記録ID: 1588905
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
住吉道の安否確認 <右岸線も探索>
2018年09月17日(月) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:33
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 466m
- 下り
- 277m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 4:35
9:00
25分
エクセル東BS
9:25
9:43
5分
五助堰堤(徒渉〜休憩)
9:48
4分
右岸線分岐(下流バリケード)
9:52
9:58
5分
道標埋没箇所(徒渉)
10:03
10:07
11分
中間バリケード(五助山分岐)
10:18
4分
住吉道・旧道標
10:22
10:36
1分
大平岩(休憩)
10:37
10:42
13分
西滝ヶ谷道の様子見
10:55
11:13
18分
上流バリケード跡(住吉河原・左岸へ徒渉)
11:31
11:38
13分
左岸線休憩ポイント
11:51
8分
雨ヶ峠分岐
11:59
12:18
4分
雨ヶ峠(昼食休憩)
12:22
20分
三角点「雨ヶ峠」
12:42
2分
東お多福山頂
12:44
12:53
35分
「展望テラス」
13:28
7分
東お多福山登山口
13:35
東お多福山登山口BS
登高合計(エクセル東〜雨ヶ峠〜東お多福山頂)
203min 3時間23分 純歩行 131min 2時間11分
下山合計(東お多福山頂〜同 登山口バス停)
53min 純歩行 44min
行動総計 256min 4時間16分 純歩行総計 175min 2時間55分
山行総計 275min 4時間35分
203min 3時間23分 純歩行 131min 2時間11分
下山合計(東お多福山頂〜同 登山口バス停)
53min 純歩行 44min
行動総計 256min 4時間16分 純歩行総計 175min 2時間55分
山行総計 275min 4時間35分
天候 | 終日曇 13:00頃から時々小雨 山上気温27〜29℃ 気温以上に多湿が堪えましたが、時折の風に救われました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
住吉台くるくるバス(みなと観光KK)JR住吉駅〜エクセル東(終点 \210) 復路:阪急バス 東お多福山登山口BS〜JR芦屋(南口 \330) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○エクセル東BS〜五助堰堤 遊歩道の入口、右路側に小崩落(道幅あり危険なし)があったほか 五助堰堤まで台風・豪雨の影響はほとんどなし。 堰堤を巻いてダム上、最初の木道は無事だったが、 続いて本流の架橋が完全に流されており、濡れずに渉るのは不可能。 上〜下流を見回ったが、今日は雨後の増水もあり、 踏石で徒渉できそうな地点は見当たらず。 >しゃあないなァ・・と云うわけで、先行ハイカーに倣い >裸足になって、ズボンを捲り上げて徒渉しました。 >幅は数メートルながら結構深さがあり、 >靴を脱がずに渉るのはまず無理だと思います。 徒渉後、少し上流の水場(飲用可)で小休止。 ★★18.10.15追記★★ 木橋は10.13時点で既に修復され、以前通り徒渉出来る旨確認しました。 ○旧・右岸線の最下部から大平岩まで探索 石畳の本道を辿り、植林帯の左側に(旧・右岸線)下流側バリケード。 本道を左折してこれを突破し、長らく歩いていなかった右岸線の最下部へ。 住吉本谷に向かって下る丸太階段は以前のままだが、 他レコで拝見していた通り、その先の風景が一変していた。 かつては数メートルを踏石で渡るだけだった流れが 大量の土砂に埋め尽くされ、川幅は30m弱まで拡がっている。 次いで流れの中にチョコンと頭だけ出している道標を発見。 かつての(藪の中に立っていた)高さから推測すると 土砂の堆積はざっと1m50cm程度か? >さらに以前、右岸へ徒渉した先に立っていた >「住吉道」の大道標を捜しましたが >これはもう、キレイサッパリ跡形もありません。 >但し、視点を変えると、この大量の土砂を >上下二つのダムで完璧に食い止めていたわけで、 >下流の住人としては何より「感謝」の一語です。 当然ながら以前の道筋は消えているので、しばらく本流の右岸を 忠実に辿って遡ると、やがて藪の中にかつての道筋が現れ、 すぐに中間バリケード(コレは無事だった)に行き当たる。 ここからはあちこち埋まったり崩れたりしているものの、 以前の道筋が明瞭に生き残っていた。 >他、この中間バリケードから五助山への登路が分岐していますが >(道標にも表示あり)古い丸太階段を数段上ったあたりから >完全にヤブに覆われ、先が全く見通せない状態で >少なくとも「コレを登って行こう」という気にはならない感じ。 >従って自分の知る限り、いま「五助山の登路」と云えるルートは >五助堰堤上の分岐から小沢に沿って登り、 >例のナイフリッジを迂回して尾根に取り付く >ヤブ道一本だけになっていると思われます。 中間バリケードから先、すこし幅のある徒渉点も以前の通り。 ここに立つ道標も生き残っており、迷うことなく右岸に沿って進むと 眼前に巨大なテーブル状の大平岩が現れる。 >ここから左岸線へ徒渉出来る、例の丸太橋は流されていましたが >代わりに(一抱えもありそうな)大きな岩が投げ込まれていて >コレを伝って脚を運べば、濡れずに徒渉できると思います。 ○右岸線を住吉川原まで 大平岩から先は何度も歩いている右岸線。 >ついでに小さな懸崖を登った箇所にある、西滝ヶ谷〜水晶谷方面 >(西お多福山への近道でもある)分岐から少し先まで探査してみましたが >どうやら台風豪雨の影響はない模様。 上流側のバリケードは既にぶっ壊されて姿形はないが ようやく住吉川原に到着、ここで大休止したあと左岸線へ徒渉。 ○左岸線〜雨ヶ峠分岐〜雨ヶ峠 心配していた崩落や新たな危険箇所なし。 左岸線はほぼ従来通りの快適歩行。 一気に高度を稼ぐ、例の急登箇所は丸太階段が崩れて 歩きにくくはなっているが、特段の困難はなく、 周囲の下刈り・間伐で景色が良くなっていたのが印象的。 雨ヶ峠分岐からの登りも、途中ヤブっぽい場所はあるが ここも問題なく通過、ほどなく「六甲銀座ハイカー」で賑わう 雨ヶ峠に到着、昼食休憩。 ○雨ヶ峠〜東お多福山頂〜「展望テラス」 あちこち手強い笹藪が繁茂し、またぞろ展望が悪くなってはいるが 秋らしくススキの穂も出始め、魅力的な「緑の稜線」は健在。 疲れた脚に堪える丸太階段を4セットこなして山頂に到着。 >新設の山頂標識はキレイで読みやすく、良い出来ですが >惜しむらくは標高を書いて欲しかった・・。 バス停方向に登山道を数分下った先の、明瞭な分岐を右折し その先に拡がる「展望テラス」で小休止、南へ180度の景観を楽しむ。 ○展望テラス〜東お多福山登山口BS 下山し始めてすぐ、雨水で深くエグれた「粘土質トレンチ」になる。 歩きにくいうえに滑りやすく、とくに下りは少し神経を使う。 2/3ほど下った地点で「倒木のため迂回して下さい」表示と分岐があるが 方向指示がないので、どっちが迂回路なのか、肝心の進路が判りにくい。 >結局は(下りで)右方向が正解でした。 さらに下って別荘地の家並みが間近に見えてくるが、ここからが結構長い。 滑りやすい斜面に注意しながら、砂防堰堤の真横にさしかかり 堰堤上を徒渉したところが登山口(終点)。 ここから舗装路を10分程度下ると(阪急バス)東お多福山登山口BS。 |
その他周辺情報 | 五助堰堤の木道(架橋)は過去何回も流され、その都度、比較的早く 修復されていますが、今回も同様かどうかはもちろん不確定要素です。 橋がなければ、裸足にならないとまず渡れませんので、 今後しばらく出発前に他レコほかweb等で状況確認をお勧め致します。 **** ★18.10.15追記★ 木橋は10.13時点で既に修復され、以前通り徒渉出来る旨確認しました。 |
写真
装備
個人装備 |
化繊SSカットソー(キャプリーンLW)
化繊SS山シャツ
七分丈パンツ
防水ソックス
トレランシューズ(ローカット)
防暑帽
サングラス
シングルステッキ(セルフィスティック兼用)
うちわ
|
---|---|
備考 | トレラン用シューズは防水性がなく、さらに小さな徒渉が多いルートのため 用心のため履いた防水ソックスが有効でした。 多湿の登山道 小休止にうちわは必携です |
感想
地震・台風・豪雨・台風の天災4連発・・
まずは私的メインルート、住吉道の安否確認。
予感的中、五助の木道で裸足徒渉の洗礼を喰らい、
のっけから先行き不安にはなりましたが、あとはほぼほぼ問題なし。
いつも大平岩で右岸に渉っていたため、長らく歩いていなかった
なつかしい右岸線の最下部を8年ぶりに探索。
想像以上に凄かったのは堆積土砂の量、ヤブごとまとめてゴッソリと
埋まってるのにはビックリ。
そんななか、ひっそり生き残っていた数々の道標に再会できて
ちょっとほっこりした気分になりました。
元来は左岸線〜右岸線で住吉道を往復する計画でしたが
湿気と暑さでエスケープと相成り、それだけは残念。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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notungさん、こんばんは
住吉道のパトロール、おつかれ様でした。
各地で大被害が出た地震、台風、豪雨の影響は住吉川にもだいぶダメージを与えたようですね。
豪雨の度に橋が流され、沢の形状が変化し、道も崩壊し変化する。
自然には定常というものがないものだと改めて知らされる思いです。
そんな中でも、六甲に登り始めた頃と一番変わってしまったなぁと思うものは東おたふく山ですね。
昔はあたり一面ススキ原で、何者にも邪魔されず最高峰や阪神間も拝むことが出来ました。
山頂の標識はこのレコの初代とも違い、今も住吉川に残ってる古い道標みたいに太く立派なものでした。
あちゃー、歳がばれたかな
Ham0501さん、こんばんは。
事情あり(ポンコツPC関係です・・)せっかく早々のご来訪に
なかなか返信できず、相済みませんでした。
既に右岸線末端部が以前の土石流で埋まっていたのは
皆様のレコで知っていたのですが、目の当たりにするとやっぱり凄いですね
住吉川はかつて凄まじい程の暴れ川でしたが、その片鱗を見た思いと
五助堰堤のありがたみを痛感した次第です。
貴レコを拝読したところ、同じ暴れ川の生田川も
更にエラいことになっている模様ですね・・・
架橋が流れた程度なら良しとしなければイケナイのでしょうか。
>自然には定常というものがない
まったく同感です。
東お多福の山頂標識について、ご教示ありがとうございました。
当レコの初代は「私が知る限りの」でして、キャプション訂正しますね。
>歳がばれたかな
・・・こちらもあちこちでボロ出してます。お互い様ですヨ(苦笑)
涼しくなってたくさん歩ける季節到来、
また愉しいレコご更新を楽しみにしております
ご無沙汰しております。
住吉道の確認、お疲れ様でした。
やはり五助池下の木橋は流されたままなのですね。
今はまだ素足で渡渉できますが、
季節が進むときつくなりますね。
木橋だけは、なんとか復旧して欲しいですね。
右岸道の頭だけ出てる道標、
私が2016/05/21に訪問した時は、
もう少し顔を出してる状態でした。
どんどん埋まっているですが、
歩ける状態なのは幸いです。
有益な情報ありがとうございました。
私の方は最近は短めの山行が多くなっています。
明日も、ハーブ園周辺を探索して、
世継山に登るイベントに参加する予定です。
Tokiwaさん、こちらこそご無沙汰致しております。
返信が遅れ、相済みませんでした。
五助の木橋、過去の経緯から寒くなるまでには・・などと楽観していますが
なければどうにも渉れない場所なので気が揉めますね。
早期の復旧を祈るばかりです。
右岸線についてTokiwaさんの 16年のレポは勿論拝見しておりましたが
それ以前に「なぜ右岸線が通行止め?」を探索されたレポが懐かしいです。
六甲ハイクを再開し始めた2010年頃、それに触発されて右岸線を随分歩きました。
8年前と言えば、あらためて結構な月日が流れた感が強く
今回、例の道標に再会して、いろいろ感慨深いものがありました。
>短めの山行
小生もその傾向が強いです(理由はもちろん違うと思いますが・・?)
体力的な問題はモチロンですが(こりゃ加齢ではなく不摂生です)
幾度も歩いた道でも、最近なにやら景色が違って見えるような気がして
楽しくて仕方がない ・・というか、
そのぶん未経験ルート探索の欲求が後退気味というか
・・あ、やっぱりこれも歳なんでしょうかネ
世継山のレポ、これから拝読に伺います。
今後とも知的欲求を深めて戴ける、深掘りレポを楽しみに致しております。
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