記録ID: 1359367
全員に公開
ハイキング
奥武蔵
奥武蔵・伊豆ヶ岳から子ノ権現まで縦走
2018年01月13日(土) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/no_profile_img.gif)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:47
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 934m
- 下り
- 1,047m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 7:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
西武秩父線・吾野駅(トイレあり、コインロッカーあり、ICカード対応改札) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(目次) 1.正丸駅〜正丸峠 2.正丸峠〜伊豆ヶ岳 3.伊豆ヶ岳〜高畑山 4.高畑山〜天目指峠(あまめざすとうげ) 5.天目指峠〜子ノ権現 6.子ノ権現〜吾野駅 1.正丸駅〜正丸峠 正丸駅の改札を出ると、左へ進めばトイレ、正面に売店、右へは正丸峠方面へ進む道へ下る階段がある。階段のすぐ右に登山ポストがある。階段はステップの方向と進む方向が微妙にずれて斜めになっており、目の錯覚からか下るのが少し心配な階段であった。階段を下りきると、右へ進み、西武秩父線のガードをくぐって、舗装道を進む。 舗装道を進んで途中に安産地蔵尊を行き過ぎ、駅から30分ほどで大蔵山コースと正丸峠コースの分岐に出る。分岐には大きな岩と馬頭尊の祠がある。ほとんどの登山者は大蔵山コースへ進んでいった。正丸峠コースは、あと少し舗装道を進み、すぐに山道に入る。山道を進んでしばらくすると、旧正丸峠への道が右へ分かれる。そのまま正丸峠を目指し、沢を登っていったが、西武鉄道のガイドマップだと、旧正丸峠の方へ進むよう案内されていた。沢を登っていくと、冬で霜柱があちこちにあった。正丸峠を通る道のガードレールが見えてきたころ、道が5mほど凍結しているところがあったが、少し山側で凍っていないところを歩けたので、通過はできた。この日、ルートが明確に凍結していたのは、ここだけであった。旧正丸峠を経由するべきであったか。 最後は手すりの着いた急階段を登らされ、左へ曲がって奥村茶屋の裏を通り、伊豆ヶ岳の分岐標識があったが、一度峠へ出たかったので、虚空蔵峠の方へ進んで、奥村茶屋の玄関前に出た。奥村茶屋にはトイレがあるようだが、茶屋利用の方以外はお断りと案内されていた。茶屋は閉まっていたが、9時30分に茶屋の人が車で現れ、開店となった。 奥村茶屋の脇には、昭和天皇と明仁親王殿下(現平成天皇)・美智子妃殿下が展望された記念碑が立っていて、スカイツリーや都心部の高層ビルが多数見えていた。(霞んではいたが) 正丸峠はドコモ圏内。電波が弱いようであれば、舗装道を少し南方向へ進んでみると電波がより強くなるかもしれない。 2.正丸峠〜伊豆ヶ岳 再び奥村茶屋の裏に回り、先ほどの分岐標識から伊豆ヶ岳方面へと進む。ここからは尾根ルートになる。20分ほど歩くと、小高山という小ピークに到着。さらに尾根を進む。途中、先ほどの大蔵山コースと合流して、尾根を進んでいく。 いよいよ伊豆ヶ岳が近づいてきたと思っているなか、直進・直登コースと、右へトラバースするコースの分岐に着いた。ここが男坂・女坂の分岐かと思って、気合いを入れて直登コースを進んで登り詰めたら、五輪山であった。ベンチもある、そこそこ広い山頂である。 五輪山から一度下ると、いよいよ男坂・女坂の分岐に着く。男坂の入口には「落石危険、女坂をご利用ください」との注意喚起の指導標が大きく立っていた(立ち入り禁止にはなっていない)。確かに、行く先はガレ場で、その上に鎖もある。正月早々に石に当たってもいかんと思って、右の女坂へ進むことにした。 女坂をややトラバース気味に進むと、すぐに斜面崩落による迂回路の案内がある。元の道は虎ロープでふさがれていた。迂回路を進むと、かなりの急登が始まる。迂回路からは想像できないような登りであった。次第に山頂部の岩が見えてくる。登り詰めたら、男坂との合流地点で山頂ではなかった。そこから少し進むと坂をわずかに下り、かなり広い峠のようなところに出るが、すぐ先に伊豆ヶ岳の山頂指導標も見えている。山頂が混んでいたら、この峠のようなところでかなりの人数が休憩できそうだ。 わずかに登り返して、伊豆ヶ岳の山頂に到着。三角点もあるが、木々が邪魔して、展望は良いとは言えない。ただ、冬で葉が全て落ちた木々の間から浅間山やその右に四阿山、草津白根山あたりが見えていた。 小高山・伊豆ヶ岳ともにドコモ圏内。 3.伊豆ヶ岳〜高畑山 伊豆ヶ岳の山頂の南側はいきなり急な下りで、しかも岩場に近い悪路。山頂直下に山伏峠への分岐があり、そこから天目指峠方面へはロープが取り付けられた、とても下りにくい部分が数分続く。難所を通過して、穏やかな尾根になると、ツキノワグマの目撃情報(平成29年4月28日)が木に付けられていた。せっかく下ったのに、かなり登り返して、古御岳に着く。東屋とベンチのある山頂で、そこそこ広いが、展望は良くない。 古御岳からの下りも結構な傾斜で、少し難儀した。難所を下り終えると、「落石注意」の案内看板があった。天目指峠から登ってくる人にとっては、上部からの落石は注意した方がいいだろう。さらに尾根を進み、いよいよ高畑山が近づいてきた。少し登り返すと、高畑山の山頂である。高畑山も山頂は、古御岳よりさらに広い山頂で、ベンチも複数あるが、やはり木々が邪魔して展望はよくない。 高畑山はドコモ圏内。 4.高畑山〜天目指峠(あまめざすとうげ) 高畑山から下ると数分で送電線を横切る。すぐ脇に送電線用の鉄塔があるため、そこだけ木々が伐採されていて、展望ポイントになっているようだ。さらに進むと、右は山の東側をトラバースする感じになり、まもなく木に貼り付けられた小さな案内を目にする。「右へ上がれば中ノ沢ノ頭(イモグナノ頭)。左へ進むと巻き道」という内容である。大したピークでもないと思い、巻き道へ進む。(あとで地図を見たら三角点ピークだった。もしや展望があった?) その先を進むと、左眼下に新しい林道が出来ていて、ブルドーザーが道をさらに作っているようであった。少し下ると、この出来たばかりの林道に合流してしばらく進んだ。林道整備の作業者が案内看板を要所に立ててくれていたので、迷うことはなかったが、少し大回りをさせられたかもしれない。さらに下っていくと、 いよいよ天目指峠が見えてきた。右眼下に林道が見えていて、そこへ下る道もあった。指導標には「休憩舎」と書かれていたので、指導標に「子の権現・吾野駅」と書かれている直進コースを進んだ。少し登り返して、小さな丘のようなところで休んでいる人もいたが、そこから一気に舗装された林道まで降りた。林道を右へ少し行けば、先ほど案内されていた休憩舎がある。降りた反対側に舗装されていない林道が分岐していたが、ロープで通行止めになっていた。そのすぐ手前から、子ノ権現へ登り返すルートが続いている。階段を少し登ると、休憩舎が眼下に見下ろせ、ここからも休憩舎に下る道が付いていた。なお、ガイド等でトイレの案内がなかったので、あくまで休憩舎(東屋)だけだと思われる。 天目指峠では電波チェックしなかったが、おそらく通じないと思われる。 5.天目指峠〜子ノ権現 天目指峠で、ワゴン車で来ていた人に子ノ権現までの道を来たら「かなりハードだよ」と言われた。実際、峠からは名もなき小ピークを4つ5つ登り返すことになり、行程後半だというのに、登らなければいけないという最悪のコース。しかも、そこそこの急登である。 いよいよ子ノ権現まで近づいた最後の小ピークには、小さな祠が建ててあった。小ピークを少し下ったところに鳥居があり、愛宕杜と書かれていたので、おそらく愛宕杜の祠なのであろう。鳥居のところには竹寺への分岐がある。(竹寺までは豆口峠を経て、70分くらいらしい。) 鳥居と分岐から少し下ると、舗装されていないが広い道に出る。子ノ権現の裏のようである。この非舗装の道から右眼下に、大きな白い手のオブジェを臨むことができる。子ノ権現のホームページにも写真は出ていたが、どういう意味なのか解説はなかった。ヤマレコの山行記録でも、近くまで行って写真を載せている人も多いようだ。 ゆるゆると非舗装の道を上ると、次第に道が細くなり、子ノ権現の社務所の裏口みたいなところに出る。「通路→」と書かれたとおりに進むと、子ノ権現の本坊入口に出た。時間もないし、トイレにも早く行きたいので、拝観はパスして、参道を降りていく。二体の仁王像を過ぎ、黒門を過ぎると、赤い鳥居が見えてくる。鳥居の手前のベンチで休ませてもらった。鳥居の脇を少し入るとトイレがある。 子ノ権現はドコモ圏内。 6.子ノ権現〜吾野駅 参道の一番下の鳥居を過ぎると2軒の売店があり、手作りまんじゅう、甘酒、みそおでん、うどん・そばなどを売っていた。参道を出たところで、吾野駅へは左手へ進む。右の階段を上がると、阿字山という丘らしい。非舗装の道を少し進めば、子ノ権現の駐車場に出る。駐車場の先は舗装された道が続くが、まずは左旋回し、その後右へ緩いカーブになる。教育地蔵を過ぎたら、右側に吾野駅へ下る登山道の分岐がある。 登山道に入ると、今までとは違って、下りやすい道が続く。20分ほどで降魔橋(標高380m付近)に出る。ここからは舗装された道になる。降魔橋から5分ほどで浅見茶屋に着く。手打ちうどん、田楽などの看板が出ていた。 浅見茶屋からは延々と舗装道を歩かされる。降魔橋から30分少々あるいて、「URARA」というカフェ?のところまで来ると、もう西武鉄道の走行音が聞こえてくる。橋を渡ると国道299号に出るが、橋の手前を右に進む歩行者用の道路がある。途中で登り返しがあるとは思ってもおらず、次第に鉄道線路より標高の高いところまで上がってしまい、鉄道の上を橋で渡ることになった。橋を越えて下っていくと、吾野鉱業所という建物の脇を通り、国道299号に合流する。合流してすぐに、吾野駅は右への看板が出て、国道を離れる。少し登ると踏切があるが、踏切を渡らずに左へ進むと線路脇の細い道(非舗装)を進み、階段を数段下って吾野駅へのアプローチ道路に出る。もう吾野駅はすぐそこに見えている。 【コース情報】 西武鉄道のサイトで、コースが詳細に解説されており、ガイド付きコースマップもとても役に立った。ぜひダウンロード・印刷して持参してください。 西武鉄道で行くハイキングコース https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/ 西武鉄道サイト「伊豆ヶ岳を越える道」(詳細なコースマップあり) https://www.seiburailway.jp/railways/hiking/tozan/izugatake/index.html |
その他周辺情報 | トイレは、正丸駅・吾野駅以外には、子ノ権現の入口鳥居付近にしかない。正丸峠の奥村茶屋は、茶屋利用者のみトイレが使えるらしい。 宮沢湖温泉 http://www.yurakirari.com/kirari/miyazawako/ 飯能駅よりバスで約10分のところ。入浴しなかったので、詳細は不明。 入浴のみ 1,000円 営業時間 9:00〜24:00 奥村茶屋(正丸峠) https://tabelog.com/saitama/A1106/A110603/11003385/ 子の権現 http://nenogongen.jp/ 浅見茶屋(子ノ権現〜吾野駅の間) http://asamichaya.jp/ https://tabelog.com/saitama/A1106/A110603/11004154/ |
写真
いよいよ天目指峠と思われる地点まで来た。右下には峠を横切る道が見えている。指導標があり、右へ下っていくと休憩舎で、子の権現・吾野駅はまっすぐ進むように案内されていたので、まっすぐ進んだ。すぐ先に小高い丘があり、そこを越えると天目指峠。
写真上は、天目指峠の開通の記念碑で、奥に休憩舎がある。右上から峠に下ってきたところ。写真下は、少し休憩舎に移動して振り返って写したもの。左上から登山道が降りてきて、峠の道を横切り、再び登り返すルートになる。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ファーストエイドキット
|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:436人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する