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Yamareco

記録ID: 1205409
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳 〜ここにしか咲かない花を探す弾丸登山〜

2017年07月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:45
距離
12.0km
登り
1,868m
下り
1,860m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:39
休憩
1:06
合計
9:45
6:39
6:39
7
6:46
6:46
86
8:12
8:48
110
10:38
10:41
16
12:00
12:05
19
12:24
12:33
20
12:53
12:55
15
13:10
13:11
10
13:21
13:22
21
13:43
13:44
10
13:54
13:56
54
14:50
14:51
69
16:00
16:00
7
16:07
16:07
11
16:18
ゴール地点
天候 午前中快晴 稜線では午後から曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安市営駐車場を利用
芦安〜広河原までは乗合タクシー利用 料金1200円(協力金含む)
コース状況/
危険箇所等
≪登山道の状況≫
全体的によく整備されていています。
・広河原〜大樺沢二俣:大樺沢に沿って登っていきます。勾配も緩めなので出発からの足慣らしにちょうどいい。
・大樺沢左俣〜八本歯のコル:梯子が連続する下部までは雪渓上を歩く。夏道もかなり出てきていたが、アイゼンの脱着が面倒だったので最後まで雪渓歩きで登る。アイゼン無しでも歩けそうだが、滑ってパワーロスになりそう。どんどん溶けてきているので端の方に寄りすぎると踏み抜きが怖い。踏み抜いて渓流に落下すると危険。バットレスからの落石もあるので上方にも注意のこと。梯子の連続区間はストックはしまって歩くと良い。
・八本歯のコル〜トラバース道〜北岳山頂:岩稜歩きになる。トラバース道は間ノ岳側が切れ落ちた斜面なので慎重に通過のこと。
・北岳山頂〜小太郎尾根分岐:気持ちの良い稜線歩きの道。岩稜歩きが続くので足運びは慎重に。
・小太郎尾根分岐〜大樺沢二俣:ダケカンバの樹林帯の中を行く道。草すべりほどではないが大段差やハシゴもあるので一歩一歩確実に進みましょう。
その他周辺情報 ・芦安市営駐車場から程近くに金山沢温泉の日帰り入浴施設があるが、18時で閉店なので、最終バスに乗って戻るとゆっくり入浴することは不可能。
広河原インフォメーションセンター
最終バスまであと10時間で戻って来れるかな?
2017年07月20日 06:36撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 6:36
広河原インフォメーションセンター
最終バスまであと10時間で戻って来れるかな?
ヒメレンゲ?
2017年07月20日 06:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 6:30
ヒメレンゲ?
南アルプス盟主の北岳
またあなたの元へ帰ってきました。
2017年07月20日 06:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 6:38
南アルプス盟主の北岳
またあなたの元へ帰ってきました。
つり橋を渡ってスタート
2017年07月20日 06:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 6:39
つり橋を渡ってスタート
雪解け水を集めて水量豊富な大樺沢
2017年07月20日 07:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:01
雪解け水を集めて水量豊富な大樺沢
バイカウツギ
2017年07月20日 07:05撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:05
バイカウツギ
山肌を流れ下る清流
2017年07月20日 07:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:09
山肌を流れ下る清流
ミヤマカラマツ
2017年07月20日 07:23撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 7:23
ミヤマカラマツ
ヒロハノコンロンソウ?
2017年07月20日 07:26撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 7:26
ヒロハノコンロンソウ?
大樺沢二俣
北岳山頂がぐんと迫ってくる
2017年07月20日 08:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 8:03
大樺沢二俣
北岳山頂がぐんと迫ってくる
北岳の名花 ミヤマハナシノブ
2017年07月20日 08:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 8:25
北岳の名花 ミヤマハナシノブ
ミヤマハナシノブと北岳
絶対に撮りたかった一枚
2017年07月20日 08:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
7/20 8:28
ミヤマハナシノブと北岳
絶対に撮りたかった一枚
大樺沢左俣コースは雪渓歩き
2017年07月20日 08:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 8:37
大樺沢左俣コースは雪渓歩き
雪渓歩きの距離は白馬大雪渓ほどではないが、傾斜は急
2017年07月20日 08:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 8:51
雪渓歩きの距離は白馬大雪渓ほどではないが、傾斜は急
バットレスからの落石が無いか上方にも注意
2017年07月20日 09:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:28
バットレスからの落石が無いか上方にも注意
雪渓終了
二俣からスタートして1時間ほど
2017年07月20日 09:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 9:53
雪渓終了
二俣からスタートして1時間ほど
サンカヨウ
2017年07月20日 09:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 9:54
サンカヨウ
ミヤマガラシ??
2017年07月20日 10:04撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:04
ミヤマガラシ??
ツマトリソウ
右俣コースの樹林帯にも多かった
2017年07月20日 10:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 10:07
ツマトリソウ
右俣コースの樹林帯にも多かった
鳳凰三山
地蔵岳のオベリスクも見える
2017年07月20日 10:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:09
鳳凰三山
地蔵岳のオベリスクも見える
左俣コース上部はハシゴが続く
2017年07月20日 10:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:10
左俣コース上部はハシゴが続く
カラマツソウ
2017年07月20日 10:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:18
カラマツソウ
??
2017年07月20日 10:22撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 10:22
??
北岳バットレスが圧倒的な存在感
2017年07月20日 10:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:28
北岳バットレスが圧倒的な存在感
この梯子を登ると稜線だ!
2017年07月20日 10:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 10:29
この梯子を登ると稜線だ!
ハイマツの花
2017年07月20日 10:30撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:30
ハイマツの花
八本歯のコルの長ーいハシゴ
2017年07月20日 10:44撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:44
八本歯のコルの長ーいハシゴ
ゴゼンタチバナ
2017年07月20日 10:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:45
ゴゼンタチバナ
間ノ岳
できれば一泊してこちらにも行ってみたい
2017年07月20日 10:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:49
間ノ岳
できれば一泊してこちらにも行ってみたい
ナナカマドの花
2017年07月20日 10:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:49
ナナカマドの花
ミネウスユキソウ
2017年07月20日 10:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:51
ミネウスユキソウ
イワツメクサ
初夏から秋まで稜線を飾る
2017年07月20日 10:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:52
イワツメクサ
初夏から秋まで稜線を飾る
ツガザクラ
2017年07月20日 10:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 10:56
ツガザクラ
ツガザクラのアップ
きれいなピンク色をしている
2017年07月20日 10:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 10:50
ツガザクラのアップ
きれいなピンク色をしている
ミドリニリンソウというのがあるけれど
ミドリハクサンイチゲというのもあるようだ
白い部分(花弁ではなく咢)が先祖返りしたもの
2017年07月20日 11:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:09
ミドリニリンソウというのがあるけれど
ミドリハクサンイチゲというのもあるようだ
白い部分(花弁ではなく咢)が先祖返りしたもの
タカネツメクサ
2017年07月20日 11:12撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:12
タカネツメクサ
お花畑と間ノ岳
2017年07月20日 11:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:13
お花畑と間ノ岳
キンロバイ
2017年07月20日 11:19撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:19
キンロバイ
ミヤマオダマキ
園芸種もあるようだが自生のものは美しさが違う
2017年07月20日 11:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:21
ミヤマオダマキ
園芸種もあるようだが自生のものは美しさが違う
険しいトラバース道
高度感は無いが滑落に注意のこと
2017年07月20日 11:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 11:22
険しいトラバース道
高度感は無いが滑落に注意のこと
シロウマオウギ
2017年07月20日 11:24撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:24
シロウマオウギ
キタダケソウ
2017年07月20日 11:33撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:33
キタダケソウ
ここにしか咲かない花
まだ咲いていてくれた
2017年07月20日 11:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:47
ここにしか咲かない花
まだ咲いていてくれた
ハクサンイチゲとは葉が違う
2017年07月20日 11:46撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:46
ハクサンイチゲとは葉が違う
2017年07月20日 11:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:49
大輪のシナノキンバイ
2017年07月20日 11:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:52
大輪のシナノキンバイ
キタダケソウとシナノキンバイのコラボ
2017年07月20日 11:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:54
キタダケソウとシナノキンバイのコラボ
シナノキンバイで覆いつくされる斜面
最後まで雪渓が残っていたところだろう
2017年07月20日 11:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:55
シナノキンバイで覆いつくされる斜面
最後まで雪渓が残っていたところだろう
ハクサンフウロ
2017年07月20日 11:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 11:56
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ
稜線の主役
2017年07月20日 11:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 11:59
ハクサンイチゲ
稜線の主役
ミヤマムラサキ
ワスレナグサの高山型
2017年07月20日 12:00撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:00
ミヤマムラサキ
ワスレナグサの高山型
清楚な青色が美しい花
2017年07月20日 11:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
7/20 11:07
清楚な青色が美しい花
クロトウヒレン?
2017年07月20日 12:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:01
クロトウヒレン?
間ノ岳へ続く天空の縦走路
いつかこちらへの行ってみたい
2017年07月20日 12:03撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 12:03
間ノ岳へ続く天空の縦走路
いつかこちらへの行ってみたい
ハハコヨモギの群落
2017年07月20日 12:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:06
ハハコヨモギの群落
チョウノスケソウ
2017年07月20日 12:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 12:06
チョウノスケソウ
シコタンソウ
2017年07月20日 12:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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7/20 12:07
シコタンソウ
山頂までの道は険しい
山頂タイムリミットまであと50分!
2017年07月20日 12:09撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 12:09
山頂までの道は険しい
山頂タイムリミットまであと50分!
タカネシオガマ
2017年07月20日 12:10撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 12:10
タカネシオガマ
オヤマノエンドウ
2017年07月20日 12:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:11
オヤマノエンドウ
花で埋め尽くされる斜面
2017年07月20日 12:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:14
花で埋め尽くされる斜面
イワベンケイの大群落
2017年07月20日 12:15撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 12:15
イワベンケイの大群落
ハクサンイチゲが本日の主役
2017年07月20日 12:18撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 12:18
ハクサンイチゲが本日の主役
ミヤマオダマキも咲き誇る
2017年07月20日 12:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 12:37
ミヤマオダマキも咲き誇る
ミヤマキンバイ
2017年07月20日 12:38撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 12:38
ミヤマキンバイ
北岳山頂が見えた
タイムリミットまであと13分!
2017年07月20日 12:47撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 12:47
北岳山頂が見えた
タイムリミットまであと13分!
2017年07月20日 12:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:49
タイムリミットまであと5分で北岳山頂に到達
2017年07月20日 12:55撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 12:55
タイムリミットまであと5分で北岳山頂に到達
山頂の三角点
2017年07月20日 12:56撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 12:56
山頂の三角点
チシマアマナ
2017年07月20日 13:07撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:07
チシマアマナ
チョウノスケソウの大群落
2017年07月20日 13:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:13
チョウノスケソウの大群落
北岳肩の小屋
2017年07月20日 13:13撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:13
北岳肩の小屋
キバナシャクナゲ
最も高山型のシャクナゲ
2017年07月20日 13:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:20
キバナシャクナゲ
最も高山型のシャクナゲ
イワウメ
2017年07月20日 13:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:21
イワウメ
南アルプスの女王 仙丈ケ岳
2017年07月20日 13:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:28
南アルプスの女王 仙丈ケ岳
お花畑と女王様
2017年07月20日 13:29撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:29
お花畑と女王様
ミヤマミミナグサ
伊吹山にはコバノミミナグサが生える
2017年07月20日 13:31撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:31
ミヤマミミナグサ
伊吹山にはコバノミミナグサが生える
気持ちのいい縦走路
甲斐駒ケ岳からは雲が取れなかった
2017年07月20日 13:42撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:42
気持ちのいい縦走路
甲斐駒ケ岳からは雲が取れなかった
小太郎尾根分岐下部のお花畑
2017年07月20日 13:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 13:48
小太郎尾根分岐下部のお花畑
ハクサンチドリ
2017年07月20日 13:49撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 13:49
ハクサンチドリ
シナノキンバイのお花畑と北岳
2017年07月20日 13:50撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 13:50
シナノキンバイのお花畑と北岳
サンリンソウ
2017年07月20日 13:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 13:52
サンリンソウ
広河原インフォメーションセンターを俯瞰する
あと2時間40分で戻れるのか??
2017年07月20日 13:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 13:53
広河原インフォメーションセンターを俯瞰する
あと2時間40分で戻れるのか??
オオヒョウタンボク
2017年07月20日 14:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
7/20 14:14
オオヒョウタンボク
ダケカンバの森の中を駆け下る
2017年07月20日 14:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 14:21
ダケカンバの森の中を駆け下る
タカネグンナイフウロ
2017年07月20日 14:23撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:23
タカネグンナイフウロ
カワラナデシコ?
タカネナデシコ?
2017年07月20日 14:34撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:34
カワラナデシコ?
タカネナデシコ?
大樺沢二俣に戻って来た
最終バスまであと1時間50分
2017年07月20日 14:48撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 14:48
大樺沢二俣に戻って来た
最終バスまであと1時間50分
ミヤマハナシノブが見送ってくれた
2017年07月20日 14:51撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 14:51
ミヤマハナシノブが見送ってくれた
トリアシショウマ
2017年07月20日 15:06撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 15:06
トリアシショウマ
すごいところに建設された砂防堰堤
ここの工事をした職人さんは超人か!?
2017年07月20日 15:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/20 15:57
すごいところに建設された砂防堰堤
ここの工事をした職人さんは超人か!?
サワギク
2017年07月20日 15:59撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
7/20 15:59
サワギク
シモツケソウ
2017年07月20日 16:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
7/20 16:01
シモツケソウ
暮れる北岳
またいつか帰ってきます。
2017年07月20日 16:22撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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7/20 16:22
暮れる北岳
またいつか帰ってきます。

感想

ここにしか咲かない花。
世界でも南アルプスの北岳にしか咲かないキタダケソウはまさにそんな花です。
高山植物ファンになってからいつかは会いたいと思っていた花でした。

開花時期は6月〜7月上旬
広河原までのシャトルバスが運行開始される頃には終盤を迎えることが多く、みずみずしいキタダケソウを見るのはなかなかにハードルが高いのでした。
今年は7月上旬に北岳登山を予定していたものの、諸般の都合で断念…。
今年はあきらめだなと思っていた7月下旬、諸兄のレコを拝見していると、まだ咲いている!! これは行かねば…。
しかし1日しか山に行く時間は無い…。
始発バスが広河原に着くのが6時半。最終バスは16時40分。
タイムリミットは10時間。
この時間で北岳山頂をピストンしてこれるのか考えると、今の自分なら可能!となり、北岳にここにしか咲かない花を探しに行ってきました。
弾丸登山は危険というお叱りは免れませんが…

芦安駐車場で前夜泊。睡眠時間は4時間半。
それでも前回、前々回は1時間ほどウトウトしただけで登ったので、よく眠れた方でした。
今回は一応日帰りの予定ですが、最終バスに間に合わなければ広河原山荘で泊めてもらうことも考慮して最小限の宿泊装備もパッキング。
先回の燕岳山行で汗かきの自分は水が2ℓでは足りないことも判明したので、今日は4ℓを背負ってのスタート。
ザックが重いけれど、体重もピーク時より13垳困蕕靴燭里任覆鵑箸なるさ。
山登りはエンジンがかかってくるまでの初め30分がきついですが、それを乗り切れば楽になってくるので人間の身体とは不思議なものです。
途中で私を追い抜いて行かれたペースの早い方について行こうとしばらく頑張るも、
大樺沢手前で見失ってしまいました。
白根三山を日帰り縦走される方だったようですね…。
タイムリミットがあるので、今日は稜線に出るまでは花が咲いていてもコンデジで簡単に撮影して通過し、ペースを意識して登りました。
でも美しい藍色の北岳の名花、ミヤマハナシノブを見つけてしまうと写真に納めずにはいられません。
しばし腰を下ろして撮影してタイムロス。
大樺沢二俣には2時間弱かかりました。

キタダケソウの咲く地点まで最短距離で行きたかったので、今日は左俣コースで。
昨冬の大雪で未だに雪渓に覆われてるので、アイゼン・ヘルメット装備で慎重に登りました。
アイゼンを付けていても、ずるずる滑る箇所も多く体力を持っていかれます。
バットレスからの落石もあり得るので、下ばかり向いて歩くわけにもいかない。
10歩歩いて小休止して、を繰り返して1時間ほどで雪渓を登り切りました。
そのあとは険しいハシゴを上り詰めて、八本歯のコルには10:40頃到着。
帰りの時間を考えると北岳山頂を13時までに通過することを目標にしていたので、山頂まであと2時間20分。
でもキタダケソウ探しが主目的なので間に合うかな…。

すれ違う登山者に「キタダケソウはまだ咲いていますか?」と尋ねると、いっぱい咲いているよとか、わかりせんでしたとのお返事。
この時期に稜線に咲き乱れるハクサンイチゲをキタダケソウはよく似ているからなあ…。
まだ残っているか不安ですが、目を皿のようにして進みます。
トラバース道に入って、大き目の白い花があるとじっと観察しますが、どれもハクサンイチゲ。
5日前には咲いていたみたいなんだけど、もう散ってしまったのか…。
それでも根気よく探していると、ハクサンイチゲとは少し違う葉の花を発見!
雌しべが種子になりつつある終盤の姿でしたが、キタダケソウに会えました。
少し進むとまだちらほらと咲き残っています。
7月下旬になっても咲いていてくれたなんて…。神様ありがとうございます。
うれしくて思わず涙が出てきました。
後で振り返ってみると、トラバース道でも最後まで雪渓が残っていた箇所のようで、今年はまだ見ることができたようです。
雪が消えた斜面はシナノキンバイの大群落になっていました。

キタダケソウの他にも稜線は花盛りで、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマオダマキ、チョウノスケソウが大群落を作っています。
ワスレナグサの高山型のミヤマムラサキも初めて見ることができました。
チングルマではなくチョウノスケソウが大群落を形成しているのも新鮮な発見です。

キタダケソウ撮影に時間がかかり、北岳山荘からの道と合流したのが12時。
山頂タイムリミットまであと1時間。
花が咲いていても、じっくり撮影することはせず、どんどん進む。
でも流石は日本第二の高峰。高山病にならないようゆっくりとしたペースで、深く呼吸することも意識して登りました。

タイムリミットの5分前に北岳山頂に無事到着。
スタート時点では青空のもとにあった山頂も、雲がどんどん湧いてきて展望は無し。
北岳にはこれで3回きましたが、ここから富士山を未だに見れていないのです。
白峰三山縦走をするときに山頂からの絶景は取っておくか…。

最終バスまであと3時間半。
広河原目指して登山道を駆け下りました。
とはいえ、今日の足元は重戦車のようなスカルパのトリオレプロGTX。
岩稜歩きでの安定感は抜群だけど、軽快に走ることなんてできっこない。
足をちゃんと上げて次の一歩を踏み出さないと、岩に引っかかって転ぶもとなので、一歩一歩意識して進みました。
足をハの字に、しかもクロスさせながら足運びをするとひざの負担が少なくなると聞いたのでやってみると、確かにひざは楽。
でもリズムよくやらないと足がもつれます。疲労がたまってくると特にね…。
まだまだ山歩きの研鑽が必要です。

山頂から草すべり分岐まで1時間、大樺沢二俣までさらに1時間。
残り1時間40分で、道標の案内によると広河原まで2時間。
何とか帰れそうだ…。
最後の区間で捻挫などでタイムアップになると苦労が水の泡なので、「慌てず、急いで、正確に」と意識して下りました。
すれ違う人も数人。追い越しも追い越されもしない…。
大自然の中に自分ひとり。
岳人のテーマパークの北岳でこんな空気感を味わえるなんて…。
最終バスが出る30分前に無事広河原インフォメーションセンターに戻れました。
つり橋を渡って振り返ると、暮れる北岳。
またおいで、と北岳が言ってくれているようでした。

今回の山行ではキタダケソウに会えてのが何よりの収穫。
初めて見るミヤマムラサキ、大好きなミヤマハナシノブ、新鮮な発見のチョウノスケソウの大群落にも会えました。
頑張れば日帰りでも楽しめることがわかりましたが、味わい深い北岳を1日で終わらせるのは本当にもったいないと思いますね。
よく観察するともっと多くの花に会えるだろうに…。
山頂からの絶景、ライチョウとの出会い、幻の花タカネマンテマとの出会いも未だ果たせず。
次に訪れる時は、白峰三山縦走もかねてじっくり楽しみたいです。

南アルプス盟主北岳。またいつかあなたの元へ。

長文・駄文にお付き合いありがとうございました。

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