長野市街から飯縄山・高妻山をテン泊縦走!
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 44.4km
- 登り
- 3,361m
- 下り
- 2,524m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:28
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 10:17
天候 | 9月30日土曜日:快晴 10月1日日曜日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルピコ交通バス:戸隠キャンプ場、戸隠中社、飯縄山登山口 アルピコバスHP戸隠高原時刻表:http://www.alpico.co.jp/access/nagano/togakushi/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
飯縄山登山口〜飯縄山頂上 登山口から一の鳥居までは舗装路 鳥居から馬つなぎの場までは緩めの登り 馬つなぎの場から飯縄山頂上は九折の急登で途中に富士見の水場があって戸隠方面に縦走する場合、最終水場 飯縄山頂上〜戸隠キャンプ場 頂上から急な下りを降りて登り返すと瑪瑙山 瑪瑙山からしばらくゲレンデ内の道で一部、丸い小石の転がる斜面はかなり滑る 標識に従い一度森に入り再びゲレンデに出たら戸隠キャンプ場方面は右に曲がりすぐの標識の所より再び森に入る 急な坂を下り斜面を巻く形で沢の側に出たらあとはひたすらキャンプ場への緩やかな下り(泥濘有り) 戸隠キャンプ場〜一不動 牧場の柵を2つ越えて樹林帯に入り沢が出たらしばらく少し荒れた沢沿いの登り 滑滝、不動滝はクサリ場あり 沢の源流になっている氷清水は戸隠・高妻方面縦走の最終水場 一不動〜高妻山頂上 稜線の縦走路でアップダウンが多く段差もあって所々高くなっている 高妻山の最後の急登はかなりの勾配で気が抜けない(下山は特に危険!) 弥勒尾根〜戸隠キャンプ場 急な下りが多く所々にロープ有り 一度だけ少し登り返しがあるがほとんど下りで結構長い! 沢音がすると下りは終わり牧場に出て牧草地の道を歩くが牛糞注意!! |
その他周辺情報 | 神告げ温泉:10:00〜20:00 600円 |
写真
翌朝、姪っ子にバイビーっ!って朝からハイテンションな見送りを受けていざ飯縄山・高妻山へ出発〜っ!!
今回はどんな山旅になることやら!?
長野市安茂里より出発
1泊1000円
写真には写ってないが右の軒下にコインロッカー有り(300円)
荷物軽量デポに使える(公共交通利用者には助かる)
フリーサイトはかなり広い!!
トイレ、水場なども綺麗に管理されていてシャワー、コインランドリー、売店もあり缶チューハイを買い、飲みながら夕食を食べた。
酒が入ると寝付きが良い!
この先の山旅に持っていこうかな!?
とにかく寒い!
たぶん0℃前後まで下がっている。
結露が拭けない!?
凍ってて吸いとれなくなっていた!
コインロッカーにテント装備を置く予定だったけど入口まで戻るのめんどくせ〜っ!という理由であえて荷物は全て背負って行く!
まあ、明かに入口の方が近いんだけど。
北アルプス登っていると思えばいいさ(^-^)v
紅葉の山と聞いて名前があまり挙がらない高妻山。
紅葉がここまで綺麗だったとは!
良い意味で期待を裏切られた!
ちなみに写真より現地の方が更に綺麗です!!
写真、下手っぴなもんで。
最近、生魚解禁になった姪っ子。海鮮丼食べているが普通にワサビ付けて食ってるしっ!!
3歳児でワサビってどんだけ舌肥えてんだよっ(^_^;)
さすが生粋の長野県民!ワサビに目がない、という事にしておこう。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
行動記録
海から富士登山より3週間、秋も深まり週末の天気も快晴予報!これは山に行くしかない!今回は1泊2日、戸隠辺りの山を歩くことに決めた!
仕事を1時間早く早退させてもらい帰宅し早めの夕食と風呂に入り駅まで送ってもらい長野まで電車で移動し長野に住む姉の家で前日泊をする。ただで泊まるのも悪いから安茂里駅前のデリシアで行動食を買うついでに姪っ子にお菓子を買って姉の家に行く。
18:06自宅−18:16水戸駅 母の送迎
常磐線:18:27水戸−19:37上野 特急ひたち24号品川行き
北陸新幹線:20:02上野−21:19長野 かがやき539号金沢行き
信越本線:21:36長野−21:39安茂里 普通軽井沢行き
21:52安茂里駅(デリシア安茂里店)−22:00姉宅
就寝23:30
9月30日土曜日
起床6:00
起床し支度を済ませたところで姉と姪っ子が起きてきて少し出発を遅らせる事にして幼い姪っ子と少し遊び義兄にお礼を告げて7時28分安茂里を出発。
住宅街の道から国道19号を歩き長野駅前を通り近くのローソンで昼食を買い善光寺参道の西隣の通りを道なりに進む。8:06ローソン長野駅前店8:14
市街地と住宅街を抜け道は勾配を増し戸隠バードラインの合流近くの大峰山の登山口より登山道に入る。8:56小丸山公園(大峰山登山口)
雑木林の登山道は手入れはあまりされていないが問題なく歩けるが低山の大峰山は意外と勾配がありキツイ坂ををひたすら登る。道は大峰山の駐車場に出て大峰城に行ってみるも施錠されていて入れず時間も無駄だしバードライン方面へ下っていく。9:50大峰山
バードラインに合流し道は歩道が無く危ないから並走している旧道を歩いていく。旧道は始めは集落の中を進んでいく。展望が良く槍ヶ岳初め北アルプスを望みながらの贅沢な道だ。旧道はバードラインの橋をくぐり反対側に移り急な坂を登りきった所でバードラインとしばらく側を並走し別荘地から再び離れ大座法師池の分岐でバードラインに合流する。
さすがに休憩を捕らないとヤバイから池のトイレと道路の向かいにある和屋で休憩ををとる。11:20大座法師池トイレ・和屋11:37
軽食:ブルベリーチーズケーキ
バードラインより湿原や戸隠古道を通り飯縄登山口に着いた。12:05飯縄登山口 登山口よりしばらく舗装路を進み一の鳥居より登山道になる。12:18一の鳥居
登山道は斜面を直登する形でしばらく登り駒つなぎの場から次第に九折に登って行く。登りだす前から膝に軽い痛みが出てきて登ると痛みが増し明日まで持つのか不安になる。急登に備え駒つなぎの場で昼食を食べる。13:06駒つなぎの場13:23昼食:おにぎりねぎ塩豚カルビ、焼サケ、ワッフルカスタード&ホイップ
昼食を食べたら頂上近くまでの急登を登る。途中の冨士見の水で給水し九折の道は次第に樹林体から低木になり中杜の分岐を越えたら間もなく飯綱神社のピークに着く。
14:20飯縄神社14:23
神社まで来たら頂上まであと少し!稜線を少し下り登り返し飯綱山頂上に登頂した。天気は好天で展望が素晴らしく北アルプス、南アルプス、上信越の山、富士山などとにかく素晴らしい展望だった。親子連れの方から写真撮りますかと言われお願いし撮ってもらう。まだ小学生低学年位の子供連れでよくここまで登ってきたなと思った!自分はその年の頃はゲームに明け暮れ頭の中に山なんか存在していなかったな。
お礼とせっかくなので親子の登頂記念写真を撮ってあげて山頂を後にする。
14:32飯縄山頂上14:48
頂上から下山はテント泊をする戸隠キャンプ場に向け瑪瑙山経由で下山をする。時間も遅く頂上を出発し人のいない静かな登山道を下っていき登り返したら瑪瑙山に着く。
15:34瑪瑙山15:36
瑪瑙山からしばらくゲレンデの道を下り標識のとおり樹林帯に入り再びゲレンデに出たら戸隠キャンプ場方面は右に曲がりすぐの標識の場所より樹林帯に入る。小さなピークを越え少し急な下りを下って斜面を巻き沢の近くから緩やかな道をひたすら下っていく。結局頂上から登山口のキャンプ場まで誰にも会わず下ってきた。正直、クマが出そうで不安だった!イースタンキャンプ場を抜け県道を渡り戸隠キャンプ場に到着した!本当に遠かった!
16:56戸隠キャンプ場
戸隠キャンプ場は設備が良くトイレも水場も綺麗で売店もありポテチとお酒を買い少し奥まったフリーサイトにテントを張りのんびり過ごした。オートキャンプ場という事もあり家族連れやライダーが多く登山者も少なからずいるようだった!?
夕食:梅じゃこご飯、ビーフシチュー、クリームパン、ポテトチップスのりしお
就寝20:47
10月1日日曜日
起床3:00
朝食:カロリーメイトフルーツ2本、ウイダーインゼリーエネルギー
放射冷却で恐らく0℃前後まで下がったらしくかなり寒い。朝食を済ませ片付けをしてテントを畳む前に結露を拭くも吸い取れないく凍ってしまっていた。時間も予定より遅れているからそのまま畳みパッキングをして出発。出発してすぐ水場で地元の女性が声を掛けてきて山の話をして激励されて気を引き締めて高妻山へ行く!それにしても寒さのせいで呂律がまわらなくて会話が大変だ!
5:58戸隠キャンプ場
出発早々、膝が痛くて結局不安は拭えなかったが我慢できる痛みだから予定どおり決行する。
キャンプ場内より牧場の道に入り朝日を浴びた牧草地がなんとも美しいかった。牧柵を2つ越えていよいよ登山道に入っていき樹林帯に入り次第に沢沿いの少し荒れた道になり徒渉を何度も繰り返し登って行く。滑滝に差し掛かり滝の側のクサリを使い乗り越え不動滝でも岩場をトラバースするクサリ場があり慎重に越えていく。沢も終わると氷清水がありこの先の高妻山・戸隠山に至る道の最終水場で汲んでガレ気味の登りをしばらく行くと一不動に着く。
7:40一不動7:50
行動食:カロリーメイトフルーツ2本
一不動から稜線道になり五地蔵山までアップダウンを繰り返し五地蔵山を越えすぐの所にある弥勒尾根分岐に着く。
8:50弥勒尾根分岐8:56
弥勒尾根分岐から高妻山への道はやはりアップダウンを繰り返し部分的にぬかるんでいたり岩場が有ったりして体力を消耗するが稜線の紅葉が素晴らしく色も濃くて見事な景色が広がっていた!尾根道は風が強く冷たく温度管理が難しい。八観音のピークを過ぎ少し下ると高妻山への登りが始まり始めはそれほど急ではないが上に登るほど勾配が増し尋常じゃないキツさが襲ってくる。いくつものロープを駆使しどうにか難所を乗り越え頂上稜線に入ると道は緩やかになり頂上手前で足場の悪い岩場を越え高妻山頂上に到着した!長野市街より二日かけようやくたどり着き感無量だ!本当にキツかった。頂上に到着し写真を撮ってもらい軽い昼食を摂る。近からカップラーメンのいい匂いが漂いちっと羨ましくなる。頂上からは大展望が広がり北アルプス、南アルプス、中央アルプス、御岳山、八ヶ岳、富士山、奥秩父、浅間山、四阿山、草津白根山、日光、尾瀬、会津、越後三山、妙高・火打などこれでもかと言うぐらい山が見えてこんなに素晴らしい展望は滅多になく本当に貴重な時間を過ごせてさっきまでのキツイ登りなんか忘れるほどだった!
10:31高妻山頂上10:58
昼食:ポカリスエットゼリー、ホットケーキサンドメープル
名残惜しいが下山をしなければならなず頂上を後にする。さっきのあの急な道を今度は下らなくてはならず少し憂鬱な気になるが気を引き締めて下っていく。下って間もなく下山渋滞が始まりなかなか進めないが、自分の膝が痛いためちょうどいいかもしれない。難所を下りアップダウンを越えて弥勒尾根分岐に戻ってきた。ここから弥勒尾根を経由して牧場までの長い下りを行く。その前に少し休憩を摂る。
12:24弥勒尾根分岐12:37
休憩後、牧場に向けて下山を始め笹原の急斜面を行き所々、補助ロープもあり慎重に下って行く。次第に樹林帯に入り一ヶ所だけ登り返しが有るが大半は急斜面の下りで膝が痛くならないようゆっくり下り沢が見えたら下りは終わり徒渉をしたら牧場に着く。一気に視界が開け牛が草を食むのどかな風景が拡がり、牧草地の道を牛の糞に気を付けながら歩きキャンプ場まで戻って来た。キャンプ場内のカフェフルーリーでせっかくなのでソフトクリームを食べた!カフェ外のテーブルでのんびり山々を眺めながら食べるソフトクリームは最高にうまかった!
14:17戸隠キャンプ場・カフェフルーリー14:32
軽食:ソフトクリーム
キャンプ場より汗を洗い流すため神告げ温泉まで歩いて行く。キャンプ場入口の公衆トイレ脇からさかさ川歩道を通り歩きやすい歩道を歩き奥社から戸隠古道を通り中杜へ行き中杜脇から宿坊街の道を通り神告げ温泉に到着。
15:10奥社通過−15:41神告げ温泉16:08
バスの時刻に間に合わせるため湯に浸かること20秒で上がり着替えて速足で中杜バス停へ。
16:15戸隠中杜バス停
バス停に着き長い山旅が無事に終えることが出来た!
その他行動食:ハイチューグレープ4粒
アルピコ交通バス:16:20戸隠中杜−17:28長野駅
長野駅に着き夕食。キャンプ場から神告げ温泉に向かうなか姉とメールで約束し駅ビルの明治亭にて姉、義兄、姪っ子と4人で夕食を共することに!新幹線の発車まで時間もあまりなく短い時間だったが山の話だったり姪っ子の話をして久しぶりに山旅の締めを賑やかに出来た!それにしても姪っ子はまだ3才児だが海鮮丼にワサビを付けて食べてるのには驚いた!成長早いというより舌肥えすぎ!
夕食:明治亭 ヒレソースカツ丼
食事を終え切符を買い改札口で見送りを受けて新幹線で長野を離れた。
かなりキツイ山旅だったけど親類、多くのハイカーとのふれあい、色鮮やかな紅葉、素晴らしすぎた大展望と本当にいい山旅が出来た!!
北陸新幹線:18:14長野−19:38上野 かがやき530号東京行き
常磐線:20:00上野−21:09水戸 特急ひたち27号いわき行き
21:17水戸駅−21:24自宅 父の送迎
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