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Yamareco

記録ID: 1305304
全員に公開
ハイキング
関東

電車で行く 妙義山(中道)遭難者発見

2017年11月02日(木) [日帰り]
 - 拍手
lily616 その他2人
体力度
1
日帰りが可能
GPS
05:41
距離
3.0km
登り
399m
下り
636m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:32
休憩
0:59
合計
5:31
10:35
10:38
10
10:48
10:49
21
11:10
11:11
2
11:13
11:14
9
11:23
11:24
22
11:46
11:52
8
12:00
12:46
25
13:11
13:11
158
15:49
ゴール地点
妙義山を調べるうち 表妙義縦走は難関過ぎると思い
一般道の中間道を歩くことにした。
日帰りコースの本から妙義神社から入り中之嶽神社へ下りる計画を立てたが同行するベテランのNさんから逆の提案があり車内で変更。

天気のいい午前中にメインの大砲岩に登れたのは良かったと思う。
なお 山行の時間は遭難者救助のため一部正確ではありません。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
東京駅ー上野東京ライン高崎ー信越本線松井田駅 タクシー予約―石門入り口

金鶏橋タクシー松井田駅―高崎ー大宮―上野
コース状況/
危険箇所等
石門で登山届
中道 石門入り口ーかにのこてしらべーかにの横這いーたてばりー第一石門ー大砲岩分岐−大砲岩ー大砲岩分岐ーホッキリ入り口―東屋―大人場―金鶏橋
大砲岩の分岐の手前の表示は分岐ではない。もう少し先にある。
丁寧に上がれば難しくないが胎内くぐりは危なそうで入らなかった。

その他周辺情報 コースとして短いので利用せず。
タクシーで石門入り口下車。
わ〜電車からいつも見る妙義山がこんな身近に!
2017年11月02日 10:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
11/2 10:08
タクシーで石門入り口下車。
わ〜電車からいつも見る妙義山がこんな身近に!
整頓された管理事務所があります。
トイレ テーブルなど整備されています。
2017年11月02日 10:09撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:09
整頓された管理事務所があります。
トイレ テーブルなど整備されています。
事務所内はこんなです。
2017年11月02日 10:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:18
事務所内はこんなです。
事務所の目の前が登山道入り口で表示板の陰に登山届けが設置されています。
2017年11月02日 10:18撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
2
11/2 10:18
事務所の目の前が登山道入り口で表示板の陰に登山届けが設置されています。
この地図でよくわかります。
2017年11月02日 10:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/2 10:20
この地図でよくわかります。
左の矢印で行きます。
第一第二石門を通ります。
2017年11月02日 10:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:31
左の矢印で行きます。
第一第二石門を通ります。
これ第一石門だった?穴が見えます。
2017年11月02日 10:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/2 10:34
これ第一石門だった?穴が見えます。
2017年11月02日 10:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:38
2017年11月02日 10:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:45
鎖に苦戦しています。
2017年11月02日 10:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/2 10:45
鎖に苦戦しています。
まだ続きます。
2017年11月02日 10:46撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 10:46
まだ続きます。
ほっ!一般コースだけど初心者をお連れしなくてよかったかも。
2017年11月02日 10:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 10:47
ほっ!一般コースだけど初心者をお連れしなくてよかったかも。
巨岩だらけ。紅葉も相まってす・て・き
2017年11月02日 10:48撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 10:48
巨岩だらけ。紅葉も相まってす・て・き
狭いので足場をうまく取らないと体や足が挟まる。
2017年11月02日 10:50撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 10:50
狭いので足場をうまく取らないと体や足が挟まる。
今度は後ろ向きにして下りる。
2017年11月02日 10:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/2 10:53
今度は後ろ向きにして下りる。
下ります。次の人が追いつきました。
(先にお降りたT📷)
2017年11月02日 10:55撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 10:55
下ります。次の人が追いつきました。
(先にお降りたT📷)
下ばかり見ていたけどここも石門だったんですね。
もしやつるべ下がり?
2017年11月02日 10:56撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 10:56
下ばかり見ていたけどここも石門だったんですね。
もしやつるべ下がり?
名前が付いている山でしょうか。
2017年11月02日 10:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 10:57
名前が付いている山でしょうか。
長い距離ではないですが岩場の鎖が続きます。
2017年11月02日 11:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:01
長い距離ではないですが岩場の鎖が続きます。
やれやれ
ここにも表示板があります。
2017年11月02日 11:13撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 11:13
やれやれ
ここにも表示板があります。
第4石門
広場に出ました。
2017年11月02日 11:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:14
第4石門
広場に出ました。
石門広場に出ると 観光客もいます。(別ルートでここまで来れます)
2017年11月02日 11:16撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 11:16
石門広場に出ると 観光客もいます。(別ルートでここまで来れます)
穴から大砲岩が見えます。行くぞ〜!
2017年11月02日 11:18撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 11:18
穴から大砲岩が見えます。行くぞ〜!
広場から左に登ると足場が濡れていました。
大砲岩の分岐に来ました。
2017年11月02日 11:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:30
広場から左に登ると足場が濡れていました。
大砲岩の分岐に来ました。
同じ場所
大砲岩と胎内潜りで死亡事故があったようです。
その先も縦走路となり観光客は行けません。
2017年11月02日 11:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:30
同じ場所
大砲岩と胎内潜りで死亡事故があったようです。
その先も縦走路となり観光客は行けません。
この左手に手すりがあるので
観光客が眺望を楽しんでいました。
2017年11月02日 11:31撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:31
この左手に手すりがあるので
観光客が眺望を楽しんでいました。
下ります。
2017年11月02日 11:33撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:33
下ります。
横へ移動
2017年11月02日 11:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:34
横へ移動
上っている。
2017年11月02日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:35
上っている。
待っているNさんが広場の空間手前でカメラを構えています。
2017年11月02日 11:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:37
待っているNさんが広場の空間手前でカメラを構えています。
Tが大砲岩に登りました。
遠景の右が荒船山
2017年11月02日 11:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:38
Tが大砲岩に登りました。
遠景の右が荒船山
Tと交代してLも大砲岩へ登る。最後の手をかけるところではちょっと考える。(足が短い)
2017年11月02日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:41
Tと交代してLも大砲岩へ登る。最後の手をかけるところではちょっと考える。(足が短い)
大砲岩から見える眺望をぐるっと写す。
真ん中広場辛うじてNさん見える。東屋の屋根も
2017年11月02日 11:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:41
大砲岩から見える眺望をぐるっと写す。
真ん中広場辛うじてNさん見える。東屋の屋根も
ゆるぎ岩 どうやってプレート付けたのかな。
2017年11月02日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:42
ゆるぎ岩 どうやってプレート付けたのかな。
一般道から見れるって有難い。
2017年11月02日 11:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:42
一般道から見れるって有難い。
Nさんが広場から撮った私達。
2017年11月02日 11:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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11/2 11:42
Nさんが広場から撮った私達。
妙義山 本道(っていうかな?)方面
こっちは登れないだろうな。
2017年11月02日 11:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:43
妙義山 本道(っていうかな?)方面
こっちは登れないだろうな。
天狗のひょうてい
何度も登っている方と、ご一緒になる。
胎内くぐりは危ないと言われて
2017年11月02日 11:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:47
天狗のひょうてい
何度も登っている方と、ご一緒になる。
胎内くぐりは危ないと言われて
離れがたい景色
2017年11月02日 11:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:47
離れがたい景色
覗いて見ただけ
左をくぐるか? 右のオーバーハングを行くのか?
ぞ・ぞ・ぞ
2017年11月02日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 11:50
覗いて見ただけ
左をくぐるか? 右のオーバーハングを行くのか?
ぞ・ぞ・ぞ
下に見えるのは松井田?
2017年11月02日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:50
下に見えるのは松井田?
直登 
戻ります。遠く八ヶ岳の赤岳が見えました。(教えていただく)
2017年11月02日 11:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:50
直登 
戻ります。遠く八ヶ岳の赤岳が見えました。(教えていただく)
Nさんを待たせちゃいました。
2017年11月02日 11:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:51
Nさんを待たせちゃいました。
思わず 気を付けてよ〜
2017年11月02日 11:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 11:51
思わず 気を付けてよ〜
戻ってきた。登ってきたんだね!
2017年11月02日 12:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 12:41
戻ってきた。登ってきたんだね!
フデリンドウ 2輪
2017年11月02日 12:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 12:42
フデリンドウ 2輪
雲もキレイ
2017年11月02日 12:43撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 12:43
雲もキレイ
大砲岩だ!
2017年11月02日 12:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 12:43
大砲岩だ!
おお〜い。Nさ〜ん〜。
2017年11月02日 12:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 12:45
おお〜い。Nさ〜ん〜。
妙義神社に向けて出発。
ハイライトが終わりました。
2017年11月02日 12:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 12:56
妙義神社に向けて出発。
ハイライトが終わりました。
この辺りで見える山は金洞山?
2017年11月02日 13:04撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 13:04
この辺りで見える山は金洞山?
いい道です。
2017年11月02日 13:12撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 13:12
いい道です。
紅葉が綺麗な道です。
2017年11月02日 13:15撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
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11/2 13:15
紅葉が綺麗な道です。
頭をぶつけないように
2017年11月02日 13:17撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:17
頭をぶつけないように
この辺りは紅葉が見事でした。
2017年11月02日 13:17撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:17
この辺りは紅葉が見事でした。
妙義山 来てよかったなあ。
2017年11月02日 13:21撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:21
妙義山 来てよかったなあ。
秋は山を長く楽しめる。
2017年11月02日 13:26撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:26
秋は山を長く楽しめる。
登ったり下りたり。
2017年11月02日 13:28撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:28
登ったり下りたり。
登山としては短い距離ですが紅葉も巨岩も楽しめます。
2017年11月02日 13:33撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
11/2 13:33
登山としては短い距離ですが紅葉も巨岩も楽しめます。
今が盛り
2017年11月02日 13:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
11/2 13:35
今が盛り
引き立て役がいてのモミジ
2017年11月02日 13:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 13:35
引き立て役がいてのモミジ
長時間の山ではないのもゆっくり愛でていいです。
2017年11月02日 13:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 13:36
長時間の山ではないのもゆっくり愛でていいです。
真っ赤もいいけど 淡い色合いも好きですよ。
2017年11月02日 13:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/2 13:36
真っ赤もいいけど 淡い色合いも好きですよ。
(中之嶽神社方面から入った。この先の妙義神社へ抜けると温泉があるって!)
2017年11月02日 13:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 13:37
(中之嶽神社方面から入った。この先の妙義神社へ抜けると温泉があるって!)
落ち葉をサクサク言わせて歩く。
この後 怪我人発見。たすけて〜の小さい声をTが聞きつける。
3人で声のするのはどこからなのか探し回る。
2017年11月02日 13:41撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
1
11/2 13:41
落ち葉をサクサク言わせて歩く。
この後 怪我人発見。たすけて〜の小さい声をTが聞きつける。
3人で声のするのはどこからなのか探し回る。
119番通報
場所設定のため駆け下りてこの東屋まで来た。
2017年11月02日 13:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 13:56
119番通報
場所設定のため駆け下りてこの東屋まで来た。
東屋にこの表示があったので妙義神社には下山できないことに気付いた。
下山場所は変更だ。
2017年11月02日 14:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/2 14:58
東屋にこの表示があったので妙義神社には下山できないことに気付いた。
下山場所は変更だ。
救助隊を待つこと1時間半 
暗くならないうちに下山しなくては。
ここを3回往復した。(30分で登山口に下りられるとは知らなかった)
2017年11月02日 15:20撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
4
11/2 15:20
救助隊を待つこと1時間半 
暗くならないうちに下山しなくては。
ここを3回往復した。(30分で登山口に下りられるとは知らなかった)
東屋 
救助隊に引き継いでほっとするも計画では妙義神社から登る予定だったから逆コースに変更(タクシー降車場所が違う)
2017年11月02日 15:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 15:24
東屋 
救助隊に引き継いでほっとするも計画では妙義神社から登る予定だったから逆コースに変更(タクシー降車場所が違う)
日暮れまでに間に合った。
2017年11月02日 15:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 15:42
日暮れまでに間に合った。
逆コースにしたからこそ遭難者を発見できたねと言いながら下りた。だけど
どうしてあそこに滑落?どこからの道迷い?
中道を歩いていたら あの沢には落ちない。
2017年11月02日 15:51撮影 by  DSC-RX100M5, SONY
1
11/2 15:51
逆コースにしたからこそ遭難者を発見できたねと言いながら下りた。だけど
どうしてあそこに滑落?どこからの道迷い?
中道を歩いていたら あの沢には落ちない。
救助隊(7〜10名)を待つ救急車と消防自動車。パトカーが止まっていた。ここでも事情聴取。
2017年11月02日 15:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/2 15:51
救助隊(7〜10名)を待つ救急車と消防自動車。パトカーが止まっていた。ここでも事情聴取。
松井田駅から見る浅間山
残念ながら上野に着く車内で救助された病院で亡くなった連絡がくる。突然気持ちが落ちた。
2017年11月02日 16:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/2 16:26
松井田駅から見る浅間山
残念ながら上野に着く車内で救助された病院で亡くなった連絡がくる。突然気持ちが落ちた。

感想

美しい紅葉と変化ある登山をゆるゆる楽しんでそろそろ 東屋に着くころと話していると最後尾のTが

助けてという声が聞こえると言い出した。

3人はあわてて周辺を探し、歩いている中道をいくらか下ると
左の沢(水はない) に女性が左を下に足を曲げ横たわる姿を発見。

「大丈夫ですか」とのこちらの声に「助けてください助けてください」とか細い声。しゃべっていた私たち二人にこの声は届かなかったけど
最近耳が聞こえにくくなったという後にいたTには届いてきたのだ。

どこに電話をするか 慌てた私たち。
まず地図上にある松井田支所にかけ 位置情報が必要だからその携帯で
119にかけるように言われる。
TがGPSで必死に位置を調べる。Lが携帯で119しつつ 東屋が近くにあるはずだとNさんが言うので駆け下りる。

10分くらいで東屋に到着。

警察から電話があり
どういう状態でどこにいるか 
男性か女性か何歳か 出血しているか
命に別状はないか いろいろ聞かれ

わかる範囲で答え 私たちがその場に下りられないので詳細はわからないけど 助けて下さいの声と右手だけ動くと報告。

Lはその場に救急隊を誘導するため待機と指示され
TとNが遭難者が見える場所で励ましつつ待機

L いたたまれなくなって遭難場所まで駆け上がり二人に報告(後で思えば携帯が繋がっていたのに)
寒くないですかと呼びかけると 寒い寒いというので
Tが防寒シートを持って近くまで降りようとしたけど やっぱり下りきれないで戻った。(戻る時防寒シートを落とす)

その時女性の落下した上部にザックが落ちているのが見えたと。

救助隊が出発した という電話も入るが
サイレンの音も2度聞こえるけど
なかなかつかない。

待つ時の長いこと。
その間に登ってくる夫婦がいて 4.50分で帰ってきた。
どうされましたか と聞くと日暮れになるといけないので戻ると。

その方たちは妙義山神社からの登山道は禁止になっていることを知っていて金鶏橋に帰りました。

発見して119番から1時間半
救助隊が見えその場に誘導。
みなさん 大汗かいて来てくださいました。
レスキューボートも。
この時間だとヘリは飛べないそうでした。

ほんとうにほっとしました。
事情聴取とこれからもまだ連絡する旨を言われて 
東屋から30分ほどで金鶏橋に下山。

救急車と消防自動車、パトカーが待機していました。ここでも事情聴取。
落ちたばかりなのか だいぶ経過していたのかわからない。

帰りの電車の中も数回 遭難者の様子や場所のことなど電話が入り
人目を憚ることもせず 応対していましたが
上野に着く手前で家族に連絡取れないうちに
高崎の病院で亡くなったと。

3人とも亡くなるほどの怪我とは思わなかった。最後まで右手を振っていた。声も出ていた、人助けができてよかった との思いだった。

3日間ずっしりと重い気持ちで
レコを立ち上げるのに勇気が必要でした。

遭難救助で学んだこと。
1 単独は恐い。
2 笛 携帯 身分証明 連絡先を身に付ける(滑落中離れるのか?))
3 ザックは胸 腰両方止めること。(それでも離れるのか?)
4 救助はすぐには来れない! 

遭遇したらまず119番。

追記
数日後
解剖の結果 死因は外傷性出血とのこと。

どんな山でも滑落はあり死亡もあります。
充分な準備で楽しい登山をしましょう。


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コメント

ビックリです
lily616様
 妙義山、魅力的ですね、山の感じが写真からよくわかります。いつか歩いてみたい山です。
それにしても、遭難者の声をご主人がよく聞きつけましたね。気の毒な結果でしたが、一生懸命、救助の手配をなさったことは素晴らしい行動でした。
 山は安全に楽しみたいですね。お疲れ様でした。
                      ery100
2017/11/6 18:57
Re: ビックリです
eryさん、ありがとうございます。
コメント頂いてはっとしました。くよくよして重い気持ちでしたがそう考えればいいのですよね。ついついもっとしてあげられることがあったんじゃないかと悔やんでいました。ほんとうにありがとうございました。感謝です。
2017/11/6 21:57
ホントにホントにお疲れ様でした。
少し落ち着かれたようでホッとしました。

私も独り登山について、あれこれ考える事になりました。
2017/11/7 11:49
Re: ホントにホントにお疲れ様でした。
nananさんまで心配させましたね。
たぶん道に迷っているうちに滑落したのではないかと思います。
危険と隣り合わせだということを忘れないで
山を楽しみましょうね。
ありがとうございます。
2017/11/7 14:13
大変でしたね
lily616さん こんにちは〜

山登りとはいつも危険と隣り合わせですよね。
単独登山のあり方を考えさせられますね(-_-;)
人としてご立派なことをされたのですから、
落ち込むなんてなさらないでね!

遭難とは難に遭う事が、すべてそうなんですよね。
いつもニコニコ登山してくださいね。(*^。^*)
2017/11/7 13:25
Re: 大変でしたね
chasseさま
励ましありがとうございます。
考えさせられることがたくさんありました。
さらに気を引き締めて充分な計画をたて、元気の源である登山を楽しむことにします。
2017/11/7 14:22
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