尾瀬ヶ原、尾瀬沼、燧ケ岳
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- GPS
- 35:15
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 1,359m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
自宅3:00-5:35尾瀬戸倉5:45-(乗り合いタクシー)-6:10鳩待峠6:20-7:30山ノ鼻7:40-8:30牛首8:35-9:00見晴キャンプ場11:30-13:00沼尻13:05-14:00長蔵小屋14:30-16:30見晴キャンプ場
2日目
見晴キャンプ場6:50-9:50燧ケ岳10:15-12:30見晴キャンプ場14:10-
15:50山ノ鼻16:10ー17:25鳩待峠17:40-18:00尾瀬戸倉18:10-21:00自宅
天候 | 晴れ、曇り、雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
木道が整備されており危険な個所は無い。鳩待峠と山ノ鼻の間にある鐘はクマ避けの鐘であるがかえって恐怖心を煽る。 |
写真
感想
1日目
先週の台風6号が通り過ぎてから天気が不安定な状態だが思いきって尾瀬に
行くことにした。Okateinとは今年のメインイベントとなる。
尾瀬戸倉では人が集まり次第順番で乗り合いタクシーが出るので都合が良い。
鳩待峠はハイカーで賑わっている。親子連れと年配の方々が多い。
今回の荷物はテント一式と食事をやや豪勢にしたので自分が25kg、
Okateinが14kgだが、見晴まではフラットが多い所なので重い荷物でも十分行ける想定だ。靴はTahoo。Okateinは
慣れない重さで写真撮影などでたびたびふらついているのが今まで目にしない
光景で何か滑稽に見える。
木道の整備が行き届いているので不安は無い。ただ昨夜雨が降ったのか濡れているのでスリップは要注意だ。
木道の間から葉を大きく成長させた時期外れの水芭蕉が目に留まる。中には白い花を付けたものもある。
リバーシブルグリッパーを持参してきたがこれを使うには至らなかった。
天気も良くなり山ノ鼻から見晴までは木もなく湿原を一直線だ。前に燧ケ岳、後ろに至仏山で
湿原にはカッコウが鳴き、ニッコウキスゲが咲き、どっぷり自然の宝庫に満喫できて安らぎの世界だ。
荷物の重みが龍宮小屋を超えた頃から肩にズッシリ掛かる。見晴キャンプ場に頑張って到着した。
鳩待峠から約3時間弱で着いた。他のテント客は5張程で混んではいない。
場所は決められていないので空いている場所に自由にテントを張る。
テントをセットして早い昼食にした。スパゲッティと青の洞窟のミートソースに舌包みを打つ。
午後からは軽い荷物だけで尾瀬沼に向けて出発する。Okateinと色違いのミレーのバックパックが今回初登場だ。
途中まで木道が整備されているが白砂峠付近は木道は無い。荷物が軽いので異常に
ハイペースになる。
先ほどの湿原とは違った景色でまた趣きがある。木が多くなったせいだろうか。
沼尻を過ぎ長蔵小屋まで軽快に歩く。先週NHKで取り上げていたが大江湿原のニッコウキスゲが満開だ。
燧ケ岳は雲に覆われ始め天気が崩れそうだ。急いで見晴に引き返すが途中で降ってきた。林間学校と思われる中学校の生徒がキャーキャー言っている。
何かと思えば巨大なナメクジだ、引率の先生に尋ねると「ダイセンヤマナメクジ」とのこと15cm位で気持ちが悪い。
長蔵小屋から見晴キャンプ場まで2時間30分の予定が2時間で歩くことができた。
非常にハイピッチであったが夕食が暗がりでは困る。Okateinもよく頑張った。
夕食はカレーとコンビーフだ。また経験から荷物が軽量でも結構酔える焼酎を持参し水で割って飲む。非常に良い。
夜は雷雨となった。朝の4時頃まで降っており2日目に予定していた燧ケ岳の登頂は断念するか思案した。おかげでやや睡眠不足気味である。
2日目
6時前に懸念された雨が嘘のように上がり陽が差し込んだ。予定通り燧ケ岳に登ることにした。
朝日が雨に濡れた木々に射して美しい。しかし登山道はぬかるみが多く避けて歩く。
途中で尾瀬ヶ原や尾瀬沼が良く見える。ただ頂上の柴安瑤肪紊い燭箸は霧が掛かったのは残念だ。
東北地方の標高NO.1の登頂に成功した。「がんばれ東北、がんばろう日本」これを念じたかった。
見晴に着いた頃雷鳴が轟いた。ゆっくり昼食どころではなくなった。撤収を急がないと濡れたテントは重くてたいへんだ。
楽しみにしていた昼食のそばは木陰で立ちながら食べ、雷鳴が通り過ぎるのを待った。最終のバスは17時10分だ。
微妙な時間だ。14時に雷鳴が通り過ぎ陽が差し込んだ。急いで鳩待峠に戻る。
一直線の尾瀬ヶ原の湿原を競歩さながらの速度で闊歩する。牛首を過ぎた頃Okateinがグロッキ-寸前だ。ファイト・オー。荷物が重いがペースが速いためだ。
山ノ鼻で情報を仕入れ一般のタクシーが出てる事を確認して思いっきり休憩した。
山荘から湧き出る水が冷たくて最高にうまい。鳩待峠までは登りで無理せず休みながら登る。
また雷鳴が至仏山の裏の方に轟き始める。鳩待峠に着いたのは17時25分。タクシ-が一台停車しており間に合った。
尾瀬戸倉から車に乗り込み帰路に向けたが沼田ICの途中の国道120号の椎坂峠で
猛烈な雷雨と強風が吹き荒れ、前の車も立往生するほどであった。
沼田のベイシアで雨宿りしながら買い物したが今まで体験したことが無い程の雷雨で自然の恐怖を感じた。
この雨が降り続き魚沼地方に大打撃を与えることとなった。
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