南駒ケ岳〜仙崖嶺〜越百山 ☆気持ちの良い稜線歩き☆
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- GPS
- 11:19
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,344m
- 下り
- 2,326m
コースタイム
- 山行
- 10:14
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 11:18
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
区画線はなく、上手く駐めれば20台以上は止められそうな比較的広い駐車場、その隣にももう一区画ありました。 平日のこの日は朝4時30分頃、4台の車が駐められていただけです。 釣人の利用もあるのかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南駒ケ岳から仙崖嶺に至る登山道の途中に、鎖等無く、横からせり出した岩に手掛かりを探し、狭い足場を進む箇所があり緊張しました。 他には特に危険個所はありません。 南駒ケ岳登山口までは、林道を4.3kmほど歩きます。 登山口過ぎると最初はぬかるみや倒木のある狭い道を細かくアップダウンしながらすすみます。やがて登山道が歩きやすい道になりますが、次第に急登になります。 標高2,500m過ぎたあたりから藪漕ぎです。 岩場に出ると藪が途切れますが、過ぎればまた藪漕ぎが山頂付近まで続きます。 ルートは分かりやすいです。 山頂へのアクセスは赤いペンキの矢印に従い、岩場を右に行ったり左に行ったり、やや分かりにくかったです。 山頂には社がありますが、その裏手に出ます。 南駒ケ岳の南峰を経て仙崖嶺に行きますが、滑りそうな砂礫、岩場、鎖場があります。 仙崖嶺から越百山は稜線を低いハイマツの中の登山道を進みます。 越百山からの下山は越百小屋を経て樹林帯の中の登山道を多少アップダウンしながら進みます。 木の根が張った道で、大きな段差になっている部分もあります。 登山口に出ると林道を2.8km歩いて駐車場に戻ります。 |
写真
ここまで4.3kmも林道を歩いて来ました。
左てガードレール先にある単管パイプなどで作られた階段を登っていきます。
標識には「南駒ケ岳まで5.5時間」と書かれています。
標高2,600m辺りです。
この辺りから藪漕ぎです。
背の高いハイマツやシャクナゲが横から枝を伸ばし行く手を遮ります。
ルートは分かりやすいのでご安心ください。
漕ぐだけです、漕ぐだけ!(^^)!
この写真をパソコンでじっくり見て、自分の家を発見してちょっと嬉しい気分です。
右に小さく赤い屋根が見えます。
擂鉢窪避難小屋ですが、崩落が続く百離淵が十数メートルの位置まで迫っています。
右上に田切岳ですが、こちらも山体が随分崩落で失われているように見えます。いづれ山が崩れて無くなるのでしょうか!
仙崖嶺には山頂というものは無いそうです。
ここで出会った方に教えていただきました。
「ここは四つのピークがある嶺だよ。」って。
歩き始めて7時間経過して11時30分、ここでカップヌードルでお昼にしました。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
熊よけ鈴
携帯予備バッテリー
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感想
自分の家から毎日見上げている山々です。
私の家は伊那谷側にあります。
残念ながら越百山に直接登る道は整備が放棄されてしまい通行禁止状態です。
それを登る強者もいますが、あたしにはちょっと無理な芸当なので、木曽谷側に・・丁度山の反対側に回り込み、伊奈川ダム上の登山道からアクセスしました。
伊那谷側の飯島町から登る中小川登山道は、復活に向けた検討を始めるというニュースを最近耳にして期待しているところです。
仙崖嶺山頂で三人の方々にお会いしてお話ししましたが、その方々はその登山道復活に向けた調査のために、千畳敷の方から縦走してこられたとのことでした。
越百山山頂で再びお会いし、中小川登山道から下山されていきました。
次回は是非、中小川登山道から登ってきたいものです。
快晴の中、伊奈川ダム上から急登を登って南駒ケ岳に至りました。
一年前は空木岳からのピストンでしたがガスに巻かれて眺望はゼロでしたが、今回はばっちりでした。
南北に延びる中央アルプスの稜線や峰々はどこまでも美しかった!
東に向かい合う南アルプス、北アルプス南部や御嶽山の景色にも感動しました。
事前に他の方のレコで情報を入れていたので驚きはしませんでしたが、藪漕ぎをしっかり堪能しました。
三つの峰の中でも特に登りたかったのは仙崖嶺でした。
我が家から見ると最も迫力があるからです。
期待にたがわぬカッコイイ岩山でした。
この場所でのんびりと景色見ながら昼食最高でしたよ。
登山始めた2年前から最も登りたかった場所です。
越百山はそこに至る稜線が実に美しい山でした。
天気が良い中、気持ちの良い稜線歩きが出来て最高でした。
厳しい岩場歩きも楽しかったですが、この稜線を歩いて中央アルプスの良さを再認識した感があります。
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