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Yamareco

記録ID: 1554630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

人生初の3000m越え、立山登拝

2018年08月14日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:12
距離
10.3km
登り
809m
下り
816m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:56
休憩
1:16
合計
7:12
7:15
79
スタート地点
8:34
8:40
92
10:12
10:31
22
10:53
11:20
19
11:39
12:00
59
12:59
13:01
56
13:57
13:58
16
14:14
14:14
4
14:18
14:18
9
14:27
14:27
0
14:27
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ ただし稜線はガス多し
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
マイカーで立山駅までで車中泊 始発ケーブル・バスで室堂へ
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありません。さすが観光地よく整備されています。
ただ山頂稜線はゴロゴロのガレ場ですので一応気を付けて下さい。
その他周辺情報 周辺は立派なホテルはあるけど日帰り温泉はない模様。今回はどこにも立ち寄りませんでした。

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

元々私が山登りを始めた理由はいろいろな神社の奥社に登拝したいからでした。
そのうち大願のひとつ、昨年の白山に続き、今年は立山へ。
人生初の3000m越えの山行でしたが、やはりバスで楽できるとは言え、少しなめてましたね。
歩き出しは軽快で、道もとてもよく整備されていてほぼお散歩道な感じ、チングルマはほとんど綿毛になってしまっているがお花も綺麗。これは楽勝でしょうと快調なペースで登っていたら、何故か急に息が切れて気分が悪い「えっ、体調悪いかな」と思ったが何か違う。一休みして息を整えるとすぐに元に戻るのだが、またペースを上げると息が上がり若干気持ち悪い。ひょっとしてこれが高山病ってやつか?と思うも、対処のしようがないので仕方なく10分おきぐらいに超小刻みに休憩を取りながらかなりゆっくりと登っていく。一の越の山荘の前にたどり着いたくらいでようやく体が慣れてきたのか、それ以降は少しの気持ち悪さは続くものの、何とか一定のペースで登っていけるようになった。
 一方、道はここからが本番。いままでのお散歩道から急にガレ場に。ただ、道は登り下り別になるように岩にマークがしてあるので、それに従っていけばたいして難コースではないが、さりとてガレ場はガレ場。しかもそこそこ傾斜はあるので、気は抜けない。さらに、今日はお盆休みということもあり家族連れなんかも多く、ところどころ道の厳しいところでは渋滞発生。でも今日はそれを口実に休み休みゆっくり登る。コースタイムだと2時間半のところを3時間以上かけてようやく雄山山頂到着。山頂の社務所に500円納め、山頂奥社に上がる。山頂奥社は川砂利を敷き詰めて整地してあるが、そんなに広くはない。30人弱くらいの人を収容してちゃんと神主さんが祝詞を上げてお祓いしてくれる。帰りに小屋の方でお札とおみくじも買い、ひとまず本日の目的1つクリア。やっぱりここまで登ってきた甲斐はありますね。神様に感謝。
そして、ここまで来たならやはり最高峰を踏まねば、ということで最高峰大汝峰へ。小さなアップダウンの岩の稜線を進む。そんなに危険は感じないが、やはり3000mの稜線。展望と高度感はすごい、素晴らしいの一語に尽きる。そんな至福の時間を30分ほどで大汝峰到着。到着直ぐはガスってまったく展望なかったが、そこで休憩していたおじさんが笛を吹き始めたら、何故かガスが晴れてきて、最高峰から見る後立山連峰と黒部ダムの展望は圧巻でした。今までも山で会った方から「アルプスの展望はいいぞー」的な話はよく聞きましたが、その意味がようやく分かった気がします。これと花々を眺めながら天空の稜線を延々と歩いたら、そりゃハマリますよね。今まで東北ばかりでしたが、アルプスの良さも少しわかった気がします。アルプスに本格デビューしたい気もするけど、でも縦走する体力はないしなあ。ヘタレな私は少し悩んでしまいます。
 さて、一方、その笛おじさんのお蔭?で大展望を満喫しながら山頂でおやつタイムを過ごし、さて今後どうしようか?三山縦走しようかとも思ったが、真砂岳・別山方面はガスが厚く道も険しそう。コースタイム的には行けなくははないが、天候の崩れの恐れと万全でない体調を考慮して引き返すことに。ライチョウ坂下ってライチョウ見てみたかったなあと思いつつ下山開始する。帰り道はガスが多く雄山までは慎重に戻る。
ただ、問題はなく雄山まで戻り雄山は人が多かったのでスルーして、その先でお昼タイムにする。「この体調でメシ食えるかなあ」と思いつつ、意外と飯は食え、食後ぼーっとしていると、またガスが晴れてきて大展望が。今日は何故か休憩するとガスが晴れる。おかげで最高の眺めを堪能出来た。これも神様のご加護?でしょうか。
そんなこんなでお昼後一の越まで無事戻る。予定だと竜王岳・室堂山をめぐって室堂に戻ろうかと思ったが、一の越で休憩中に雨。すぐに止んだものの、竜王山方面には濃いガスが。またしても安全第一の私は天候と体調を言い訳に結局一番無難にピストンするコースに切り替えることに。うーん、我ながらヘタレですが、まあ山は逃げませんのでまたお天気の良い日に来ましょう。
でも後で確認するとそれが正解だったよう。私の下山中はガスが濃くなると降って、またすぐ止んでの繰り返しでしたが、だんだん間隔が短くなり、4時過ぎからは大雨だった様で、ここでも神様のご加護?だったのでしょうか。
ともあれ、無事に予定よりも1時間半も早く室堂に戻ってきてしまったので、時間つぶしにお池めぐりをしてみた。ただ、池の周りの花はもうほとんど終わっていて、一部には紅葉しかけた葉のある木々があるほどで、池は綺麗だが何だか少し物足りない感じ。個人的には会津駒の中門岳の方が綺麗だったなあと思う。何となく一周する。
 一周して室堂のターミナルに戻ってきて休んでいると最後にまたガスが晴れ、立山の峰々を改めて仰ぎ見た。やはり3000mの稜線は素晴らしかったが、私にはやっぱり2500以上は厳しいのかなと思わされた感もあり、悲喜こもごもといった感じの山行でした。でも、白山の山頂もまだだし、霊山という意味では御嶽とそして富士がまだある。うーん、まだまだ修行が必要ですね。

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