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Yamareco

記録ID: 1197431
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ハイキング
朝日・出羽三山

大朝日岳(古寺鉱泉から周回)【山形県、朝日連峰】

2017年07月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:40
距離
20.4km
登り
1,725m
下り
1,710m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:34
休憩
2:04
合計
10:38
4:59
5:01
61
6:02
6:10
3
6:13
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30
6:43
6:55
21
7:16
7:20
84
8:44
8:55
26
9:40
9:50
10
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58
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12:02
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37
14:09
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55
15:28
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3
15:31
15:32
1
15:33
ゴール地点
● コースタイム
古寺鉱泉駐車場 456 ― 古寺鉱泉「朝陽館」 459 ― 合体の樹 521 ― 一服清水559/607 ― ハナヌキ峰分岐 613 ― 三沢清水 643/655 ― 古寺山 716/720 ― 小朝日岳巻き道分岐(古寺山側) 741/746 ― 小朝日岳巻き道分岐(大朝日岳側) 802 ― 銀玉水 844/854 ― 大朝日岳避難小屋 920/928 ― 大朝日岳 941/950 ― 大朝日岳避難小屋 958/1011 ― 銀玉水 1028/1035 ― 小朝日岳巻き道分岐(大朝日岳側) 1103/1115 ― 小朝日岳 1133/1203 ― 鳥原山展望台 1300/1301 ― 鳥原山三角点 1306 ― 鳥原山分岐点 1315 ― 鳥原山避難小屋 1322/1330 ― 鳥原山分岐点 1336 ― 畑場峰分岐 1424/1432 ― 古寺鉱泉「朝陽館」 1528 ― 古寺鉱泉駐車場 1532

● 行動時間 10:36

天候 晴れ、一部ガス
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
● 今回の移動
(宿泊先) = (古寺鉱泉) ― 古寺山 ― 大朝日岳 ― 鳥原山 ― (古寺鉱泉) = (宿泊先)

●登山口へのアクセス
○古寺鉱泉
・宿泊先から、山形自動車道〜月山IC〜県道27号線〜地蔵峠と経由して行った。山形自動車道の山形JCTからだと所要約1時間
・駐車は、30台程度は可能に見える。帰りに見ると、路肩駐車も数多く、都合50台程度は入山していたようだ

コース状況/
危険箇所等
○古寺鉱泉駐車場〜古寺鉱泉
・駐車場から鉱泉までは、川際の崖上ではあるもののバイクも通ることが出来るほどの道。勾配もほとんどない。

○古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐
・最初は木の根の目立つ急斜面の登り。尾根筋に出てからは、じりじりと高度を上げる

○ハナヌキ峰分岐〜古寺山〜小朝日岳巻き道分岐(古寺山側)
・一服清水からほどなくでハナヌキ峰分岐。そこからは細かく昇降を繰り返し、そのうち古寺山へ。小岩の沢筋状の急登もある。古寺山まではあまり見晴らしがない
・古寺山からもずっと見晴らしが得られるわけではないが、眼前の小朝日岳を見ながら進む。この辺りからは高山植物が目立つようになる

○小朝日岳の巻き道
・ほぼ水平の巻き道。一部に険路もあるが、全般に歩きにくくはない

○巻き道分岐(大朝日岳側)〜大朝日小屋
・まずは、小朝日岳山腹から急降下にて最低鞍部の熊越へ。緩やかに登り返して、しばらくは山上の楽園散歩。花畑の中の水平路を進む。銀玉水からは一気の登り。登り切ると避難小屋

○大朝日小屋〜大朝日岳
・小屋からは、あと一息の登り。比較的緩やかな登り

○巻き道分岐(大朝日岳側)〜小朝日岳
・急登。ただし、よじ登るような険路は意外に短い。双耳峰のようなピーク間を緩く上下して狭いが見晴らしのよい小朝日岳山頂に到着する

○小朝日岳〜鳥原山分岐
・小朝日岳からの下降路は、大朝日岳側の岩主体とは異なり、砂地の急斜面で歩きにくい。下りきったところから鳥原山への取り付きまでにも下降上昇が相次ぎ長く感じる。最後鳥原山へはだらっとした緩い傾斜を整備された石段により登る

○鳥原山〜鳥原山避難小屋
・ずっと木道が整備されている。周囲は湿原となっているところもある
・小さな流れを渡ると鳥居があり、その先に避難小屋と朝日嶽神社がある

○鳥原山分岐〜畑場峰〜古寺鉱泉
・明らかに主要道よりは人の通いが少ないような道。ぬかるんだ泥地も時折ある。全く眺めのない、木立の中の道。一方的に下降し続ける
・畑場峰からも半分以上の間には少々の急下降があるだけで、最後一気に200mくらいを急下降する

その他周辺情報 ●買う、食べる
・月山インターから先にはコンビニエンスストア等は認められない。日帰り温泉に記した「ゆったり館」の営業時間であれば、そこにて飲料は入手できるであろう

●日帰り温泉
○大井沢温泉「ゆったり館」
・帰途、県道27号線沿いにある。大人300円の料金が示すように、住民向けの銭湯の感がある。中も内湯が一つあるだけであり、露天風呂などしゃれたものは全くなかった。休憩室が200円。有料だがその分きれいにしてあり、空いている(H29.7時点)

○その他
・西川町内を始め、いくつかの日帰り温泉が付近にある

峠を過ぎ、この看板で右手斜めに逸れます【県道27号線から林道への分岐点にて】
2017年07月15日 04:37撮影 by  ,
7/15 4:37
峠を過ぎ、この看板で右手斜めに逸れます【県道27号線から林道への分岐点にて】
右手に見える倉庫のような建物を過ぎたところに右へと直角に折れます【最初の林道から古寺鉱泉行き林道への分岐点にて】
2017年07月15日 04:44撮影 by  ,
7/15 4:44
右手に見える倉庫のような建物を過ぎたところに右へと直角に折れます【最初の林道から古寺鉱泉行き林道への分岐点にて】
駐車場に到着。5時前ですが、20台弱が並んでいます【古寺鉱泉前の駐車場にて】
2017年07月15日 04:52撮影 by  ,
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駐車場に到着。5時前ですが、20台弱が並んでいます【古寺鉱泉前の駐車場にて】
こんな道でスタート【古寺鉱泉前の駐車場にて】
2017年07月15日 04:56撮影 by  ,
7/15 4:56
こんな道でスタート【古寺鉱泉前の駐車場にて】
程なく、古寺鉱泉「朝陽館」に到着【古寺鉱泉にて】
2017年07月15日 04:59撮影 by  ,
7/15 4:59
程なく、古寺鉱泉「朝陽館」に到着【古寺鉱泉にて】
最初のうちは、木の根の目立つ急な登りで尾根を目指します【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:01撮影 by  ,
7/15 5:01
最初のうちは、木の根の目立つ急な登りで尾根を目指します【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
ようやく陽が当たるようになってきました【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:15撮影 by  ,
7/15 5:15
ようやく陽が当たるようになってきました【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
登山者計数装置。最近はよく見かけます。【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:16撮影 by  ,
7/15 5:16
登山者計数装置。最近はよく見かけます。【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
合体の樹。異種が絡み合っています【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:21撮影 by  ,
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合体の樹。異種が絡み合っています【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
抱き合っているような【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:22撮影 by  ,
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抱き合っているような【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
一服清水に到着。冷たい水でした【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 05:59撮影 by  ,
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一服清水に到着。冷たい水でした【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
一服清水。こぼれた水がコースを湿らせています【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
2017年07月15日 06:01撮影 by  ,
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一服清水。こぼれた水がコースを湿らせています【古寺鉱泉〜ハナヌキ峰分岐】
分岐を越え、次は三沢清水。この頃にはすでに睡魔に襲われ、へろへろ。そこに冷たい水は救いの水【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 06:43撮影 by  ,
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分岐を越え、次は三沢清水。この頃にはすでに睡魔に襲われ、へろへろ。そこに冷たい水は救いの水【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
三沢清水も先ほど同様に整備されています【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 06:44撮影 by  ,
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三沢清水も先ほど同様に整備されています【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
古寺山への小岩ごろごろの登り【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 06:59撮影 by  ,
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古寺山への小岩ごろごろの登り【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
シロバナニガナでしょうか【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:01撮影 by  ,
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シロバナニガナでしょうか【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
イワカガミ。山に来た気分にさせてくれる花です【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:06撮影 by  ,
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イワカガミ。山に来た気分にさせてくれる花です【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
尖峰は何山でしょうか?【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:07撮影 by  ,
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尖峰は何山でしょうか?【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
ようやく小朝日岳が顔を見せてくれました。【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:09撮影 by  ,
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ようやく小朝日岳が顔を見せてくれました。【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
ツマトリソウ【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:09撮影 by  ,
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ツマトリソウ【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
ヒメサユリです。今回期待の高嶺の花【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:15撮影 by  ,
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ヒメサユリです。今回期待の高嶺の花【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
こんなに並んでいます【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
2017年07月15日 07:15撮影 by  ,
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こんなに並んでいます【ハナヌキ峰分岐〜古寺山】
古寺山に到着【古寺山にて】
2017年07月15日 07:16撮影 by  ,
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古寺山に到着【古寺山にて】
残念ながら、主峰大朝日岳はガスに頭を隠されています【古寺山にて】
2017年07月15日 07:16撮影 by  ,
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残念ながら、主峰大朝日岳はガスに頭を隠されています【古寺山にて】
これから向かう小朝日岳【古寺山にて】
2017年07月15日 07:18撮影 by  ,
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これから向かう小朝日岳【古寺山にて】
今日初めての雪渓。といっても小さなものですが【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:22撮影 by  ,
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今日初めての雪渓。といっても小さなものですが【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
花は…【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:23撮影 by  ,
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花は…【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
咲き誇るヒメサユリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:24撮影 by  ,
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咲き誇るヒメサユリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
イワオトギリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:26撮影 by  ,
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イワオトギリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
花は…【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:31撮影 by  ,
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花は…【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
すでに色づくナナカマド【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:32撮影 by  ,
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すでに色づくナナカマド【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
カラマツソウでしょうか【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:33撮影 by  ,
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カラマツソウでしょうか【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
ハクサンチドリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:37撮影 by  ,
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ハクサンチドリ【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
巻き道分岐に着いたようです。雪渓の手前に倒れかけた標示がある【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
2017年07月15日 07:41撮影 by  ,
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巻き道分岐に着いたようです。雪渓の手前に倒れかけた標示がある【古寺山〜小朝日岳巻き道(古寺山側)】
サンカヨウの実【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
2017年07月15日 07:50撮影 by  ,
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サンカヨウの実【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
イワカガミがこんなに【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
2017年07月15日 07:52撮影 by  ,
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イワカガミがこんなに【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
対岸の大滝。雪渓下から勢いよく落ちる水音がこちらにも響きます【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
2017年07月15日 07:56撮影 by  ,
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対岸の大滝。雪渓下から勢いよく落ちる水音がこちらにも響きます【小朝日岳巻き道(古寺山側)〜小朝日岳巻き道(大朝日岳側)】
巻き道終了【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)にて】
2017年07月15日 08:02撮影 by  ,
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巻き道終了【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)にて】
ミヤマクルマバナ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:05撮影 by  ,
7/15 8:05
ミヤマクルマバナ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ニッコウキスゲも残っています【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:05撮影 by  ,
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ニッコウキスゲも残っています【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
振り返って、小朝日岳。岩肌の絶壁が目につきます【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:12撮影 by  ,
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振り返って、小朝日岳。岩肌の絶壁が目につきます【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ヒメサユリが群生しています。このあと銀玉水までは、ヒメサユリルートでした【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:24撮影 by  ,
7/15 8:24
ヒメサユリが群生しています。このあと銀玉水までは、ヒメサユリルートでした【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ようやく大朝日岳山頂部が姿を見せてくれました【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:24撮影 by  ,
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ようやく大朝日岳山頂部が姿を見せてくれました【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ウラジロヨウラク【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:25撮影 by  ,
7/15 8:25
ウラジロヨウラク【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ハクサンシャクナゲ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:28撮影 by  ,
7/15 8:28
ハクサンシャクナゲ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
時々ケルンがあります【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:32撮影 by  ,
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時々ケルンがあります【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
マルバシモツケ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:34撮影 by  ,
7/15 8:34
マルバシモツケ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
これもウラジロヨウラクでしょうか【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:39撮影 by  ,
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これもウラジロヨウラクでしょうか【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ミヤマクルマバナ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:39撮影 by  ,
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ミヤマクルマバナ【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
野いちごの実でしょうか【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:40撮影 by  ,
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野いちごの実でしょうか【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ほんのわずかに木立の中【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:40撮影 by  ,
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ほんのわずかに木立の中【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
アザミ系ですが、花は…【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
2017年07月15日 08:41撮影 by  ,
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アザミ系ですが、花は…【小朝日岳巻き道(大朝日岳側)〜銀玉水】
ようやく銀玉水に到着。この先はずっと登りだなぁ【銀玉水にて】
2017年07月15日 08:44撮影 by  ,
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ようやく銀玉水に到着。この先はずっと登りだなぁ【銀玉水にて】
ミヤマキンバイでしょうか【銀玉水にて】
2017年07月15日 08:45撮影 by  ,
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ミヤマキンバイでしょうか【銀玉水にて】
銀玉水もよく整備されています。冷たくて美味しい水【銀玉水にて】
2017年07月15日 08:45撮影 by  ,
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銀玉水もよく整備されています。冷たくて美味しい水【銀玉水にて】
こちらはシナノキンバイでしょうか【銀玉水にて】
2017年07月15日 08:48撮影 by  ,
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こちらはシナノキンバイでしょうか【銀玉水にて】
鈴なりのウラジロヨウラク【銀玉水にて】
2017年07月15日 08:50撮影 by  ,
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鈴なりのウラジロヨウラク【銀玉水にて】
一気に上っていくルートが目で追えます【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 08:55撮影 by  ,
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一気に上っていくルートが目で追えます【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
ウサギギク【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 08:55撮影 by  ,
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ウサギギク【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
この花は何でしょうか?【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:02撮影 by  ,
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この花は何でしょうか?【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
ヒナウスユキソウ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:13撮影 by  ,
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ヒナウスユキソウ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
「霊山朝日嶽神社奥宮」とあります。祠はなさそう【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:13撮影 by  ,
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「霊山朝日嶽神社奥宮」とあります。祠はなさそう【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
瞬間的に、山頂までが見通せます【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:13撮影 by  ,
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瞬間的に、山頂までが見通せます【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
アカモノ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:16撮影 by  ,
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アカモノ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
ゴゼンタチバナ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:17撮影 by  ,
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ゴゼンタチバナ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
チシマギキョウ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:18撮影 by  ,
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チシマギキョウ【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
花は…【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
2017年07月15日 09:19撮影 by  ,
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花は…【銀玉水〜大朝日岳避難小屋】
避難小屋に到着。先客はいらっしゃらないようです【大朝日岳避難小屋にて】
2017年07月15日 09:19撮影 by  ,
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避難小屋に到着。先客はいらっしゃらないようです【大朝日岳避難小屋にて】
ハクサンフウロ【大朝日岳避難小屋にて】
2017年07月15日 09:20撮影 by  ,
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ハクサンフウロ【大朝日岳避難小屋にて】
小さな祠がある【大朝日岳避難小屋にて】
2017年07月15日 09:20撮影 by  ,
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小さな祠がある【大朝日岳避難小屋にて】
小屋の中。整然と片付けられています【大朝日岳避難小屋にて】
2017年07月15日 09:27撮影 by  ,
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小屋の中。整然と片付けられています【大朝日岳避難小屋にて】
鐘。【大朝日岳避難小屋にて】
2017年07月15日 09:27撮影 by  ,
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鐘。【大朝日岳避難小屋にて】
ヨツバシオガマ【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
2017年07月15日 09:29撮影 by  ,
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ヨツバシオガマ【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
ミネウスユキソウ【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
2017年07月15日 09:30撮影 by  ,
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ミネウスユキソウ【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
山頂部は時々顔を出してくれます【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
2017年07月15日 09:36撮影 by  ,
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山頂部は時々顔を出してくれます【大朝日岳避難小屋〜大朝日岳】
ついに大朝日岳山頂に到着です【大朝日岳山頂にて】
2017年07月15日 09:41撮影 by  ,
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ついに大朝日岳山頂に到着です【大朝日岳山頂にて】
大朝日岳避難小屋付近です【大朝日岳山頂にて】
2017年07月15日 09:43撮影 by  ,
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大朝日岳避難小屋付近です【大朝日岳山頂にて】
中ツル尾根。朝日鉱泉からの道です【大朝日岳山頂にて】
2017年07月15日 09:43撮影 by  ,
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中ツル尾根。朝日鉱泉からの道です【大朝日岳山頂にて】
登ってきた小朝日岳からの稜線。銀玉水などがある低い部分。空にはトンボの大群【大朝日岳山頂にて】
2017年07月15日 09:48撮影 by  ,
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登ってきた小朝日岳からの稜線。銀玉水などがある低い部分。空にはトンボの大群【大朝日岳山頂にて】
ミヤマリンドウ【大朝日岳山頂にて】
2017年07月15日 09:50撮影 by  ,
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ミヤマリンドウ【大朝日岳山頂にて】
帰り道にて。朝日嶽奥宮の辺り。祠はないが石積みはあります【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
2017年07月15日 10:16撮影 by  ,
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帰り道にて。朝日嶽奥宮の辺り。祠はないが石積みはあります【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
チングルマは、花はおしまい【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
2017年07月15日 10:16撮影 by  ,
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チングルマは、花はおしまい【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
振り返って。ようやく稜線が一望できるも、大朝日岳は隠れています【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
2017年07月15日 10:25撮影 by  ,
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振り返って。ようやく稜線が一望できるも、大朝日岳は隠れています【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
ノウゴウイチゴ【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
2017年07月15日 10:27撮影 by  ,
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ノウゴウイチゴ【大朝日岳避難小屋〜銀玉水】
祝瓶山方面が見えました【銀玉水〜小朝日岳】
2017年07月15日 10:43撮影 by  ,
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祝瓶山方面が見えました【銀玉水〜小朝日岳】
厚い雲の中の大朝日岳と、手前にはヒメサユリの群生【銀玉水〜小朝日岳】
2017年07月15日 10:48撮影 by  ,
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厚い雲の中の大朝日岳と、手前にはヒメサユリの群生【銀玉水〜小朝日岳】
巻き道分岐まで戻ってきた。意を決して、小朝日岳へと向かいます【銀玉水〜小朝日岳】
2017年07月15日 11:05撮影 by  ,
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巻き道分岐まで戻ってきた。意を決して、小朝日岳へと向かいます【銀玉水〜小朝日岳】
西の小ピークから小朝日岳を見る。もう一息です【銀玉水〜小朝日岳】
2017年07月15日 11:31撮影 by  ,
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西の小ピークから小朝日岳を見る。もう一息です【銀玉水〜小朝日岳】
いよいよ天気予報通りの雨になるのか。大朝日岳を包む雲が重くなっていきます【小朝日岳にて】
2017年07月15日 11:31撮影 by  ,
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いよいよ天気予報通りの雨になるのか。大朝日岳を包む雲が重くなっていきます【小朝日岳にて】
小朝日岳に到着。小さな広場。眺めがよい【小朝日岳にて】
2017年07月15日 12:02撮影 by  ,
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小朝日岳に到着。小さな広場。眺めがよい【小朝日岳にて】
山頂部が雲間に確認できます【小朝日岳にて】
2017年07月15日 12:02撮影 by  ,
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山頂部が雲間に確認できます【小朝日岳にて】
鳥原山へは砂地の急坂。ロープはその歩きにくい斜面のためにある【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:06撮影 by  ,
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鳥原山へは砂地の急坂。ロープはその歩きにくい斜面のためにある【小朝日岳〜鳥原山】
見たことのないチョウチョ【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:07撮影 by  ,
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見たことのないチョウチョ【小朝日岳〜鳥原山】
これも。薄い空色【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:07撮影 by  ,
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これも。薄い空色【小朝日岳〜鳥原山】
そして、トンボの大群。どうしたことでしょうか【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:12撮影 by  ,
1
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そして、トンボの大群。どうしたことでしょうか【小朝日岳〜鳥原山】
ハクサンチドリ【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:17撮影 by  ,
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ハクサンチドリ【小朝日岳〜鳥原山】
小朝日岳が概ねはっきりと見えるようになりました【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:19撮影 by  ,
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小朝日岳が概ねはっきりと見えるようになりました【小朝日岳〜鳥原山】
これから進む鳥原山緩やかな登り【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:22撮影 by  ,
1
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これから進む鳥原山緩やかな登り【小朝日岳〜鳥原山】
鳥原山から畑場峰にかけて【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:22撮影 by  ,
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鳥原山から畑場峰にかけて【小朝日岳〜鳥原山】
シラネアオイもいました【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:23撮影 by  ,
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シラネアオイもいました【小朝日岳〜鳥原山】
これもノウゴウイチゴでしょうか【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 12:27撮影 by  ,
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これもノウゴウイチゴでしょうか【小朝日岳〜鳥原山】
鳥原山展望台に到着【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 13:01撮影 by  ,
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鳥原山展望台に到着【小朝日岳〜鳥原山】
大朝日岳と小朝日岳【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 13:01撮影 by  ,
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大朝日岳と小朝日岳【小朝日岳〜鳥原山】
鳥原山山頂部は湿地帯が形成されているようです。小さな水たまりが目につきました【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 13:03撮影 by  ,
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鳥原山山頂部は湿地帯が形成されているようです。小さな水たまりが目につきました【小朝日岳〜鳥原山】
ギンリョウソウ【小朝日岳〜鳥原山】
2017年07月15日 13:04撮影 by  ,
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ギンリョウソウ【小朝日岳〜鳥原山】
鳥原山の三角点は、コースをちょっと外れたところにあります【鳥原山三角点にて】
2017年07月15日 13:06撮影 by  ,
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鳥原山の三角点は、コースをちょっと外れたところにあります【鳥原山三角点にて】
そして分岐点に到着。“365歩”に惹かれて小屋まで行ってみることにした【鳥原山分岐点にて】
2017年07月15日 13:14撮影 by  ,
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そして分岐点に到着。“365歩”に惹かれて小屋まで行ってみることにした【鳥原山分岐点にて】
分岐点の辺りには、ひときわ広い湿地帯。湿地らしい植物が集っているようです【鳥原山分岐点〜鳥原山避難小屋】
2017年07月15日 13:15撮影 by  ,
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分岐点の辺りには、ひときわ広い湿地帯。湿地らしい植物が集っているようです【鳥原山分岐点〜鳥原山避難小屋】
こんな木道がずっと続いています【鳥原山分岐点〜鳥原山避難小屋】
2017年07月15日 13:16撮影 by  ,
7/15 13:16
こんな木道がずっと続いています【鳥原山分岐点〜鳥原山避難小屋】
地図や標示に従い進むと、やがて道の果てには鳥居が現れます【鳥原山避難小屋にて】(帰途撮影)
2017年07月15日 13:30撮影 by  ,
7/15 13:30
地図や標示に従い進むと、やがて道の果てには鳥居が現れます【鳥原山避難小屋にて】(帰途撮影)
その先には避難小屋があります【鳥原山避難小屋にて】
2017年07月15日 13:28撮影 by  ,
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その先には避難小屋があります【鳥原山避難小屋にて】
立派な懸額【鳥原山避難小屋にて】
2017年07月15日 13:29撮影 by  ,
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立派な懸額【鳥原山避難小屋にて】
小屋のとなりには朝日嶽神社。毎年ここで開山の儀式があるようです【鳥原山避難小屋にて】
2017年07月15日 13:22撮影 by  ,
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小屋のとなりには朝日嶽神社。毎年ここで開山の儀式があるようです【鳥原山避難小屋にて】
分岐点まで戻りました。今度こそ右手の古寺鉱泉へ向けて下降【鳥原山分岐点にて】
2017年07月15日 13:36撮影 by  ,
7/15 13:36
分岐点まで戻りました。今度こそ右手の古寺鉱泉へ向けて下降【鳥原山分岐点にて】
ここも木の根の目立つ道。眺めのない樹間の道です【鳥原山分岐点〜畑場峰分岐】
2017年07月15日 13:45撮影 by  ,
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ここも木の根の目立つ道。眺めのない樹間の道です【鳥原山分岐点〜畑場峰分岐】
田代清水に気づかず畑場峰分岐に着いてしまいました【畑場峰分岐にて】
2017年07月15日 14:24撮影 by  ,
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田代清水に気づかず畑場峰分岐に着いてしまいました【畑場峰分岐にて】
一気に下りました。と言っても、途中で二度大休憩。かなり疲れ果てていました【古寺鉱泉にて】
2017年07月15日 15:27撮影 by  ,
7/15 15:27
一気に下りました。と言っても、途中で二度大休憩。かなり疲れ果てていました【古寺鉱泉にて】
ついに駐車場に帰着。朝とは車の様子も異なります【古寺鉱泉駐車場にて】
2017年07月15日 15:30撮影 by  ,
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ついに駐車場に帰着。朝とは車の様子も異なります【古寺鉱泉駐車場にて】
帰りには、月山ICへの道筋にあるこの温泉へ。料金等は本文に記載しております【大井沢温泉湯ったり館にて】
2017年07月15日 17:36撮影 by  ,
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帰りには、月山ICへの道筋にあるこの温泉へ。料金等は本文に記載しております【大井沢温泉湯ったり館にて】

感想

 長年のあこがれ、朝日連峰へ。
 今回も直前まで天気予報とにらめっこ。三連休の二日目に登りたかったのだが、天気がそれを許さない。金曜日の夜に職場から直接仙台に飛び、そこからレンタカーで山形県内の宿泊地に入った。そして、3時間睡眠で古寺鉱泉を目指す。
 明らかに睡眠不足。すでに車の運転中にも眠くなる。睡眠負債を土日で挽回する日常も、歳と共に追いつかなくなっているようだ。
 そんな中でも大朝日岳を目指す。
 駐車場にはすでに10数台。出発してしまっている人もいる。
 いつものように、黙々と登山開始。ハナヌキ峰分岐までの急登はものともせずに登ったつもりだったが、一服清水で腰を下ろしたとたんに立てないほどの睡魔に襲われる。なんだか足にもどんどん乳酸がたまってきたように感じる。
 重い重い足取りで先へ。古寺山への登りがあたかも谷川岳の登りのように難儀に思える。ようやく大朝日岳が見えるようになったが、あいにく山頂部が雲に隠れている。
 ひょっとすると、天気予報の昼過ぎまでも保たないのであろうか。
 小朝日岳の巻き道分岐では、欲得なく巻き道へ。この辺りから花が多くなってきたことが心の救いだ。
 銀玉水はコース近くにあり、その冷たさが生気を回復してくれる。ここまでの一服清水も三沢清水もそうだったが、この山のわき水はいずれも冷たい上にうまい。
 銀玉水までの比較的平坦な道を行くうちに再び元気が出てきた気になって、大朝日岳への最後の登りに取りかかる。やはり、すでに脚がくたびれていることに変わりはないようだが、ゴールが見えている分だけ気合いが入り、避難小屋へ。
 ここにザックをデポして山頂へ。荷を軽くしたためか、坂道が緩くなったからか、足取り軽く山頂へ。途中で一瞬だけ山頂部が姿を見せる。期待しながら山頂に立ったが、歩いてきた稜線部の一部を除き、ほとんどは姿を見せることはなかった。
 来た道を戻る。銀玉水で再度の給水ののち、分岐では決意の上、小朝日岳へ。疲れ度合いも考慮するとやめようかとも思ったが、最後に改めて小朝日岳の岸壁を見せられると、登らないのは勿体ない気がしてきた。
 分岐点で、地質に明るい方のお話を聞く。山にはいろんなことに興味を持ってはいる人がいるものだ。必死に登って小朝日岳山頂部で昼食休憩。
 小朝日岳の山頂部はトンボが多い。大朝日岳もそうだったが、ここのほうがひときわ多いように思う。弁当に寄ってくるトンボはいないが、頻繁に身の回りに止まる。どうにも落ち着かない。
 小朝日岳からの下りは先ほどの登り斜面とは面相が異なり、砂質の歩きにくい急坂。それゆえにロープもあるのだが、脚に負担がかかることには変わりはない。
 思いの外何度もアップダウンを繰り返し、その都度鳥原山が近づいてくる。最後は段付けされた歩道を上がり、湿原の中の木道を進んで展望台。鳥原山山頂部は眺めはないが、展望台は見晴らしがよい。どうにか大朝日岳が一瞬だけ顔を出してくれた。
 せっかくここまで来たので鳥原山避難小屋にも立ち寄る。分岐には“小屋まで365歩”とあったが、とてもそれでは到着しない。小屋では、ちょうど大宴会の準備中。お邪魔も行けないので早々に退散することにした。ここには水があると期待していたのだが、未検査の沢水だという。もちろんみんなが利用しているのだから大丈夫だろうけど、お腹の弱さに自信のある当方としては、遠慮することにした。
 分岐からは、淡々と下る畑場経由の道へ。あまり人気がないのか、ぬかるみや落葉敷きが目立つ。それでもアップダウンもほとんどなく、道幅もある坂道を淡々と進む。
 古寺鉱泉からの沢音が聞こえ始めた頃に急下降が始まり、いっぺんに鉱泉前に出た。
 久々に、精根尽きてへとへとになった。歩数も40,000歩を越えている。
 帰りに立ち寄った大井沢温泉でわざわざ料金を払ってまで休憩室に横たわると、そのまま2時間近くも寝入ってしまった。

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