赤岳 県界尾根ルート登山口から変則周回 真教寺尾根↑県界尾根↓

2018年08月10日(金) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,333m
• 下り: 1,328m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 1:15
• 合計: 7:07

5:06 赤岳県界尾根ルート登山口
5:20 5:21 真教寺尾根方面分岐
5:38 大門沢方面分岐
6:26 6:33 牛首山
6:47 扇山
8:22 8:26 真教寺尾根分岐
8:29 竜頭峰
8:34 9:03 赤岳
9:17 9:36 赤岳頂上山荘
10:30 10:44 大天狗
11:20 「東方薬師如来」石碑
11:24 11:25 小天狗
11:59 真教寺尾根方面分岐
12:12 赤岳県界尾根ルート登山口
12:13 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県界尾根入口附近の路肩に駐車しました。スペースはあまりありません。1．2kmほど下ったところにたかね荘の駐車場があります。

コース状況／危険箇所等

【真教寺尾根〜赤岳】真教寺尾根上部は鎖場が連続します。傾斜は急ですが、ホールド、足場はしっかりしています。落石には要注意です。キレット縦走路と合流後も赤岳山頂まで気の抜けない岩場が続きます。
【県界尾根】山頂付近は鎖場が連続します。真教寺尾根に比べると傾斜は緩やかですが足場は悪いです。
両ルートとも一本道なので迷うところはないと思います。

その他周辺情報

アクアリゾート清里天女の湯で疲れを癒しました。ＪＡＦ割引で６７０円。

写真

8/10 5:04

県界尾根ルート登山口から出発します。霧で今のところすっきりしない天気です。予報は晴れなので期待していきます。

8/10 5:07

しばらくは林道歩き。

8/10 5:13

笹の生い茂る細い道を緩やかに歩いていきます。

8/10 5:18

今日は真教寺尾根で登るので、標識どおり真教寺尾根方面へ向かいます。

8/10 5:26

ここから尾根へ登りになります。県界尾根の小天狗への登りと比べると楽なような気がします。

8/10 5:32

笹露で濡れますが、暑いので丁度いいかも（笑）

8/10 5:36

真教寺尾根に到達しました！霧もかなりはれてきました。

8/10 5:36

丁度、尾根に飛び出したところが賽の河原かな。羽衣池方面を振り返ります。

8/10 5:44

花

8/10 5:44

花

8/10 5:46

一瞬開けたところから鳳凰が見えました。他の南アルプスの峰々は山頂付近に雲がかかっていて残念。

8/10 5:46

南東方面は雲海です。

8/10 5:51

苔が良い感じ。

8/10 5:55

所々標識もあります。

8/10 6:05

ここは道が崩落して右側を通るようになっています。

8/10 6:05

雲海から富士山が顔を出してくれました。

8/10 6:24

牛首山に到着！

8/10 6:25

ベンチでおにぎり休憩します。

8/10 6:45

扇山山頂！尾根上の目立たないピークです。

8/10 6:46

下山に利用する県界尾根が見えました。あの辺はなだらかです。

8/10 6:47

赤岳が見えてきました！

8/10 6:53

扇山から先は緩やかなアップダウンの道です。一気に水平距離を稼いでいきます。

8/10 6:59

ここは山と高原地図では2316ピークですが、標識には扇山って書いてあります。混乱する〜。でも一本道なので迷うことはありません。

8/10 7:09

このあたりから傾斜が急になってきます。

8/10 7:12

まだ10分の6か。

8/10 7:20

天狗尾根方面にはガスがかかり始めています。

8/10 7:22

岩が多くなってきました。

8/10 7:24

ガスがなくなってくれました。よかったー。

8/10 7:24

大天狗と小天狗。恐ろしいくらい尖ってます。

8/10 7:27

アザミ

8/10 7:28

振り返って真教寺尾根と富士山。

8/10 7:34

枯木帯です。杣添尾根にもこんな場所がありましたね。

8/10 7:41

傾斜はさらに増していきます。

8/10 7:48

最初の鎖場登場！

8/10 7:50

この先、落石の危険性があるので一気に通過する予定なので、最初の鎖場を登った小スペースでエネルギーと水補給休憩します。

8/10 7:54

2つ目の鎖場。傾斜は緩いですが足場が悪く嫌な感じでした。

8/10 7:56

急登なので高度がぐんぐん上がります。大天狗・小天狗がかなり近づいてきました。

8/10 7:57

こんな感じの鎖場がずっと続きます。

8/10 7:59

ここは鎖のところより、右側に登りやすいところがあったのでそこを登りました。

8/10 8:01

ヤマハハコ？

8/10 8:03

蜂が食事中。

8/10 8:06

疲れてきたぞ。

8/10 8:09

きれいな色です。癒されます。

8/10 8:10

青空に緑と白。夏山っぽい雰囲気です。

8/10 8:11

竜頭峰が頭上に覆いかぶさってくるようです。

8/10 8:12

岩場に咲いています。

8/10 8:13

かなりきっつい登りです。

8/10 8:13

9まで来た。

8/10 8:15

ラストスパートです。

8/10 8:18

もう青空に手が届きそう。

8/10 8:20

キッレト方面との縦走路に着いた〜。いや〜疲れた。きつかった〜。でも山頂まだ。あと15分。

8/10 8:20

権現方面！見えているのはギボシかな？

8/10 8:22

山頂への道も急です。ハシゴ！

8/10 8:25

阿弥陀岳も見えてきました。

8/10 8:26

赤岳が見えた！もうちょいです。

8/10 8:32

最後にハシゴを登って。

8/10 8:33

山頂到着！大勢の人が休んでました。

8/10 8:34

赤嶽神社。

8/10 8:34

北峰と赤岳頂上小屋。

8/10 8:34

北八ツ方面はもうガスの中。残念！

8/10 8:34

権現岳ももうギリギリ。この後ガスの中に入っちゃいました。

8/10 8:34

阿弥陀にもガスがかかり始めています。今日はガスの上がり早くない？まだ8時半なんだけど。

8/10 8:35

山梨百名山標識もあります。

8/10 8:39

唯一頑張っているのは仙丈ヶ岳かな？ほかの南アルプスは全滅です。

8/10 8:41

今日の麺は肉うどん！

8/10 8:45

富士山が一瞬顔を出してくれました。歓声が上がります。

8/10 9:14

北峰に移動。赤岳頂上小屋！

8/10 9:33

南峰のガスが一瞬はれた。この後はまたガスガス。

8/10 9:36

もう展望は期待できないので、諦めて県界尾根で下山します。

8/10 9:36

こっちも鎖場が連続します。

8/10 9:38

何を撮ったか忘れちゃいました(^^;

8/10 9:44

真教寺尾根より傾斜は緩いですが、足場は悪いです。

8/10 9:49

赤岳展望荘が見えました。大きな山小屋ですね。

8/10 9:52

ここはハシゴと鎖が平行で付けられてます。傾斜が緩いので梯子を使うと赤ちゃんのハイハイのような感じになります。

8/10 9:56

展望荘方面への分岐路。踏み跡薄そうです。あまり歩かれてないのかな？

8/10 10:00

この後も鎖場が続きます。今日は下りですが、ここを登るのも大変。

8/10 10:04

写真では伝わりませんが、ここは結構な高度感がありました。

8/10 10:07

ここが最後の鎖場。振り返って撮ってます。ここから先は一般登山道です。

8/10 10:28

大天狗に到着！展望はありません。

8/10 10:30

おにぎり休憩しました。鳥の声と風の音でまったりします。

8/10 10:33

大天狗の木々の合間から展望荘が見えました。ハイカーの姿もちらほら見えました。

8/10 11:15

ここは小天狗付近の開けたところから山頂方面を振り返って撮っています。完全にガスの中です。

8/10 11:19

小天狗到着！

8/10 11:20

ここから清里方面へ下ります。防火線の頭方面へは笹が煩わしそうです。

8/10 11:20

小天狗からの下りは急坂です。下りたところが10分の3地点。

8/10 11:47

ここが小天狗への取付き地点です。

8/10 11:57

真教寺尾根方面の分岐まで戻ってきました。

8/10 12:09

車道が見えてきました。

8/10 12:11

駐車場所に到着。お疲れ様でした。路駐が増えてました。

撮影機器：

EX-ZS240 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

hasky5963

自分の山行歴の中で大菩薩嶺と並んで最多の山行回数を誇る赤岳に行ってきました。今回で7度目になります。2年半に1回くらいのペースで登っている計算です。日帰りできる高山の中ではでアクセスしやすく、山頂からの大展望を楽しめるということでついつい行っちゃうんですよね。ちなみに、過去6回は美濃戸から2、県界尾根ピストン2、真教寺尾根ピストン1、杣添尾根から横岳経由でピストン1。アクセスが容易で、空いていて、アブがいないので最近は清里側から登るのが気に入ってます。
今までは県界尾根、真教寺尾根ともピストンのみでしたが今回は周回ルートで歩いてみました。皆さんのレコを見ると真教寺尾根→県界尾根が圧倒的に多いので自分も真似て真教寺尾根→県界尾根の順です。
真教寺尾根の鎖場の登りは体力的に正直きついです。ただ、ホールド、足場はかなりしっかりしているので見た目ほどは難しくないというのが個人的な感想です。ただ、落石の危険性も含め、危険度はかなり高いので慎重に行動する必要があると思います。
県界尾根の方は今回は下りで利用したので体力的なキツさはなく、傾斜も真教寺ほど急ではないのですが、足場が不安定な所が多く、見た目以上に難しいというのが感想です。
両尾根で出会ったハイカーは県界尾根の下山時に2名のみ。文三郎尾根と合流後赤岳山頂までたくさんの人がいたのとは対照的でした。
今回も大展望を楽しみに登りましたが、今日はガスの上りが早く、大展望は望めませんでした。また次回に期待しようと思います。