白馬岳・杓子岳 ☆大雪渓ピストン☆
- GPS
- 10:59
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 2,230m
- 下り
- 2,220m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 10:46
天候 | 晴 時折長野県側からガスが上がる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝5時頃到着、幸運にも数台の空きがあった。 駐車場満車の際は県道322号を8km下った八方尾根第5駐車場に誘導され、バスで猿倉に向かうことになる。 下山時はこの第5駐車場にも相当台数が駐められていた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
慎重に歩けば特に危険個所は無い。 ただ、雪渓では落石の危険もあるようなので念頭に置いた方が良い。 雪渓での落石は音がしないのだそうです。 雪渓へは標高1,800m付近(多分!)で取り付く。 雪渓歩きは軽アイゼン+ストックで楽ちんでした。 白馬尻小屋でアイゼンのレンタルがあります。 アイゼンなしで登られている方も見かけましたが、決して楽には登ってはおられないように見えました。 山小屋などでもアイゼン必須と呼び掛けています。 標高2,100m辺りで雪渓をはずれ、雪渓左岸側の岩場や急登を歩くことになります。 稜線上や白馬岳山頂に向かう道は普通(!?)ですが、杓子岳の登りは砕石帯の崩れやすいザレた道です。 |
写真
感想
若いころ・・今から30年ほど前に友人に連れて行ってもらった白馬岳に、今回は自力で行くことが出来ました。
その時の下山で膝痛を発症、そのまま登山から遠ざかることになった因縁の山です。
プロフィールにも書いていますが、最近トレーニングで膝痛を克服して山登りしているので、この山行は自分にとって意味深いものなのです。
出来れば白馬三山登ろうなどと大それた計画を立てましたが、もとよりすべての登れると考えていたわけではありません。
実際登ってみて、余裕ができるようなら登ろうという下心だけは抱いておりましたが・・・・。
白馬岳山頂に立った段階で私の体調がいまいち、妙に生あくびが出たりするのです。
頭痛は無いので高山病ではなさそうですが、最近疲れ気味なのでそのせいだったかもしれません。
その段階で白馬岳、杓子岳の二山を登ることに決めたのです。
白馬岳の山頂からは、360度の眺望を楽しむことが出来ました。
しかし、これまで登った北アルプスや中央、南アルプスの山々からは、常に北の方角にも高い山を望んでいましたが、白馬岳からはこれ以上高い山が見当たらないという、初めての経験でした。
北の山並みは徐々に高度を下げて日本海へ通じているんだと実感したわけです。
西の方角には富山湾がうっすらと見えていました。
天気の良い日に白馬岳登れて最高でした。
登山者が多く登る白馬岳に比べ、杓子岳は我々が山頂にいる間には他に4人の方がいたのみです。
確かに白馬岳からの眺望を上回るとまではいきませんが、ここから眺める白馬岳や鑓ヶ岳は捨てたものではありません。
山と高原地図の「白馬岳から鑓温泉」のくだりを読むと「杓子岳は山頂へ通じる道もあるが、普通は山腹を巻いて鑓ヶ岳の鞍部に出る。」とあります。
そうなのかあ〜、もったいない!と感じた次第です。
白馬岳から杓子岳に至る途中に丸山があります。
この丸山からは黒部ダム湖が望めます。
ダム湖の上に水晶岳や鷲羽岳が望めます。
日帰りで白馬岳へ猿倉からピストンするにしても、丸山は訪れた方がいいと思いました。
今回は杓子岳まで足を伸ばしたおかげで丸山からの絶景も見ることが出来てラッキーでした。
時間があれば1泊以上でゆっくり来てみたいと思いました。
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