1月の硫黄岳
- GPS
- 24:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,267m
コースタイム
1/9 8:00赤岳鉱泉発-10:00赤岩の頭-12:20-30硫黄岳山頂
-13:40赤岳鉱泉-13:10美濃戸-14:00美濃戸口
天候 | 1/8 曇り 1/9 晴れのち曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
茅野からバスにて美濃戸口まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
・美濃戸口から赤岳鉱泉まで、トレースははっきりついている。 雪が凍ってガリガリなので、アイゼンが有効。 ・赤岳鉱泉から硫黄岳への登りも、トレースは明瞭。 この山行のときは、森林限界までは積雪約20cmと少なかった。 赤岩の頭より上は、雪はあまりなかった。 アイゼン、ピッケルは使用。 |
写真
感想
【山行No 273】
※年明け早々だが、急に思い立って、久しぶりに本格的な冬山に行ってみることにした。
東京を起点とすると、八ヶ岳なら1泊2日で行ける。
1月8日(土)
・新宿を朝のアズサで出発。成人の日が3連休となったので、さすがに山姿の人が多い。
9:55-10:15 茅野
・登山者が多く、美濃戸口までのバスは結局2台出た。
11:00-20 美濃戸口
・久々にやってきた美濃戸口。八ヶ岳山荘が新しくなっているようだ。
登山者は60人ほどいたが、自分がパンを食べてのんびりしているうちに
みんなさっさと出て行って、結局自分は最後となった。
・美濃戸までの林道は、雪はないが、冬枯れの寂しい道。
12:10-20 美濃戸(気温=+9℃)
・ここからの林道は、雪が凍り付いていてちょっと歩きにくい。
さっそくアイゼンを着用して歩く。
・天気は下り坂なのか、灰色の曇天からは白いものも降り出して、暗い午後の雰囲気。
13:30 林道終点
・ここからは本格的な雪の山道となった。アイゼンをガリガリ言わせて進む。
ここ数日、温かい日が続いているせいか、雪がいったん溶けたようで、氷状になっている。
15:00 赤岳鉱泉 着
・1984年の冬に泊まった以来なので、15年ぶりか...
山小屋は知らないうちに新築されており、中もずいぶんときれいになっていた。
・今日は100人程度の泊り客のようだが、だいぶ余裕はありそう。
自分の部屋は二段ベットのある大きな部屋。ファンヒーターもあり、快適。
(以前は、ぬるいこたつに入ったまま寝たりしたものだが...)
・夕食も、クリームシチューなど温かい食事で美味しかった。
泊り客は、流石に冬の八ヶ岳に来るだけあって、それなりの人ばかりのようで、
部屋の雰囲気もなんだか引き締まったような感じだった。
1月9日(日)
・冬の山小屋にしては温かく、ぐっすり眠れた。朝の室内の気温は+10℃。
8:00 赤岳鉱泉 発(気温=-2℃)
・今日は硫黄岳往復だけなので気が楽だ。ゆっくりと出発する。
アイゼンは着用してピッケルも持ってゆくが、外があまり寒くないので、
上だけゴアのアウターを着た。
・硫黄岳への登りは、締まった雪の道。アイゼンがよく利いて、どんどん進める。
それにしても(この年は)冬とは思えない雪の量の少なさ。20cm位か。
ところどころ土が見えるほどだ。
・出発時は良く晴れていたが、急速に上空に薄い層積雲が出てきた。
登るにつれ、木々の間から、赤岳、阿弥陀岳の姿が高くそびえたっているのが見える。
10:00 赤岩の頭
・ここから先は高山帯で木々もなく、風が少しある。雪は少ない。
10:20-30 硫黄岳山頂(標高=2750m、気温=0℃)
・西風が少し冷たいが、展望はなかなか素晴らしい。
北アルプス北部が日差しを浴びて白く輝いているのも見えるし、
中央アルプス、南アルプス、金峰山、妙高連山など360度の展望が広がっている。
・天気はしだいに雲が厚くなってきた感じだが、それにしても冬山とは思えないほどの穏やかな天気だ。
ともあれ冬の高山に久々に登れて満足。まだまだ自分もやれるナ、という感じ。
・下りは来た道を、アイゼンを利かせてサクサクと下る。
11:30-40 赤岳鉱泉
・バスの時間が少し気になるので、休みもそこそこに下山に取り掛かる。
12:20 林道終点
・プラブーツが足に合っていないのか、足の裏にマメができ始めているようで痛い。
13:10美濃戸
14:00-14:45 美濃戸口
・少し急いだせいで、バスの時間には余裕で間に合った。
足の裏が痛いので、プラブーツを脱いでみると、マメが多数発生していた。
ブーツのせいなのか、靴下の組み合わせが悪かったのかわからないが、ちょっと参った。
15:30-50 茅野
・帰りはガラガラのアズサ号で新宿まで帰り、帰宅。
年明け2月に硫黄岳登山の予定があるのでイメージが湧きました。
ありがとうございます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する