く無い平凡な尾根であった。
昨日は、同じ秩父市でも西端にある南天山に登った。先行きに対する不安感と露岩の通過時の緊張感は高かった。これに比べると、今日のルートは先も読めるし緊張する場面もなく、のんびりした気分で周回を楽しむことが出来ました。
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