備忘録「剣岳の日」（平成29年9月9日)

2017年09月08日(金) ~ 2017年09月09日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.4km
• 登り: 2,290m
• 下り: 2,302m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:00

7:50 馬場島
11:50 早月小屋

2日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 1:20
• 合計: 9:30

4:20 早月小屋
7:00 7:40 剱岳
9:50 10:30 早月小屋
13:50 馬場島

コースタイム

天候

雨後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

いい言葉。

高度200メートルごとに設置

早月小屋に着いた頃は、雨も上がり、青空も見えてきた。

翌朝、ぞくぞくするシルエット

岩場の連続だが、それほど緊張させられるところはない。

別山尾根が見えてきた。

目指す剱岳山頂。まさに岩の殿堂

もう少し。

登ってきた早月尾根

賑わう剱岳頂上

順番待ちで一枚。

立山方面

槍ヶ岳も見える。
快晴の剣岳の日を満喫

白馬岳方面

毛勝三山と小窓尾根

八ツ峰

鹿島槍ヶ岳の端麗な姿にうっとり。

分岐点

下りの方が緊張する。

カニのハサミに近づく自分を撮影しようとしている方

その方に毛勝山の素晴らしさを教えていただいた。

早川小屋に戻ってきたが、これからが大変だった。

小屋から眺める小窓尾根

同じく毛勝山

物資搬入のためのヘリが近づき、一時退避。

次は、いよいよ日帰りピストンしかないか。試練。

感想

しのぶ

軽自動車で片道10時間（内4時間仮眠）かけて，ようやく馬場島登山口に到着。しかし，生憎の雨で，小雨になるまで出発を後らせた。小屋を予約していたので，（早月小屋は予約制で，休日はかなり前に予約で一杯になるので注意。）気は楽なはずなのだが，カッパを着て登ると思うとテンションが下がる。このコースは，日帰りピストンに挑む方も多いが，非力な自分には無理なので，早月小屋に一泊して，翌朝，山頂を目指す。早月小屋は，旅館のような畳の部屋だったので，ゆっくりとくつろぐことができ，同室の方とも山談義で盛り上った。
翌朝は，ヘルメットを着用し，暗いうちに出発。星空だったので，好天が期待できた。どんな岩場が現れるのか，期待と不安が募ったが，登ってみると別山尾根のようなスリル感には乏しく，行きはカニの横這いも気づかないで，通り過ぎてしまった。ただ，別山尾根が，順番待ちをするくらい混雑するのに比べ，登山者が少ないのは，とても魅力的である。また，山頂から登山口までの長大な早月尾根を眺めると，登りきったという爽快な気分になれるのもいい。頂上は，別山尾根から登ってきた登山者で一杯だったが，360度の大展望を楽しむことができた。剱岳には，過去に別山尾根から2回登ったことがあるが，ラッキーなことに，今日を含めて3回とも快晴に恵まれた。相性がいいのだろう。
しかし，この後の下りが長かった。一気に標高差2259メートルを駆け下るのだから仕方ないのだが，翌日，腿がパンパンになってしまい歩くのが辛かった。