【爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳 ♪柏原新道〜夏真っ最中の北アルプス満喫】

2018年07月14日(土) ~ 2018年07月15日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 22.5km
• 登り: 2,268m
• 下り: 2,276m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:20

6:50 扇沢駅
12:30 13:00 種池山荘
14:00 14:20 爺ヶ岳中峰
15:00 15:10 爺ヶ岳北峰
15:30 15:40 冷乗越
16:10 冷池山荘

2日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 1:30
• 合計: 11:00

5:10 冷池山荘
6:00 6:30 布引山
7:20 7:50 鹿島槍ヶ岳
8:30 8:30 布引山
9:10 9:10 冷池山荘テント場
10:00 10:00 冷乗越
11:00 11:00 爺ヶ岳北峰
11:30 11:30 爺ヶ岳中峰
12:30 13:00 種池山荘
14:00 14:00 富士見坂
14:30 14:30 水平岬
15:20 15:20 駅見岬
16:10 柏原新道登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

〔往路〕
中野市内 04:45 == 信州中野IC == 安曇野IC == 06:30 扇沢駐P
〔復路〕
登山道入り口P16:10 == 16:30 薬師の湯 17:30 == 16:50 晩御飯 17:30== 20:00 中野市内

コース状況／危険箇所等

扇沢P~ 登山道入り口
シーズンの駐車場は混雑し、場合によってはゲート手前はホテル近くの広場に止めさせられ、そこからシャトルバスになるので、早朝の到着が良いです。
有料駐車場はトイレが近くて便利ですが、駐車場から登山口までの歩きは路肩を行くので通行する車に注意が必要です。

特別付録；駐車場の謎！！
扇沢駐車場は有料で12時間1,000円になり、今回の山行では3,000円を支払った。実は7時前に到着した時は新しい無料の市営駐車場には空きが有りました。だが既に路肩には駐車する多数の車が見受けられました。駐車場に空きがあるのに利用しないので不思議に思っていましたら、どうもいろいろと思惑が見えて来ました。つまり黒部立山アルペンルートを利用する方を優先に？、駐車場の利用を考えている様です。
登山者は空いていたら、もしくは有料駐車場なら利用をしても良いですよ的な感じですね。如何にポイントをあげます。
1．登山口に近い無料駐車場に「トロリーバス優先」の看板がある。
2．同じく警備員が入口のど真ん中に立っていて、進入する車を心理的に阻んでいる。
3．入口直後のカーブに何故か軽自動車2台が止めて有る。普通は交差点の付近やカーブは駐停車禁止のはず。
4．有名な観光地の割には駐車場の案内が親切でない気がする
上記内容を総合すると以下の構図が見えてくる。
1．登山者は早朝来る為に無料で登山口に近い駐車場から埋まって行く
2．有料駐車場の利用率を上げ収入を確保する
3．黒部立山アルペンルートの利用者に配慮し？登山者には有料駐車場利用を促す。
しかし実態は以下の通りと思われる。
1．路肩駐車がなくならない。
2．黒部立山アルペンルート利用者が新しい駐車場から駅まで歩いて行く。（無料の送迎バスが有るのだろうか？）
3．登山者が駐車料金を払って登山口まで往復を歩く。
4．有料駐車場に車を止めた後、無料駐車場に入る車を見ると、何だか損をした気がする。（そう思う事こそ　コスイ、チンケな気がするが・・）
路肩駐車を減らし交通の安全と利用者の利便性向上を考えると以下の様に思う。
1．ホテルの先はゲート付近に無人の入場機を設けて駐車料金を徴収する。
2．金額は12時間　500円
3．利用目的別の駐車場指定をなくす
駐車場所により不公平感が残るが有無料に関しては公平になる。多分黒部立山アルペンルート利用者は表面上無料になると考えられる。
以上

登山口~種池山荘
登山道入口では登山計画書の提出や安全登山への啓発が行われいます。こおで計画書を提出します。
整備された登山道ですが、この時期の低標高の登山道は湿度が高く蒸し暑いので、熱中症対策をする意味で水分と美恵らる分の補給が適度に行います。
途中ケルン前後のガラ場、設計の渡り、ザラ場通過など転滑落するとただでは済まない場所を通過しますが、ステップやガイドロープなどが有るので、気を引き締めて通過します。
陽射しが強いと脱水が進むのでまめな水分の補給と、適度な休憩が必要です。石畳ではスリップによる転倒や捻挫に注意が必要です。

種池山荘~爺が岳~冷池山荘
種池山荘では水分の購入や軽食等が食べられますが、登山を続ける方が生ビールの誘惑に負ける事無く通過出来るかがポイントです。因みに冷池山荘の生ビールの販売は16時までです。
気温の上昇と陽射しによる熱中症に注意が必要です。飲料水の残量に気を付ける必要が有ります。
登山道は整備されているので、不意の躓きのより転滑落に注意が必要です。
種池からは剱岳を始め立山連邦を右に見ながら縦走路を歩き、爺ヶ岳からは北アルプスを見渡せる素晴らしい展望が期待出来ます。

冷池山荘~布引山~鹿島槍ヶ岳（南陵）
居住性が良い山荘でトイレ設備の充実は助かりますが、流しは有るので歯磨きは自分の水を使う事になります。
1L　水150円、お湯200円、お茶250円
お茶は高めですが、抹茶風味が有り自分的にはお薦めです。
登山道は整備されていて快適ですが、滑りやすい砂利や浮石があり、崖の脇を歩く場合など、不意の転滑落に注意が必要です。
山頂からは剱岳や立山が目の前に鎮座し、遠くは槍穂、眼下に五竜岳への縦走路、唐松岳、白馬岳など、見ていて飽きが来ない風景が広がります。

その他周辺情報

冷池山荘　１泊２食　￥9,500

写真

7/14 6:53

ここからスタート、扇沢ブルー、変更フィルターは使用していません。

7/14 6:56

M女史、準備中

7/14 7:17

歩いて登山口まで、入口近くの駐車場は満車です

7/14 7:17

駐車について書いてあるが、市営第2駐車場が空いていても案内はなく、路上駐車常用化している、何という矛盾！！！！

7/14 7:18

目印の鉄橋

7/14 7:18

水量の割には水の落ちるお度が大きい

7/14 7:20

さぁ、行きますよ

7/14 7:23

登山指導所、計画書を提出します

7/14 7:24

毎度の看板

7/14 7:24

こちらは常設の登山計画書ポスト

7/14 7:24

振り返ると、結構混雑しています

7/14 7:24

扇沢ブルー

7/14 7:39

湿度の高い登山道を歩きます

7/14 8:15

ちょっと大きめ、第一の休憩ポイント、およそ1時間弱

7/14 8:32

残雪が涼しそう

7/14 8:36

第1の危険個所

7/14 8:37

一部ざれているが難なく通過

7/14 8:37

高度を上げます

7/14 8:37

駅があんなに小さくなりました

7/14 8:39

第2休憩ポイント到着

7/14 8:59

遠くに種池山荘、生ビールを思い出します

7/14 9:01

第3休憩ポイント

7/14 9:32

何処にある一枚岩？

7/14 9:56

ここは足に来ます、M女史してやられる

7/14 10:03

ここは踊り場ですが、歩くペースは上げない方が良い

7/14 10:04

木陰のコントラストが良いですね

7/14 10:04

眺めもばっちり

7/14 10:07

M女史調子が上がらなくなる

7/14 10:23

暫し休憩

7/14 10:48

ミニ雪渓をトラバース、落石注意場所で飲み物を冷やす方が、危険です

7/14 10:51

思い出になった黄金岬、ここで大休止1時間弱

7/14 11:16

眺め良し

7/14 11:41

ガラ場、残雪時期は雪渓のトラバース、要注意です

7/14 11:44

高度はかなり上がって来ました

7/14 11:45

慎重に進むM女史

7/14 11:49

ガラ場無事通過

7/14 11:58

強い日差し

7/14 12:15

この看板は鉄砲坂、ここのきつい坂を登れば

7/14 12:28

生ビール×、種池山荘が見えて来ます

7/14 12:31

チングルマかな

7/14 12:31

爺が岳

7/14 12:34

左はコバイケソウ、もうちょっとがきつい

7/14 13:20

来た来た

7/14 13:20

針ノ木、ズバリ

7/14 13:20

立山かな

7/14 13:20

定番のカット

7/14 13:27

待ってろ、腹ごしらえしたら登るぜ、爺が岳

7/14 13:34

爺ヶ岳右から南峰、中峰、北峰

7/14 14:00

そして来たアルプの盟主、鹿島槍ヶ岳

7/14 14:00

剱岳

7/14 14:48

先ずは南陵、これは▲点では有りません

7/14 14:53

次は中峰

7/14 14:53

下ります

7/14 14:53

素晴らしい縦走路

7/14 14:58

この登りもこたえます

7/14 15:01

巻道に行かず登ります

7/14 15:10

これが△点

7/14 15:11

やったね

7/14 15:11

立山をながめるM女子

7/14 15:12

立山北部地区一望

7/14 15:17

鹿島槍ヶ岳への縦走路

7/14 15:17

鹿島、アップ

7/14 15:17

剱岳アップ

7/14 15:17

歩いて来た爺ヶ岳の登山道

7/14 15:23

巻道に合流

7/14 15:42

爺ヶ岳を振り返る

7/14 15:42

山荘までに道程

7/14 15:42

立山を望む

7/14 16:08

冷池山荘とテン場、テン場は・・・・

7/14 16:08

鹿島槍ヶ岳

7/14 16:10

さて、もうチョイ

7/14 16:16

乗越まで来ました

7/14 17:33

陽が傾き山影が出て来ました

7/14 17:36

鹿島槍ヶ岳が目の前

7/14 17:37

冷池、意外と小さい

7/14 18:44

どこぞの山

7/14 18:49

爺が岳、北峰と中峰に西陽が当ります

7/14 18:49

南峰

7/14 19:34

日が暮れて行きます

7/15 2:58

ちょっと早起き

7/15 2:59

日の出前です、天の川の核心部が西の空に見えました

7/15 3:02

この時期は3時を過ぎると東の空が薄明るくなります

7/15 3:04

鹿島槍ヶ岳と天の川　その1

7/15 3:06

鹿島槍ヶ岳と天の川　その2

7/15 3:07

天頂近くの天の川

7/15 3:15

山荘と天の川

7/15 3:21

山荘までの広場でご来光を待ちます

7/15 3:25

星空と雲海

7/15 3:56

星はもう無理ですね

7/15 3:57

夜明けと鹿島槍がt家

7/15 4:06

4時を回って明るさが増します

7/15 4:09

雲が海の様＝雲海、当たり前ですね

7/15 4:11

この雰囲気はデジカメで撮ってだしでは出ません

7/15 4:13

チョイと暗部を持ち上げています

7/15 4:14

見た目では空がもう少し色が乗って、山肌が判るのですが

7/15 4:20

やっと見た目の雰囲気が出て来ました

7/15 4:22

サンライズポイントが見えて来ました

7/15 4:30

どこぞの山

7/15 4:36

サ

7/15 4:37

ン

7/15 4:39

ラ

7/15 4:43

イ

7/15 5:06

ズ

7/15 5:08

荷物を山荘にデポして予定通り5時に出発

7/15 5:11

朝陽を浴びる剱岳

7/15 5:12

7/15 5:13

天空のテン場を通過

7/15 5:13

雲海も朝陽に照らし出されています

7/15 5:18

気持ち良く歩きます

7/15 5:18

まさしく雲海

7/15 5:25

巨大なぜんまい？、里山なら山菜、山なら高山植物

7/15 5:34

影、布引岳

7/15 5:35

布引岳

7/15 5:42

少し危険個所

7/15 6:07

右から、八ヶ岳、富士山、南ア

7/15 6:08

南ア、甲斐駒、仙丈、北岳、間ノ岳、農鳥・・・・

7/15 6:08

歩いて来た縦走路

7/15 6:08

ランドマーク

7/15 6:09

鷲羽とか水晶かな

7/15 6:09

蓮華と針ノ木

7/15 6:09

立山は雄山、拡大すると社が見えます

7/15 6:09

立山

7/15 6:10

立山から薬師岳

7/15 6:10

影

7/15 6:11

見つめるM女史

7/15 6:19

まだ鹿島槍ヶ岳が有ります

7/15 6:24

さっき望んでいた布引岳

7/15 6:51

山頂へ

7/15 7:06

到着、北峰にもたくさんの人影

7/15 7:06

横位置がおさまりが良いですね

7/15 7:07

山頂より、歩いて来た縦走路

7/15 7:07

山頂より、ランドマークアップ

7/15 7:15

山頂より、富士山

7/15 7:31

山頂より、北峰、五竜岳、唐松、白馬

7/15 7:34

アップ

7/15 7:35

引きます

7/15 7:37

山頂にて

7/15 7:38

やったね

7/15 7:40

下山山頂からの立山連邦、見納めです

7/15 8:19

リンドウでしょうか

7/15 10:50

雲が上がって来ました

7/15 10:50

立山連邦

7/15 11:24

振り返って

7/15 11:24

雲が出ると立山連邦も絵になります

7/15 11:34

コマクサ

7/15 11:37

コマクサと剱岳

7/15 11:44

爺ヶ岳通過中

7/15 11:45

針ノ木

7/15 11:45

鹿島槍ヶ岳

7/15 11:45

まもなく見納めです

7/15 11:57

種池山荘と剱岳

7/15 13:02

種池山荘から下ります、爺が岳も見納めです

7/15 16:11

到着、お疲れ様でした。

撮影機器：

D850 ボディ ニコン

装備

個人装備

ヘッドランプ(1) 昼食(1) 筆記具(1) 保険証(1) 飲料(1) ティッシュ(1) バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書・地図(1) 雨具(1) 防寒着(1) ストック(1) 水筒(1) 時計(1) 非常食(1) 着替え(1)

共同装備

デジタルカメラ(1)

感想

kintakunte

今回はおよそ10年ぶりに鹿島槍ヶ岳へ登った。柏原新道や爺が岳・鹿島槍ヶ岳の縦走路は大方変わりはないが、ハイ松が大分成長した様に感じる。縦走路から眺める風景も変わりが無く、時期が早かったので、残雪の山肌が多かったです。
当時はコンデジとフィルムカメラを持って撮影をしていたが、現在はデジタル一眼レフは高性能レンズにて、撮影する画像の素晴らしさに、時代の変化を凄く感じました。
何時も登り下りしても暑い柏原新道の下りは長く、なかなか扇沢の出会いに到着しないのはへきへきした。
でも立山や剱岳の眺めはおそらく一番良いと感じています。
生きている内に、針ノ木雪渓をから登り、種池山荘、冷池、五竜岳、唐松岳、白馬岳、蓮華温泉に下ってみたいです。