凄すぎる!花の名前も一杯!ニホンスズランにホテイアツモリソウの入笠山 ― ビーフシチューも絶品!
- GPS
- 05:55
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 589m
- 下り
- 589m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 5:53
10:34 移動の開始
11:39 御所平峠
11:52 御所平峠
13:16 入笠山
16:27 移動の終了
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場(休日は直ぐに一杯になります) トイレあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
難所なし |
写真
感想
今回は東洋一のすずらんの群生地とも言われる日本三百名山でもある入笠山に行ってきました。直前の2日前までの天気予報では降水確率80%でしたので駄目かとおも思いましたが、当日にはなんと晴れの降水確率0%にまで大改善し、晴れの中、最高の登山となりました。
今回の登山口となる沢入登山口に到着すると既に駐車場は一杯で駐車場係りの方に誘導してもらい最後の一台になる路肩スペースに停めました。係りの方がいるので空いているスペースに停める事も許されませんし、場合によりゴンドラステーションに誘導される可能性がある看板もありました。ウィキペディアでは登山者の極めて少ないエリアと書いている事からも昨今、加速度的に超人気になったエリアなのかなと思います。
登山口には今回唯一のウツボグサの花が群生してました。また、木のイチゴであるモミジイチゴの群生があり丁度、実りの時期を迎えていました。美味しいイチゴですので酸味もありつかれた体を癒してくれますwイチゴジャムにも良いですねw
植生的には雪の降るエリアらしく唐松の植林地で、木のうっぺいも凄いです。
それでも漏れ出した日の光によって、ウマノアシガタやフタリシズカなどの花も咲いています。夏にはマルバダケブキの大きな黄色い花の群落も登山者を楽しませてくれます。トラバース的に登山道をすすむと程なくして、入笠湿原にでます。
入笠湿原では今、紫の花のアヤメと黄色い花のウマノアシガタが旺盛で一面を紫や黄色に染めてくれています。また、木の花としてはオレンジ色のレンゲツツジも丁度満開を迎えているところです。ニホンスズランの方は殆ど終っていて、上部にだけ少し残っている感じでした。
ホテイアツモリソウは入笠湿原の前の小屋である山彦荘の花壇に植えてあり、丁度、紫の花が見頃を迎えていました。非常に珍しい花で野生欄の王者とも言われている花ですので一見の価値ありですよ。もし売買するなら一株10万円はするらしいです。
そこから、林道を歩くと、クリンソウやシロバナノヘビイチゴ、ヒメイチゲ、モクシュンギク(マーガレット)の花が咲き誇っています。こちらも見物です。
数百メートルあるくと、今回のもう1つの目的であるマナスル山荘に到着します。
現在、山頂グルメとして日本で二番目に有名で人気がありメディアなどの露出も盛んな所でもあります。ここで有名なメニューはみんなも御存知のビーフシチューとなります。休日ともなれば直ぐに売り切れてしまいますが、残り2皿の所で飛び込みセーフでした。ビーフも大きく、私からすると味もあっさりしていて美味しいです。11時お昼開始で11時半で売り切れですので、中々に売り切れも早いですね><泊まりの方は予約で食べられますので、どうしても食べたい方は宿泊するのも良いかも知れません。早朝や夕方以降や、宿泊の方は車でこちらまで来れる場合もありますので確認してみて下さい。(一度了承は頂いた事あります)
マナスル山荘の前のお花畑を登って行くと、入笠山山頂にでます。
そのお花畑ではまだニホンスズランも沢山残っており、全体的には終盤ではありますが、探せば見頃の花や蕾も見つけることができました。綺麗な写真も激写ですw
その他、アヤメ、ウマノアシガタ、レンゲツツジ、ハクサンフウロ、シロバナノヘビイチゴ、ヒメイチゲ、ツマトリソウ、ハクサンコザクラ(一輪のみ)も見頃を迎えていました。また、咲き始めではありますが、キバナノヤマオダマキも咲いている物もありました。珍しい形なのでこちらも見物です。
そこから10分少々で山頂に到着します。今日は遠くの山の頂上部には空に雲はあるものの空気も澄んでいて眺望も良く、近くは八ヶ岳、霧が峰、美ヶ原、遠くには中央アルプス、北アルプスの穂高連峰や立山など沢山の蒼々たる山々を望む事ができました。ここに来ると、次の山へと心が弾みますw
ゆっくり眺望を眺めた後、下山していきます。帰り際にゴンドラ上駅にある植物園にも行きました。そちらでは野生欄の王者といわれる先程の釜無ホテイアツモリソウが栽培されていました。見頃を迎えてる株もありますので非常に綺麗な花もみる事ができます。一見の価値ありです。他にもニッコウキスゲやヨツバヒヨドリが咲き始め、ノコギリソウや木の花であるベニサラサドウダンツツジの花も見頃を迎えていました。残念ながらドイツスズランは既に終っていて、花ではなく実がなりはじめていました。入笠山に行ったのならこちらの植物園にも来ると良いかと思います。
今回は今、非常に人気がある日本三百名山の入笠山に行って来ました。
現在は入笠山で最も素晴らしいと言われているニホンスズランが見られる時期でもあり、また、釜無ホテイアツモリソウも見られる一年で一番素晴らしい時期でもあります。毎年、何回も来ていますが、やっと入笠山のニホンスズランの時期に来る事が出来ました。その他にもこの入笠山では色々な時期に色々な花が咲きますので、色々な時期にまたちょくちょく訪れ山の素晴らしさに触れられたらと思います。
追伸:ビーフシチューもおいしいですw
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