針ノ木岳 蓮華岳(扇沢から日帰り)
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- GPS
- 10:40
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,796m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ポール
携帯トイレ
チェーンスパイク
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感想
2018年度、初めてのアルプス登山。
お盆休みに北アルプス連泊登山を予定していて高山の小手調べとして日帰りで針ノ木岳と蓮華岳の登山に挑戦。
日本三大雪渓の一つである針ノ木雪渓を経由して二百名山の針ノ木岳、三百名山の蓮華岳へと通じる人気の登山道。今回歩いたルートは中級とされる登山道ですが私にとっては上級な感じでした。北アルプスには名だたる難所が多数あるためその中では相対的にたいしたことは無いルートとされてしまうのでしょうが全く侮れないルートだと思います。
まず最初の扇沢から針ノ木雪渓までの道が十分に険しい行程です。整備こそきちんとなされていますが足下が悪い沢沿いのガレ場・岩場も多くアップダウンにとんだ油断できない登山道、滑落注意のポイントが多数ありました。また登りでは気にならないでしょうが下山時の激しいアップダウンは疲れた体に堪えること間違いありません。
中盤の針ノ木雪渓はチェーンスパイクでいどみましたが爪が短いため急斜面では明らかにグリップ不足。登りでも慎重に行かないと滑ってしまう感じで、下山時は常に緊張を強いられてゆっくりと進むことしかできませんでした(下山時、一部急斜面はチェーンスパイクではまともに歩けずピッケルなしでも停止できるレベルのドキドキ極遅シリセードとなりました(>_<))。
針ノ木雪渓は、楽に歩きたければ10本爪以上のアイゼンがベスト、最低でも6本爪アイゼン、雪山歩きに慣れている人以外はつぼ足とチェーンスパイクは滑るため、やめた方が賢明です。
雪渓から針ノ木小屋間も普通に険しい道で、針ノ木小屋直前のつづら折りの道はザレた滑りやすい急登で落石と滑落に注意です。
天空稜線?の〈針ノ木小屋↔針ノ木岳〉〈針ノ木小屋↔蓮華岳〉が個人的には一番歩きやすい感じでした。それなりの急登や要注意ポイントは幾つかありましたが山頂部の稜線としては危険性が低く抜群に整備されていて歩きやすかったのです。展望がいいため気分良く歩けたという側面もあったと思います。
今回の針ノ木岳と蓮華岳のピストン登山、私の足では出発が1〜2時間遅かったようです。下山が完了したのは18:00近くで針ノ木小屋からの下山者としては私が最終だったようです。下山途中(同じく)下山者とは誰一人すれ違いませんでした(すれ違ったのは登りの小屋泊の登山者のみ←たまたますれ違った人、全てと軽く会話)。
私のように健脚でない人は5時出発がベストで遅くとも6時までに出発するのが無難でしょう、登山は道中何があるか分かりませんので!
何はともあれ十分な景色を堪能して無事下山できたのでOKな登山となりました。北アルプスの足慣らしとしては上出来です。
後はお盆休みに予定している2〜3泊の北アルプス縦走に向けて計画・準備を整えるとともに好天になるよう山の神様に祈るのみです。ありがとうございました!
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