【地図にないルートで下山】甲武信ヶ岳

2017年07月08日(土) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 16.9km
• 登り: 1,706m
• 下り: 1,703m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:27

4:49 西沢渓谷駐車場
5:06 5:07 ねとりインフォメーション
5:09 近丸新道登山口
5:15 徳ちゃん新道登山口
6:52 6:54 徳ちゃん新道分岐
8:47 8:48 戸渡尾根分岐
8:51 8:52 木賊山
9:06 9:10 甲武信小屋
9:25 9:42 甲武信ヶ岳
9:56 10:18 甲武信小屋
10:35 10:36 木賊山まき道分岐
11:20 11:31 破風山避難小屋
13:52 ねとりインフォメーション
14:07 14:08 西沢渓谷入口バス停
14:16 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西沢渓谷入口の駐車場。朝は空いていましたが、午後は満杯でした。

コース状況／危険箇所等

徳ちゃん新道はよく整備されてます。登りやすい。

その他周辺情報

話のタネにと、ほったらかし温泉に寄りました。
たしかに眺望は素敵。次は絶対夜に来て甲府盆地の夜景を堪能したい。

写真

ループ橋下の駐車場。朝はガラガラ。

駐車場を同時に出発した人と挨拶を交わし、近丸新道と徳ちゃん新道どちらがいいか？と相談しながら西沢渓谷入口まで。

結局この方と最後までお供することになりました。

廃山荘。いったん取り壊すと許可が取れず二度と建てられないため、いつかリニューアルしたい夢が山梨県にあり、取ってあるとのこと。

前日の夕立で沢を通る近丸新道は危険かもとのアドバイスに従い、徳ちゃん新道にしました。

シャクナゲの花。これを楽しみに来るひとが多いそう。そこらじゅうに自生してましたが、咲いているのを見たのはここだけ。

かなりの急登を想定していましたが、わりと普通の急登でした。

近丸新道との合流。近丸新道から登ってきた人いわく、靴が濡れそうになったけど危険ではないとのこと。

崩落地に出て急に開けました。

金峰山方向

タフだけど登りやすい。良い山。

木賊山

裸の斜面を下ります。

甲武信ヶ岳が見えました。

アポロチョコみたいな。

鞍部に甲武信小屋。

写真で見るより実物いい感じ。

この看板も実物かっこいい。

甲武信の山頂へ。

ばっちり。

気になる形の山。

振り返って木賊山。

木賊山を巻いて破風山避難小屋へ。この方とスタートからずっと一緒に行動です。林道整備の仕事についておられる方で、表事情、裏事情とりまぜ興味深い話を色々してくれるものだから。

同行の方は避難小屋から、昔荷揚げに使われていた地図にないコースを経由して林道に出て、林道の様子を確認しながら下山するとのこと。

私は雁坂峠から回ってもよかったのですが、こんなチャンスは滅多にないと思い、付いて行くことにしました。

避難小屋です。

「バリエーションルートですらない」そうで、「藪漕ぎがあるかもしれない」とのことでドキドキしましたが、踏跡は明瞭にありました。

ピンクテープも沢山見られました。

同行者もこの道は初めてで、藪漕ぎがあるかもしれないとの前情報からナタも持参しておられました。しかし実際は低い笹に踏跡があり問題ありませんでした。足元は若干良くないです。

林道が見えました。

林道。昔はここにクルマを駐めて荷揚げしていたそうです。

絶壁にクサリ。

鷄冠東林道というそうです。

冷たい水で生き返りました。

下ってきた斜面。

直線的な林道を軽快に下ります。歩きながら、林道ってなぜ作られるの？ なぜ予算をかけて維持されているの？という私の疑問にプロの解説をいただきました。

話に夢中になりすぎてポイントを通り過ぎてしまい、戻りました。ここから尾根を歩き、林道をショートカットします。

目印のテープ。

こちらもテープがあります。足元もそんなに悪くない。

林道の終点近くに出ました。

少し歩くと公衆トイレの上に出ました。

西沢渓谷目当てのハイカーが大勢きており、広い駐車場は満車になっていました。

感想

hasytter

スタートで一緒にあるき始めた人と最後までご一緒することなど初めての経験。
その方が林道整備のプロだったことから、治山事業の現場の事情などをいろいろ教わり、一日飽きませんでした。地図にないコースも経験できてラッキーでした。

そして甲武信ヶ岳。あんまり面白くないんじゃないかと先入観があり、また遠いこともあり足が向きませんでしたが、実際に登ってみると百名山も分かる分かるという印象で楽しめました。