ツェルトで一泊 尾瀬沼周遊&燧ケ岳/燧ヶ岳
- GPS
- 29:00
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,488m
コースタイム
05:00大清水-06:02一ノ瀬休憩所-06:35岩清水-07:10三平峠-07:30三平下-08:00尾瀬沼ビジターセンター(20分程ウロウロ)-08:55浅湖湿原-09:25沼尻-12:20俎(15分程ウロウロ)-13:05柴安-13:50ミノブチ岳-15:55浅湖湿原-16:10尾瀬沼ヒュッテ(尾瀬沼キャンプ場)
【二日目】
05:40尾瀬沼ヒュッテ(尾瀬沼キャンプ場)-06:10浅湖湿原-06:50沼尻-07:00小沼湿原-07:28南岸分岐-07:50三平下-08:20三平峠-08:50岩清水-09:20一ノ瀬休憩所-10:03大清水
天候 | 【1日目】 朝のうちは快晴/お昼前に小雨&雷/夕方から小雨(夜、いつの間にか止んでいた。) 【2日目】 朝は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】 大清水に駐車場あり。(2、3箇所に分かれて240台駐車出来るらしい。) 駐車料金:¥500-/日(一回の駐車¥500-ではなくなった様子。) ※入出庫は24時間可能。(夜間駐車した人は日中帯にお店で支払えば良い。) 【トイレ】 直ぐそばにトイレあり。 使用時に協力金として¥100-程度支払う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険という程ではないが… {撕瑤ら柴安瑤惴かう途中一度残雪上を歩く事となる。自分が歩いたときは丁度良い硬さで靴でキックすると良い感じで雪面に刺さった。(この時はキックステップでOKだった。) ∂ケ岳の帰りに長英新道を選ぶとかなり地面がぬかるんでおりスリップに気をつけたい。 F韻犬長英新道の笹が茂っている部分では刈り取った笹を登山道に撒いているらしくその下の様子が分かり難いので気をつけたほうが良い。 ※長英新道は雨天時・雨天後はスパッツを付けたほうが足元を汚さなくても良いかもしれない。 |
写真
感想
本当は2泊3日で尾瀬周遊&燧ケ岳&至仏山を行うつもりだった。が、諸事情で一泊二日の尾瀬沼周遊&燧ケ岳登山に変更となった。
いつものように高速道路を使わず一般道で尾瀬(大清水)まで向かう。(高速¥1,000-も終わってしまったので…) 土曜日の夕方出発だったので道はガラガラ、渋滞なしでアッ!と言う間に尾瀬に到着(約5時間30分もかかった。)
大清水の駐車場は真っ暗闇に包まれていた。ここへ到着する少し前に激しい雨と雷に遭ったのだが、それが幸いしてか空は素晴らしい星空となっていた。(暗闇より星の明かりの方が多いのではないかというくらい凄かった。)しばらく星空を観察していると流れ星は勿論、人工衛星も確認できた。(飛行機ではなかったので人工衛星かUFOである。)
星空の観察後は明日(日が変わっているので今日である。)のために仮眠を取る。既に午前1時を過ぎているがグッスリ寝るためにビールを一缶空ける。(うまい!!) それでは、お休みなさい…
【1日目】
朝、目覚ましが鳴るのと同時に起きる。全く眠くない、今日も絶好調である。
直ぐに準備をして5時丁度に出発する。同じ頃に何組か出発するが意外と静かなスタートとなる。(丁度シーズンの狭間なのかハイカーは少なめである。)
最初は車が走れる(一般車は走れません。)林道を1時間くらいひたすら歩くこととなる。林道から山道に入る手前にあるのが一ノ瀬休憩所だ。この先、尾瀬沼までは1時間30分程かかるので必要があれば用事を済ませておいた方が良いであろう。
一ノ瀬休憩所の先に橋が架かっており橋を渡りきったところ直ぐ左から山道となる。真っ直ぐ林道を歩いてしまうと遠回りになってしまうので気をつけよう。
最初は左側に川の流れを見ながら歩く事となる。(ずっとは見えていないが…) ごくごく一般的な山道の途中には岩清水という水場がある。手に水を取ってみると冷たくて気持ちが良かった。そして口に含んでみると蛇口から出る水とは違い無味無臭の良い水であった。(飲む時は自己責任でね。)
そのまま進んでいくと木道があったりと樹林帯の中ではあるが尾瀬を一寸匂わす雰囲気が見られるようになって来る。
木道をしばらく進んでいくと三平峠に着く。峠というくらいなので後は殆ど下るのみ。足早に山道を下って行くと途中から尾瀬沼が顔を覗かせる。何だかとても嬉しい気持ちになる。そして直ぐに三平下に到着となる。
三平下には尾瀬沼山荘と尾瀬沼休憩所、それからトイレがある。(協力金¥100-程度) この場所は少し広くなっており尾瀬沼を見渡すようにベンチが沢山配
置してある。尾瀬沼を見ながら一休みするのも良いだろう。
自分の今日の予定はこのまま燧ケ岳に登る事…早速登山口へ向かう。途中、キャンプ場がある尾瀬沼ヒュッテ付近を通るので、ここで少しウロウロしてみた。(お
店で山バッジを買ってみた。¥400-)
ウロウロ後、今日の登山口と決めていた沼尻へ向かう。途中、湿原や沼を楽しみながら足を進める。
沼尻へ到着。いよいよ登山開始である。(燧ケ岳名物の直登コース ナデッ窪を登る。)
出だしは平らな所を歩くが直ぐに急坂に変わり大きい岩まで登場する。(正確にはでかい石が積みあがっている感じ。)
靴のグリップが良くないので表面が滑らかな岩場は苦手である。(とても緊張した状態で登るので精神的に疲れる。)
我慢して登っていくと途中で何度か尾瀬沼を望むことが出来る場所を通過する。(緊張した心が和む。)
そのまま歩き続けると一度緩やかな場所に出る。ここは花なども咲いており今まで登ってきた岩場とは別世界であった。
また少し坂道を登ると俎瑤肇潺離屮然戮箸諒岐点に出る。俎瑤泙任呂發少しとなり頑張って歩く。
歩いていくと突然霧の中から声が… もう少し足を進めると何だか頂上と思われる場所にとてつもない数の人影が…(汗)
そして頂上へ到着。丁度、グループ登山者とぶつかっていただけで直ぐに空いてきた。
ところで、俎瑤蓮屬海海俎瑤猟詐紊世!」というハッキリと示すものが無いように感じた。道標なども文字が全く読めないくらい薄いのである。とりあえず皆さんが記念撮影していたところを撮影してみる。ついでに三角点も・・・
少し足を休めたところで今度は柴安瑤惴かう。頂上から柴安瑤惴かうときは岩場という性質もあるためコースが一寸分かり難いので気をつけよう。
途中、木道を通り雪渓を横切ったりもする。そして柴安瑤猟詐紊悄帖\茲曚匹箸楼磴っもおらず寂しい感じだった。ここはお墓のようにしっかりした石で出来た頂
上標がある。しっかりと撮影する。
頂上は相変わらずガスがかかっており、遠くが見えない。しばらく頂上をウロウロした後、天候も回復しないようなので下山することとした。
この後は俎瑤猟詐紊修个泙婆瓩蝓▲潺離屮然戮愎箆を変える。しばらく来た道を戻る感じで歩き分岐点まで来たらミノブチ岳へ…ミノブチ岳は尾瀬沼を一望するこ
とが出来たので満足であった。
その後は、足早に下山となる。 この道は結構ぬかるんでいて歩きにくかった。泥はねを気にするのであればスパッツが欲しい。
2時間ほど下ると浅湖湿原の分岐に出るので本日の宿泊場所、尾瀬ヒュッテへ向かう。
尾瀬ヒュッテに到着し申込書に必要事項を記入してサイト使用料金を支払う。自分の場合は¥800-使用料金を支払った。そして小屋から木製のサイト番号が書かれた札をもらい注意事項を聞いてからサイトへ向かった。(トイレと水の補給は公衆トイレを利用する事になっている。水は飲用可能である。)
サイト部分はウッドデッキになっており降雨時の浸水も皆無である。ペグについてはウッドデッキは勿論、地面にも打ってはいけないとの事だったので自立式テントの方が有利である。(フライシートは工夫して架けることとなる。)このとき既に小雨が降っていた。
今回は軽量化…というよりはコンパクト化するためテントではなくツェルトを持参した。このため設営が一寸面倒だった。ただしデッキの周りにリングピンが何箇所か打ってあるので、これを利用して設営した。※他に重し用の石なども準備されているので一応問題なく立てられる。
設営後突然眠気が襲ってきたので取り合えず昼寝(夕寝)を1時間ばかりしてから夕食をとった。夕食は面倒だったのでカップラーメンのみにし、その後ウィスキーとおつまみでカロリー摂取した。
そして午後7時半頃眠りにつく… おやすみなさい。 一日目終了。
【2日目】
朝4時一寸過ぎに目を覚ます。既に外は明るい。
体を起こすと突然ツェルト内に雨が降る。(汗)結露した水滴が一気に落ちてきたのである。
今回使用したツェルトは透湿素材ではないので仕方ないが、こんなにも結露しているとは…確かに夜中目が覚めたとき意外と寒かった事を思い出す。
表へ出てみると空は真っ青の快晴である。少し歩いてみると尾瀬沼には深い靄がかかっていた… んっ??その靄の中にカメラを持った大勢の人が… 朝早く起きてこのシーンを皆さん狙っているわけですね。今回自分は写真を撮り損ねてしまいましたが早起きして靄が立ち込める尾瀬沼の写真を撮っておく事をおすすめします。(確かに素晴らしい画でした。)
その後ツェルトに戻り朝食。(アルファ米にレトルトのすき焼き丼をかけて食す。)そして素早く片付けて出発する。
早めに家へ着かないといけないため二日目は尾瀬沼をぐるりと回って車へ戻る事とする。早めに出発したため途中で3組すれ違っただけの静かな歩きとなった。
そして大清水の駐車場に戻り、いつものように一般道でのんびりと家へ帰った。
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