西六甲(須磨〜鉢伏山、旗振山、鉄拐山、栂尾山、横尾山、須磨アルプス〜妙法寺)【兵庫県、六甲・摩耶】、子連れでどこまで行けるかな
- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 569m
- 下り
- 520m
コースタイム
須磨海岸 9:38 – 須磨浦公園 10:02 – 鉢伏山 10:53/59 – 旗振山 11:08/11 – 鉄拐山 11:28/30 – 高倉台団地 – 栂尾山 12:24/昼/52 – 横尾山 13:10/20 – 馬ノ背 13:45/48 – 東山 14:00/ぜんざい/14:12 –(トイレ休憩)- 奥妙法寺バス停 15:03
●行動時間 5:25
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(自宅) = (須磨) – 須磨海岸、鉢伏、旗振、鉄拐、栂尾、横尾、須磨アルプス – (奥妙法寺BS) = (自宅) ●自動車でのアクセス ○須磨、須磨浦公園) ・登山口ならば、山陽電鉄の「須磨浦公園」駅 ・今回は、海抜0mからスタートすることに意義があったので、あえてJR「須磨」駅へ ・須磨から須磨浦公園へは国道2号線を歩くことになるが、途中からは海側が開け、山側は公園なので、歩くに不適な道ではない ・付近駐車適地なし。須磨浦公園には公営駐車場がある。須磨にはコインパーキングがある ・「源平の合戦」の“一ノ谷”は、まさにここを指す |
コース状況/ 危険箇所等 |
●コース状況 ・「六甲全山縦走路」の導入部に当たる本コースは、道標もしっかりしており、迷うところは殆どない ・山中よりは、むしろ、鉢伏山の山上遊園地部分、高座台団地の通り抜け、など雑踏部分のほうが迷うことがあるかも知れない。しかし、この後続く妙法寺近辺、丸山から鵯越の辺りのように、街中を右や左やと進むことはないので、それほど悩ましいというものではない ・馬の背近辺は、“須磨アルプス”と名乗るくらいのことはあって、やや険しい区間となるので、とりわけ雨天時などは、足下に注意を要する ●買う、食べる ・須磨駅近辺ならば十分にコンビニや飲食店がある。しかし、須磨浦公園だとコンビニは近くにないし、飲食店も限定的 |
写真
感想
子も9歳になり、近所の散歩だけでは歩き応えもないようなので、本当の神戸の背山へ。今後続きもあればと思い、全山縦走路の端緒へ。興味を広げさせる意味で、海から(すなわち、ほぼ0mから)山へと向かうコースとした。
一通りの準備をして、電車で出発。さすがに子連れとなると自家製お弁当付きである。
JR須磨駅で降り、まずは、海側に駅を出る。この駅のすごいところは、神戸市のごく普通の通勤駅であり、行政区の中心駅でありながら、“駅前=砂浜”となっていること。こんなに海水浴場が近い駅はそんなにあるものではない。
砂浜を波打ち際まで行き、地面の限界を確かめ、更にこれから登る山を指さす。意外と近いじゃん、とか余裕のあるところを見せる子。出発しようとするが、気が付けば子は貝殻集めに熱中。促して、何とか出発。あれこれ興味が散るのも仕方のないところか。
踏切を渡り、国道を進み途中からは須磨浦公園の中へ。山陽電鉄須磨浦公園駅の脇から登り坂を進み、途中からいよいよ鉢伏山への登り。
ずっと階段が続くが、子は階段に文句を言っている。階段は嫌いらしい。困ったことにも今日のコースはこのあとも階段が多いんだけどね。なんとか鉢伏山まで引っ張ってきたが、今度は遊園地が気になるようだ。そっちはまたね、と言いながら、先へ進ませる。
起伏の殆どない山道を進むと、旗振山。国境の標識が気に入ったようで、垂水区は播磨の国なんだぁとか感心している。
山道にはミツバツツジなども咲き始めているが、そちらは殆ど興味なし。文字のあるものと子どもの世界が好きなようだ。やがて、鉄拐山。今度は漢字に感心している。誘拐の拐だ、とか言っている。
緩やかに続く山道を進み高倉山跡にある休憩施設は立ち寄らせないようにしながら、高倉台団地へ。団地を抜けると、再び延々と続く横尾山への取り付け点の階段。この辺りは、開発による開削のため、単調な人工の階段がある。
やがて、まっとうな山道になるも、今度は登りにくいピッチの広い木段が設けられており、子はずっとぶーぶー言っている。次は階段のないところに行くべきだな。
栂尾山まで来て、昼食。もっと進めると思っていたが、全般ゆっくりしている。子のペースはこんなものなんだろう。昼食風景を家へ携帯メール。こういう操作は、母親の操作を見ているのでよく知っている。お父さんはしたことないのによく知ってるねぇ。
横尾山を過ぎ、いよいよ本日のメイン、須磨アルプスが近づく。低山に似つかわしくない痩せた岩尾根。その前には、鎖場もある。ここでの様子から、須磨アルプスを越えられるかもわかりそう。まだ小さすぎる頃に山歩きに連れ出したら、この子は、ほんの少しの下り勾配でも落ちる、倒れる、と言って進めないほどだった。それほど闇雲に安全志向だった割には、思った以上に鎖場もきちんきちんと進んでいく。怖がっている風はないが、自分で足場の安定を確かめながら進んでいる。まぁ行けそうだ。
いよいよ須磨アルプスに到着。痩せ尾根の下りでは、這いながら下りる場面もあったが、途中おもしろいらしくて、きゃあきゃあ言いながら抜けてしまった。
東山頂上に立ち寄り一休み。須磨アルプスの感想を聞くと、岩がおもしろかったらしく、また岩岩に行こう、とか行っている。お父さんとしたら、ねらい通りである。
ふと傍らを見れば、隣のパーティは、山でぜんざいである。食い意地の張った子が穴が空くほどに見るものだから、お隣さんが、ぜんざいをご馳走してくれるという。貰う前からほっぺたが落ちそうな子は、またも食べる前に母親に報告。返事を見たら、「山に行ったのに、食べ物ばっかりねぇ」そりゃそうだ。
東山を以て本日は終了。麓の妙法寺の街に下り、途中で公共施設でトイレをお借りした。子は食べ過ぎがためか、トイレ休憩が必要に。子連れの場合、とりわけ女の子の場合にはトイレのことも考えておく必要があるようだ。
その後も、しばらくは街中の縦走路を進むが、最後に横断するバス道でコースを外れてバス停へ。
バス停について、子はぐったり。ずっと元気そうには見えていたが、さすがに疲れたようであった。
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