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Yamareco

記録ID: 123723
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無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

焼石岳 東成瀬コース すずこやの森から

2011年07月24日(日) [日帰り]
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GPS
08:07
距離
17.5km
登り
912m
下り
914m

コースタイム

5:15すずこやの森駐車場
6:20一般コース合流点(分岐)
6:30四合目大森沢
6:45五合目釈迦ざんげ
7:15六合目与治兵衛
7:35七合目柳瀞
8:00八合目長名水
9:05焼石神社
9:45焼石岳山頂
昼食休憩
10:40焼石岳山頂出発
11:20八合目長名水
11:40七合目柳瀞
12:00六合目与治兵衛
12:35四合目大森沢
12:40一般コース合流点(分岐)
13:20すずこやの森駐車場
天候 ☁曇り/一時☀晴れ/山頂で☂雨
雨は山頂だけ。
局所的な雨。
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
秋田方面から湯沢横手道路十文字IC〜国道13号〜国道342号〜国道397号。一般的な焼石岳登山道入口を通り過ぎます。大森山トンネル手前200m右側に車8台分ほどの駐車スペース有り。ここに『すずこやの森』の案内板と焼石岳登山道の案内板有り。
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト、有りません。渡渉点が三か所。最後に岩場です。
帰りはゆっぷるで。
http://www.city.yokote.lg.jp/kanko/spot/spot15.jsp
焼石岳は昨年に続き2登目。一般的な東成瀬コース登山道は国道から未舗装路を3kmほど進んだところにあるらしい(実は一般コースは行ったことが無い)ですが、こちら「すずこやの森の駐車場」は国道沿いにあります。未舗装路が苦手という方にはおすすめ。
焼石岳は昨年に続き2登目。一般的な東成瀬コース登山道は国道から未舗装路を3kmほど進んだところにあるらしい(実は一般コースは行ったことが無い)ですが、こちら「すずこやの森の駐車場」は国道沿いにあります。未舗装路が苦手という方にはおすすめ。
ただし、歩行距離はこちらのほうが長いのかな。朝はこの駐車場に自分だけ。戻った時は岩手ナンバーが一台。昨年もそうでした。あまり人気のコースではなさそうです。
ただし、歩行距離はこちらのほうが長いのかな。朝はこの駐車場に自分だけ。戻った時は岩手ナンバーが一台。昨年もそうでした。あまり人気のコースではなさそうです。
ここからスタート!
大森山トンネルの少し手前です。
大森山トンネルの少し手前です。
ブナの森を歩きます。
ツルアリドオシ(アカネ科)
ツルアリドオシ(アカネ科)
ヤマナメクジ
しばらく鬱蒼とした緑のトンネルをくぐっていきます。トトロが出てきそうかもw
しばらく鬱蒼とした緑のトンネルをくぐっていきます。トトロが出てきそうかもw
大森山トンネルの上を登ったら、トラバースぎみに歩いて一般コースに合流します。
1
大森山トンネルの上を登ったら、トラバースぎみに歩いて一般コースに合流します。
サンカヨウ(メギ科)
ここで一般コースに合流。
ここで一般コースに合流。
ギンリョウソウモドキ(シャクジョウソウ科)
ギンリョウソウモドキ(シャクジョウソウ科)
五合目釈迦ざんげ。ちょっとした小ピーク。手前に分岐があり、避けてトラバース路を選択することもできます。標識には『まわり道』と書いてありましたが。
五合目釈迦ざんげ。ちょっとした小ピーク。手前に分岐があり、避けてトラバース路を選択することもできます。標識には『まわり道』と書いてありましたが。
こんな小ピーク。
ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)
ミヤマカラマツ(キンポウゲ科)
胆沢川に合流しました。
胆沢川に合流しました。
きもちーいいーぞー、この流れ。
2
きもちーいいーぞー、この流れ。
はじめの渡渉点でお姉さま方(山ガール?)に道を譲っていただきました。まさか前を歩いている人が居るとは思わず、少しびっくり。まー、スタート地点が違うからねー
はじめの渡渉点でお姉さま方(山ガール?)に道を譲っていただきました。まさか前を歩いている人が居るとは思わず、少しびっくり。まー、スタート地点が違うからねー
次の渡渉点。やっぱりきもちいーのです!
次の渡渉点。やっぱりきもちいーのです!
六合目与治兵衛。何もなし。撮ってみただけだよー
六合目与治兵衛。何もなし。撮ってみただけだよー
第三渡渉点。ここがいちばん水量が多かったかな。
第三渡渉点。ここがいちばん水量が多かったかな。
なかなか趣のある渓流です。
なかなか趣のある渓流です。
モミジカラマツ(キンポウゲ科)
モミジカラマツ(キンポウゲ科)
オニシモツケ(バラ科)
なんだか空が青くなってきたよ〜
なんだか空が青くなってきたよ〜
七合目柳静。
エゾボウフウ?(セリ科)
こんなレインウエア欲しいかもw
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こんなレインウエア欲しいかもw
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
ミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科)
ハクサンチドリ(ラン科)
八合目長命水。八合目にあるのがいいなーと思う。だって八合目だよ!
八合目長命水。八合目にあるのがいいなーと思う。だって八合目だよ!
焼石沼が見えてきました。正面は1511mのピーク。昨年来たときはここで釣りをしている人がいたなぁ。
焼石沼が見えてきました。正面は1511mのピーク。昨年来たときはここで釣りをしている人がいたなぁ。
さてさて、少し戻っていよいよ登りますよ。焼石東成瀬コースはここからが楽しい。ガラリと表情が変わりますからね。
さてさて、少し戻っていよいよ登りますよ。焼石東成瀬コースはここからが楽しい。ガラリと表情が変わりますからね。
ハクサンフウロ(フウロソウ科)
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ハクサンフウロ(フウロソウ科)
クルマユリ(ユリ科)
クガイソウ(ゴマノハグサ科)
クガイソウ(ゴマノハグサ科)
焼石沼を振り返ります。う〜ん、天気もつかなぁー
焼石沼を振り返ります。う〜ん、天気もつかなぁー
今日の一番はハクサンフウロ。ちょうど見頃でした。あ、後ろにタカネアオヤギソウ(ユリ科)も写っちゃってるね。
今日の一番はハクサンフウロ。ちょうど見頃でした。あ、後ろにタカネアオヤギソウ(ユリ科)も写っちゃってるね。
ミヤマキンポウゲがわさわさ
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ミヤマキンポウゲがわさわさ
イワオトギリ(オトギリソウ科)
イワオトギリ(オトギリソウ科)
センジュガンピ(ナデシコ科)
センジュガンピ(ナデシコ科)
葉っぱがクルマのクルマユリ。さっきの写真、葉っぱが撮れなかったから再登場〜
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葉っぱがクルマのクルマユリ。さっきの写真、葉っぱが撮れなかったから再登場〜
トウゲブキ(キク科)
ハクサンフウロ
クガイソウが山頂はこっちだ〜って言ってるよーw
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クガイソウが山頂はこっちだ〜って言ってるよーw
ちょっと振り返る。この辺で花撮りをしていて男性一人に抜かれる。花きれいですねーって。
ちょっと振り返る。この辺で花撮りをしていて男性一人に抜かれる。花きれいですねーって。
うん。たしかにいいー眺めだったのです。
うん。たしかにいいー眺めだったのです。
こんな道。急登であることを忘れさせてくれる道。
こんな道。急登であることを忘れさせてくれる道。
タカネナデシコ(ナデシコ科)
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タカネナデシコ(ナデシコ科)
ミネウスユキソウ(キク科)
ミネウスユキソウ(キク科)
ミヤマトウキ(セリ科)
またまた振り返ってしまう。
またまた振り返ってしまう。
空の青さに映える
トウゲブキ(キク科)
空の青さに映える
トウゲブキ(キク科)
最後の岩場見えてきた☆
オニシモツケ(バラ科)
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最後の岩場見えてきた☆
オニシモツケ(バラ科)
南本内岳との分岐点です。
南本内岳との分岐点です。
最後の岩登り〜
焼石神社は岩場の中腹にあります。
焼石神社は岩場の中腹にあります。
ミヤマリンドウ(リンドウ科)
ミヤマリンドウ(リンドウ科)
山頂見えてきたね。
2011年07月25日 14:46撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
7/25 14:46
山頂見えてきたね。
巨大岩の上からの眺め〜
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巨大岩の上からの眺め〜
ムカゴトラノオ(タデ科)
ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
ミヤマアキノキリンソウ(キク科)
ハクサンシャジン(キキョウ科)
ハクサンシャジン(キキョウ科)
やっぱりあんたがきれいだったよ〜☆
ハクサンフウロ
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やっぱりあんたがきれいだったよ〜☆
ハクサンフウロ
二輪並んで(r[◎]≦)パチリ!
二輪並んで(r[◎]≦)パチリ!
渡渉点で道を譲ってくれたお姉さま方が岩場を歩いています。
渡渉点で道を譲ってくれたお姉さま方が岩場を歩いています。
望遠で焼石沼
この山々を眺めて登ったなぁー気分にしばし浸る(笑)
この山々を眺めて登ったなぁー気分にしばし浸る(笑)
焼石岳山頂1548m到着〜
山頂には花撮りしていて追い越していった男性一人だけ。
軽く昼食をとってすぐに居なくなってしまいました。
焼石岳山頂1548m到着〜
山頂には花撮りしていて追い越していった男性一人だけ。
軽く昼食をとってすぐに居なくなってしまいました。
横岳1473m方面。急速に雲がかかってきたyo!
手前に泉水沼。
横岳1473m方面。急速に雲がかかってきたyo!
手前に泉水沼。
南本内岳1492m方面。こっちも天気が怪しくなってきた。。
南本内岳1492m方面。こっちも天気が怪しくなってきた。。
山頂に分厚い鉛色の雲が。。
山頂に分厚い鉛色の雲が。。
カレーとご飯をゆるりと温めていたら、大粒の雨。レインウエアを出して大忙しのところ、道を譲ってくれたお姉さま方が山頂到着。写真を撮ってあげました。
カレーとご飯をゆるりと温めていたら、大粒の雨。レインウエアを出して大忙しのところ、道を譲ってくれたお姉さま方が山頂到着。写真を撮ってあげました。
昼食を食べ終えて帰ろうと身支度を整えていたら、新たなパーティーが山頂に。なにやらリーダーの挨拶があり、万歳三唱しはじめた。その横を何事も無かったように通り過ぎて下山でーす!
2011年07月24日 10:40撮影 by  iPhone 4, Apple
7/24 10:40
昼食を食べ終えて帰ろうと身支度を整えていたら、新たなパーティーが山頂に。なにやらリーダーの挨拶があり、万歳三唱しはじめた。その横を何事も無かったように通り過ぎて下山でーす!
もちろん来るさ。あー、今回も楽しかった!
もちろん来るさ。あー、今回も楽しかった!
おまけ。駐車場にいたアカタテハ(タテハチョウ科)
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おまけ。駐車場にいたアカタテハ(タテハチョウ科)

感想

 緩やかな斜面の森の中を歩きたい。沢を渡って水遊びしてみたい。美味しい水が飲みたい。お花畑が見たい。岩場を歩いてみたい。こういった要望に応えてくれるのが、焼石岳だと思います。ロングコースで足慣らしを考えている方にも勿論おすすめです。この日は天気が良ければ鳥海山とも思ったのですが、午後から崩れるようだったので、焼石岳をチョイスしました。

 焼石沼のほとりにはその昔小屋があって、牛を放牧していたという話を少し前に聞いた事がありました。その人は沼に釣りに来ていて、小屋で休んで帰ろうと思ったところ、「これから小屋を壊すから少しならいいよ」と言われたそうです。小屋は登山者の為ではなく、牛の放牧小屋だったようです。沼にいる魚は長期滞在の為に放流された食糧といったところでしょうか。秋が深まり降雪前に小屋をたたんで牛と共に山を降りる。そのような営みがその昔、この山で行われていたというのです。草は牛に食べられてもっと見晴らしが良かったのかもしれません。今では牛の放牧を想像できないほど草花が青々と茂っています。山頂付近で振り返り、広がる眼下をしばらく眺めていると、牛が闊歩している景色が不思議と見えてくるのでした。

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南本内岳:東成瀬口〜南本内(往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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