鴨沢から雲取山〜奥秩父主脈テン泊縦走〜雁坂峠〜西沢渓谷入口
- GPS
- 56:00
- 距離
- 43.0km
- 登り
- 3,343m
- 下り
- 2,774m
コースタイム
- 山行
- 3:13
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:39
- 山行
- 8:28
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:04
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:50
天候 | 11月3日金曜日:晴れ 11月4日土曜日:曇り時々晴れ 11月5日日曜日:快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
西東京バス:鴨沢バス停 山梨交通:西沢渓谷入口バス停(要注意!山梨交通バスの塩山駅行きは道の駅みとみ、には停車しない 山梨市営は道の駅の駐車場に停留所あり) 中央本線:塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路の巻き道(三ツ山付近、飛龍山付近、大常木山付近、龍喰山付近)は意外と細く踏み外して滑落してしまう恐れあり! 油断せず確実に一歩を踏む事! 雁坂峠から道の駅へ下る途中の沢の徒渉(増水時) |
その他周辺情報 | 塩山温泉:宏池荘 7:00〜19:00 大人400円 子供200円 最寄バス停仲沢バス停より5分位 塩山駅から徒歩15分位 宏池荘hp:http://kouchisou.com |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
行動記録
今年最後の三連休、天気予報も上々で今年最後のテント泊を決行する。目指すは雲取山!四年前に登っているが今回は違うルートでなおかつ奥秩父縦走路を雁坂峠まで縦走する。
11月3日金曜日
4:03自宅−4:27水戸駅 歩行時間24分
常磐線:4:33水戸−6:34東京 普通品川行き
中央線:6:53東京−7:43立川 快速高尾行き
青梅線:7:57立川−9:08奥多摩 普通奥多摩行き
西東京バス:9:36奥多摩駅−10:10鴨沢 鴨沢西行き(臨時便)
激混みの青梅線とバスを乗り継ぎ登山口の鴨沢に着き、トイレを済ませ出発。
10:23鴨沢登山口
始めは舗装路の坂をしばらく進み登山道に入り車が見えたら小袖駐車場に出る。
10:48小袖駐車場
駐車場から少し林道を進み雲取山登山口の標識の所より本格的な登山道になる。道は登り尾根の東側の斜面を緩やかに登り、時折色付いた広葉樹林に目を奪われながら進んでいく。しばらく進み水場の標識があり入ってすぐの場所に水場があり給水していく。
11:43水場
水場から先程と似た道を登り道は堂所から尾根の西側に移りしばらく進むと道は急になりペースが落ちる。七ツ石山の巻き道の分岐より七ツ石小屋方面へ進み急登を登り程なく山小屋に着きここでお昼休憩を摂る。小屋前からは富士山が良く見えシャッターを切る。
12:44七ツ石小屋13:10
昼食:おにぎり鮭、マス寿司
トイレとお昼を済ませ奥多摩小屋のテント場を目指す。小屋から少し上った先に七ツ石山の巻き道と頂上への分岐を巻き道へ進みもう1つの巻き道と合流ししばらく進むとブナ坂分岐に着き石尾根に入る。
13:37ブナ坂分岐
分岐から奥多摩小屋までは緩やかで防火帯の開けた道を進みヘリポートを越えたら奥多摩小屋に着く。石尾根のテント場は黄葉のカラマツに囲まれ場所によっては富士山を眺められる開放的な場所だった。
14:02奥多摩小屋
小屋でテント泊の受付を済ませヘリポート寄りの場所にテントを設営し昼寝をしたり散策したりして夕食を食べテントに隠った。
夕食:エビピラフ、卵スープ、ベルギーチョコタルト、ガーナチョコ2粒
就寝:20:35
11月4日土曜日
起床3:57
朝食:ウイダーインゼリーエネルギー、カロリーメイトチョコ、ガーナチョコ2粒
翌朝、天気は曇りで気温はそれほど寒くはない。テントを撤収しひとまず雲取山頂上へ出発。
6:04奥多摩小屋
左に富士山や山梨の山々を眺めながらヨモギノ頭、小雲取山、雲取山の急登を登り雲取山頂上に着く。頂上は沢山の登山者がひっきりなしに訪れては記念撮影をしており自分もシャッターをお願いしたりされたりして頂上を味わった。
6:52雲取山頂上7:09
雲取山避難小屋の近くよりこの旅のメイン、奥秩父縦走路を縦走する。頂上から急な下りをしばらく下り鞍部に着くと三条ダルミに着く。天気は曇りから晴れへと移ってきた。
7:32三条ダルミ
三条ダルミから縦走路は稜線を南に巻く形で行くが意外とアップダウンが多く特に三ツ山付近は地味にキツイ。道も細めで足を踏み外さないよう気を使いながら進んだ。途中、三ツ山付近の休憩に適した場所で休憩を摂る。
8:43三ツ山9:00
行動食:パワージェル梅味
休憩後、再び縦走路を歩き北天ノタルを通過し飛龍山の東斜面の小さな標識より頂上を目指す。
9:24北天ノタル
北天ノタル前後で沢山の学生のパーティーとすれ違い意外と人気があるらしい。北天ノタルを通過し飛龍山の巻き道を進むと山頂近道の小さな標識より飛龍山の急登を登り団体で賑やかな頂上に着いた。
9:52飛龍山頂上9:55
飛龍山の頂上は展望も無く滞在も程々に出発。頂上から飛龍権現までの地味に長い下りを終え近くのハゲ岩にて展望を満喫した。この先の縦走する峰々を眺められ逆に気が重くなってしまった。
10:10飛龍権現
10:15ハゲ岩10:22
ハゲ岩を後に飛龍山の西側を下ると水場があり給水する。飛龍山を下りきり稜線の大ダルに着くとニホンジカがいて微動だにせずこちらを見ていてその隙にシャッターを切った!
大ダルから先の道は三ツ山の巻き道に似た道をやはりアップダウンを繰返し進んでいく。将監小屋の標識より縦走路を離れ小屋への急な下りを下り将監小屋の軒先のベンチで昼食を食べた。
12:08将監小屋12:41
トイレを済ませ小屋の大量に出ている水場にて給水しテント場脇より防火帯の急登を登り将監峠より縦走路に戻り唐松尾山を目指す。
13:05山の神土
峠より山の神土までは小さなアップダウンを繰り返し山の神土から唐松尾山までは急登で序盤に登山道の迂回路らしき道が整備されていてちょうど工事の真っ最中で遠慮がちに通らさせてもらう。しばらくは山の南斜面を登り稜線に出てから小さなピークを踏みながら行くと唐松尾山頂上に着く。
13:54唐松尾山頂上14:02
行動食:ぷっちょソーダ1粒
唐松尾山の下りはかなり急で慎重に降りその後も稜線らしい小さなピークを沢山越えていく。黒槐山は南側に巻いて緩やかに下っていく。稜線から天気は曇りになり気温も低下し始め森の中にも霧が立ち込め少し不気味にも感じる。下った先に笠取山と水干分岐が現れ笠取山経由で行く。
15:10笠取山・水干分岐
分岐から稜線道を登り小さなピークをいくつか越え笠取山頂上に到着した。霧で展望は生憎で小休憩後に出発。
15:25笠取山頂上15:35
行動食:ぷっちょソーダ1粒
頂上からの下りは防火帯の急な下りでつづら折りに下り縦走路は再び登り返すが勘違いをしてすぐ脇の巻き道に入り結局は略同じ道に出るが稜線道を少し歩き損ねた。笠取小屋は稜線から外れた場所にあり雁峠分岐から少し下り到着。小屋でテント泊の受付を済ませ小屋裏の段々に別れたテント場に設営した。
16:08笠取小屋
気温は既に氷点下近くで寒く夕食をいつものフリーズドライのご飯と暖まるため小屋でカップヌードルを買い小屋番さんの気遣いで寒いからストーブの前で食べさせていただ!ティッシュを切らしてしまいポケットティッシュありますかと聞いたら無いけどこれ持ってきなとトイレットペーパーをくれたりご飯は大丈夫と聞かれ大量に盛ったうどんを持っていただいたり、流石に食べきれなさそうだから断ったが本当に身も心も暖まった!
夕食:ドライカレー、カップヌードル、パンケーキメープルマーガリン、氷結果汁レモン、ガーナチョコ2粒
就寝:21:15
11月5日日曜日
起床3:55
朝食:ウイダーインゼリーエネルギー、カロリーメイトフルーツ2本、なすの味噌汁
気温は-3℃、かなり冷え込み体の芯まで冷えてしまい動きが鈍く片付けをするも時間が掛かり少し早く出発しようと思ったが結局7時を過ぎての出発になった。
動物にも優しい小屋番さん、鹿を餌付けしてテント場近くで5頭の鹿が寄ってきて餌を食べている。最後にお礼をのべて小屋を出発。
7:08笠取小屋
小屋から昨日と同じ道を進み雁峠分岐から雁坂峠へ縦走を再開する。途中、昨日登った笠取山が見え円錐形の笠の形で名前の通りの良い山容だった。
7:25雁峠
近くの雁峠へ下り燕山へ登りが始まる。登るにつれ富士山や南アルプスの山並みが見え始めこの先の展望に期待を膨らませ3日目の疲れた体に鋭気を養う。急登を登りきり小さなピークが燕山かと思いきや縦走路を先に進むと本当の燕山がある。
8:02燕山
燕山から所々開けた展望を楽しみながら小さなピークをいくつか越え古札山の長い登りを越え急な下りを降り再び長い登りを行くと水晶山に到着。針葉樹の森で展望は無いが苔むした森の雰囲気が良い。
9:01水晶山9:15
行動食:カロリーメイトフルーツ2本
水晶山から苔むした針葉樹の森の下りを緩やかに下っていき峠に近付くにつれ森は疎らになり峠より先の稜線の雰囲気が良くいずれ行くであろう縦走が楽しみだ!雁坂峠に着くと富士山が堂々と聳える最高の展望だった!
9:42雁坂峠9:47
峠から稜線を外れ道の駅へ下山を開始し笹の斜面をつづら折りに下っていき次第に樹林帯に入り急な下りを終えると峠沢と並走しながら下りいくつか沢を徒渉し紅葉に染まる森の穏やかな道を下り林道が見えたら登山道も終わる。
11:22沓切沢橋11:46
林道終点で燕山付近で一度会った東京の男性登山者と再び会いご一緒する事に。山談義をしていると長い林道歩きもあっという間に過ぎてしまう。途中、分岐で迷ったりしたが林道を無事に歩き終え道の駅に到着した!
帰りのバスが塩山駅行きのバスに乗る予定でご一緒している方から塩山行きは道の駅内に停まらない(山梨市営バスは停まる)のを教えてくれて自分はその情報を全く知らなかったから本当にありがたかったし助かった!
12:43西沢渓谷入口バス停12:51
道の駅みとみでお土産を買い塩山駅行きのバス停がある西沢渓谷入口へ歩いていく。国道から渓谷入口を入り間もなく西沢渓谷入口バス停に到着し無事に長い山旅を終えられた!
12:51西沢渓谷入口バス停
バス停に着くと既に15名位並んでいて後からも沢山のハイカーが来て略満員でご一緒した方とまだ話したかったが離れざるえなかった。ご一緒した方は乗り継ぎしやすいはやぶさ温泉の最寄で途中下車しバスの中でお別れし、自分は塩山温泉に行くため、最寄の仲沢バス停に下車し温泉へ。
日帰り入浴が楽しめる宏池荘は旅館もあるがお風呂は浴槽もシャワーも源泉で肌がツルツルしてとてもいい湯だった。主人もちょっぴり恐いが気さくでいい人だった。
山梨交通バス:13:10西沢渓谷入口−14:09仲沢 塩山駅行き
14:09仲沢バス停−14:15宏池荘(日帰り温泉 塩山温泉宏池荘)15:25−15:38塩山駅
宏池荘から塩山駅までは市街の住宅街を抜けるが迷ってしまいたまたまいた地元の方に行き方を教えていただき無事、塩山駅に着いた。
中央本線:15:59塩山−17:14高尾 普通高尾行き
中央線:17:30高尾−18:29東京 中央特快東京行き
上野東京ライン・常磐線:18:53東京−20:07水戸 特急ひたち25号いわき行き
20:15水戸駅−20:24自宅 父の送迎
今年 最後のテント泊を無事に終え充実した山旅だった!!
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