七時雨山(31/東北百):その名も魅力の岩手の名峰、半袖隊長、広葉樹と大展望を堪能す
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 555m
- 下り
- 553m
コースタイム
- 山行
- 2:43
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:02
★EK度数:14.465=7.78+(445÷100)+(447÷100÷2)・・・暫定値
→→→判定「●EK16未満 非常に楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 7.78km /最高点の標高: 1030m /最低点の標高: 605m
累積標高(上り): 445m /累積標高(下り): 447m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
【参考文献】新・分県登山ガイド岩手県の山(山と渓谷社2010年版)
5七時雨山:叙情的な山名に誘われて大展望の双耳峰へ
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【当日:往路】藤七温泉09:1010:20七時雨山荘 【当日:復路】七時雨山荘13:5014:05七時雨鉱泉14:3515:15いわて沼宮内駅15:32はやぶさ24号18:04東京駅 【参考事項】 ★JR区間は大人の休日倶楽部パスを利用 ★「盛岡駅⇒藤七温泉(泊)⇒七時雨山荘(登山口)⇒いわて沼宮内駅」はレンタカー利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況【全般】 ●行程途中で分岐道があるのは1合目ぐらいで、後は基本的に一本道なのいで道迷いする可能性は非常に少ない。 ●合目表示を確認したのは「1・3・5・6・7・8」合目にて、その後は北峰・南峰と続く。 ●3合目までは牧場の中の道にて、放牧された牛の至近距離を歩く場合もあるので、徒に刺激しないこと。 ●3合目以降は広葉樹林帯の中、よく踏まれ整備された登山道が続く。 ●鎖や梯子、ロープ、岩場などは一切なく危険箇所なし。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:なし(短時間コースなので出発前に済ませよう) ★駐車場:七時雨山荘横の倉庫隣りの空き地に止めること ★携帯 :全て圏内 ★温泉:七時雨鉱泉(八幡平市民でなければ600円) 七時雨山荘(七時雨温泉)にも鉱泉沸かし湯があり(450円) ★飲食店:寄らず ★酒類調達処:ジョイス沼宮内店(食品スーパー) NewDays(いわて沼宮内駅構内) ★宿泊:藤七温泉彩雲荘(HPに平日限定2000円割引券、但し有効期間あり) http://www.toshichi.com/pdf/ticket29.pdf |
写真
感想
前回に続いて、タビレコ・お湯レコの色彩が強い内容ですので悪しからずm(__)m
七時雨山・・・頚城山塊の「雨飾山」と同じように、叙情溢れる山名だと感じていた。
そして、その名に惹かれて前々から行きたいと願っていたがいつも後回し。
3年前の秋には、同じく大人の休日倶楽部パス(以下、QCパス)を利用して最終日に登る計画を立てたものの・・・台風接近のため止むなく中止。
今回も梅雨時なのでどうなるのか・・・と天気予報を見ながらやきもきしていたが、結果としては青空に恵まれ、ようやく行くことが出来た。
ガイド本に拠れば、七時雨山の謂れは「一日に幾度となく天気が変わる」ことに由来すると言う。
使われている「七」は、ラッキーセブンの「7」ではなく、「七変化」等でも使われるように、「多い、多数」との意味なんですね。
QCパス3日目は、肘折温泉(山形県)から、福島・仙台・盛岡経由で、藤七温泉(岩手県)に移動するだけとの大名旅行。
これもQCパスが持つ威力で、好いのやら悪いのやら?
まあ、普段の週末は「最終バスに乗れるかどうか?」ギャンブル山行も多いだけに、偶にはこんな贅沢も好いのでは?と自らに言い聞かせる。
藤七温泉に行ったのは1号隊員の強い希望があったからだが、その広い露天風呂には驚いた。
もちろん到着後にすかさず入ったが、日の出とともに改めて露天風呂・・・と考えていたが、残念なことに、夜半から雨風が強くなって、寒くてそんなどころじゃない。
朝食時も雨がパラパラ降っており、正直なところ、今日、七時雨山に登るのは無理だと思っていた。
他の宿泊客(ハイカー)も、裏岩手縦走を諦めたとか、チェックアウト(10時)まで温泉三昧だとか・・・話が聞こえて来た。
半袖隊は、下見だと思って七時雨山荘(登山口)辺りまでドライブすることにしたが、フロント・マンに拠れば、こんな天気はしょっちゅうだと言う。
「これは雨ではなく、雲の中にいるだけ」なのだそうだ。
そして七時雨山は標高がもっと低いし、天気図から判断して、晴れている可能性もあると言う。
ふ〜〜ん、そんなものか?と思いながらアスピーテライン(山岳道路)をレンタカーで下っていると・・・あ〜ら不思議!ホントに晴れて来たではあ〜りませんか\(◎o◎)/!
その後は全く雨が降る気配もなく、青空の下で七時雨山を歩くことが出来ました(*^^)v
七時雨山は、山麓では牧場の草地を、山の中に分け入ると広葉樹林帯を歩く素晴らしい道を持つ山。
南北の双耳峰からは、岩手山・八幡平・姫神山などの名峰を見渡す大展望でした。
今は新緑が素晴らしいのですが、秋の紅葉の時期もさぞかし素晴らしいのだろうと思わせました。
ただ一つ注意することは・・・牧場作業道で牛糞(牛のうんこ)を踏まないようにしましょう。
「うんこ漢字ドリル」の例文を考えながら歩いていたのは内緒にしといて下さい。
★七時雨山(ななしぐれやま)1063m…新・東北100名山/31座目
日本100低山/64座目
新日本100名山/68座目
お疲れさんどしたm(._.)m
隊長
【日程概略】
6月23日:東京仙台
6月24日:仙台古川新庄肘折温泉⇒地蔵倉ハイキング
6月25日:肘折温泉新庄福島仙台盛岡藤七温泉(八幡平)
6月26日:藤七温泉七時雨山荘⇒七時雨山登山七時雨鉱泉いわて沼宮内東京
コメント
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半袖隊長、1号様こんにちは。
やっぱり歩いたのですね。今回は旅レコかなと思っていたところですが、やっぱり2レコ完成させていますね。そして、東北百名山も1座登っていますね。非常に有意義な休日だったのでしょうね。
岩手山と姫神山、まだ未踏です。裾から見て「かっこいい」と思った山ですね。東北方面行きたい山いっぱいあります。
いよいよ夏ですね、今年本気の隊長の記録を一体いくつ読めるか楽しみにしております。そして、今年増えるべき百名山の記録も楽しみにしております。
aideieiでした。
今年の春(初夏)、ネマガリタケ(根曲がり竹)採取の入山者が立て続けにクマに襲われたとのニュースが流れたのはよく覚えていたので、一抹の不安はありました。
登山口・登山道には「クマに注意」「クマ目撃情報」等の警告板はありませんでしたが、もちろん、二人ともクマ鈴を付けて入山し、幸いにお見合いすることなく下山出来ました。
牛糞はあちこちに点在していましたが、クマ糞は見掛けなかったように思います。
確かに東北(特に北東北)の山は遠いですよ。
恐らく北アルプス以上に遠いですよ。
入山者が多い北アにはそれなりに交通機関が発達し乗り入れ便がありますかた、まだ近いなと思わせるものがありますから。
でも、高緯度に位置するだけ森林限界が低くて高山気分を味わえます。
その意味ではお得かもしれませんね。
隊長
隊長 こんばんは
藤七温泉 良いですね
まさしく温泉三昧で、足の痛みも癒されたかと思います
七時雨山は小雨降る中を荒屋新町駅から往復歩きました。
牧場には牛もおらず、落し物があっただけでした
隊長も車内酒場 お好きなようですね
北東北は今から11年前の2006年秋、「新幹線+レンタカー」でぐるっと回った(7泊8日)でことがあります。
その時に歩いたのが奥入瀬渓谷・八甲田山・暗門の滝・秋田駒ヶ岳・八幡平・岩手山など。
これが本格的に北東北を歩いた第一歩でした。
岩手山と姫神山は特別な関係にあるとの民話が残っているほど、両方の山は岩手県民にとって特別な山なんだと思います。
それこそ「ふるさとの山に向かいて言ふことなし」なんでしょうね。
でも北東北は広い。
それに南東北もあるし・・・。
300名山を巡るのも楽じゃない^^;(⇒まだ沢山残っています)。
隊長
半袖隊長、こんばんは。
東北の熊は狂暴なのが多いようですが、大丈夫なのですか。
最近、関東の里山でさえ、熊が出る時代ですから、
東北の山はアルプス同様遠いというのもありますが、腰が引けます。
昔は本州では熊鈴なんて使わない時代だったので、
八甲田山も熊鈴なしで普通に歩いたんですけどね。
肘折と藤七温泉ではまるで泉質が異なり、最後に立寄った七時雨は鉱泉です。
旅館では朝風呂はもちろん夜中風呂も入りましたので、十分に堪能しました。
荒屋新町駅から歩いたとなると、そこそこの距離になりますね。
確か姫神山も駅から歩いて、土産物をどこかで預かってもらって・・・との記憶がありますよ
車内酒場はもちろん です。
しかし 陳列棚の前での意気込みとは別に、実線に入るとすぐに眠くなります
隊長
順守されていたようで(笑)重畳です!(笑)
たまには、こういう普通の山旅もいいのでは
雲の中から下りてきて登山って不思議な感じですねー
分県ガイドで紹介されている歩行時間が3時間10分ですから、ほぼCT通りで往復しました
こういう時にきっちりしていると、週末は解き放たれるのですよ
七時雨山から八幡平の山頂が見えていたので、朝方は雲が掛かっていただけだったんですね。
「新幹線に乗るまで長いナァ?今日は何しよう?」と考えていただけに・・・めっけもんでした
隊長
Iyamabeeryuさん、診察待ち中コメでーす。
1号隊員さんとちょっとマイナー目の山を旅主体で。割安切符で新幹線アプローチ 、いいですね〜。
東北の山は、小さめの山でも自然豊かですよねー(その分クマさん🐻に会う機会も多いですが 。この時期の東北の山はいいですよね。
西丹沢のブナも好きですが、ブナ林はやはり東北の山ですよね 。
七時雨山の方は、小生も候補に入れてます。行程軽いのでまだ猶予期間は有るかな ?
しかし、七時雨山が「"新"日本百名山」 ?東北百名山に入っているのは知ってましたが…。検索検索 〜。ほー、新日本百名山なんてのも有るんですね。
なるほど、中高年にも登りやすいとの観点も加味してですか、どんな山が入ってるのかな…。
何〜、北岳様が入っていないではないですか (驚)?なのに農鳥が入ってるし…。軟弱中高年じゃ大門沢キツすぎでしょう。おまけにいくら中高年向きとはいえ、千葉の烏場山?200m台?コリャ、流石に小さ過ぎて日本の中の100ではないでしょう (怒)。
…と、つい脱線しちゃいました、失礼。
診察終わってたので、さあ仕事です。
山脱線中、哀しきサラリーマンodaxでした
レスが遅くなりました<(_ _)>
確かに「新日本百」には辛口コメントが多いようです。
「え〜、これが?」なんて思う低山も多くて、「本格派」からすると物足りないのでしょうね。
各個人の主観に基づく内容ですから、野次馬的にやいのやいの・・・と評論する程度にしときましょう。
「各個人に百の頂きあり」でしょうね。
さて、東北の山には、エース・白神岳を筆頭にブナの宝庫がたくさんあります。
杉林が少ないのも魅力ですし(・・・ハクショ〜ン)。
標高が低い割に高山的な要素も多いですし。
この辺りはちょうど北緯40度線上にあって「北緯40度」をキーワードに観光化する作戦もあるようです。
隊長
yamabeeryuさん、こんにちは。
旅先での朝市って嬉しいですよね!
我が家は車ですしトランクにはクーラーBOXが積みっ放しなので、市場があると絶対寄り道します
肘折温泉も藤七温泉も魅力的です
仙台の利休も、ここの店に行ったことあるかも?
駅の東側で駐車場を探していて「あらっ?こんな所に利休が!」
入口入って右側が店内になっていて、カウンターの端に座ったような。
目の前で次々に牛タンが焼かれていくのを見ながら待ちました
七時雨山での天気は素晴らしい!
ふわふわと浮かんでいる雲まで愛らしいです
ブナ林の明るいグリーンシャワーも素敵ですね〜
見える岩手山も恰好いいですよ
東北遠征は楽しいですよね!
今月はやっと連休があるので我が家も遠征致します。
とりあえず宿は盛岡に取りました。
どの山に登ろうかと思案中です
レス 遅くなりました<(_ _)>
仙台駅東口の利休、まさにそこですよ。
入口を入って右側が客席です。
そして我々もカウンター席の左側の端っこでした。
同じ席でしょうか?
宿は盛岡となると、有名どころでは、岩手山・早池峰・姫神山・秋田駒・八幡平・焼け医師岳・・・辺りでしょうか?
もっとも青森・秋田・岩手の県境周辺は、ブナなどの森が広がって、小粒ながらもピリリと辛い山が揃っていますね。
是非、朝市だけでなく、道の駅でどっさりと地産品を買い込んで下さい
隊長
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