月山

2011年11月23日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.6km
• 登り: 1,360m
• 下り: 1,350m

コースタイム

7:30　月山志津温泉
9:35　月山スキー場リフト乗り場
10:30　月山スキー場リフトトップ
11:40　牛首
12:50　山頂
13:30　下山開始
14:40　月山スキー場リフトトップ
15:30　月山志津温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

志津温泉のすぐ先から,スキーで登り始めることができた.のぼり口付近の積雪は30cm程度.
先行者のトレースを追って行くと,姥沢古屋付近まで,ほぼ直登できた.

牛首付近からは冷たい横風(おそらく風速5m程度)を受けながら山頂まで行くことができた.

山頂では日本海と山頂に雲をまとった鳥海山をはっきりと見ることができた.

無風ではなかったが,山頂でカップラーメンを食べられるくらい,非常に穏やかな天気だった.

雪の量も多すぎず,天気もよく,登るには最高のコンディションだった.2日後には雪の予報で,その後の月山は,全く違う表情を見せるのではないかと思う.

追記:2011/11/26
日程の日付が間違っていたため修正しました.

追記:2011/11/27
　映像をUploadしました.
　http://www.youtu.be/w4lcjLhSsn8

写真

感想

satoruj7

この日は,天気がよく,おそらく5人か,6人くらいの山スキーヤーが入山していたと思う.

月山には,春と夏にしか登ったことがなかったので,山頂まで行けるのかどうか,よくわからなかった.もし,コンディションが悪かったら,姥ヶ岳で引き返そうと思って出発した.しかし,ラッキーなことに,先行者のトレースに導かれて山頂まで到達することができたのだった.

私を導いたトレースは,山頂から東側斜面にドロップしていて,そのトラックは斜面のすっと奥に消えていった.どこに消えたのか謎だった.

春に登った時もそうだったが,スキーを持って山頂行く途中で「東斜面を滑るんですか?」と聞かれる.東斜面を滑った場合,再び山頂への登り返しがあるので,私のように,山頂に来るまでで精一杯なようでは,到底無理なのだ.

山頂では,ボトルに入れてきたお湯でカップラーメンを食べたが,正直これは不要だったかなと思う.多少風があり,30分ほど山頂に滞在していた間に体温は低下した.冬を迎えようとする山の山頂で,ダラダラしている場合ではなかった.


帰りはほぼ下りだが,滑りを楽しむほどの余裕は無かった.靴ずれでかかとが痛かったし,疲労で足の筋肉も思う通りには動かなかった.できるだけ高さを保ったまま,慎重にトラバースしてスキー場まで帰った.

途中(牛首付近で)スキーを脱いで上り返しを試みたが,腰まで雪に埋まって3mも進めなかった.進めないというより,雪に埋まって,ほとんど身動きが取れない状態で,かなり怖かった.もし,スキーを失ったら確実に遭難すると思った.

何はともあれ,天気がよく,雪が多すぎず適度に積もっていて,導くトレースにも助けられ山頂まで行くことができた.

奇跡の一日だった.

コメント

🌸🐛＠sakura64

すばらしい！雪景色。
satoruj7 さん、こんばんは！
月山の初冬でしょうか？真っ白な雪のなかの景色、すばらしいです。私も行ってみたくなりましたが、何せ栃木県からはちょっと遠いですね！
ぜひ今後、また冬の月山の景色を見せてください。よろしくお願いします。
月山はこれまで夏しか訪れたことがないので、冬の月山がどんなものか見てみたいです！
では、では・・・

satoruj7

＞matukura64様
コメントありがとうございます．

冬の月山は，なかなか足を踏み入れられないのですが，雪景色を見るなら11月の下旬の降り始めの一瞬がチャンスなんですね．
12月に入ると雪がたくさん降り，非常に厳しい山登りになると想像します．

冬山がどうなっているのか見てみたいというお気持ち　よくわかります＾＾

冬の間に，またどこか別の山に行くと思いますので，ぜひまた覗きにいらっしゃってください．

ありがとうございます