記録ID: 1240975
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無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
草津温泉に前泊、ロープウェイで草津白根山
2017年08月27日(日) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 04:34
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 171m
- 下り
- 642m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 4:25
10:10
10:17
14分
中央火口分岐
12:30
12:35
32分
(R)
13:10
13:17
34分
(R)
13:51
ゴール地点
GPSが飛び飛びでしかデータを拾っていなかったようです。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
草津温泉からは、ロープウェイ山麓駅の殺生河原と、湯釜の入口である白根火山バス停までを結ぶアクセスバス(およそ1時間ごと)があります。草津温泉から殺生河原まで約15分、白根火山バス停まで約30分、Suicaが使えました。ロープウェイの始発は9時と、夏なのに遅いです。草津温泉バスターミナルとロープウェイ山麓駅にコインロッカー大小があります。 マイカーの人は、殺生河原や白根火山バス停にもある程度停められますが、トップシーズンの混雑時には、草津温泉と殺生河原の中間にある天狗山の駐車場に停めて、シャトルバスで入るようです。シャトルバスの方は無料みたいです。 草津温泉のポータルサイトに、ロープウェイ、リフト、アクセスバス、ライブカメラなど、詳細な情報が出ています。→ https://www.kusatsu-kokusai.com/green/ 万座温泉からは登るつもりがなかったので、よく調べていません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
草津白根山は、白根山、逢ノ峰、本白根山の3つの山を中心に、一体のエリアを総称するようです。白根山は湯釜の西にある2160mの山ですが、湯釜付近は立ち入り禁止になっています。今年6月に噴火警戒レベルが1に下げられ、バスで白根火山バス停まで入り、そこから片道20分程度の湯釜展望台までは行けるようですが、御嶽山噴火以来、噴出口の近くには近づきたくないですね。(湯釜の中で硫黄ガスが吹いているようです。) 本白根山は標高2171mで、草津白根山の中で一番高い山です。ただ、硫黄ガスのためか、あるいは山肌がガレていてルートが付けられないのか、そこに至る道はありません。その南南西にある2165mの三角点ピークに行く道もありません。両ピークの中間地点を通る遊歩道があり、ちょうど中間地点付近の標高2150m付近が最高地点のようで、ここに立てば草津白根山は登ったものと言っていいのでしょう。 ということで、今回はロープウェイ・リフトで上がり、本白根山の最高地点まで行って、帰りは鏡池・富貴原ノ池を回り、殺生河原に戻るコースにしました。ロープウェイを使って標高を上げてしまうので、登りはほとんどありません。 前日のうちに草津温泉に入り、前泊しました。温泉地なのに素泊まりの宿がありました。当日は始発のロープウェイに乗りたかったので、アクセスバスではなくタクシーを利用。バスターミナルに1台は停まっていて、草津温泉から山麓駅(殺生河原)まで3000円弱でした。タクシー運転士より、湯釜展望台の付近で子熊が目撃されていると注意喚起を受けました。本白根山の付近では大丈夫そうでした。一応、熊鈴を鳴らして歩きました。 山麓駅には、トイレ・コインロッカー・飲料自販機があります。きっぷ購入にSuicaなどが使えるような掲示があったと思いますが、両替したかったので自らは使っておらず、自信がないです。登山ポストを尋ねたら、ないと言われました。 ロープウェイといっても、6人乗りのゴンドラで、次々出ていきます。10分ほどで山頂駅に着きますが、ゴンドラから下を見ると火山を思わせる異様な色の谷が見下ろせ、硫黄ガスの臭いも少し漂ってきました。山頂駅の改札を出ると、すぐのところに登山ポストと飲料自販機がありました。階段を下りたすぐ右には、コマクサの花壇がありましたが、大半が干からびていました。ピンクの花が残っていたのが奇跡です。 山頂駅から5分ほど舗装道を歩くと、コマクサリフトの乗り場に着きます。2人乗りで、あっという間に山頂に着きます。リフトに乗らず、足で登っている人もいました。リフト山頂駅からの展望はよく、白根火山のバス停付近の建物が見えますが、湯釜の湖面は見えません。特徴的な形の笠ヶ岳がよく見えましたし、もちろんロープウェイ山頂駅のあたりも見下ろせます。 リフト山頂駅から少し歩けば、ロープウェイ山頂駅からの登山道に合流します。かなり整備されていますが、中央火口の縁を歩くところに出ると、森林限界を超えてガレ場を歩きます。火口と反対側の斜面(砂礫地)にはコマクサが残っていました。行く先には、ポスターにも使われている本白根山展望所へ上るルートとその左に岩稜が望めます。ガレ場といってもよく整備されていて、歩きやすいです。すぐに展望所と最高地点への分岐に着きます。地図付の詳細な指導標がありました。このあたりはハエマツ程度の植生で、見通しの利くエリアです。先に最高地点に行くため、右に道を取り、途中からゆるゆると登って、ほどなく最高地点に着きました。結構な広さのところで、しっかりした道標もあり、山頂といってもいいくらいです。本白根山展望所もよく見えます。そこから万座側へ30歩くらい進むと、妙高方面などの展望がより良いです。ただ、ガスが上がっていて、北アなどは拝めませんでした。Docomoは電波が来ていません。 最高地点から分岐まで戻る途中、南へ下る道の分岐がありました。行きは気づかず。中央火口の分岐まで戻り、そこから本白根山の展望所に登っていきます。展望所まではほぼ木の階段でした。展望所は岩がゴロゴロしていますが、広いです。先ほどいた最高地点も、歩いてきた中央火口の縁のルートも間近に見えます。展望台では、Docomoの電波が来ました。 本白根山の展望所から、鏡池を目指して下山します。少し下り、少し登り返すと、再び樹林帯に入ります。途中で鏡池を見下ろせましたが、鏡池分岐に着いた頃にはガスが湧いて、池は見えませんでした。鏡池まで下る人も多いようです。鏡池からさらに下り、うっそうとした林の中の分岐に着きます。左へ進むとロープウェイ山頂駅に戻れます。右へ進んで、富貴原ノ池を目指します。富貴原ノ池までけっこうあるように感じました。途中で富貴原ノ池を見下ろしましたが、付近まで行くと樹林などで池が見えません。(あるいは、気づかず通過したのか?) 富貴原の池を越えて少し登り返すと、草津温泉の街が見下ろせます。車の走行音もよく聞こえてきます。しかし、そこから先は悪路でした。木の根っこを上り下りすることの繰り返しで、ぬかるんでいるし、大変です。ロープが付いている箇所が多数ありました。ロープ取り付きを終えると、今度は藪こぎです。藪こぎが終わると、殺生河原から白根火山へ至る車道が見えてきます。車道が見えたあたりから、硫黄ガスの臭いがきつくなり、吐き気をもよおすくらいでした。車道が見えてくると、登山道が車道に合流するあたりも見えるようになります。車道に合流する前に、草津温泉まで歩く道の分岐がありました。まもなく車道に合流しましたが、すぐには山麓駅の建物は見えません。そこから3分ほどで殺生河原に着きました。 |
その他周辺情報 | 草津温泉では、無料で入れる湯が多数あります。前夜、そのうちの一つ、地蔵湯に入りましたが、とても熱かった。湯畑の脇にある白旗の湯はもっと熱いらしいです。下山後には、石けん・シャンプーもあるという御座の湯(600円)に入りました。入るときに「熱くないですか?」と聞いたら、「42度です。」と言われ、安心して入りました。 湯畑のエリアにセブンイレブンがあり、24時間営業です。昼食、行動食などの調達に便利でした。朝食も、セブンで買って、湯畑の脇のベンチでいただきました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
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時計
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