岩手山 馬返しキャンプ場から柳沢コースで強風のお鉢巡り

2017年10月09日(月) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,565m
• 下り: 1,566m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:35

6:14 馬返しキャンプ場
6:55 6:55 0.5合目
7:23 7:26 馬返しコース２．５合目分岐
7:55 7:56 駒鳥清水
8:18 8:20 七合目
8:29 8:31 八合目避難小屋
8:47 8:47 不動平避難小屋
9:36 9:38 岩手山
9:45 9:45 焼走り分岐
10:15 10:16 不動平
10:28 11:04 八合目避難小屋
11:07 11:07 七合目
11:41 11:41 馬返しコース２．５合目分岐
12:07 12:08 0.5合目
12:49 馬返しキャンプ場

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■前泊した岩手高原ペンション村から馬返しキャンプ場へ。
■晴れ予報の3連休最終日、100台のキャパがある駐車場は朝6時で半分くらいの埋まり。下山した昼過ぎは満車であった。

コース状況／危険箇所等

■登りで使った旧道は、溶岩石が露出している道は歩きやすいが、ガレ場では浮き石を落とす恐れがあったので、下りは新道を使った。
■旧道の方が見晴らしが良く早池峰山も眺望できるが、新道のほとんどは森林コースで時折視界が開ける程度。どちらも距離は同じで山行にかかる時間も同じくらいだと思われるが、登りは旧道、下りは新道が良い。
■山頂は遮るものは何も無く強い風にさらされた。下では無風でも上空は風がある。この時期の山頂は気温が低いので雨が混じったらすぐに体温が奪われかねない。
■お鉢の縁はザレているので強風に足をすくわれる恐れがある。前回は、雨に加えてあまりの風の強さにスリップ転倒を懸念して登頂を断念した。

その他周辺情報

■岩手高原ペンション村「ペンションびっき」
夕食のみで6500円／人。
登山口の馬返しキャンプ場まで車で２５分。

■日帰り温泉「綱張温泉館薬師の湯」600円
硫黄臭のある温泉。
登山口の馬返しキャンプ場まで車で３０分、岩手高原ペンション村まで５分。

■「喜盛の湯」
盛岡市街地にあるスーパー銭湯

写真

10/9 5:30

早朝5時30分のペンションびっき
まだ他のお客さんが寝ているので静かに出発

10/9 5:55

6時前に馬返しキャンプ場の駐車場に到着　
100台のキャパにおよそ半分位埋まっている

10/9 6:14

駐車場を出発

10/9 6:15

キャンプ場までの道

10/9 6:17

水場
下山後靴を洗う

10/9 6:17

馬返しキャンプ場からの岩手山
まだガスは無かった

10/9 6:19

登山口で登山届けを提出

10/9 6:40

下は紅葉半分緑半分

10/9 6:43

0．5合目　
新道と旧道の分岐で旧道へ向かう　
前回は新道を行った

10/9 6:47

ウメバチソウ

10/9 6:53

旧道の紅葉

10/9 6:55

一合目で新道と合流

10/9 7:03

木道と紅葉

10/9 7:04

豆腐岩　
四角いからだ

10/9 7:11

ザレ場にさしかかる

10/9 7:13

雲海が広がる

10/9 7:17

2．5合目でまた新道と旧道の分岐　
旧道を行く

10/9 7:22

溶岩石の道が続く　
意外にも歩きやすい

10/9 7:28

3合目

10/9 7:28

3合目には新道には無いベンチがある　

10/9 7:30

10/9 7:47

4合目はガレ場

10/9 7:52

紅葉と雲海を下に見てガレ場を登る

10/9 8:08

5合目

10/9 8:30

6合目

10/9 8:34

雲海が晴れていく

10/9 8:44

早池峰山が雲に隠れた

10/9 8:53

7合目で新道と合流

10/9 8:53

山頂がガスってしまった

10/9 9:00

八合目避難小屋

10/9 9:05

八合目避難小屋前の御成清水　
水量が豊富である

10/9 9:17

不動平

10/9 9:17

9合目の不動平避難小屋

10/9 9:18

ガスに突入

10/9 9:32

ザレ場を登ってお鉢の淵に出た
時計回りでお鉢を廻ろうと予定していたが先行者の後を追って右側を登ってしまったので反時計廻りとする

10/9 9:34

お鉢をのぞくがガスで見えない

10/9 9:34

反時計廻りでお鉢を巡る

10/9 9:34

風が強い

10/9 9:45

風は強いがガスは晴れない

10/9 9:55

標高2038m山頂に到着

10/9 9:56

一等三角点にタッチ

10/9 9:56

山頂の標柱は両面である

10/9 9:57

記念写真

10/9 9:57

証拠写真
山頂に居た方々と写真を撮りあう

10/9 10:00

飛ばされそうなので早々に下山開始

10/9 10:03

焼走・上坊コースの分岐

10/9 10:04

速足で下る　
途中で何人もの顔をしかめた登山者とすれ違う

10/9 10:08

お鉢巡り終了

10/9 10:14

ガレ場を飛ぶように下る

10/9 10:19

不動平　
右手1.9�卆茲砲�花畑が有る

10/9 10:28

八合目避難小屋に到着

10/9 10:39

強風の中でカップラーメンを食す

10/9 11:04

食べたらすぐに下山

10/9 11:07

7合目の分岐で新道へ

10/9 11:10

新道は林の中で眺望はあまり無いがガレて無いので下りやすい

10/9 11:11

前回8月に来たときには無かった新しい梯子が設置されていた

10/9 11:20

慎重に下る

10/9 11:21

新道6合目

10/9 11:34

また梯子　
3箇所くらい段差の大きい所に設置されている

10/9 11:35

新道5合目

10/9 11:49

新道4合目

10/9 11:57

新道3合目

10/9 12:01

新道の紅葉

10/9 12:05

2．5合目で旧道と合流

10/9 12:17

1合目　
この先も新道を下る

10/9 12:24

0．5合目で旧道と合流

10/9 12:39

登山口に到着

10/9 12:46

キャンプ場の洗い場で靴を洗って駐車場までの舗装路を下る

10/9 12:48

12時48分駐車場に到着　
満車であった

10/9 14:59

帰り道で盛岡市内のスーパー銭湯「喜盛の湯」に寄る

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

sunvito

東北リベンジ登山2座目。
今年8月の夏休み登山では、大雨にたたられて8合目で登頂を断念した岩手山である。
前日までの天気予報によれば晴れ。しかし、この日は朝から曇りがち。やや心配ながらの登山であった。

3連休最終日の馬返しキャンプ場の駐車場は朝から多くの車が駐まっていた。登山シーズン終盤の休日であり、天気も悪くない。なんといっても紅葉真っ盛りなのでこの日は外せないだろう。前回は車が少なかったので大勢居ると安心する。

キャンプ場から岩手山を確認する。この時は山頂が見えていたので期待が膨らんでいた。

前回は新道を使ったが、今回は眺めが良いとされる旧道を登る。最初は紅葉を愛でながら登るが、新道と合流する1合目を過ぎるとザレ場にさしかかる。視界は開けており紅葉の向こうに雲海が広がる。遠くに昨日登った早池峰山が雲に浮かんでいた。

2．5合目の分岐でまた旧道を登る。旧道は、溶岩石の道は登りやすいが、ガレ場は浮き石を落としてしまう恐れがあった。やや上の方には赤茶けた沢があり、その沢沿いには崩壊した大岩石が転がっている。かつての噴火の痕跡だろうかと想像する。
しかし、なんといっても旧道は見晴らしが良いので使いたい。

新道と合流する7合目で山頂はガスに隠れてしまっていた。風も強くなった。
8合目避難小屋で小休止して一気に山頂を目指す。風は強さを増してくるしガスは晴れない。

平坦な不動平を歩き、9合目から始まるザレ場をジグザクに登ってお鉢の縁に出たが、真っ白で何も見えない。風も益々強まった。お鉢を巡ろうか止めようか迷ったが山頂はお鉢の向こう側だ。反時計廻りで巡ることにした。前も後ろも真っ白であるが、風向きが次第に変わっていくので廻っていることがわかる。山頂に到着したが当然眺望は無い。そこにいた方々と写真を撮りあって頂を後にする。次々と強風に顔をしかめながら登ってくる登山者とすれ違った。

8合目避難小屋まで下りてカップラーメンを食べる準備をしていたところ、これから登る団体さんから上の様子をいろいろ聞かれた。風が心配であろう。

下りは新道を使う。木に遮られて見晴らしは悪いが浮き石を落とす心配が少ない。前回は雨に追われて下った道である。慣れたもので一気に下った。
下山したお昼頃の駐車場は満車であった。

前回は、雨と風で8合目で断念した岩手山。
今回は、強風と山頂がガスで隠れてしまっていたが、リベンジ成り。