家族で立山（室堂から雄山・大汝山をピストン）

2015年08月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 6.0km
• 登り: 650m
• 下り: 646m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:28

8:18 スタート地点
9:26 9:41 一の越山荘
11:36 11:49 雄山
12:22 12:34 立山
12:34 12:34 大汝休憩所
13:24 13:25 立山
13:43 13:44 雄山
14:56 14:56 一の越山荘
15:46 ゴール地点

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

駅や公衆トイレに一番近い立山駅前無料駐車場第一駐車場は、深夜0時にはほぼ満車でした。
5時にチケット売り場に並んだ我々が乗れたケーブルカーは6時30分の便でした。6時発の始発に乗りたければ、もっと朝早くから並ぶ必要がありそうです。

コース状況／危険箇所等

よく整備されているので危険箇所はありません。一ノ越から雄山までは浮石が多いガレ場なので、落石を起こさないようにゆっくり登りましょう。一回、石が崩れて怒られました。

その他周辺情報

前日夜は開店寿司「祭ばやし大泉店」へ。日本海で獲れたての刺身は最高！
温泉は、前日も当日の下山後も、立山IC近くの日帰り温泉「湯めごこち」へ。下山の夕食もこちらでいただきました。

写真

8/14 16:05

今回はパンダ4x4にルーフテントを載せて、駐車場で車中泊しました。初めてのルーフテント泊の寝心地は快適！…だったそうな。テントで寝たのは子供2人なので、大人2人は車内シートで寝ました。自分も早くこのテントで寝てみたい。

8/15 5:14

いくつかある立山駅前無料駐車場のうち、駅や公衆トイレに一番近い第一駐車場は、深夜0時にはほぼ満車でした。チケット売り場も朝5時でこの行列です。

8/15 6:38

まずは立山駅から美女平までケーブルカーで移動。その間わずか7分！6時始発ですが、我々は6時30分発に乗ることができました。

8/15 6:46

美女平から室堂までは約1時間高原バスでの移動です。さすがお盆休みということもあって、臨時バスが大量に増発されてました。

8/15 7:34

ゴールデンウィーク頃なら十数メートルの高さになる有名な雪の壁。今はせいぜい2〜3メートルぐらい？

8/15 8:00

室堂ターミナルに到着。まずは立山玉殿の湧水で水を汲みます。すごく美味しいです！高原バスは荷物が10kgを超えると超過料金をとられるので、ぎりぎりだった自分はここで補充で正解でした。

8/15 8:09

とりあえず立山をバックに記念撮影。

8/15 8:19

一ノ越までは整備された遊歩道を歩きます。軽装の人もいっぱいいました。

8/15 8:23

前日の夕方、富山市でもパラパラ雨が降ったりしてたので、晴れてくれて本当に良かった。

8/15 8:33

今回はストックの使いどころが難しい…。前半は遊歩道だし、後半はよじ登り系の岩山だし。

8/15 8:33

目指すピークが最初から見えているので、なんとなくあっという間に頂上についてしまうような錯覚に陥ります。もちろんそんなに甘いわけはなく…。

8/15 8:49

8月中旬でもところどころに雪渓が残ってます。アイゼン等は不要ですが、気をつけないとツルッと滑ります。

8/15 8:52

振り返ると雷鳥沢キャンプ場にカラフルなテントがいっぱい見えました。いつかテント泊もしてみたいなぁ。

8/15 8:52

富士ノ折立の先にある真砂岳と別山です。この向こうに剱岳があるはずですが、見えませんね。

8/15 9:01

地獄谷から煙があがってます。室堂へも硫黄の臭いは届いてました。ここ数年、地獄谷前のルートは通行禁止です。

8/15 9:10

祓堂まで来ました。立山信仰では下界と神界の境界です。

8/15 9:23

さすがお盆休み。登山客でいっぱいです。

8/15 9:28

一ノ越まで来ました。ここからは険しい岩場登りです。

8/15 9:29

一ノ越から南西の景色です。龍王岳がかっこいい。

8/15 10:09

雄山に向けて登っていきます。ルートがしっかり決められてないので、安定した足場を探しながらなので気を使います。

8/15 10:12

祠がありました。二ノ越です。

8/15 10:12

たぶん烏帽子岳とか野口五郎岳とかの方向です。よく分かりませんが…。

8/15 10:12

こんなに険しい！わけではなく、この写真は斜めに撮ってます(^_^;)。

8/15 10:19

ずいぶん登ってきました。一の越山荘が小さく見えます。距離にしたらたいしたことないんですが…。

8/15 10:33

実際の傾斜はこんな感じ。

8/15 10:40

三ノ越まで来ました。ここはちょっとした広場になっていて、大勢の人が休んでいました。

8/15 10:40

もう雄山はすぐそこ！といっても結構頑張らないと着きません。

8/15 10:53

岩場でカッコつける長男（笑）。

8/15 11:11

主峰の雄山まで来ました！あの鳥居から登って祠で祈祷してもらうためには1人500円（中学生以下200円）を払います。一応あそこが一番高いところですし、せっかくなので祈祷してもらうことに。

8/15 11:42

10分ほどで祈祷は終了。大人はお神酒をいただきます。

8/15 11:50

頂戴したお札をザックにつけて、最高峰の大汝山を目指します。標高3,000mを超えてるので、ちょっと息苦しい。妻と次男は軽い頭痛もあったようです。

8/15 12:21

20分ほどで大汝山山頂に到着。

8/15 12:24

黒部ダムがきれいにみえます。奥にあるのは赤沢岳や針ノ木岳。

8/15 12:29

記念写真を撮っていただきました。

8/15 12:34

すぐ下の大汝山休憩所でトイレ休憩（100円）および昼食！

8/15 12:52

お米は使いきってしまったということで「大汝定食」や「やっぱりカレー」は諦め、今回は全員「大汝山うどん」を注文。具だくさん（餅入り！）の腰があるうどん（氷見うどん？）で元気回復です。

8/15 13:15

どの山小屋も予約でいっぱいなので、最終17:40のバスに乗り遅れたら大変です。周回コースはあきらめて元の道を戻ることにしました。

8/15 13:24

登りはヒーヒー言っていた次男も下りは元気。

8/15 13:46

雄山まで戻ってきました。ここでも記念撮影。

8/15 14:00

上って来る人、下る人、とにかく人でいっぱいです。落石させないように気をつけないと…。

8/15 14:14

中央奥にちょっとだけ槍ヶ岳っぽいのが見えますね。たぶん槍であってると思います。

8/15 14:45

もう一の越山荘はすぐそこです。

8/15 15:07

あとは高山植物を見ながら室堂へ戻るだけ。時間も余裕があるので安心です。

8/15 15:37

みんな頑張ったね。いい家族登山になりました。

撮影機器：

LUMIX DMC-GX1 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック

共同装備

非常食 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ツェルト カメラ

感想

きたになおき

15日土曜日、日本三霊山の立山に登ってきました（日本三霊山は富士山・白山・立山）。
当初は室堂を出発して、主峰の「雄山（おやま）」最高峰の「大汝山（おおなんじやま）」もう一つのピーク「富士ノ折立（ふじのおりたて）」を縦走、そのまま大走りを下りて雷鳥沢、みくりが池、室堂と周回するコースを計画していたのですが、浮石だらけのガレた急登は想像以上に登りにくかったことと、天城山以来2ヶ月ぶりの登山だったせいか次男が登りでバテバテだったため、思ったようなペースで進むことができず、大汝山から折り返すルートとなりました。でも主峰雄山では神主様に祈祷していただけたし、最高峰大汝山直下の休憩所ではもち入りのうどんが食べれたし、ずっと18度以下という涼しい風が吹くなか素晴らしい景色を見ることができてハッピーでした。
今年は長男が高校受験なのでしばらく家族登山はお休みです。来年以降もどこかへ行けるといいな。