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Yamareco

記録ID: 1548727
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

悪沢岳から赤石岳

2018年08月05日(日) ~ 2018年08月07日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
25.4km
登り
2,963m
下り
2,959m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:10
合計
6:30
5:00
260
椹島ロッジ
9:20
9:30
120
見晴台
11:30
2日目
山行
8:55
休憩
1:05
合計
10:00
4:50
45
5:35
5:40
65
6:45
6:55
65
8:00
8:10
70
9:20
9:40
110
11:30
11:40
20
12:00
12:10
160
14:50
赤石小屋
3日目
山行
3:00
休憩
0:10
合計
3:10
4:50
100
6:30
6:40
80
8:00
椹島ロッジ
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新静岡から畑薙第1ダムまでのルート選びが難しい。
椹島から、新しくできた吊り橋を渡って、さあ出発です。
この吊り橋、結構、揺れたので、最初から緊張〜です。
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椹島から、新しくできた吊り橋を渡って、さあ出発です。
この吊り橋、結構、揺れたので、最初から緊張〜です。
昨日の夜は、土砂降りの雨が降りましたが、そのお陰か、今日は快晴です。
テンションも上がります。
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昨日の夜は、土砂降りの雨が降りましたが、そのお陰か、今日は快晴です。
テンションも上がります。
途中で林道を横切るのがちょっと興ざめですが、ご愛敬ということで。
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途中で林道を横切るのがちょっと興ざめですが、ご愛敬ということで。
見晴台(標高2140メートル)に到着すると、素晴らしい景色が目の前に広がりました。天気予報に振り回されたこの1週間。1日繰り上げて来たかいがありました。やったね。
ただ、後ろを振り向くとまた林道が・・・。
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見晴台(標高2140メートル)に到着すると、素晴らしい景色が目の前に広がりました。天気予報に振り回されたこの1週間。1日繰り上げて来たかいがありました。やったね。
ただ、後ろを振り向くとまた林道が・・・。
ここで一服、椹島ロッジのお弁当を頂きます。
あっ、間違えました。これは、昨日の昼食の「するが丼」でした。付け加えると、生シラスもちゃんと卵の後ろに隠れています。
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ここで一服、椹島ロッジのお弁当を頂きます。
あっ、間違えました。これは、昨日の昼食の「するが丼」でした。付け加えると、生シラスもちゃんと卵の後ろに隠れています。
これが。。えっつ、またわざと間違えました。(笑)
これは、椹島ロッジの夕食です。
椹島ロッジは、BSテレビ付きの個室で、風呂もあり、山小屋ではありませんでした。
ただ、スマホが使えないんで、ちょっと不便です。
家に電話するのに、50秒200円の公衆電話を使いましたが、相手が出なくても200円戻ってきませんのでご注意下さい。
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これが。。えっつ、またわざと間違えました。(笑)
これは、椹島ロッジの夕食です。
椹島ロッジは、BSテレビ付きの個室で、風呂もあり、山小屋ではありませんでした。
ただ、スマホが使えないんで、ちょっと不便です。
家に電話するのに、50秒200円の公衆電話を使いましたが、相手が出なくても200円戻ってきませんのでご注意下さい。
やっとお弁当に辿りつけました。
なんと、助六寿司に鳥のナゲットとゼリーのデザートまで付いていて、嬉しいじゃないですか。
千枚小屋の夕食のハンバーグ、赤石小屋の夕食の焼き肉もとても美味しかったです。
決して、私は、東海フォレストの関係者じゃありませんよ。
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やっとお弁当に辿りつけました。
なんと、助六寿司に鳥のナゲットとゼリーのデザートまで付いていて、嬉しいじゃないですか。
千枚小屋の夕食のハンバーグ、赤石小屋の夕食の焼き肉もとても美味しかったです。
決して、私は、東海フォレストの関係者じゃありませんよ。
駒鳥姉妹池だそうです。
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駒鳥姉妹池だそうです。
千枚小屋近く。お花畑にはネットが張ってありました。
この辺りは、トリカブトとマルバダケブキが多かったです。
お花の時期としては、ちょっと遅い感じでした。
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千枚小屋近く。お花畑にはネットが張ってありました。
この辺りは、トリカブトとマルバダケブキが多かったです。
お花の時期としては、ちょっと遅い感じでした。
千枚小屋到着です。
まだ、お昼前で、もっと歩きたいところですが、荒川小屋までは微妙に距離があるので、午後は、ここでゆったりと過ごします。
とにかくビールが売れていましたね。私は、まずはコーラで乾杯です。
あ〜うまい。幸せ😃💕
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千枚小屋到着です。
まだ、お昼前で、もっと歩きたいところですが、荒川小屋までは微妙に距離があるので、午後は、ここでゆったりと過ごします。
とにかくビールが売れていましたね。私は、まずはコーラで乾杯です。
あ〜うまい。幸せ😃💕
一人分のスペースが広い。
フォレストバスの運行本数から言っても、ぎゅうぎゅう詰めにまではならないんでしょうね。
ドリップのコーヒー(500円)も喫茶店並みに美味しかったです。赤石岳を見ながら飲めるんですよ。安いじゃないですか。
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一人分のスペースが広い。
フォレストバスの運行本数から言っても、ぎゅうぎゅう詰めにまではならないんでしょうね。
ドリップのコーヒー(500円)も喫茶店並みに美味しかったです。赤石岳を見ながら飲めるんですよ。安いじゃないですか。
千枚小屋からは見えないのですが、外のトイレの先を少し登ると百枚小屋があり、そこから、赤石岳が望めます。その先の十枚小屋からは・・・。
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千枚小屋からは見えないのですが、外のトイレの先を少し登ると百枚小屋があり、そこから、赤石岳が望めます。その先の十枚小屋からは・・・。
そして、翌日、朝から縁起のいい富士山を拝めました。
Hideさんの念力のお陰で、晴れてくれたのでしょう。
この数十年、いつか登ろうと思っていた赤石岳登頂の日です。
本当に良かった・・・。あとは、どこまで天気が持つか、自分のスピードと時間との戦いです。
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そして、翌日、朝から縁起のいい富士山を拝めました。
Hideさんの念力のお陰で、晴れてくれたのでしょう。
この数十年、いつか登ろうと思っていた赤石岳登頂の日です。
本当に良かった・・・。あとは、どこまで天気が持つか、自分のスピードと時間との戦いです。
そして、樹林帯を通過すると、自分の思い描いていた風景が現実のものとなって、眼の前に現れました。思わず感涙。。。
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そして、樹林帯を通過すると、自分の思い描いていた風景が現実のものとなって、眼の前に現れました。思わず感涙。。。
憧れの赤石岳アップ
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憧れの赤石岳アップ
足元には薄紫色の絨毯かと思わせる・・・
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足元には薄紫色の絨毯かと思わせる・・・
タカネマツムシソウたち。
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タカネマツムシソウたち。
「見た方がいいよ」と言われたタカネビランジの群生を見つけました。
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「見た方がいいよ」と言われたタカネビランジの群生を見つけました。
タカネナデシコ
タカネギキョウ、いや違ったチシマギキョウだった。
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タカネギキョウ、いや違ったチシマギキョウだった。
お花畑の中を登るんるん🎵
年甲斐もなく恥ずかしいんですが、ここでは、50代はまだ若い方なんです。
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お花畑の中を登るんるん🎵
年甲斐もなく恥ずかしいんですが、ここでは、50代はまだ若い方なんです。
早出した方々に追い付いてしまいました。
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早出した方々に追い付いてしまいました。
見るだけで、ワクワクしてくる稜線。
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見るだけで、ワクワクしてくる稜線。
悪沢岳頂上。
山頂に着くと「写真撮ってあげましょうか」と声をかけてくださる方がいましたので、山頂標識を入れて撮ってもらいました。(残念ながら私の選考からは外れました。)
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悪沢岳頂上。
山頂に着くと「写真撮ってあげましょうか」と声をかけてくださる方がいましたので、山頂標識を入れて撮ってもらいました。(残念ながら私の選考からは外れました。)
赤石岳のどっしりとした姿に見とれてしまします。
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赤石岳のどっしりとした姿に見とれてしまします。
今日は、気持ちいい風がふいているので、汗もかかずに快適に歩けました。今日も、下界で40度越えだって?
そんなの知りません。
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今日は、気持ちいい風がふいているので、汗もかかずに快適に歩けました。今日も、下界で40度越えだって?
そんなの知りません。
ありゃあ、あそこまで下がってまた登るんかい。
さすが、南アルプス、アップダウンが半端じゃない。
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ありゃあ、あそこまで下がってまた登るんかい。
さすが、南アルプス、アップダウンが半端じゃない。
赤石岳は、何度も撮ってしまいます。
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赤石岳は、何度も撮ってしまいます。
逆光でよく分かりませんが、悪沢岳の下りは、かなりの急斜面でなかなか手応えがありました。
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逆光でよく分かりませんが、悪沢岳の下りは、かなりの急斜面でなかなか手応えがありました。
中岳避難小屋や見えてきました。
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中岳避難小屋や見えてきました。
中岳避難小屋。
中岳頂上
正面に塩見岳、以前、北沢峠から三伏峠に縦走したのが懐かしい。
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正面に塩見岳、以前、北沢峠から三伏峠に縦走したのが懐かしい。
間ノ岳と奥に甲斐駒ヶ岳。良い眺めです。
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間ノ岳と奥に甲斐駒ヶ岳。良い眺めです。
中岳を過ぎると荒川小屋まで、また、急降下です。
実は、私の無知により、ここで大きな過ちを犯していたのです。
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中岳を過ぎると荒川小屋まで、また、急降下です。
実は、私の無知により、ここで大きな過ちを犯していたのです。
いつの間にか、赤石岳の姿も変わってきました。
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いつの間にか、赤石岳の姿も変わってきました。
何だ?
食害を防ぐ柵だそうです。
そう言えば、3年前の夏、三俣蓮華小屋で捕獲した鹿のスープが出ましたが・・・やっぱり、肉は牛か豚でしょう。
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何だ?
食害を防ぐ柵だそうです。
そう言えば、3年前の夏、三俣蓮華小屋で捕獲した鹿のスープが出ましたが・・・やっぱり、肉は牛か豚でしょう。
見上げると青空とお話畑の理想的な夏山風景。
こんなところで、数時間横になっていたら気持ちいいだろうなと思わせる場所です。
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見上げると青空とお話畑の理想的な夏山風景。
こんなところで、数時間横になっていたら気持ちいいだろうなと思わせる場所です。
荒川小屋が近づきます。
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荒川小屋が近づきます。
すれ違った方を入れて撮りましたが、自分のこういう写真を撮ってもらって、いずれ祭壇に飾ってもらいたいと思っているんだけど、無理だよなあ。
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すれ違った方を入れて撮りましたが、自分のこういう写真を撮ってもらって、いずれ祭壇に飾ってもらいたいと思っているんだけど、無理だよなあ。
荒川小屋到着。
弁当を持っているのに、ざるそばを頼む私。
だって、ラーメンやうどんやカレーが1000円なのに、このざるそば800円なんですよ。下界で食べたって600円くらいはするでしょう。冷たくて本当にうまかった。
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弁当を持っているのに、ざるそばを頼む私。
だって、ラーメンやうどんやカレーが1000円なのに、このざるそば800円なんですよ。下界で食べたって600円くらいはするでしょう。冷たくて本当にうまかった。
小屋付近から前岳を望む。
実はこの荒川三山の前岳を登るのを失念してしまいました・・・。
ざるそばを食べていると、途中で抜かした方が、「前岳にいなかったよね。」えっつ、前岳って何、看板に従って下りただけなのに。実は分岐の看板から数分で前岳頂上に立てることが分かり、荒川三山とは、悪沢岳(東岳)、中岳、前岳を差すとのことでした。私は、悪沢岳、中岳、赤石岳だと、てっきり思っていました。ハハハ。まあ、目的は赤石岳ですから、気にしません。
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小屋付近から前岳を望む。
実はこの荒川三山の前岳を登るのを失念してしまいました・・・。
ざるそばを食べていると、途中で抜かした方が、「前岳にいなかったよね。」えっつ、前岳って何、看板に従って下りただけなのに。実は分岐の看板から数分で前岳頂上に立てることが分かり、荒川三山とは、悪沢岳(東岳)、中岳、前岳を差すとのことでした。私は、悪沢岳、中岳、赤石岳だと、てっきり思っていました。ハハハ。まあ、目的は赤石岳ですから、気にしません。
登ってない前岳を振り返りたくなかったのですが、振り返って撮影、やっぱり、少し気にしているのか。
そうか、赤石岳登頂10分後ぐらいに赤石岳に雲がかかれば、前岳に回らなかったことが、結果的に吉と出るなとプラス思考で考えることにする。
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登ってない前岳を振り返りたくなかったのですが、振り返って撮影、やっぱり、少し気にしているのか。
そうか、赤石岳登頂10分後ぐらいに赤石岳に雲がかかれば、前岳に回らなかったことが、結果的に吉と出るなとプラス思考で考えることにする。
大聖寺平へのなだらかなトラバース道。
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大聖寺平へのなだらかなトラバース道。
歩いて来た荒川三山方向。これもまたいい眺めです。
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歩いて来た荒川三山方向。これもまたいい眺めです。
荒川小屋も小さくなりました。
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荒川小屋も小さくなりました。
大聖寺平から小赤石岳までの登り返しが、それまでの疲労もありキツイところです。
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大聖寺平から小赤石岳までの登り返しが、それまでの疲労もありキツイところです。
ようやく小赤石岳到着。
でも、赤石岳は、やはり、その先でした。
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ようやく小赤石岳到着。
でも、赤石岳は、やはり、その先でした。
鞍部から小赤石岳を振り返る。
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鞍部から小赤石岳を振り返る。
もう少しで、赤石岳頂上。
アレっつ、雲が・・・やばい。
もうダッシュで登ります。
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もう少しで、赤石岳頂上。
アレっつ、雲が・・・やばい。
もうダッシュで登ります。
ギリギリセーフ。

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ギリギリセーフ。

念願の赤石岳頂上です。
すると「写真撮ってあげましょうか」と声をかけてくださる方が・・あれ、悪沢岳で写真を撮って下さった方でした。この方、歩くのが本当に早いのですが、後で聞いたら、新潟から来られた方で70歳とのこと。しかも、翌日の朝も暗いうちに赤石小屋を出て椹島7時45分のバスに乗られたようです。その理由が新潟まで下道を行くので時間がかかるから・・・。
3年前、悪天の黒部五郎にご一緒した新潟三条市の方もそう言えば70歳でした。新潟県人恐るべしです。
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念願の赤石岳頂上です。
すると「写真撮ってあげましょうか」と声をかけてくださる方が・・あれ、悪沢岳で写真を撮って下さった方でした。この方、歩くのが本当に早いのですが、後で聞いたら、新潟から来られた方で70歳とのこと。しかも、翌日の朝も暗いうちに赤石小屋を出て椹島7時45分のバスに乗られたようです。その理由が新潟まで下道を行くので時間がかかるから・・・。
3年前、悪天の黒部五郎にご一緒した新潟三条市の方もそう言えば70歳でした。新潟県人恐るべしです。
二度も撮って頂いたのに載せないのでは、申し訳ありませんので、こんな感じでいいでしょうか。
恥ずかしいんですけど。
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二度も撮って頂いたのに載せないのでは、申し訳ありませんので、こんな感じでいいでしょうか。
恥ずかしいんですけど。
赤石頂上避難小屋。
ここに泊って、頂上からご来光を眺めるのもいいかもしれない。
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赤石頂上避難小屋。
ここに泊って、頂上からご来光を眺めるのもいいかもしれない。
残念ながら、聖岳は、雲の中に隠れてしまいました。
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残念ながら、聖岳は、雲の中に隠れてしまいました。
南に続く縦走路、こちらもまた、歩きがいがありそうです。
頂上にいた方は、ほとんどが赤石小屋へ下りました。
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南に続く縦走路、こちらもまた、歩きがいがありそうです。
頂上にいた方は、ほとんどが赤石小屋へ下りました。
たぶん、もう来れないかもしれませんが、さようなら赤石岳。
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たぶん、もう来れないかもしれませんが、さようなら赤石岳。
急斜面を下ります。最近はストックを使っていないのですが、下りはあった方がやっぱり良いかなあ。
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急斜面を下ります。最近はストックを使っていないのですが、下りはあった方がやっぱり良いかなあ。
あっという間に稜線が遠くなりました。
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あっという間に稜線が遠くなりました。
涼しげな道に見えますが、良い場所を撮っただけで、トラバースの連続道で、糞暑くて、8時間も歩いた後にはさすがにキツかったです。
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涼しげな道に見えますが、良い場所を撮っただけで、トラバースの連続道で、糞暑くて、8時間も歩いた後にはさすがにキツかったです。
やっと赤石小屋が見えて、ほっとします。
まずは、やっぱりコーラ。山で飲むコーラは、どうして美味しいんだろう。
この日も余裕の布団配置でした。小屋の人が、泊る人数が少ないことが分かると布団を間引きにきてくれるのです。さすが、東海フォレストグループ、小屋同士で綿密に連絡を取っているようです。だから、東海フォレストの関係者じゃありません。
新潟のフォレスト21さん、気にしないでください。
小屋では大阪から来たAさん(53歳)と金沢から来たBさん(65歳)とお話させて頂きました。お二人ともに百名山を目指しており、Aさんは85座、Bさんは77座?だったかと思います。Aさんは、車の運転ができないので、格安飛行機、青春18切符、バス、レンタルバイク等を使って登っているとのこと。Bさんは、出張の帰り等を利用して、今回も横浜出張の帰りとのことでした。お二人とも、まだ、飯豊、朝日が未登とのことだったので、いろいろ情報を提供させていただきました。そしたら、Aさんは、大阪から仙台までの格安チケット(5000円くらい)と仙台山形間高速バス(1000円くらい)と山形市にあるレンタルバイク(レンタル料数千円、中型免許は所有)を使用して朝日鉱泉から日帰りピストンできるかなと言っていましたが、さすが関西の方は凄いと驚きました。昨年、難関の幌尻岳もその方法で登ってきたそうです。ほかにも面白い話がもりだくさんで楽しかったです。この山での「一期一会」が、本当に素晴らしいといつも思います。だから単独行がやめられないんですよね。
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やっと赤石小屋が見えて、ほっとします。
まずは、やっぱりコーラ。山で飲むコーラは、どうして美味しいんだろう。
この日も余裕の布団配置でした。小屋の人が、泊る人数が少ないことが分かると布団を間引きにきてくれるのです。さすが、東海フォレストグループ、小屋同士で綿密に連絡を取っているようです。だから、東海フォレストの関係者じゃありません。
新潟のフォレスト21さん、気にしないでください。
小屋では大阪から来たAさん(53歳)と金沢から来たBさん(65歳)とお話させて頂きました。お二人ともに百名山を目指しており、Aさんは85座、Bさんは77座?だったかと思います。Aさんは、車の運転ができないので、格安飛行機、青春18切符、バス、レンタルバイク等を使って登っているとのこと。Bさんは、出張の帰り等を利用して、今回も横浜出張の帰りとのことでした。お二人とも、まだ、飯豊、朝日が未登とのことだったので、いろいろ情報を提供させていただきました。そしたら、Aさんは、大阪から仙台までの格安チケット(5000円くらい)と仙台山形間高速バス(1000円くらい)と山形市にあるレンタルバイク(レンタル料数千円、中型免許は所有)を使用して朝日鉱泉から日帰りピストンできるかなと言っていましたが、さすが関西の方は凄いと驚きました。昨年、難関の幌尻岳もその方法で登ってきたそうです。ほかにも面白い話がもりだくさんで楽しかったです。この山での「一期一会」が、本当に素晴らしいといつも思います。だから単独行がやめられないんですよね。
赤石岳小屋から望む赤石岳。
この後、ガスに包まれ、夜には激しい雷雨となりました。
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赤石岳小屋から望む赤石岳。
この後、ガスに包まれ、夜には激しい雷雨となりました。
椹島のレストハウス。7時45分のバスには乗れませんでしたが、次の10時30分のバスまで、シャワー浴びたり、コーヒーを飲んだり、一緒だった方とおしゃべりしたりと楽しいひと時を過ごさせていただきました。
しかし、畑薙第1ダムから静岡までのルートは、どこをとっても運転するのは大変でした。その後も渋滞に遭い、帰宅したのは午後10時過ぎ。今回は、山より運転の方が疲れました。
しかも、翌日、車のドア部分を見ると、落石か飛び石によるものとみられる傷跡が。。ガーン。
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椹島のレストハウス。7時45分のバスには乗れませんでしたが、次の10時30分のバスまで、シャワー浴びたり、コーヒーを飲んだり、一緒だった方とおしゃべりしたりと楽しいひと時を過ごさせていただきました。
しかし、畑薙第1ダムから静岡までのルートは、どこをとっても運転するのは大変でした。その後も渋滞に遭い、帰宅したのは午後10時過ぎ。今回は、山より運転の方が疲れました。
しかも、翌日、車のドア部分を見ると、落石か飛び石によるものとみられる傷跡が。。ガーン。

感想

深田久弥が「日本百名山」の中で、赤石岳のことを「私の記憶にあるあらゆる頂上の中で、赤石岳にそれほど立派なものはない・・・・これほど寛容と威厳を兼ね備えた頂上はほかにあるまい。」と称えている文章を読んでから、早、うん十年、いつかは登りたいと思っていた念願が今回やっと叶いました。
予想通り、アクセスは大変でしたが、天気にも恵まれ、期待していた以上の雄大な景色を堪能することができて、本当に大満足です。
そして、昼夜を問わず、同年代の登山者の方々といろいろなお話をさせてもらったことも、とても有意義で、楽しかった思い出として残りました。
山小屋に泊まっていた方々は、年配の方がほとんどでしたが、皆さん、本当にパワフルな方ばかりで、びっくり、自分もまた頑張ろうという意欲が湧いてきました。

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コメント

充実の山歩きとレコでしたね☆☆☆
数十年憧れていた赤石岳への想いが詰まった素晴らしいレコでしたね
大変なアクセスをクリアして達成できた充実感がたっぷりで、じっくり味わわせていただきました
赤石岳山頂での写真もすごくカッコよかったですよ
sinobunoさんや出会って話された方々の多くが健脚ぞろいで、さすが南ア南部の山に登られるは凄いですね

それにしても、何回も否定するところが・・・本当に東海フォレストの関係者ではないんでしょうね?(笑) と疑うぐらい立派で恵まれた宿泊施設で助かりますね。布団1枚に3人では翌日の行動に差し支えますからね。

念力、届いて良かったです。実は、私は晴れ男なのです。半分位ですが・・・(笑)
2018/8/9 17:36
Re: 充実の山歩きとレコでしたね☆☆☆
やっぱり、晴れ男でしたか。(笑)
お願いしておいて正解でした。ありがとうございます。❤
今回は、岩場やお花を楽しむのではなくて、まさに雄大な山そのものを堪能してきました。
南アルプスの小屋は、北アルプスに比べてどうなんだろうという不安もありましたが、小屋は綺麗で、空いていて、料理も美味しいし、とても居心地が良かったですよ。
でも、若い人が少なく、こんなに年配者が多いとは、ちょっと驚きでした。
また、次は、聖岳を目指したくなってきました。(^-^)v
2018/8/9 18:13
ゲスト
そういうことでしたか。
そういうことでしたか。富士山見てたの意味は。理解しました。

ちょっとお痩せになりましたか?笑。

こういう山行に憧れます。かっこいいなぁ。
2018/8/9 21:35
Re: そういうことでしたか。
そうなんです。
でも、火曜日は、富士吉田インターから高速に乗りましたが、富士山は、確かにちょこっとしか見えませんでしたね。
痩せて見えるのは、アングルのせいで、昨年同時期より、2キロくらい増えていますよ。
誉められるとコメント返しづらいですね。(^o^;)
2018/8/9 22:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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