蛭ヶ岳(神奈川県最高峰を市原新道ピストン)
- GPS
- 12:20
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,258m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 11:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伝道までの土砂崩れは片付けられていたので無理すれば伝道まで車可能になっていた。石がゴロゴロしていた箇所があるのでパンクなど自己責任になりますので4WD推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【魚止橋ー伝道】行きショートカット、帰り大回り。 【伝道ー雷滝】渓流を高巻き、渓流歩き、木で出来た簡易の橋を何度か通過、石の上を渡る場合コケが付着してる石の上に足をのせるとすぐにチャポンと水に浸かります。 【雷滝ー蛭ヶ岳】Vルートの登山道。基本鹿棚の横を通過。赤、ピンク、青、白テープ踏み跡多数存在。 |
写真
感想
自宅からは近くて登山道入り口から遠い丹沢山地の最高峰の蛭ヶ岳へ
日帰りで蛭ヶ岳へ行った人をいつも凄いな〜と思っていた。しかし今回チャンスが巡ってきた!先週富士山に登っていつもと違う筋肉痛が出て少し体力が付いたかも?と丹沢(丹沢=ヒル)嫌いな相方を数年超しに説得し何故か丹沢OKがでた!普通ならこの三連休アルプス向きの連休だ。
塩水橋から丹沢山を経て蛭ヶ岳が行きやすそうだったが、ちょっとずるして最短の市原新道から行ってみた。
魚止橋からスタートすると他の登山者と挨拶を交わし姫次経由で蛭ヶ岳へ行かれるとのこと凄いなぁ。
伝道からは、一旦本流から離れ丸太橋へ向かう。鹿棚を通るコースと回るコースがあるが造林小屋手前で鹿棚を通過した。
丸太橋をいくつか通過して雷平へ。ここから雷滝は初めてのコースになる。雷平から雷滝への道を探すが白馬尾根の入り口はすぐに見つかったが渓流沿いの道がないので、右岸へ渡渉して赤テープや赤ペンキに従い進むことにした。
しばらく右岸を通行しているとこれ以上進めなくなったので左岸へ渡れる石を探し左岸へ。そこはラッキーなことに既に雷滝付近だった。
雷滝直下は、とても涼しくこの場所だけ天然クーラーでした。
この辺でランチにして引き返しても十分満足なのですが、山頂までまだまだなので先を急ぎます。
雷滝から市原新道への入口を探す。雷滝の左側を滝を左側に見ながら横を登っていくと滝壺の上に出て赤テープを目安に進むと市原新道へつながった。
鹿棚直登コースを進んだのでかなりの急こう配だった。
あまりにも疲れたので途中ピクニックシートを引いて休憩しようとしたらヤマビルが出たのですぐに退散した。
鹿棚の横に登山道が隠れるくらいのフキが大量に育っていてこれ持って帰ったら食べれるだろうなと思いながら進む。オロナミンCのような茶色い空き瓶が4〜5本捨てられていたがクリーン作業する元気がなかった。
鹿棚と鹿棚の間を通過したり、ここは道じゃないなと思いながらも上へ上へと進み不安に感じた時はGPSに落としたヤマレコ先人のルートと照合して進んだので安心して登ることが出来た。保険でスマホには、山旅ロガーと地図ロイドアプリにヤマレコのルートをダウンロードして通過するコースを事前にキャッシュに残し電波が入らなくても地図が見れるようにして来た。
しばらくすると蛭ヶ岳直下の草原に出た。そこは展望がよくとても素晴らしい場所だった。最後の鹿棚には針金をくぐらないと頭に当たる場所があるので細心の注意が必要。オレンジのテープが下にずり落ちていたので顔面に当たるくらいの場所に目立つように付け変えてきたが時間の問題でまた下に落ちてしまうかもしれない。
そして憧れの蛭ヶ岳山荘に到着。ここにはベンチがあり山荘の売店の入り口となっていた。表側に出て丹沢最高峰蛭ヶ岳1672.7mの山頂標識へ。
蛭ヶ岳は初めてだけどヤマレコでよく見ていた見慣れた場所の風景だった。ただ皆様と違う蛭ヶ岳山頂は富士山の見えない蛭ヶ岳だったのが残念。
山頂でたっぷり休憩をして最後に山荘で冷たい冷たいコーラを購入して小さな幸せを1つ得た。
丹沢山や鍋割山への下山標識はあるが、市原新道や雷滝への標識は一切なくバリエーションルートで有ることを認識して注意しながら下山することに。宮ケ瀬湖や丹沢山峰を見ながら草でうっすらと消えかけた登山道から樹林帯へと進む。下りは来た道を戻るだけなのだけれども一応どちらへ進むか迷ったときはGPSを頼りにしたので比較的楽に降りることが出来た。GPSの機種は古いがまだまだ使えそうだ。スマホの地図ロイドのトラックログがヤマレコと連携しているのでそちらの方が使いやすいのか機会があれば使ってみたい。とは言えピンクテープは多数存在した市原新道だった。雷滝へ着くとここからは道迷いがないので一安心。と思っていると雷平で進行方向右岸へ渡渉を忘れたと思ってそのまま赤い印に従い左岸を歩いていたらかなり前の丸太橋2本連続のところまで歩いて戻っていた。渡渉しなかった分少し得した気分であった。そして最後に車に到着してヒルチェックをしたところ1匹もいないことを確認して乗車した。
車に乗り宮ヶ瀬ダム付近まで走っているとTシャツの赤いシミに気が付いた。車を停めて確認すると首筋付近にヤマビルに刺された跡があったのだ。そして突然相方の半狂乱がおきた。首筋のもう少し下に現物が体に付着していたのだ。塩〜!塩〜!と恐怖におののいた声で叫びながらヤマビルを叩いていたら車のシートに落ちたので自分が処理して事なきを得たがこの後まだいるんじゃないかと刺された恐怖にガクガク震えていた。普段ゴキブリでさえ怖がっている相方が上半身に吸血されている現場を直撃したのでかなりのショックだったと思う。下山は帽子をかぶっていなかったのもヤマビルが首筋に着いた原因の一つかもしれない。今回出発時にヤマビル対策で虫よけスプレーと塩を振りまいたので最小の被害で済んだのかどうかわからないが丹沢は2度と登らない発言が出たのは言うまでもなかった。
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