新穂高温泉〜雲ノ平周遊(初テント泊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 60.6km
- 登り
- 4,683m
- 下り
- 4,492m
コースタイム
6:45新穂高温泉(無料駐車場)-8:15わさび平小屋-9:19秩父沢-11:00鏡平小屋11:20-12:05弓折岳分岐-13:30双六小屋14:00-16:45三俣山荘
【2日目】
6:15三俣山荘-7:35祖父岳分岐-8:05スイス庭園-8:29雲の平山荘-9:00アルプス庭園-9:27アラスカ庭園9:40-雲の平山荘-11:10高天原峠-11:50高天原山荘12:15-12:30高天原温泉13:20-15:25乗越-16:30三俣山荘
【3日目】
三俣山荘6:40-7:20三俣蓮華岳-8:25双六山-9:20双六山荘9:50-10:40弓折岳分岐-11:20鏡平小屋11:45-13:45小池新道入口-14:03わさび平小屋-15:18新穂高温泉(無料駐車場)
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中段の駐車場に仮設トイレ2基ありました。 満車を覚悟して行ったら、悪天候予報のせいか土曜朝にもかかわらず空きが目立ちました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無料駐車場からロープウェー方面へ徒歩で向かう出入口にポストがあります。 小池新道までは林道歩き、そこからはガレ場と林間トレイルの繰り返し。 雲の平から高天原山荘へ下りる道は、結構険しく雨の日は水溜りとぬかるみだらけでした。 |
写真
感想
【7月30日(土)初日】
初めてのテント泊山行でした。
新穂高温泉から三俣山荘へ入り、2日目は状況を見て周遊、3日目に下山の計画。
荷物の量がよく分からず、着替えや食料、予備電池など多めに詰め込んだら何と18kg超になってしまった!
新穂高温泉には朝6:00着。
事前情報ではこの時間では満車のケースと思われましたが、天気予報が思わしくないせいか空きが多くて助かりました。
駐車場で友人3人と合流し、先行する3人を追いかけて出発。
男性は富士登山競走の後、夜叉ヶ池マラニックにも出場、女性は富士登山競走入賞者とツワモノ揃い。
果たして自分について行けるのか。。。
とにかく18kg超のリュックは半端じゃなかった。
ウエストベルトを腰骨に乗せる位置と締め具合を試行錯誤しながら楽な姿勢を探しつつ雨の林道をひたすら歩きますが、小池新道に入り急登が始まると更にずっしりと重みを感じ、丹沢ボッカ駅伝を思い出してしまう。
鏡平山荘で先行の3人に追いつき、そこからは全員で行動。
雨とガスで眺望もなく、周りで咲いているたくさんの花が唯一の救いでしたが、長い長い上りも双六小屋でひと段落。
ラーメンを食べたら一番下の巻き道で三俣山荘を目指します。
途中、雨が上がって青空が出てきれいな鷲羽岳が見えました!!
ようやくテンションが上がってきたが、巻き道とはいえ一度ガレ場を下ってから最後にまた上り道(>_<)
最後はふらふらになりながら17時前にようやく三俣山荘に到着。
テン場には先客1張りだけでした。
くろちゃんの友人とトントンさんは山小屋泊。
残り4人はそれぞれのテント、ツェルトを張り自炊開始。
ビールとワインを飲んだら7時には眠りに落ちてしまいました。
【7月31日(日)2日目】
深夜に雨と雷で一度目が覚めたけど4時に起きた時は雨もあがり、ガスの中にも晴れそうな気配。
朝ごはんの支度をしていると周囲はきれいに晴れました。
が、この日も午後は雨予報ということで、遠出はせず、雲ノ平から高天ヶ原温泉に向かい余裕があれば温泉沢ノ頭へ出るという計画にします。
黒部源流碑を経由し祖父岳分岐からスイス庭園までは天気に恵まれ快適!
雷鳥の親子も間近に現れ、しばし撮影タイム。
のんびりしながらギリシャ庭園(よくわからなかったけど)、アルプス庭園(微妙。。。)を経由しアラスカ庭園へ足を延ばしましたが、アラスカ庭園もふーんという感じ。
一服して高天原山荘を目指します。
大きな岩がゴロゴロする急な下りのあと、樹林帯に入るころ雨が強く降り出し、登山道は小川状態。
ゴアテックスの靴も意味なく、ずぶ濡れのまま1時間かけて山荘に到着しました。
ここでカップラーメンを食べいざ温泉へ!
15分ほど下ると川に出て硫黄の匂いがし、向こう岸に温泉が現れました。
女性用は囲いがあります。湯は湯の花が浮いていて乳白色。
ちょうど雨も上がっていて気持ちよく最高の気分。
温泉を出るとまた雨が降り出し、時間も押してきたので稜線には上がらずワリモ北分岐経由で三俣山荘へ戻るルートに変更。
ここからは土砂降り&途中雷も鳴りだし、黙々と前へ進むしかありません。
せっかく温泉で温まった体もワリモ北分岐に着くころにはすっかり冷えてしまいました(泣)
無事、テン場に到着すると、友人のオレンジ色のツェルトには虫がいっぱい侵入していた!!
次にテントを買う機会があれば、オレンジ色は避けようと強く思いました(笑)
前日と打って変わって三俣山荘は大混雑。布団2枚に3人とのこと。
自分はテントでこの日も快眠^^
【8月1日(月)3日目】
やはり夜中に雨の音が聞こえましたが、朝には上がって昨日よりもいい天気。
しばらくするとテン場からも槍の姿が見えました!
今回まだ一つのピークにも登っていないので、下山は三俣蓮華岳、双六岳経由で帰ることにします。
ビールや食料は減ったけど、濡れた衣類やテントがずっしり重く、来たときとあまり重さは変わってないような。。。
三俣蓮華岳への登りは結構きつかったが、振り返ると鷲羽と水晶がくっきり見えて気持ちがいい。槍はガスと雲に遮られてしまい結局この後も見られず(泣)
双六へ向かう稜線の途中では、ちょこっとブロッケン現象を体験でき、雷鳥の親子にここでも遭遇。
双六岳山頂に着く頃にはガスで視界もなし。仲間に先行してもらい、しばらくすると無人になってしまった。
双六小屋でカレーを食べ、下り基調をえっちらおっちら進みます。やはり上りと比べたら断然楽です(笑)
鏡平小屋も大賑わいで小屋のご飯を炊くのが追いつかなかったようでカレーが30分待ちでした。
小池新道の岩場も黙々と下って登山口から林道に戻ると再び雨。結局3日間とも雨に遭ってしまったなぁ。
新穂高温泉無料駐車場に帰還したのが15時過ぎ。普段のトレランと違い、大きなリュックを背負っていては、コースタイムの短縮もままならないという事を実感しました。
つながりもしない携帯電話の予備電池(3つも持っていた)や余分に持っていた衣類、コッヘルなど無駄を省き、次回はもっと軽量化を図ろう。
天気は少し残念でしたね。(お互い)
五竜岳方面では日曜の夜は星が出ていましたが、そちらはどうでしたか?
山は数十分おきに天気も景色も変わっちゃいますね。
夕方のひと時は晴れましたが、夜は毎晩雨、そして朝のひと時も晴れの繰り返しでした。
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