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Yamareco

記録ID: 1188774
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ハイキング
近畿

ちょっとクマった武奈ヶ嶽の巻☆

2017年07月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:10
距離
8.2km
登り
754m
下り
753m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
1:22
合計
5:11
7:55
11
石田川ダム駐車場
8:06
67
武奈ヶ嶽登山口
9:13
9:19
8
9:27
9:30
35
高島トレイル合流点
10:05
10:22
34
10:56
11:52
63
三重嶽との分岐点・昼食
12:55
11
武奈ヶ嶽登山口
13:06
石田川ダム駐車場
天候 晴れた〜〜♫\(^o^)/
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
石田川ダムの駐車場を利用。駐車場には、トイレと東屋があります。
コース状況/
危険箇所等
石田川ダムコースで赤岩山〜武奈ヶ嶽山頂を踏み、ワサ谷コースから起点へ返る周回コースです。
駐車場から登山口までの林道でなんと…子グマちゃんに遭遇(^_^;)
走って逃げる姿がとっても可愛らしかったのですが、すぐさま熊鈴を装着して警戒体勢!! 分県ガイド本にも、この辺りはクマが生息する山域と記載されてます。道が分かりにくい所もありますので、ルートファインディングをしっかりとのことです。詳しくは感想の方でご報告致します。
その他周辺情報 道の駅・くつき新本陣
http://kutsuki.net/
こちらの道の駅で、行きも帰りもお手洗いやその他お世話になりました。
豊富な鯖寿司にはノックアウトです♫
京都から車で約1時間半、石田川ダム駐車場に到着。京都は薄曇りだったので天気を心配してましたが、こちらは晴れておりバンザイ♫\(^o^)/
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京都から車で約1時間半、石田川ダム駐車場に到着。京都は薄曇りだったので天気を心配してましたが、こちらは晴れておりバンザイ♫\(^o^)/
前からみんなで登りたかった、もうひとつの「ぶながだけ」についに来られました。はりきってスタート♫
前からみんなで登りたかった、もうひとつの「ぶながだけ」についに来られました。はりきってスタート♫
しかし、スタート直後に林道で子グマに遭遇…。
慌てて熊鈴を装着します(^_^;)
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しかし、スタート直後に林道で子グマに遭遇…。
慌てて熊鈴を装着します(^_^;)
テンパったまま、早々と登山口に到着。
皆で一瞬たじろぐ…。さて、どうしよう。
テンパったまま、早々と登山口に到着。
皆で一瞬たじろぐ…。さて、どうしよう。
コース変更を考えましたが、コース変えても同じことです。行きます!!
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コース変更を考えましたが、コース変えても同じことです。行きます!!
しょっぱなから急登ですが、前回と同様に足取りが自然と早くなります。謙虚な気持ちで、クマさんのお宅にお邪魔します!!m(__)m
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しょっぱなから急登ですが、前回と同様に足取りが自然と早くなります。謙虚な気持ちで、クマさんのお宅にお邪魔します!!m(__)m
普段は皆、ストックはあまり使わないのですが、クマ対策としてストック使用。rは木の棒で代用。
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普段は皆、ストックはあまり使わないのですが、クマ対策としてストック使用。rは木の棒で代用。
♫ある〜ひ〜〜もりのっなっか〜〜クマさんに〜であ〜た〜〜♫
気持ちは焦り、休憩をあまり取らずに前進…。
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♫ある〜ひ〜〜もりのっなっか〜〜クマさんに〜であ〜た〜〜♫
気持ちは焦り、休憩をあまり取らずに前進…。
「クマさーーん!!こんにちはーー!!
rでーーす!!」一番怖がってたrは、ずっと一人で喋り続け、自己紹介まで(笑)
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「クマさーーん!!こんにちはーー!!
rでーーす!!」一番怖がってたrは、ずっと一人で喋り続け、自己紹介まで(笑)
クマさんが生息する雰囲気が感じられます。
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クマさんが生息する雰囲気が感じられます。
おられます。いたる所で、木の皮がめくれた木々を見かけました。フィールドサイン、目白押しでした。
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おられます。いたる所で、木の皮がめくれた木々を見かけました。フィールドサイン、目白押しでした。
冷や汗ダラダラの中、もうすぐ赤岩山です。
冷や汗ダラダラの中、もうすぐ赤岩山です。
赤岩山(740.3m)到着。
山頂の表札はありません。
赤岩山(740.3m)到着。
山頂の表札はありません。
石田川コースを振り返る。道が不明瞭な箇所も度々あり、下りは難しそうです。行きの登山コースにして正解でした。
石田川コースを振り返る。道が不明瞭な箇所も度々あり、下りは難しそうです。行きの登山コースにして正解でした。
少し気分も落ち着き、小休止して武奈ヶ嶽へ向けて出発。
少し気分も落ち着き、小休止して武奈ヶ嶽へ向けて出発。
高島トレイルとの合流地点に到着。
左は水坂峠へ、私達は右の武奈ヶ嶽へ。
高島トレイルとの合流地点に到着。
左は水坂峠へ、私達は右の武奈ヶ嶽へ。
ここからは緑がいっぱい♫
ここからは緑がいっぱい♫
コアジサイの群生地でした。見頃は終わってる様子で、ほとんど散っており残念。
コアジサイの群生地でした。見頃は終わってる様子で、ほとんど散っており残念。
少し咲いてました♫
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少し咲いてました♫
ミツバチさんも♫
ミツバチさんも♫
コナスビ発見♫
この〜〜みなんのみきになるみ〜〜♫
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この〜〜みなんのみきになるみ〜〜♫
開けました♫
赤坂山方面の山々。
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開けました♫
赤坂山方面の山々。
稜線歩きスタート♫
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稜線歩きスタート♫
眺めが一気に良くなりました!!
後方に滋賀の山々が連なる。左手前は、先ほど通過した赤岩山かしら??
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眺めが一気に良くなりました!!
後方に滋賀の山々が連なる。左手前は、先ほど通過した赤岩山かしら??
向こうに見える高い所は、蛇谷ヶ峰と武奈ヶ岳でしょうか?? 
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向こうに見える高い所は、蛇谷ヶ峰と武奈ヶ岳でしょうか?? 
琵琶湖もうす〜〜く見えます。
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琵琶湖もうす〜〜く見えます。
良い展望です。こちらから来て良かった♫
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良い展望です。こちらから来て良かった♫
なだらかな尾根道をサクサク進み…
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なだらかな尾根道をサクサク進み…
武奈ヶ嶽山頂(865m)到着。
赤い看板が壊れてるのは、クマさんの仕業のようです(^_^;)
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武奈ヶ嶽山頂(865m)到着。
赤い看板が壊れてるのは、クマさんの仕業のようです(^_^;)
しばし休憩。思ってたよりも広い山頂でした。
しばし休憩。思ってたよりも広い山頂でした。
ここからは気持ちの良い稜線が広がります。
トンボがたくさん飛んでました。
ここからは気持ちの良い稜線が広がります。
トンボがたくさん飛んでました。
福井方面、日本海が見えました!!
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福井方面、日本海が見えました!!
わっっ、素敵〜〜!!
小浜湾、小浜の市街地、そして奥にそびえるのは…
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わっっ、素敵〜〜!!
小浜湾、小浜の市街地、そして奥にそびえるのは…
若狭富士こと、青葉山(693m)。
ありがたや〜〜♫(^人^)
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若狭富士こと、青葉山(693m)。
ありがたや〜〜♫(^人^)
滋賀方面は、湖北の琵琶湖と竹生島が見えます。
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滋賀方面は、湖北の琵琶湖と竹生島が見えます。
素晴らしい稜線です。来て良かった!!
素晴らしい稜線です。来て良かった!!
右に琵琶湖〜〜
左に日本海〜〜
なんとも贅沢な!!
左に日本海〜〜
なんとも贅沢な!!
前方は三重嶽方面。ええとこ〜〜♫
前方は三重嶽方面。ええとこ〜〜♫
樹林帯に入り、ブナ林が出てきました。
樹林帯に入り、ブナ林が出てきました。
オブジェのよう。
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オブジェのよう。
気持ちの良い道でした♫
気持ちの良い道でした♫
三重嶽との分岐に到着。ここで昼食にします。
三重嶽との分岐に到着。ここで昼食にします。
木々の間から日本海と三十三間山(842.1m)が見えました。
木々の間から日本海と三十三間山(842.1m)が見えました。
風も心地良く、ゆっくり1時間ほど滞在しました。
ここで初めて、他の登山パーティにお会いしました。
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風も心地良く、ゆっくり1時間ほど滞在しました。
ここで初めて、他の登山パーティにお会いしました。
腹ごしらえ済ませ、下山開始。
下山ルートはワサ谷コースです。
腹ごしらえ済ませ、下山開始。
下山ルートはワサ谷コースです。
この辺りもコアジサイが群生する小径でした。
この辺りもコアジサイが群生する小径でした。
つづら折りの道をジグザグ下山。ワサ谷ルートは分かりやすく、クマさんの気配も感じられないのでまだ安全かも知れません。
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つづら折りの道をジグザグ下山。ワサ谷ルートは分かりやすく、クマさんの気配も感じられないのでまだ安全かも知れません。
無事に下山口に到着。
無事に下山口に到着。
ここからワサ谷橋を経て、子グマと遭遇した林道へ向かいます。
ここからワサ谷橋を経て、子グマと遭遇した林道へ向かいます。
林道に出て、rは再び警戒体勢MAX(笑)
林道に出て、rは再び警戒体勢MAX(笑)
石田川ダムが見えました。
石田川ダムが見えました。
ゴ〜〜ル!!
rのクマよけ木の棒大活躍(笑)
今回も、冷や汗&いい汗かいたスリリングな登山でした。
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rのクマよけ木の棒大活躍(笑)
今回も、冷や汗&いい汗かいたスリリングな登山でした。
道の駅で鯖寿司ゲット♫
お疲れさまでした(^o^)丿
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道の駅で鯖寿司ゲット♫
お疲れさまでした(^o^)丿

感想

馴染み深い比良山系最高峰・武奈ヶ岳と同音のもう一つの「ぶながだけ」として以前から気になっていた高島の武奈ヶ嶽。山と溪谷社の『滋賀県の山』の最新版に加えられたこともあり、このたび行ってきました。
メンバーは久々にkkrsの4名全員が揃いました。実に4月末のナッチョ(天ヶ森)以来です。

起点となる石田川ダムの駐車場は広く、東屋と小さなトイレもあります。
登山口を目指して林道を歩き始めた直後、路上に1匹の子グマが現れ、こちらに気づいて素早く山の急斜面を駆け上がって行きました。可愛らしさに一瞬全員の顔がゆるみますが、「子グマがいるなら近くに母グマがいる。子連れのクマは子どもを守ろうと必死になるから一番危険!」ということを思い出し、4人中3人は持参していた熊鈴を直ちに装着しました。

不安に駆られながら先へ進むと、すぐに登山口が出現しました。子グマが去った所から近すぎる……と思いつつも意を決して進むことにしました。
この日、私(k1)はストックを持っていませんでしたが、先頭を歩くので護身用にとk2が貸してくれました。いざとなればクマの注意を引くためにザックを投げ出す場面も脳内でシミュレーションします。しかし、そうすると何万円の損失だろうとも考えてしまいます。

登山道は急登から始まりすぐに息が上がりますが、熊鈴だけでは心もとないので皆大きな声を上げ手を叩くなど必死です。特に鈴を持たないrは終始声を出し続けて頑張りました。沢が近づくと水音で声もかき消されるのでラジオが欲しいと思ったり、木々に残る生々しいひっかき跡に怯えたり、見えないクマに追い立てられるように先を急ぎ、1時間ほどで尾根上に出ました。
何とも怖い思いをしましたが、子グマを見かけなければ無警戒のまま登って逆にばったり出くわしていた可能性もあり、むしろ助かったのかもしれません。

たどり着いた尾根は地図に表記がないものの赤岩山の山頂です。木に貼られていたテープにはなぜか「赤岩岳」とありました。
ここまでの道はNPO法人高島トレイルクラブ発行の高島トレイル詳細マップには実線ではなく破線で示されており、『滋賀県の山』でも避けられているので迷わないか気がかりでしたが、思ったより踏み跡はしっかりしていて赤テープも多く、道を外れることはありませんでした。とはいえ、逆に下る時は分かりにくそうです。

尾根に出たことで全員やや安堵し、この先は鈴だけを鳴らしながら進みました。赤岩山から少し下って登り返すと赤岩山西峰です。ここから進路は高島トレイルの一部となり、「中央分水嶺高島トレイル」と印字された黄色のテープが頻出します。武奈ヶ嶽の山頂が近づくと展望が開け、たくさんのトンボが飛び交っていました。

武奈ヶ嶽の山頂は眺望は得られませんが、意外と明るく広さもあります。ただし休むには木陰が小さく、昼食にも早いので先へ行くことにしました。
山頂から少し北へ進んだ所がこの日一番の展望スポットでした。左手には小浜の街と小浜湾、その奥にはピラミッドのように端正な青葉山(若狭富士)が見え、右手には琵琶湖北端の葛籠尾崎と竹生島が見えます。

やがて三重嶽方面とワサ谷方面への分岐点(高島トレイルの地図では「武奈ヶ嶽北尾根」)に到着、ここからトレイルコースを外れて下山するので、その前に登山道脇のスペースで昼食をとりました。眺めは今一つながら木陰が多いので涼しく、北北西方向には滋賀と福井の県境に位置する三十三間山が見えます。昼食中、数人の男性パーティーが武奈ヶ嶽の方から来られ、これが今日最初の「人」との出会いでした。

ワサ谷への下山道の前半はかなり長いなだらかな尾根で、まだ縦走路の稜線上にいるような錯覚を起こします。後半は急斜面ですが、大きくジグザグに下るため太ももや膝に優しい道です。ワサ谷との合流地点にある「武奈ヶ嶽登山口」の標識を通り過ぎて草の道をしばらく進むと林道に出ました。この道も人は少なく、単独行の男性1人とすれ違っただけでした。
最後に例の子グマが出没した所を通過し、駐車場に着いてようやく落ち着くことができました。

武奈ヶ嶽は私たちの大好きな比良の武奈ヶ岳に劣らず良い山でした。クマの心配はありますが、今度はもっと対策をしっかりして紅葉の時期などに訪れたいと思います。

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コメント

ヒルの次はクマ!
毎回ドキドキで楽しそうですね
脳内シミュレーション、大事ですね。とっさの時、体動きませんもんね。

私もそこで熊に遭いました。2013/9に同じルートで、早朝から一人はりきってストックをカチカチしながら登りだし、沢音が無くなったつづら折れ辺りで、数m先からガォーという明らかに猛獣の声。けっきょく姿は見ませんでしたが、そこからは生きた心地せず、ずっと鈴鳴らしながら歩き、三重嶽周回は止めてワサ谷を降りました。あの辺りは、お邪魔しますの気持ちが必要なクマの生活圏なんでしょうね。

しかし天気も良く、日本海や若狭富士までもクッキリ見え、全員揃った良い山行でしたね。
2017/7/13 7:49
Re: ヒルの次はクマ!
pewa-lakeさん、コメントをありがとうございます。
感想を書いたk1です。

以前ここでクマの声を聞かれたのですね! 姿が見えず声だけというのも想像すると不気味で背筋が寒くなってきます。
実は私は熊鈴以上に効果的といわれるホイッスルを持っていたのですが、完全に存在を忘れており、今日になってようやく気づきました……。やはりその場ではなく事前にシミュレーションせねばと反省中です。そして、ヒルなどクマに比べればどうということないと思えます(笑)。

でも、おっしゃるように全員が揃い素晴らしい景色も堪能できた楽しい登山でした。
前に権現山へのコメントで教えて下さったコナスビの花、おかげで今回は見つけた時に名前がわかって嬉しく思いました。
2017/7/13 13:00
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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