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Yamareco

記録ID: 148010
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

1月の硫黄岳

2000年01月08日(土) ~ 2000年01月09日(日)
 - 拍手
GPS
24:00
距離
17.4km
登り
1,266m
下り
1,267m

コースタイム

1/8 11:20美濃戸口-12:10美濃戸-15:00赤岳鉱泉(泊)
1/9 8:00赤岳鉱泉発-10:00赤岩の頭-12:20-30硫黄岳山頂
  -13:40赤岳鉱泉-13:10美濃戸-14:00美濃戸口
天候 1/8 曇り
1/9 晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
東京から中央線あずさにて茅野まで、
茅野からバスにて美濃戸口まで
コース状況/
危険箇所等
・美濃戸口から赤岳鉱泉まで、トレースははっきりついている。
 雪が凍ってガリガリなので、アイゼンが有効。
・赤岳鉱泉から硫黄岳への登りも、トレースは明瞭。
 この山行のときは、森林限界までは積雪約20cmと少なかった。
 赤岩の頭より上は、雪はあまりなかった。
 アイゼン、ピッケルは使用。
美濃戸より阿弥陀岳
2011年11月06日 12:27撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:27
美濃戸より阿弥陀岳
赤岳鉱泉付近より、八ヶ岳の山稜、大同心、小同心の岩峰
2011年11月06日 12:27撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:27
赤岳鉱泉付近より、八ヶ岳の山稜、大同心、小同心の岩峰
赤岳鉱泉、朝の様子。屋根にも雪は積もっていなかった
2011年11月06日 12:27撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:27
赤岳鉱泉、朝の様子。屋根にも雪は積もっていなかった
硫黄岳への登りより、赤岳(左)と阿弥陀岳(右)
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳への登りより、赤岳(左)と阿弥陀岳(右)
赤岩の頭付近の登り、雪は割と少ない
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
赤岩の頭付近の登り、雪は割と少ない
赤岩の頭よりさらに登る
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
赤岩の頭よりさらに登る
硫黄岳山頂より、左より、横岳、赤岳、阿弥陀岳
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳山頂より、左より、横岳、赤岳、阿弥陀岳
硫黄岳山頂より、はるか遠くに北アルプスの白い稜線が、雲のようにうっすら見えた
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳山頂より、はるか遠くに北アルプスの白い稜線が、雲のようにうっすら見えた
硫黄岳山頂より、北側の眺め。中景の白いツインピークスは天狗岳、その向こうは蓼科山
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳山頂より、北側の眺め。中景の白いツインピークスは天狗岳、その向こうは蓼科山
硫黄岳山頂、風で吹き飛ばされるせいか、雪は、ほとんど積もっていなかった
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳山頂、風で吹き飛ばされるせいか、雪は、ほとんど積もっていなかった
硫黄岳山頂にて、記念撮影
2011年11月06日 12:28撮影 by  CanoScan 5600F, Canon
11/6 12:28
硫黄岳山頂にて、記念撮影
撮影機器:

感想

【山行No 273】

※年明け早々だが、急に思い立って、久しぶりに本格的な冬山に行ってみることにした。
 東京を起点とすると、八ヶ岳なら1泊2日で行ける。


1月8日(土)
・新宿を朝のアズサで出発。成人の日が3連休となったので、さすがに山姿の人が多い。
9:55-10:15 茅野
 ・登山者が多く、美濃戸口までのバスは結局2台出た。

11:00-20 美濃戸口
 ・久々にやってきた美濃戸口。八ヶ岳山荘が新しくなっているようだ。
  登山者は60人ほどいたが、自分がパンを食べてのんびりしているうちに
  みんなさっさと出て行って、結局自分は最後となった。
 ・美濃戸までの林道は、雪はないが、冬枯れの寂しい道。
12:10-20 美濃戸(気温=+9℃)
 ・ここからの林道は、雪が凍り付いていてちょっと歩きにくい。
  さっそくアイゼンを着用して歩く。
 ・天気は下り坂なのか、灰色の曇天からは白いものも降り出して、暗い午後の雰囲気。
13:30 林道終点
 ・ここからは本格的な雪の山道となった。アイゼンをガリガリ言わせて進む。
  ここ数日、温かい日が続いているせいか、雪がいったん溶けたようで、氷状になっている。

15:00 赤岳鉱泉 着
 ・1984年の冬に泊まった以来なので、15年ぶりか...
  山小屋は知らないうちに新築されており、中もずいぶんときれいになっていた。
 ・今日は100人程度の泊り客のようだが、だいぶ余裕はありそう。
  自分の部屋は二段ベットのある大きな部屋。ファンヒーターもあり、快適。
  (以前は、ぬるいこたつに入ったまま寝たりしたものだが...)
 ・夕食も、クリームシチューなど温かい食事で美味しかった。
  泊り客は、流石に冬の八ヶ岳に来るだけあって、それなりの人ばかりのようで、
  部屋の雰囲気もなんだか引き締まったような感じだった。

1月9日(日)
 ・冬の山小屋にしては温かく、ぐっすり眠れた。朝の室内の気温は+10℃。

8:00 赤岳鉱泉 発(気温=-2℃)
 ・今日は硫黄岳往復だけなので気が楽だ。ゆっくりと出発する。
  アイゼンは着用してピッケルも持ってゆくが、外があまり寒くないので、
  上だけゴアのアウターを着た。
 ・硫黄岳への登りは、締まった雪の道。アイゼンがよく利いて、どんどん進める。
  それにしても(この年は)冬とは思えない雪の量の少なさ。20cm位か。
  ところどころ土が見えるほどだ。
 ・出発時は良く晴れていたが、急速に上空に薄い層積雲が出てきた。
  登るにつれ、木々の間から、赤岳、阿弥陀岳の姿が高くそびえたっているのが見える。
10:00 赤岩の頭
 ・ここから先は高山帯で木々もなく、風が少しある。雪は少ない。

10:20-30 硫黄岳山頂(標高=2750m、気温=0℃)
 ・西風が少し冷たいが、展望はなかなか素晴らしい。
  北アルプス北部が日差しを浴びて白く輝いているのも見えるし、
  中央アルプス、南アルプス、金峰山、妙高連山など360度の展望が広がっている。
 ・天気はしだいに雲が厚くなってきた感じだが、それにしても冬山とは思えないほどの穏やかな天気だ。
  ともあれ冬の高山に久々に登れて満足。まだまだ自分もやれるナ、という感じ。

 ・下りは来た道を、アイゼンを利かせてサクサクと下る。
11:30-40 赤岳鉱泉
 ・バスの時間が少し気になるので、休みもそこそこに下山に取り掛かる。
12:20 林道終点
 ・プラブーツが足に合っていないのか、足の裏にマメができ始めているようで痛い。
13:10美濃戸

14:00-14:45 美濃戸口
 ・少し急いだせいで、バスの時間には余裕で間に合った。
  足の裏が痛いので、プラブーツを脱いでみると、マメが多数発生していた。
  ブーツのせいなのか、靴下の組み合わせが悪かったのかわからないが、ちょっと参った。

15:30-50 茅野
 ・帰りはガラガラのアズサ号で新宿まで帰り、帰宅。

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コメント

参考になりました!
年明け2月に硫黄岳登山の予定があるのでイメージが湧きました。
ありがとうございます。
2014/12/26 15:16
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