六甲山:有馬温泉でタッチ&ゴー、半袖隊長、芦屋川から御影へ逆Vの字縦断
- GPS
- 08:09
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 1,861m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:08
→→→判定「●EK50〜60未満 超きつい、止めた方が無難」・・・暫定値
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 25.14km /最高点の標高: 917m /最低点の標高: 31m
累積標高(上り): 1752m /累積標高(下り): 1716m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
☆グランドリーム15号(ネット割り:9,600円、独立3列) 【復路】阪急御影駅15261530王子公園駅16301635神戸三宮駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【危険地帯】 特に際だった危険箇所はないが…… ●芦屋ロックガーデンは部分的に両手足を使う岩場があるも、極めてよく踏まれた一般道にて、際だった危険箇所なし。 ●瑞宝谷公園へ下る筆屋道は荒れ気味で、道標もやや疎らになる。枝道が多く赤テープに惑わされるかも。無理っぽい徒渉箇所で拙者はドボンした。 ●紅葉谷ルートは有馬温泉に近い側で厳重に封鎖され立入禁止となっており、魚屋道・筆屋道で迂回する。 【眺望・展望】 ●前半の前半(芦屋川駅〜六甲最高峰) 高度を上げるにつれ背後に瀬戸内海(大阪湾)の展望が広がる ●前半の後半(六甲最高峰〜有馬温泉) 山裾歩きが主で際立った展望なく、登ったばかりの六甲最高峰や裏六甲三山を見上げる程度 ●後半の前半(有馬温泉〜極楽茶屋) 紅葉谷歩きが主となるため、時折、六甲最高峰や裏六甲三山を見渡せる程度 ●後半の後半(極楽茶屋〜阪急御影駅) 六甲ドライブウェイ〜六甲テラスから見下ろす大阪湾の展望が珠玉。石切道に入ると展望なし。 【道標】 ●人気の六甲山域道標・指導標は完備されている。しかしたくさんの枝道が通じる六甲山系だけにコース確認を十分に行うこと。 ●また市街地歩きでの道標見落としに注意。 ★水場:石切道に一箇所(ビニールバイプあり…飲める) ★渡渉箇所:多数(10箇所はあったかな) ※瑞宝谷の渡渉で浮石に足を乗せドボン!した。 ★泥濘状況:なし ★蜘蛛の巣 :なし ★イノシシ:一頭のみ(風吹岩にて) ☆半袖 タイム:全行程(出発後暫くは冷えたが、昼前から急に暖かくなった。) ★半袖 出会い指数:なし ☆半袖 驚かれ指数:なし ★入山者:往路で約20人、復路で約10人(六甲山頂一帯での観光客は除く) ランナー多し・・・との印象。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト:なし ★トイレ:高座の滝、一軒茶屋(六甲最高峰下)、瑞宝谷公園、炭酸泉源公園(有馬温泉街)、六甲山ガーデンテラス(凌雲台) ★自動販売機:高座の滝、一軒茶屋(六甲最高峰下)、有馬温泉街、極楽茶屋跡、六甲ガーデンテラス(凌雲台) ★コンビニ:芦屋川駅(ローソン)、有馬温泉(セブン・ローソン)、御影駅(ローソン・ファミマ) ★茶屋:滝の茶屋・大谷茶屋(高座の滝)、一軒茶屋 ★飲食店:六甲山ガーデンテラス(軽食フードテラスなど4軒)、 ⇒⇒⇒下記サイトが便利(但し最終更新日が2009/6/12と古い) http://www62.tok2.com/home/rokkousanroku/jyuusou01.html ★携帯 :ほぼ圏内 ★温泉:寄らず ★飲食店: ヾ徒処・あかちゃ家(水道筋/王子公園駅)・・・美人姉妹の店 http://akachaya.jp/ 天竺園・・・上海料理 http://www.tenjikuen.com/ https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28000876/dtlmap/ ★酒類調達処:せず ★宿泊施設:東横イン三宮2(禁煙シングル/HP・会員割り7,695円) |
写真
感想
【長文・多数写真で失礼こきます】
まだ冬の寒さが厳しき頃、ある先輩から一通のショートメールが届いた。
「3/24三宮で○○OB会開催。是非ご出席ください。」
との短文だった。
「ご出席ください」と言われても、完全ご招待であれば気軽に行けるが、もちろん完全自腹である。
「行って・飲んで・泊まって・帰って」くるだけで、少なくとも3万円は掛かりそうだ。
誰が出席するのだろう?と思っていたら、メール送り主である先輩(埼玉在住)が青春18きっぷを使って九州の百名山に登りに行った帰りに、ちょうど神戸辺りが中継地点に都合がいい!との理由でOB会をセットしようと思い立っただけで、まだ誰が参加するとも分からない状況だった。
もっともその先輩とはラグビーつながりであり、山つながりでもあり、いろいろと親しくさせて頂いているので、まぁ、ぼちぼち行こか!と夜行バスだけは予約しておいたのだが、そのうちに懐かしい顔触れが15名程度集合することが分かった。
「よっしゃ!行こやないか!!」
1号隊員からは「ホンマに行くん?」と関西弁で問われたが
「当たり前やで!!」
どうせ行くなら宴会だけで終わらせる訳には行かない。
昨年3月は偶々大阪出張があり、その週末に一人六甲全山縦走したが、その折に、有馬温泉を中間地点として芦屋から逆Vの字形で六甲山をダブル縦断する計画を練った。
まあ酔狂で立てた計画なので、実行する機会が来るとは思わなかったが、
「やるなら今でしょ」
「そのうちにロングを歩けなくなるぞ」
と考え、思い切ってトライしてみることにした。
拙者の1980年代後半は、神戸勤務(西宮在住)であった。
週末は勤務先の関西ラグビー部や支店野球部の練習・試合で忙しくしていたが、シーズンオフになるとやることがないので、近くの六甲山系(特に新神戸から芦屋付近)に出掛け数時間パパッと歩いていた。
特に原付バイクで行きやすい芦屋・岡本付近にはよく突撃したものだ。
「ただひとり とかげ極めこむ 日もありて 物音耐えし 岩場なりしか」(富田粋花)
はロックガーデンを読んだ詩であり、今もロックガーデンの案内板に紹介されている。
拙者は貧乏性なので、実際にとかげになることは少なかったが、柔らかな日差しを浴びながら、岩の上にゴロンと横たわり「ひねもすのたりのたりかな」なんて風雅な世界には憧れたものだ。
そこで今回は、芦屋川からロックガーデンを通って六甲最高峰に抜ける定番コースを辿り、初めて下る有馬温泉へは、これまた定番の魚屋道(ととやみち)を行くことにした。
戻りは有馬温泉から裏六甲三山(落葉山・灰形山・湯槽谷山)を歩きたかったが、小刻みな凹凸が多いためとても大変そうで、OB会に遅れるようなことになったら本末転倒だ。
そこでもっとも早道となりそうな紅葉谷道を辿ろうと思い、念のため最新(2018年)版の山高地図を買ったら、土砂崩れのためロープウェイ有馬温泉駅から炭屋道までが通行禁止区間となっているのが分かった。
ネットで調べたら、未だにその措置は続いいるため、魚屋道・炭屋道を経て紅葉谷道に至るコースを取らざるを得ないことが分かった。
すると往路全てを魚屋道で歩くのを止め、途中から筆屋道に分かれ瑞宝寺公園を経て有馬温泉に向かうことにした。
以上のようなあれやこれやがあって練り上げたのが今回のコースである。
高座の滝で5分ほど四方山話をしたオッちゃん、
ロックガーデンでびっくりするほどの快速山女子、
関東の広葉樹林とは明らかに異なる山の匂い、
まさかの瑞宝寺公園でのドボン、
極楽茶屋に至るまですれ違った人たちとの何気ない会話
・・・考えてみれば、ロックガーデンを訪れたのは30年ぶり。
懐かしい思いで楽しく歩くことが出来ました。
想定していたより早く下山することが出来たので、宴会の前に甘味処あかちゃ家に寄れたのも幸い。
入店した時は、他に客がおらず美人女将(やはり昔の同僚)を独占か!とほくそ笑んでいたら、すぐにお客が来るわ・来るわで、多忙となった女将とはろくに話も出来ずに退散。
OB会は盛り上がりすぎて4時間の長丁場。
二次会はやはり「にしむら珈琲店」で決まり。
次の六甲歩きはどこにしようか?と早くも胸算用しております。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
今は昔・中学生のころ、テント担いで
極楽茶屋から少し有馬に降りたあたりで
野宿したのを思い出しました
懐かしいのか恥ずかしいのか
甘酸っぱい思い出です
「極楽茶屋から少し有馬に降りたあたり」は平坦地が広がっていますね。
六甲にしては珍しく落葉樹の林で、当日はご年配カップルが青空に映える冬木立を撮影中でした。
⇒106 を追加しました
今はキャンプ場を除けばほとんどの場所でテン泊禁止ですから、貴重な体験でしたね
隊長
おこんばんは〜🎵
昔の同僚達との懇親会、今でも集えるとは本当に良いチームだったのですね (*^^*)
さて、六甲に登って、有間温泉に降って、また極楽茶屋に登り返す、、、何の修行ですかぁ (≧∇≦)b
しかも結構な距離、年度終わりの変態山行、ど疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
拙者の親父殿は神戸出身・神戸育ちなので、もともと神戸には縁があったのですが、入社3年目に拙者も神戸転勤となり、それから4年9カ月過ごしました。
しかし転勤した先の支店がわずか半年で他店と統合されまして・・・。
そんな経緯もあって、声が掛けると集まりやすいのだと思います。
六甲山は明治維新以降、ガイジンさんが歩き回ったおかげで、●●道や■■ロードなどたくさんの道が開拓されており、▲態山行するにはもってこいです。
・・・でも拙者は▲態の域に達するにはまだまだ未熟者ですm(__)m
隊長
隊長。
梅田に到着された頃、私は新阪急ホテルで起きた頃です。お墓まいりと観光?で、3/21から大阪ー奈良ー京都ー大阪の旅でした。家内と娘と一緒。
島根の桜も見頃を迎えているでしょうか?
拙者は翌日、夙川沿いの花見と洒落込んだのですが、多くはまだ蕾でした
なんと・・・新阪急ホテルですか
拙者はバスを降りたらすぐにトイレを探して右往左往しておりました。
・・なんだ、新阪急ホテルに行けばよかった
因みに拙者は三宮の東横イン泊まりでしたが、間際まで空室がなく、駅前繁華街のカプセルホテル泊まりになるところでした
隊長
隊長、こんばんは!
隊長のために皆さん集まってくれた みたいな写真に痛く感動しました
ロックガーデンは私も30年以上前に、(関西人としては)こんな凄く奇異な山もあるのか と 痛く感動した覚えがあります。千葉に住んで早20年以上、いずれ再訪してみたいな〜と思っていますが未だ成らず。
夜行バスで駆けつけて、タダでは済まさない隊長の心意気を感じました。スバラシイ
ところで、甘味処に昔の同僚(?部下)が居て、とはどーゆー風向きなのでしょうか 少しだけ気になりました
おはようございますm(__)m
今日はお袋殿を医者に連れて行くため休暇を取っております
kazu5000さんのレスにも記載しましたが、今回集まった面々は、支店統合(された方)とのやや悲しい経験を共有した連中です。
拙者などたかだか6ヶ月在籍だけでした…その後は統合された支店勤務。
さて夜行バスにではよ〜く眠れまして、芦屋川駅に着いた時は歩く気満々!
予定通り、有馬温泉を往復できて、●万円かけて遠征した甲斐があったと言うものです。
お尋ねのあかちゃ家なのですが、神戸時代の同僚が、妹さんとと共に始めた甘味処なのです。
美人女将は1号隊員が仲の良かった4人組の一人です。
かき氷では関西一の人気を誇る店ですので、お近くに行かれた場合にはどうぞ。
「半袖隊長に紹介された」と言えば・・・何もいいことはありません
あっ!極上の笑顔で拙者の裏話を話してくれるかも
隊長
yamabeeryuさん、こんばんは。
夜行明けに25 、元気ですね〜。しかも、俯瞰軌跡は「逆V字」ですが、断面では「逆W字」 。まあ、小生なら登り返す気力はなく、折り返し点有馬で♨で終了ですね。
🐗イノシシとの遭遇、遠目でしたから、怖さよりラッキーですね。小生は山では事切れたのにしかお目にかかっていません。まあ、至近距離でお会いしたくはありませんが・・・・。
しかし隊長、六甲で「逆V」の字行って‥‥、🐯虎党の怒り を買いませんか 。まあ、”逆転V”と読めばいいのかもしれませんが・・・・
久しぶりの夜行バス(→いつ以来か?記憶になし)でしたが、意外に良く眠れました。
運転手交代(三ケ日)を含めて、三回の休憩があったのですが、2回目・3回目はうつらうつらで、そのままJR大阪駅まででした。
逆W・・・すなわち順Mですね。
左右にかなり間延びしていますが
瑞宝寺谷で両足をチャポンとして、ねね橋での観光客の多さに、このまま有馬温泉 に浸って、 で三宮に戻ればいいのでは との囁きもありました。
まだ12時前だったので、当初計画通りに再開しましたが、替えの靴下がなければ挫折していたかも。
イノシシはもっといたのですが・・・たまたま1頭しか見掛けなかったのか?
とても大人しい性格だったようで、常連ハイカーに追い払われ、素直に藪の中に消えていきました。
大丈夫です・・・「六甲おろし」を歌いながら石切道を「下り」ましたから
隊長
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