大菩薩峠 - 牛ノ寝通り 初テント場 (日帰りコースですがテント泊)
- GPS
- 26:01
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
12:05 大菩薩峠登山口
12:30 千石茶屋・元?(新築中)
13:20 第2展望台(休憩5分)
14:05 ロッヂ長兵衛
14:30 福ちゃん荘
2日目
06:05 福ちゃん荘発
06:48 大菩薩峠(周辺うろうろ25分)
07:54 石丸峠
09:38 榧ノ尾山
11:38 棚倉(休憩25分)
12:38 モロクボ平(休憩20分)
13:52 登山道入り口
14:06 小菅バス停着
天候 | 2日とも曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 小菅〜奥多摩駅(西東京バス)- 奥多摩駅〜立川駅(青梅線) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険は感じませんでした。 余談ですが《第1展望台》の看板がすっかり読めなくなっていました。 |
写真
感想
先週、「来週はテント装備で雲取山へ行こうか」と思い上がった事を考えたのですが、やはり今の足腰では雲取山は無理と判断、もう少し登りやすそうな所をと考えて大菩薩嶺(結局大菩薩峠までしか行きませんでしたが)へ行って来ました。
実際の所このルートは日帰りの距離なのですが、すっかり山中に長居する事に魅了されてしまっているので、あえて1泊で行って来ました。勿論テント装備での足腰を鍛えるのも目的です・・・。
大菩薩嶺は[裂石 - 丸川峠 - 山頂 - 上日川峠 - 裂石]のルートで2回行ったことがあり、丸川峠の雰囲気やそこから山頂まで続く苔むした風情がとても気に入っているのですが、丸川峠までの道は今の自分では不安なので上日川峠から福ちゃん荘のテント場へ行くことにしました。
テント泊1回目2回目は陣馬山、堂所山へ”こっそりと”でしたので、今回は堂々と設営、今まで肩身の狭い思いをさせてゴメンねテント君。
高尾山から生藤山までが山の全てだった頃、意を決してヌカザス尾根から三頭山へ登った時、桐箪笥の様な巨大なザックを背負った物静かで優しそうな方とロープ場でお目に掛かったのですが、その方が今日は避難小屋に泊まる事、牛ノ寝通りを歩いて大菩薩嶺へ向かう事などを話して下さったのが印象に残っていて、いつか自分も歩いてみたいと思っていたので牛ノ寝通りから下山することにしました。
(その方はその先の話もして下さったのですが、山の知識が著しく乏しかったのでそれ以上の事は理解できませんでした。失礼いたしました。)
不安なことは2つあり、1つは今まで経験した道程よりも長い牛ノ寝通りにエスケープ出来る道が無いことでしたが、先週の感触で何とかなると考えて実行してみました。
しかし下山路以前に1日目で左膝が微妙に痛み出して2日目の石丸峠から榧ノ尾山までの連続した下り道でヒヤヒヤする破目になりました。結果としては何とかなりましたが考えが浅かったかなと反省もしています。
テント場でお目に掛かった方は奈良倉山から来て湯ノ沢峠へ向かうとの事でしたが、いつかはこの様な距離を歩けるようになりたいものです。
2つ目の不安は快適温度0度の寝袋でこの季節の1700mはどうなのか?というものでしたが、これはフリースの上下を着て問題なく眠れました。しかし考えてみればこの温度とはテント内とテントの外どちらの温度のことを指すのでしょうか?テント内ならば0度以上あった様なのでまだまだ大丈夫なのではと思いました。
もっとも寒さよりも鹿の鳴き声でよく目を覚ましましたけれど・・・。
山で食事を作っていて疑問に思うことは、レトルト食品を温めたお湯はどうしているのでしょう?温度が下がってからその辺へ捨てるのでしょうか?またパスタなどを茹でたお湯には小麦粉などが溶け出していると思うのですがその処理はどうしているのでしょう?よく判らないのでスープパスタにしているのですが。
牛ノ寝通りは『なだらかな尾根をのんびり歩く』のが好きな私にとって実に素晴らしいものでした。
あまり恵まれたとは言えない天候でしたので遠くの山々の眺めは全くありませんでしたが、曇った空に適度な寒さ、冬枯れの始まった木々と枯葉に埋もれた尾根道は雰囲気が良く、いろいろな所に座ってはぼんやりと景色を眺めて楽しんで来ました。
ただ私の場合、こういうポワ〜っとした気持ちの時に撮った写真は後で見ると何を撮りたかったのか解らないものになるのが常なので、紅葉以外の写真ばかりになってしまいましたが・・・。
初テント場に初雲海ととても満足な山行きになりました。牛ノ寝通りは新緑の頃に日帰りの身軽な装備でまた訪れたいと思います。
はたして中年になってから運動を始めた私に15kgくらいを背負って自在に山道を歩けるようになる日は来るのでしょうか?
まだまだ先の話でしょうねぇ。
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