突っ込んで正解!常念山脈縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 2,861m
- 下り
- 2,806m
コースタイム
6:00 中房・燕岳登山口
8:28 合戦小屋
9:35 燕山荘
10:07 燕岳山頂
13:45 大天荘
9月18日
4:50 大天荘
5:00 大天井岳山頂
8:25 常念小屋
9:36 常念岳山頂
13:36 蝶ヶ岳ヒュッテ
15:06 蝶ヶ岳山頂
9月19日
5:05 蝶ヶ岳ヒュッテ
6:06 長堀山
9:44 上高地バスターミナル
天候 | 9月17日 雨 9月18日 快晴 9月19日 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところは有りませんでした。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
初日雨はしんどかった。
テント飛びそうになったし・・。
でも2、3日目は青空の下、満足の行く山行が出来ました。
夜行バスに揺られ明け方中房温泉に着くと既に人人人。
雨なのによく来るなーとすっかり自分もその一員であることを忘れています。
カッパを着こみいざ登頂。
合戦尾根は普通の登山路でした。
でも先々にベンチが有るのは嬉しいです。
走行している間に燕山荘に到着。
TVに出た影響か人がぎっしりです。
軽身で燕岳を往復。
でもガスガスです。
そのまま大天井岳へ向かいます。
本当ならば緩慢な稜線散歩が雨と風とガスとでちょっとした苦行に。
人もまばらでした。
やっとの事で切り通し岩に到着。
初めて目にする大天井岳はすごく大きな山容でグッと惹かれました。
南アルプスの山々がそうですが存在感の有る山が大好きです。
大天荘に到着しテント泊を申し込んでテン場に行ってしばし茫然。
ものすごい勢いで風が吹き荒れています。
10-20分程見てても風が止みそうに無いので無理やり抑えつけて張りました。
その晩はひどかった。
2850mのテン場を舐めてました。
一晩中暴風にさらされテントのフレームが激しく歪み、いつ飛ばされるかと生きた心地がしませんでした。
相変わらずの風でしたがそれでも明け方にはガスが取れ晴れたので、日の出を見に大天井岳へ。
飛ばされないようにザックを置いていきます。
大天井岳からの朝日はそれは素晴らしいものでした。
昨日の風雨が嘘のようです。
で、テン場に戻って見ると腹を出してひっくり返っているテントが有ります。
よく見るとMyテント。
どうやらペグや石を結ぶ張り綱が幾つかほどけてしまったようです。
恥ずかしいんでそそくさと回収、とっとと出発します。
大天井岳〜常念岳へのトレックは上出来過ぎました。
完全に姿を表した槍穂高を眺めながらの空中散歩です。
アップダウンも少なく天気が良ければここのトレックは最高です。
そして常念岳は多くの人で賑わってました。
見える範囲の山々が軒並み見えました。
来た甲斐が有ったというものです。
常念岳〜蝶ヶ岳が意外と手強い。
3-400mのアップダウンを何度も繰り返します。
おまけに日差しが強く、かなり体力を消耗しました。
やっとの事で蝶ヶ岳ヒュッテへ到着。
山頂直下と地図に書いてありましたがほんとに直下で2分で着きます。
高さで20mも無いじゃないでしょうか。
ちなみにテントのお隣さんは僕と同じく大天井岳に前日泊まったとのこと。
昨日はひどかったですねーというと
「あんたひょっとしてテントがひっくり返ってた人?」
とズバリ言われてしましました・・ハズカシイ。
クライマックスは夜からでした。
眼下に広がる安曇野の街、ここのテン場からの夜景は素晴らしいの一言。
山に来て夜景だとっと思われる方、騙されたと思って一晩過ごしてみてください。
嘘じゃないのが分かります。
翌朝は歩いて直ぐの山頂で日の出を迎えます。
この日も前日と同様素晴らしい天気。
槍、穂高が朝焼けに染まります。
初日を考えると天と地の差でした。
後は長塀尾根から上高地に降り観光客に混じってバスターミナルへ。
3日の工程終了です。
山あり谷ありだったけど、いい山行でした。
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