夏の恒例遠征登山:今年は念願の立山三山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雷鳥沢の山道がザレていて,浮き石もところどころにあるので注意.それ以外は危険箇所は特になし. |
写真
感想
いよいよ大本命の立山三山周回!前日に立山荘の受付でバスを予約.弥陀ヶ原を7:10に出発し,7:30過ぎに室堂に到着.登山届けを出していざ山行開始!!
●室堂〜浄土山
月に2〜3回は山に行っている私ですが,やっぱり3000m級の高度は身体に堪えるようです.最初の30〜40分はもの凄くしんどくて「私は今日体調悪いんだろうか?」と心配したほど.でも,他の仲間(シクロクロスの大会に出る人)も序盤に「心拍数があり得ないほど高い」と言っていたので,それが正常なんでしょうね.いつもの低山のペースで進んでしまうと危ないなと感じました(景色が素晴らしい分,はやる気持ちをコントロールするのが難しいですね).
写真のコメント欄にも書きましたが,雪渓はほんの一部で,踏むか踏まないか程度の距離です.
浄土山に到着する頃には,心拍数もだいぶ落ち着いてきました.
●浄土山〜龍王岳〜一の越山荘
本当は龍王岳に行く予定はなかったのですが,「ちょっと行ってくる」という仲間の声につられ,浄土山南峰にザックをデポして(待っていた仲間に託して)行ってきました.岩岩していますが,危険箇所は特にありませんでした.薬師岳方面への縦走路がとても魅力的で思わずウズウズ.
一の越山荘まで一旦高度を下げます.「折角登ったのになぁ…」と思わずにはいられない(笑).大きなギターを担ぐ女の人がいてビックリしました.
●一の越山荘〜雄山〜大汝山
いよいよ大本命の雄山&大汝山です!雄山前の岩場はちょっとした渋滞でした.一部狭いところがあって,早朝発組が下山し始めていたため,登り組と下り組を交互に通さないといけなかったためだと思います.少し時間の余裕を持った方が良いでしょう.
お昼の時間だったこともあり,山頂は大賑わい.少し遅れていた仲間を待ちつつお昼にしようかとも思ったのですが,場所がなかったので,当初の予定通り大汝山でお昼にすることに.
大汝山までは20分程度で到着.雄山までで引き返す人が多かったため,大汝山への道はスムーズでした.休憩所付近の開けた部分でお昼休憩.無事,遅れていた仲間とも合流.
●大汝山〜富士ノ折立〜大走り〜雷鳥沢
予定より大幅に(1.5時間ぐらい)遅れていたので,ペースアップすることに.でも,富士ノ折立は岩を積み上げたような感じで,あまりペースアップできませんでした.山崎カールとは反対斜面の雪渓が大きく,両斜面を同時に見下ろせて,またまた絶景でした.
その後の真砂山は巻いて,大走りを一気に駆け下りることに.雷鳥沢の分厚い雪渓を横目にサクサク下山.「雷鳥沢」と言うぐらいだから,雷鳥がいるかなぁ?とちょっと期待していましたが,残念ながら見られませんでした.別山より先までいくと目撃情報多数とのことです.
●雷鳥沢〜ミクリガ池〜室堂
下り終わって程なく広いテン場に到着.午後2時過ぎに張ってるテントは,その日の宿泊者でしょうね.良いなぁ.
室堂へはミクリガ池経由で.雷鳥山荘周辺の硫黄臭は強烈でした.あまり長居すべきではありませんね.
朝,到着したときにミクリガ池に行かなかったので,「戻ってきたときにまだ綺麗な状態で見られるかなぁ?」とちょっと心配だったのですが,美しい鏡のような状態を見られて大満足(本当の鏡はもっと波風が立っていない状態だと思いますが,写真の状態でも大満足です)!
それなりに大変だったけど,素晴らしすぎてあっという間の立山三山周回が終了.素晴らしい景色を最高の仲間とともに見られて,そして何より無事に戻ってこられて本当に良かった!!また来年の遠征登山に向けて,色々妄想して楽しむことにします(笑)
●下山後とおまけ
帰りのバスで弥陀ヶ原より少ししたを下っている途中,急に濃霧が発生!バスの最前列に座っていたのですが,前方が全然見えず,反対車線のバスも急に現れるような感じでビックリ.バスの運転手さんは慣れているとは思いますが,怖かったです.2000m付近は特に天気が変わりやすいと聞いたことがありますが,その移ろいやすさは予想以上.
頑張った自分へのご褒美(楽しんでただけですが…)として,ネギトロ丼とデザート(甘金丹旨し!)もアップしました :)
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