記録ID: 1246421
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間
菅平に前泊して、根子岳・四阿山を日帰り
2017年09月03日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:57
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 925m
- 下り
- 927m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 6:44
8:07
8:14
31分
(R)
8:45
8:51
14分
(R)
9:46
9:56
31分
(R)
10:27
10:36
7分
(R)
12:24
12:39
21分
(R)
13:39
13:44
10分
大明神沢徒渉点
13:54
天候 | 曇り、稜線部分はガス時々小雨(菅平高原は晴れ時々曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
登山口(牧場入口)までは宿泊したペンションで送迎してもらいました。(朝も下山時も) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.菅平高原(牧場入口)〜根子岳 牧場入口には、登山ポスト、トイレ、売店、自販機などがあり、駐車場もかなりの台数が停められそうでした。ただし、牧場エリア内で、入山料200円が必要です。牧場エリアに入るところに料金所があり、そこから車で2分程度で登山口の牧場入口です。 牧場入口から展望台までは、低木帯を登っていきます。道も広いです。展望台を出ると一度樹林帯に入り、展望がなくなります。次第に低木帯に戻り、まもなく根子岳に着きます。特に危険箇所はありません。展望台を越えたあたりからガスが上がり、次第にガスの中に入ってしまったので、根子岳での展望はゼロでした。 事前問い合わせで、峰の原高原から根子岳に登るルートは、崩壊箇所があり通行できないとのこと。根子岳山頂でも案内が出ていました。(遠回りして峰の原高原へ下るように解説されていました。) 2.根子岳〜四阿山 根子岳を出ると、すぐに巨岩の横を通るルートになります。北側(須坂市側)を通りますが、普通に注意して通過すれば問題ないと思います。所要5分程度で巨岩の横を過ぎると、笹原を下っていきます。広い尾根という感じです。 下り終えて鞍部を過ぎると、樹林帯の登りに入ります。かなりの傾斜であり、樹林の根を乗り越え、かなり足にきます。前夜の雨か夜露で路面が濡れていて滑りやすく、途中から小雨も降ってきて、緊張感を維持しつつのとても苦しい登りになりました。最後まで急登でしたが、少し開けた場所に出ると傾斜も緩やかになり、すぐに中四阿からのルートとの合流地点に着きます。 中四阿からのルートとの合流地点はかなり広い平らなエリアになっており、レジャーシートを広げてお弁当を食べている人もいました。そこから四阿山に向けて軽い登り下りを過ぎると、鳥居峠からの合流地点に着きます。この合流地点からしばらくは整備された木の階段(30〜40段くらい)です。(四阿山のポスターに使われているところで、晴れていれば気持ちいいルートでしょう。) 階段を上り終えて、さらに少し登ると、祠のあるポイントに出ます。ここは信州側の祠であり、山頂ではありません。ただ、祠の周りに休むスペースもあって、ここにも休憩している人がいました。信州側の祠からさらに1分ほど登ると、より大きな祠と、「四阿山頂二三五四米」「群馬県嬬恋村」と書かれた立派な柱が立っており、ここが山頂です。そこから先に進むと、上州側の祠と三角点ピークがあるようですが、行ってきた人の話から往復10分くらいかかりそうで、岩場かクサリがありそうとのことでしたので、上州側の祠は諦めました。 四阿山での展望もゼロ。残念な山行になりました。 3.四阿山〜中四阿〜牧場入口 四阿山から鳥居峠分岐を経て先ほどの分岐広場まで戻りました。広場での休憩を終えて出発しようとしたら、付近にいた人が「カモシカだ!」というので、四阿山方向を見ると、ルート上にカモシカがいました。山頂から登山者が下ってきたので低い方へ逃げていってしまいました。 分岐広場から菅平高原・中四阿の方向へ下ると、広い岩と砂利のルートを進み、5分ほどで四阿高原へ下る道との分岐に着きます。中四阿・菅平の方へルートをとり、さらに下っていくと、15〜20分ほどで根子岳・四阿山の稜線側の展望が得られる広いところに出ます。その展望場所から少し登り返したところが中四阿のようでした。行く先の名前の後ろに(中四阿)と書かれていたので、もう少し行ったところに中四阿があるのかと思ったら、そこが中四阿だったようです。岩の上に登る人もいるようですが、岩の南側を通過して、少し下ったところで休憩をとりました。この辺りは展望がよく、菅平高原の平らなエリアが見下ろせます。また、行く先の小四阿への尾根もよく見えていました。途中に、左へ分岐するルートがありました。 さらに下り、小四阿のピーク以降は樹林帯に入り、笹薮ルートです。藪こぎに近い感じでした。小四阿からもぐんぐんと高度を下げます。下り終えると、右へ曲がってほぼ水平な道になります。ジープなら通れそうなほどの広い道を10分弱進むと、道標があり大明神沢の方へ下っていきます。道標から2分ほどで沢を渡る橋があります。エアリアガイドでは崩落注意となっていましたが、丸太3,4本のしっかりした橋でした。(事前問い合わせでも、通行に支障なしと案内されました。) 沢の水は結構冷たく、涼が取れました。 沢を渡り、ゆるゆると少し登ると、牧場の有刺鉄線の横を歩くようになり、牛の鳴き声も聞こえてきました。牧場沿いに下ると、車道に出ます。車道の左右には牛が放牧されていて、そこを5分ほど歩くと、牧場入口の登山口に戻れました。 4.その他 前泊したペンションの方に朝も下山後も登山口まで送迎してもらいました。下山連絡したら数分で車が来たので、牧場入口にある売店でソフトクリームを食べ損ね、ダボスバス停の横にあったダック菅池でバスに乗る直前にバニラソフトをいただきました。 |
その他周辺情報 | 菅平高原は広大で、エリア内のバス停も5,6個あり、徒歩での移動は大変です。 菅平高原観光協会に電話で問い合わせて、ルート状況や前泊地の情報をいただきました。牧場入口から入山するなら、ダボス付近で牧場入口に近いペンションに前泊するように勧められ、当日泊まれるところを4つ紹介いただきました。一つ目はすでに満室でしたが、二つ目のブッガーブーに泊まることができ、とても親切な良い宿でした。 菅平高原観光協会 http://sugadaira.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
根子岳まではあっさり登った感じです。
根子岳から鞍部まで下り、その後の登り返しがハードで四阿山まで行けるのかなと心配していましたが、結果的にはほぼコースタイム通りに歩けました。中四阿・小四阿へと下るルートはかなり長いなと感じました。ここを登るのも大変です。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1750人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する