壮絶なるアブとの戦い!! in 黒戸尾根 甲斐駒ケ岳 テント泊
- GPS
- 35:20
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,447m
- 下り
- 2,450m
コースタイム
AM 7:10 尾白渓谷駐車場発
PM 4:30 七丈小屋着
【2日目】
AM 6:00 七丈小屋発(テント荷物デポ)
AM 8:15 甲斐駒ケ岳山頂着
AM 9:00 下山
AM 10:30 七丈小屋着(テント撤収)
AM 12:00 七丈小屋発
PM 6:30 尾白川渓谷駐車場
天候 | 12日(金)晴れ(雲混じり) 13日(土)曇り、ガス、晴れ、夕立 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
七丈小屋まで一切、水場はありません。 (途中、地図に書かれている水場は無いでした) 尾白渓谷駐車場(100台)AM6:30頃で、わずか10台ほどでした。 駐車場に水洗トイレあり(ここから七丈小屋までありません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【表示道標】登山道の表示は何か所もあり、迷うことはないが、 時間表示が少なく、要所要所の時間がわからなく、 精神的に応え、ペース配分に苦労した。 自分にとっては時間表示が余りにも短過ぎると感じられた。 【印象的な場所】 【刃渡り】 登りは大したことはありません。景色が良い。 【五丈小屋跡地】 急に下って、また急登り、ハシゴ連続。 【七丈小屋手前】 屏風岩垂直ハシゴ、不動岩のクサリ連続で下は崖で何もない。 手を離せば、間違えなく××。 登りも怖いが、下りはさらに怖く、見えない足先を頼りに、 慎重に降りること。 【八合目〜頂上付近】 クサリ場連続。縦走テン泊ザックの方達は、かなり苦労されていました。 自分はサブザックで良かった。 【七丈小屋】 非常に無愛想なご主人。最低限の答えしか言えない人? 下山時、何か食べるもの無いですかの答えに、「無いよ」 このカップ麺は?「売れるけど、お湯は無いよ」 WEBでは、いつでもお湯が沸いているとかって書いてあったけど。。。 テント泊の人には、無愛想なだけなのか...。 水は天然水無料で美味しかった。 テン場は、平で非常に良く整備されていました。 ただし、小屋、水場(トイレ)から100m歩くので、非常に不便でした。 【軽食喫茶 おじろ】 駐車場内にある軽食喫茶「おじろ」 下山して、唾液が出なく食べ物が喉を通らないことの事情を話すと、 おばさんに、梅しそジュース、味噌生キュウリ一本、トマト2個を ただで食べさせてくれた。 ザルそばを注文したけど、まだ回復せず半分残ししまったけど、 大変、おばちゃんにはお世話になりました。 いいおばちゃんに会えて本当に良かった。 どっかの小屋の主人とは大違い。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
3か月ぶりの山行!!
しかもテント泊。ザック18kgの重さ。
6月、7月の土日の雨続きで、
やっとのこと、甲斐駒に行けました!!
2か月のブランクは、肉体的に堪えました。
増してや、この時期のアブ!
ハッカ油持って行きましたが、汗で効果がないのか、
アブには効かないようでした。
七丈小屋まで、アブに纏わり憑かれること、
暴れながら、走りながら、ストック振り回しながら、
傍から見ると、あの人何してんだろっ。って感じで。。。
アブとの壮絶な格闘でした。
憎っくきアイツ(アカウシアブ)だけには、悩まされましたわ。
てな訳で、自分のペースで登れずバテた訳で。。。
それにしても、黒戸尾根は、長〜い、長すぎ!!
しかも、ハシゴ、クサリの連続で、もう勘弁してくれです。
登山口から七丈小屋まで、9時間もかかりましたわっ。
自分ワースト記録叩き出したかっ。
皆さんよく6時間とか、日帰りとか記録あるけど、よくやります。
尊敬しますわっ。
64歳にもなるおじさんには、スイスイ抜かれるわ、
トレランのおばさん達は、日帰りで長坂駅までピストンランするとかで、
スゴイ、スゴ過ぎる!!
日帰りで、北沢峠まで行くソロお姉さんにも会ったっけっ。
しかしながら、北沢峠からの登山者の量に比べたら、
黒戸尾根は上がってくる人は少ないよねっ。
マニアック黒戸尾根。
そんなところを今回、テント泊ピストンした軟弱ものでした。
七丈小屋の夜はと言うと、星は綺麗で、月明かりの鳳凰三山オベリスク。
最高の夜でした、
が、行きに64歳のおじさんが当然、七丈小屋に先に昼ごろ着いたらしく、
ビールで完全にベロベロに出来上がってましたわっ。
こいつ、絶対、夜イビキかくなっ。
やっぱり、かきやがった!!
しかも、俺のテントの真横!! 最悪!
ラジオをつけて、ラジオに集中しようも、
なぜかおやじのイビキに集中してしまう情けない自分。
寝たのは、オヤジが横になった瞬間ダ〜っ。と思いながら
やっと自分眠りにつきましたわっ。
といっても、朝方の3時間程度。
わキツイ。寝てない。
2日目、そんなことで、テント場を、自分が朝6時に最後の人となり、
山頂へ向けてスタート。
オヤジはと言うと、既に4時30分に出発した模様。
オヤジとは、8合目付近ですれ違いって話しましたわっ。
アンタのイビキで眠れなかったとは、言いませんでしたけどねっ。
下山時、昼喰わずに過ごしたら、
唾液が出なくなり、行動食も喉に通らず、すっかりバテテしまい、
大変な山行でした。やっとのことで下山。
下りも、長かった〜っ。
おじろのおばさんには、大変にお世話になりました。
店に入り、唾液が出ないからと事情を説明すると、
梅エキスジュース一杯、味噌と冷えたキュウリ一本、トマト2個
頂きました。優しいおばさんでした。
帰りは少し元気になり、近くの尾白の湯に浸かって帰りました。
最後良ければすべて良しかっ。今回は良い経験と良い出合ができました。
おまけ情報です。
今回、マイデジカメを家に忘れた。
しかも、気付いたのは、中央道走りながら
快晴の甲斐駒の雄姿見た瞬間。ショック!!
こんな田舎でデジカメは早朝から売ってないよな。
尾白のコンビニで懐かしい使い捨てカメラ「写るんです」を購入。
ヤマレコにこれは、写真掲載できないなと思いつつ、
カメラ屋に持ち込んだところ、デジタル化できました。
へーっ。画像は非常に悪いですけど、その写真達です。
「アブ」の題名ですぐチェックしてしまいました。
自分も昨日(8/14)地元の山鳥海山というところに
行ってきたのですが、なんと4箇所やられました。
shinshinさんの文面どおりしつこいのなんの。
痛いはかゆいはでまいってます。
しかし、問題のアブの写真素晴らしく良く取れてますね。
甲斐駒憧れます。
また、読ませて頂きます。
題名「shinshinさんはじめまして」と書くつもりが
さんがぬけてました。
ゴメンナサイ。
この、アカウシアブはWebから貰いました。
さすがに、撮れませんよっ。
こいつには、ヤラレませんでしたが、
ブヨにヤラレたようです。
東北ですか。自分の母型の実家が美里町なので
いつかは、栗駒とか行きたいですね!
テン泊荷物18kgで9時間!!
すごいですね〜〜〜^^
コースタイムは、絶対に荷物の重さと比例すると思いますから、トレランの方とか軽装備の方々とは比較できないですよね
それにしてもアブ…
ハッカ油効かないのですか?!
それは怖い!!
私は長野の旅行でしっかりブヨに刺されてしまい、現在足が腫れ上がっています
山にはどこでもベープ未来型を持って行きましたが効果はよく分かりませんでした。
虫の集団攻撃は私も一昨年御嶽山で本当に苦労した覚えがあります。
アブ・ブヨにも効く一番強い虫除けスプレーは、ディート12%配合のムヒ/虫ペールPSやアース製薬医薬品サラテクトFAのようです。
ハッカ油がだめとなると、次回はこっちを使ってみようかな…?
ありがとうございます。
いまだに筋肉痛がとれず、キツイ山行でした。
温泉でアブに胸を刺されて、女性のように胸が
大きくなってしまった経験があり、
それ以来、アブ恐怖症の自分でした。
薬局行って、アブに効くやつと言ったところで、
これが効きますよ、なんて返事は帰ってこないと
思いますので、いろいろな虫よけスプレー、
開拓してみたいと思います。
それか、お盆休みは避けて行くしかないですね。
こんばんは。
同じ日に同じように大変な思いをした
usagreatです。
私もアブにまとわりつかれ、
荷物の重さにうんざりし、
黒戸尾根の長さに苦しめられました 。
そして、やっと七丈小屋に辿り着くと
無愛想な主人に戸惑いましたし(笑)。
ただ、疲れきってすぐ寝てしまったので、
イビキは全然気がつきませんでした…。
テントが少し離れていたのもあったのでしょうね。
大変な山行でしたが、
甲斐駒山頂は最高でしたね。
眺めの良さに、登りの苦労は吹き飛んでしまいました!
しかし、先には下りの苦労が…。
尾白渓谷駐車場に到着する頃には、
shinshinさん程ではないにしろ、ヘロヘロでした。
お互い無事に甲斐駒山行を
終了することが出来てなによりですよね。
私も黒戸尾根は良い経験になったと思いますが、
暫くは近づきたくない気分です…。
shinshinさんはどうですか?
同じく、黒戸尾根しばらくは、行きたくないかなぁ。
だけど、トレランなみの装備だとしたら、
日帰りチャレンジしてみたくなります。
その前に、
楽そうな北沢峠から攻めてみたいと思います。
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