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Yamareco

記録ID: 1361448
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ハイキング
中国

宮島 前峠山から博奕尾へ縦走

2018年01月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
kariogaryu その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
10.7km
登り
869m
下り
861m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
0:00
合計
5:50
9:50
350
スタート地点
15:40
ゴール地点
宮島の登山コースがほとんど石の階段の連続だが、今回のコースは弥山周辺を除いて石段なし。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
宮島口駅までJR その後宮島口桟橋より宮島桟橋まで定期船
コース状況/
危険箇所等
宮島 前峠(まえだお)山から博奕尾(ばくちお)へ縦走

日時:2018年1月13日(土)  天気:曇り時々晴れ
コース:宮島桟橋〜大元公園〜前峠山(423)〜前峠〜三剣山(焼山)〜大元公園分岐〜
大聖院分岐〜弥山(529.8)〜本堂(求聞持堂)〜紅葉谷分岐〜獅子岩〜かや谷〜博奕尾〜
紅葉谷公園〜宮島桟橋
メンバー:3人

 前峠山とは地形図上、駒ヶ林の西にある423mのピークで登山道は記載されていないもののはっきりした踏み跡はある。山頂へは大元公園から尾根伝いの道と谷沿いの道があり、尾根伝いの道は直接前峠山に向かっており、谷沿いの道は前峠(厳密には峠の手前)まで登り、前峠からの往復となる(往復で35分前後)。したがって尾根道から登った方が、明るく上部は展望も開け巨岩もゴロゴロするので変化もあり、時間も稼げる。
 いずれにしても共に踏み跡は、はっきりしているので間違うことはない(ただし倒木など多し)。

大元公園〜前峠山〜前峠
 今回初めて尾根コースを使って登ったが、弥山への登山道の多くは急で長い石段が続くがここは四ノ宮コース同様、石段は一切ない。
 取っ付きは、大元公園最上部のトイレを少し過ぎたあたり大元谷コースと分かれ(最初の分岐)、右手の登山道に入る。すると道はさらに二分し、大元谷の左岸(上流から見て左)沿いの道と尾根道とに分かれ、右手の尾根道に入る。道ははっきりしているが所々倒木があり、歩きにくい。始めのうちはなだらかだった上りも最初の分岐から20数分辺りで急登に変わってきた。そのうち最初の明るい展望地を通り過ぎ、しばらく登り続けると幾分か登りも緩やかになってきた。すると登山道脇に巨岩が次々に現れ、再び急登に変わって来た。巨岩の上に立つと展望はますます開け、大竹方面から廿日市・五日市方面がパノラマ風に広がって来た。おまけに目の前には向かいの駒ヶ林の岸壁が迫って来た(若い頃、取っ付いたこともあるのだが)。その後、巨岩の基部を巻くように登り左方向に進路を変え、緩やかに登ると前峠山の山頂だった。山頂は平坦であったが、狭く展望は周囲の灌木で閉ざされていた。
 山頂から先峠(さきだお)に向かって下る。前峠山の山頂手前に見られたような巨岩や露岩はないが、峠の手前辺りを除いては全体的に急な下りが続く。山頂から15分足らずで谷沿いのコースと合流。この合流点からさらに2分ばかり東に向かって直進すると前峠。ここからさらに直進すると三剣山、駒ヶ林、弥山方面で右(南)に折れると前峠や岩船岳方面。

前峠〜三剣山(焼山)〜大元公園コースへの分岐
 前峠より三剣山(焼山とも、駒ヶ林西隣の小ピーク)までは始めのうちは簡単な岩登りが続き、短いロープもある。とくに気を付けなければならないのは巨大岩壁上のトラバースである。万が一にも滑落すると命の保証はないので慎重に歩くこと。ここを通り過ぎても多少岩場は続くが、尾根も広くなりとくに危険個所はない。峠から約25分で露岩の多い三剣山(標識には標高490mとあった)の山頂に。露岩の上に立てば瀬戸内海や大野瀬戸などが眼下に見渡せ、展望は頗る良好。山頂から短い急斜をわずか5分足らず下ると大元公園コースへの分岐。

大元公園コース分岐〜大聖院コース分岐〜弥山
 大元公園分岐より5分ばかりで駒ヶ林分岐へ。そのまま直進すると駒ヶ林へ向かうが、今回は右手の弥山への巻き道に入る。すると5分足らずで仁王門のある大聖院への分岐に出る。仁王門をくぐってそのまま石段を登り詰めると8分ばかりで弥山へ直接登るコースと本堂(求聞持堂)を経て弥山に登るコースとの分岐に差し掛かる。時間的には左の急な石段を登る方が早いが、今回は本堂経由。分岐を右に折れて2分ばかり石段を登ると本堂(不消霊火堂)前の広場に達する。この広場からさらに石段や狭い岩の間をくぐりながら10分足らず登ると弥山の山頂。山頂は平坦で巨岩もあるが、コンクリート造りの展望台兼休憩所もあり多くの登山者や観光客が展望を楽しみながら一息入れている。

弥山〜獅子岩〜かや谷〜博奕尾〜紅葉谷公園
 弥山山頂から石段や舗装路を5分余り下ると霊火堂。霊火堂から舗装さえた遊歩道を15分余り下ると紅葉谷分岐。紅葉谷へは左に折れて石段を下るがロープウエイの終点獅子岩駅にはそのまま直進して10分足らず登る。そしてかや谷駅(ロープウエイの乗り換え駅)へは獅子岩駅手前で左手に折れて登山道を下る。15分足らずでかや谷駅へ。そしてロープウエイ直下の建物と建物との間の短いトンネルをくぐって再び山道に入る。
 5分ばかり登ると砂地(真砂土)の一人しか歩くことが出来ない狭い窪地を通り抜けると相変わらず緩い上りが続く。すると最高点(かや谷ピーク)に達し、その後尾根伝いにどんどん下る。15分ばかり下ると尾根をそのまま直進する道(入り口には進入禁止を意味するロープが張られていたが、直進すると包ヶ浦へ向かう道と合流する)と左に折れて尾根から離れる道とに分かれたので左に折れる。
 しばらく尾根から離れながら下るが直進路との分岐から10数分下ると包ヶ浦へ向かう道と出くわした。これを右手に見送りながらそのまま北に向かって直進すると明るい小尾根に出た(博奕尾の説明板あり)。説明版からさらに小尾根を5分ばかり直進すると紅葉(もみじ)谷へ下る分岐に達し、左に折れてどんどん下った。
 すると10分ばかりで舗装された車道に出た(弥山登山口の標識あり)。ここを左に折れてわずかばかり歩くと右手に朱色の木の橋があり、これを渡ってどんどん下ると岩惣(宮島を代表する旅館)を経て厳島神社の裏手に出た。その後は観光客に混じって神社のほとりや商店街を通り抜けると出発点の宮島桟橋に戻った(出発 9時45分 帰着 15持40分)。


(参考タイム)

 宮島桟橋(0.23)大元公園(1.05)前峠山(0.16)前峠(0.24)三剣山(焼山)(0.04)大元公園コース分岐(0.05)駒ヶ林分岐(0.04)大聖院コース分岐(0.08)弥山への分岐(0.02)本堂(霊火堂)(0.07)弥山(0.06)本堂(霊火堂)(0.12)紅葉谷コース分岐(0.08)獅子岩駅
(0.14)かや谷乗り換え駅(0.38)博奕尾説明板(0.05)紅葉谷への分岐(0.09)車道に出る(弥山登山口)(0.24)宮島桟橋
従って 宮島桟橋〜前峠山 約1時間30分   前峠山〜弥山 約1時間10分
    弥山〜獅子岩 約30分  獅子岩〜博奕尾〜紅葉谷登山口(約1時間10分)
    紅葉谷登山口〜宮島桟橋 約30分    一巡して約5時間
宮島弥山を中心とした概念図。コースタイムなど多少のズレがあるかもしれませんが、ご勘弁のほどよろしく。
2018年01月22日 11:37撮影
2
1/22 11:37
宮島弥山を中心とした概念図。コースタイムなど多少のズレがあるかもしれませんが、ご勘弁のほどよろしく。

感想

大元公園から前峠山までは始めと中間点あたりがやや緩いがその他は結構きつい。道ははっきりしている。今回のコースで一番気を付けねばならない所は、前峠から三剣山への始めの上り。とくに大岩壁の上のトラバースは慎重に登ること。その上は危険個所なし。

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